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君が僕の精剣を抜いてくれなきゃ、僕はこの世界にいる意味がないんだ。
だからお願いだよ……僕を選んでよ。
そうじゃないと 僕は……
―――君を殺してしまうかもしれない。
「はぁっ!?」
目が覚めると同時に、飛び起きた。
心臓の鼓動がうるさいくらい鳴っている。
額には汗が流れていて、背中もぐっしょりと濡れていた。
まるで全力疾走したみたいだ。
いや、夢の中の俺は実際に走っていたのか? でも
息切れしていないし、服だって寝巻きのままだ。
そもそもなんなんだあの夢は……。
俺が聖女を殺すって……そんなことあるわけないじゃないか! いくら聖女が嫌いだからといって、殺すなんてありえない! それに聖女が俺を選んだらどうなるんだよ。
だからお願いだよ……僕を選んでよ。
そうじゃないと 僕は……
―――君を殺してしまうかもしれない。
「はぁっ!?」
目が覚めると同時に、飛び起きた。
心臓の鼓動がうるさいくらい鳴っている。
額には汗が流れていて、背中もぐっしょりと濡れていた。
まるで全力疾走したみたいだ。
いや、夢の中の俺は実際に走っていたのか? でも
息切れしていないし、服だって寝巻きのままだ。
そもそもなんなんだあの夢は……。
俺が聖女を殺すって……そんなことあるわけないじゃないか! いくら聖女が嫌いだからといって、殺すなんてありえない! それに聖女が俺を選んだらどうなるんだよ。
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