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アブクマのウォーカーズ
7 紫色の超巨大トレント 1
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マッピングをしながら進むこと四日目。
俺たちはとうとう、未開放の階層渡りの扉がある空洞を発見した。
だが、強行軍に次ぐ強行軍だったためか、女性陣には暫くの休養が必要そうだ。
途中で見つけた安全地帯まで戻り、半日ほど休むことにした。
そこで、一応、念の為に「先に一人で挑戦してみてもいいか」と聞いてみたのだが、結果は「ダメに決まってる」という返事だった。
「それはダメに決まってるわよ。あなた死にたいの?」
「ブンちゃん違う」
「え?」
「うん。私が言った「ダメ」もそういう「ダメ」じゃないんだよね。たぶんマヨイちゃんと同じ」
「え?」
「コイルはたぶん、一人でトレントを倒せちゃうから……だから一人で行かせられないんだよ」
「……冗談でしょう? 冗談よね?」
俺の顔と、ヌーコ、マヨイの顔をキョロキョロと二度三度と見るソウブンゼに、俺は特に答えることはなかった。
だって、見たこともないのに倒せるかどうかなんて分からなかったから。
「じゃあ、1番気を付けなきゃならないのは、盾さえも切断するって言う枝ってことで」
「見切り禁止」
「分かってるって。最初は大き目に回避するよ」
「腕とかでわざと受けてみるのもなしだよ?」
「……分かってるって」
「「今の間は!?」」
「いや、分かってるって。威力を見極めるのが先だから」
(絶対分かってないね)
(うん)
難しい顔つきで、でもどこか呆れた顔で頷き合うマヨイとヌーコを見て、ソウブンゼは更に呆れた顔をする。
私から見れば、コイルだけじゃなくて、あなたたち二人の緊張感のなさも心配だわ。
肩の力が抜けてる、と言えば見栄えは良いのかもしれないけど……神剣が再挑戦を諦めた相手と戦うって時に……まったく頼もしい限りだわ。
ソウブンゼは25階層での巨大トレントとの戦いを思い出して、少しだけ身震いした。
三人にも話したことだが、攻撃の手数、威力もさることながら、その耐久力、生命力もずば抜けていてとにかく時間がかかるのだ。
おそらく、自動回復の力もあるだろう。
だが、コイルの持久力や防御力が、それを超えている可能性が高いことも理解している。
コイルが崩れる可能性があるとすれば、私たち……いや、マヨイかヌーコが致命的なダメージを受けて、コイルの気が逸れてしまった時だろう。
だから、私たちは最初は後方でトレントの攻撃に慣れるところから始める。
コイルだけが前に出て、葉っぱカッターに耐えられるかどうか、葉っぱの攻撃を受けながら枝や根、煙玉を避けられるかどうか、それを確認してもらう。
つまり、結局はコイルにおんぶに抱っこしてもらうことになるのだが、それでもいざという時には私たちがコイルを救出できるかも知れないのだから、私たちが一緒に戦いに参加する意味はあると思っている。
コイルと、そしてソウブンゼの考えた作戦は、奇しくも神剣のヒグティが行った作戦と同じような内容になっていた。
複数の前衛で攻撃を分散させるのではなく、能力の高い一人が前に出て、残りは後方支援に徹するというものだ。
勿論、違いはある。
こちらには後衛を守る盾士はいないし、《ウインドシールド》が使える者もいない。
ただ、その代わりに、後衛の三人が三人とも、敵の攻撃を避けられるだけの敏捷性を持っていて、なおかつ、そのうちの二人は遠距離攻撃が得意なのだ。
同じ作戦のようでいて、違う戦いが始まったのである。
怨嗟の声が空洞内に響き渡り、数え切れないほどの悲壮な顔から煙が吐き出される。
コイルは《ファイアウォール》を自身とトレントの周囲に展開し、葉っぱカッターを燃やして近付けないようにしながら戦っていた。
トレントの幹周りは20メートル以上あるため、それを完全に取り囲むことはできていないのだが。
