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記憶

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俺には今、付き合っている彼女がいる。

とても可愛らしい子だ。

そんな彼女だが、俺の家に泊まりに来た時、とんでもない事が起きたのだ……。

それは夜中の3時頃の事だった。

俺はふと目が覚めたのだが、隣には伯母さんが裸で寝てるし、兄が穴にバイブを入れられて悶えてるし、妹は何故か縄跳びしてるし、姉は全裸で踊ってたし、父さんは母さんの乳首吸ってたし。
家族全員が変態すぎて怖いです。

そして、一番恐ろしいのは俺の隣にいる彼女なのだが、この子は普通じゃない。
何故なら彼女は、俺のパンツを頭から被りながらハァハァ言ってるからだ。
しかも顔中俺のアレまみれだし。

こんな異常な光景を見た俺は、彼女の腹を殴った。
「ぐえっ」という声と共に倒れた彼女は、「いててて……酷いわね」と言いながら起き上がった。
そして、パンツを脱いで俺に言った。
「ねえ、私と結婚しましょう?」
「絶対イヤだ」
「どうして?私の事が嫌いなの?」
「俺には好きな男がいる。金持ちで同性結婚するんだ。君とは遊びの関係だと思ってくれ」
「そうなのね……。分かったわ。でも最後にキスだけさせてくれないかしら?」
「ああ、いいだろう」
ちゅっ こうして俺は、彼女に別れを告げた。

そして数日後、俺はその彼女と再会した。
高級レストランにて、ディナーを食べていた時の事である。
「あなた、ここで働いてるの?」
「そうだ。君は客として来たのか?」
「そうよ。私はいつもここに来るのよ。だってここは……」
ドカーン!! 突然爆発音が聞こえたので見てみると、店内は火の海になっていた。
「きゃあああ!!」
「うわぁぁ!!」
「助けてくれー!!」
人々がパニックになっている中で、俺達は冷静を保っていた。
するとそこへ、マフィアのような男がやって来た。
「おい!着てる下着から大人のおもちゃを全部よこせ!」
「なんですって!?」
「早くしろ!」「嫌よ!絶対に渡さないわ!」
「チッ。面倒だな。殺せ!」
男は銃を取り出して撃ってきたが、俺が魔法で防いだ。

「なんだ貴様!邪魔をする気か?」
「当然だ。お前達の目的は何だ?」
「いいからそこを退け!時間が無いんだ!」
「断る。さあ、大人しく降参するがいい」
「ふざけるな!やれお前ら!」
男の部下達が襲いかかってくる。


俺は指先からビームを出して全員殺した。
「嘘でしょ……。貴方一体何者なの?」
「ただの変体さ。それより逃げるぞ!」
「うん!」
俺達は店の外に出ると、空を飛んで逃げた。
だが、後ろを見るとまだ追ってきていた。

「しつこい連中め!仕方ない!あれを使うか!」
「え?何するつもり?」
「こうするんだよ!」
俺はチンコをしごいて射精すると体が光り輝き、巨大になった。
「なっ!?何よそれ!」
「見ての通り巨大化したのさ!」
「いや意味分かんないし!」
「とにかく乗ってくれ!」
「え?あ、うん……」
「しっかり掴まってろよ!」
「ちょ、ちょっと待っ……キャア!!」
そして引き離すと、そのまま遠くへ跳び跳ねていった。


「ふう……。もう大丈夫だろう。さてと、そろそろ降りよう」
「ええ。でもその前に……その大きなナニ舐めてもいい?」「ダメだ」
「お願いよぉ~♡」
「うるさい黙れ」
「じゃあいいわ。自分でやるから」
ペロペロペロペロ……
「は…ジュルルルッ……あっ……美味しい……もっとちょうだい……ンチュッ……」
「よし、これでいいだろう。もう降りるぞ」
「ふふふっ♡ありがとう。また後でね?」
そして家に帰ると、俺は元の姿に戻った。

だが、彼女が俺の家に住み着く事になった。
何故なら、彼女も魔法使いだからだ。
ちなみに今は、一緒に風呂に入っている。
もちろんお互い全裸で。
「ねえ、私の胸触ってみて?」
「遠慮しておく」
「どうして?」
「君には彼氏がいるんだろう?」
「ふふん♪実は別れたの彼ね玉取って性別も男から女に変わってるのよ!」
「マジかい……」
「というわけで、私と付き合いなさい!」
「断る」
「なんでよー!いいじゃん付き合おうよー!」
「嫌だね」
「ぶぅ~」


こうして俺達は、同棲生活を始めたのだ。
「んっ……おはようございます……」
「ああ、おはよう」
「あの……今日は私と一緒に寝ましたよね?」
「そうだな」
「えっと……エッチな事はしました……?」
「してないよ」
「そうですか……残念です。次は無理やり犯して絞りとりますお覚悟を」
「怖い怖い」
「フフン♪冗談ですよ?本当は嬉しいくせに」
「まあな」
「では、朝ごはんを作りましょうか」
「ああ」
「はいどうぞ」


朝日にきらめきながら、彼女の作った料理を食べる。
「美味いな」
「本当ですか?」
「ああ。毎日食べたいくらいだ」
「それはプロポーズという事でよろしいか?」
「それは無理だ、借金に臓器まで担保にされてるからな」
「そうでしたか……」ショボン
「すまない……」
「いえ、気にしないでください。貴方の気持ちはよく分かりましたから。幸せすぎて死んでしまいそう……」
泣きながら二人は見つめあった。そしてキスをした。
「愛しています……」
「俺もだよ……」

だがそれから数年後、彼女は謎の病にかかり、余命宣告を受けた。
彼女は俺に言った。
「貴方の子供、産みたかったなぁ……」
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