聖剣の罪と罰ー変わった世界の果てにー

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セイヤは異世界に転生して、勇者として冒険をしていた。

彼は、数多くの仲間とともに魔王と戦い、世界を救おうとしていた。

「くっ！まさかこんなに強いなんて……！」
「諦めるな！俺たちなら勝てるはずだ！！」
「みんな……」
彼の目の前には強大な敵が立ちふさがっていた。
その力はあまりに強大で、絶望的だ。
それでも彼は剣を構えた。
最後の最後まで戦うつもりなのだ。

「俺は負けない！！絶対にお前を倒してみせる！！！」

そう言って、彼は敵に斬りかかっていった。
「チャンスをやろう出直して来い」
「そんな……嘘だろ？」
しかし、無慈悲にもその攻撃は彼の剣ごと始まりの村まで弾き返されたのであった。
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「あぁ～もう無理！！！」
そう叫びながら僕は机の上に突っ伏した。
負けた悔しさに当たり散らす日々に仲間たちが慰めの言葉をかけてくる。
「またですか？」
「うるさいな～仕方がないじゃんか～」
「まあまあ、落ち着いてくださいよ。元気出してください」
この子は僕のパーティーメンバーの一人であるハスだ。
とても頼りになる子なんだけれど、ちょっと天然で胸を押し付けてくる可愛い子なんだ。ちなみに彼女の武器は棍棒だ。
「次は頑張りましょうね♪」
「そうだな。でもどうせ無理だろうけど」
「大丈夫ですよきっと」
彼女は僕を励ましてくれる。
本当に優しい女の子だよ君は。
だけどごめんよ。
君とはまだ結婚出来ないんだ、奴を倒すまでは。
そう言って僕らは癒えるまで下らない会話をしながら過ごした。
「今日こそ倒してやるぞ！！」
そして気合いを入れたという時に、彼は仲間に裏切られてしまった。

大切な彼女を寝取られ、彼女の恍惚した表情を見せられ精神的に追い込まれた。

その状態で彼は聖剣を手にしてしまい、その聖剣が魔剣へと変わってしまった。


その瞬間から世界が崩壊し始めた。

彼は狂気にとりつかれ、世界の半分の人間を滅ぼしてしまった。

だが、その後、過ちに気付き、世界を救う為に
彼はその魔王を倒しに行くのだ、魔王を倒す事によって救われたのだった。