とりあえず、葉っぱについては横からの攻撃と足元への攻撃が防げている状況だ。
また、トレントが葉っぱカッターを出す手順的に、真上から降らせるのは難しいらしく、つまり、葉っぱはほぼほぼ無視できていた。
その分、炎の壁を断ち切るように振るわれる枝の鞭や、足元からの根の槍、そして吐き出される粘着質な煙玉を、自らが創り出した狭い炎の闘技場で回避する必要があった。
だが、かなりの密度の攻撃ではあるのだが、枝はメイスで叩き落とし破裂させ、根は踏み付け蹴飛ばしていた。
いくつかの煙玉は体に付着していたが、すぐに《浄化》の効果で消し去ることが出来ていた。
実は、後方支援組の方が、葉っぱカッターの対応に苦戦していた。
コイルが枝の鞭を躱しざまにメイスで叩き落としてからは、マヨイも刀を壁際に置いて、ウエストポーチからメイスを取り出して同じように応戦していた。
ヌーコはマヨイよりも更に後ろ、トレントの攻撃がほぼ届かない壁際から小さなクロスボウで魔法の矢を放っていた。
狙いは幹にある顔だ。
あとは時々大き目の葉っぱが飛んでくるので、それを確実に回避していた。
少しでも前に出ると枝の鞭が届いてしまうので、その点だけ注意して立ち回っている。
二度ほど腹に鞭の攻撃を受けてしまい、腹が少し斬られてしまっていたが、それは回復石の効果で治せていた。
ソウブンゼは壁際をぐるっと走り、トレントの背後を取ってみたり、安全地帯がないか探してみたが、この紫色の巨大な樹の化け物には、幹に360度顔が張り付いており、死角など無いのだということを理解し、それを仲間に伝えていた。
彼女自身、コイルの立ち回りを見て、自分も少しは前に出て撹乱の手伝いくらいはできるんじゃないかと考えた口だ。
だが、マヨイがいるのと同じくらいの位置まで進んでみて、その考えは浅はかだったのだと理解した。
マヨイもまた、コイルに負けず劣らずの化け物だったのだ。
コイルから貰った貴重な回復石の効果が発動しても、枝の鞭によって切り離されてしまった自分の左足がくっつけられないのを見て、ソウブンゼは、最後は頼もしい仲間の姿を目に焼き付けて逝こうと決めたのだった。
俺たちはとうとう、未開放の階層渡りの扉がある空洞を発見した。
だが、強行軍に次ぐ強行軍だったためか、女性陣には暫くの休養が必要そうだ。
途中で見つけた安全地帯まで戻り、半日ほど休むことにした。
そこで、一応、念の為に「先に一人で挑戦してみてもいいか」と聞いてみたのだが、結果は「ダメに決まってる」という返事だった。
「それはダメに決まってるわよ。あなた死にたいの?」
「ブンちゃん違う」
「え?」
「うん。私が言った「ダメ」もそういう「ダメ」じゃないんだよね。たぶんマヨイちゃんと同じ」
「え?」
「コイルはたぶん、一人でトレントを倒せちゃうから……だから一人で行かせられないんだよ」
「……冗談でしょう? 冗談よね?」
俺の顔と、ヌーコ、マヨイの顔をキョロキョロと二度三度と見るソウブンゼに、俺は特に答えることはなかった。
だって、見たこともないのに倒せるかどうかなんて分からなかったから。
「じゃあ、1番気を付けなきゃならないのは、盾さえも切断するって言う枝ってことで」
「見切り禁止」
「分かってるって。最初は大き目に回避するよ」
「腕とかでわざと受けてみるのもなしだよ?」
「……分かってるって」
「「今の間は!?」」
「いや、分かってるって。威力を見極めるのが先だから」
(絶対分かってないね)
(うん)
難しい顔つきで、でもどこか呆れた顔で頷き合うマヨイとヌーコを見て、ソウブンゼは更に呆れた顔をする。
私から見れば、コイルだけじゃなくて、あなたたち二人の緊張感のなさも心配だわ。
肩の力が抜けてる、と言えば見栄えは良いのかもしれないけど……神剣が再挑戦を諦めた相手と戦うって時に……まったく頼もしい限りだわ。
ソウブンゼは25階層での巨大トレントとの戦いを思い出して、少しだけ身震いした。
三人にも話したことだが、攻撃の手数、威力もさることながら、その耐久力、生命力もずば抜けていてとにかく時間がかかるのだ。
おそらく、自動回復の力もあるだろう。
だが、コイルの持久力や防御力が、それを超えている可能性が高いことも理解している。
コイルが崩れる可能性があるとすれば、私たち……いや、マヨイかヌーコが致命的なダメージを受けて、コイルの気が逸れてしまった時だろう。
だから、私たちは最初は後方でトレントの攻撃に慣れるところから始める。
コイルだけが前に出て、葉っぱカッターに耐えられるかどうか、葉っぱの攻撃を受けながら枝や根、煙玉を避けられるかどうか、それを確認してもらう。
つまり、結局はコイルにおんぶに抱っこしてもらうことになるのだが、それでもいざという時には私たちがコイルを救出できるかも知れないのだから、私たちが一緒に戦いに参加する意味はあると思っている。
コイルと、そしてソウブンゼの考えた作戦は、奇しくも神剣のヒグティが行った作戦と同じような内容になっていた。
複数の前衛で攻撃を分散させるのではなく、能力の高い一人が前に出て、残りは後方支援に徹するというものだ。
勿論、違いはある。
こちらには後衛を守る盾士はいないし、《ウインドシールド》が使える者もいない。
ただ、その代わりに、後衛の三人が三人とも、敵の攻撃を避けられるだけの敏捷性を持っていて、なおかつ、そのうちの二人は遠距離攻撃が得意なのだ。
同じ作戦のようでいて、違う戦いが始まったのである。
怨嗟の声が空洞内に響き渡り、数え切れないほどの悲壮な顔から煙が吐き出される。
コイルは《ファイアウォール》を自身とトレントの周囲に展開し、葉っぱカッターを燃やして近付けないようにしながら戦っていた。
トレントの幹周りは20メートル以上あるため、それを完全に取り囲むことはできていないのだが。
とりあえず、葉っぱについては横からの攻撃と足元への攻撃が防げている状況だ。
また、トレントが葉っぱカッターを出す手順的に、真上から降らせるのは難しいらしく、つまり、葉っぱはほぼほぼ無視できていた。
その分、炎の壁を断ち切るように振るわれる枝の鞭や、足元からの根の槍、そして吐き出される粘着質な煙玉を、自らが創り出した狭い炎の闘技場で回避する必要があった。
だが、かなりの密度の攻撃ではあるのだが、枝はメイスで叩き落とし破裂させ、根は踏み付け蹴飛ばしていた。
いくつかの煙玉は体に付着していたが、すぐに《浄化》の効果で消し去ることが出来ていた。
実は、後方支援組の方が、葉っぱカッターの対応に苦戦していた。
コイルが枝の鞭を躱しざまにメイスで叩き落としてからは、マヨイも刀を壁際に置いて、ウエストポーチからメイスを取り出して同じように応戦していた。
ヌーコはマヨイよりも更に後ろ、トレントの攻撃がほぼ届かない壁際から小さなクロスボウで魔法の矢を放っていた。
狙いは幹にある顔だ。
あとは時々大き目の葉っぱが飛んでくるので、それを確実に回避していた。
少しでも前に出ると枝の鞭が届いてしまうので、その点だけ注意して立ち回っている。
二度ほど腹に鞭の攻撃を受けてしまい、腹が少し斬られてしまっていたが、それは回復石の効果で治せていた。
ソウブンゼは壁際をぐるっと走り、トレントの背後を取ってみたり、安全地帯がないか探してみたが、この紫色の巨大な樹の化け物には、幹に360度顔が張り付いており、死角など無いのだということを理解し、それを仲間に伝えていた。
彼女自身、コイルの立ち回りを見て、自分も少しは前に出て撹乱の手伝いくらいはできるんじゃないかと考えた口だ。
だが、マヨイがいるのと同じくらいの位置まで進んでみて、その考えは浅はかだったのだと理解した。
マヨイもまた、コイルに負けず劣らずの化け物だったのだ。
コイルから貰った貴重な回復石の効果が発動しても、枝の鞭によって切り離されてしまった自分の左足がくっつけられないのを見て、ソウブンゼは、最後は頼もしい仲間の姿を目に焼き付けて逝こうと決めたのだった。
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