4 / 12
前日譚・自己開発編
1日目④
しおりを挟む
やることは二つ。ディルドの洗浄と、風呂場の掃除だ。
ディルドは体内に挿れるものだから、きちんと清潔にしておかないと、病気になってしまう。俺は買っておいた洗剤を手に取って、風呂場でディルドを洗い始めた。
特に腸の内容物がついている様子はないが、もしかしたらついてしまうかもしれないため、使い捨てのスポンジなども用意した方がいいかもな、と洗いながら思い至る。
何より、こう……洗剤でぬるぬるとした手でディルドを扱いていると、本物の男性器を扱っているようで、また興奮してきてしまう。やはりスポンジはあった方が良さそうだ。
洗い終わったディルドは、ティッシュで軽く水気を拭き取り、風通しの良さそうな場所に置いておく。俺は洗面所の一角に置いておいた。
洗面所にディルドが鎮座している……しかもけばけばしいピンク色の……人を呼ぶときは絶対にしまっておかねばと、その光景を見て確信した。
次にやるべきことは風呂場の掃除だ。そろそろ俺も身体が冷えてきたので、普通に服を着て掃除に取り掛かることにする。
シャワーで汚れは全て流れているようだが、まだどこか匂いが残っている感じがする。風呂場の換気扇を最大にしつつ、俺は風呂用スポンジと洗剤を取り出して、床を磨き始めた。
こういうことを何度もするなら、洗剤はもっと消臭効果の強いものを用意した方がいいのかもしれない。またオナニーのために買い物をするのか?と複雑な気持ちになる。
床を一通りスポンジで擦り、シャワーで洗剤を流す。それでもまだ匂いがうっすらあるということは、
「……排水溝だな……。」
排水溝は少し語るに堪えない状態になっていたので、俺からは口を噤ませてもらう。次からは排水溝は外した状態で浣腸をしようと心に誓った。
これで一通り後始末が終わった。初めてだったとは言え、始めから終わりまで二時間弱はかかってしまった。
その大半が準備と後始末に費やされたと思うと、やはり肛門を使ったオナニーはめんどくさいのでは?と思わざるを得ない。
それに見合った快楽が得られるかどうかは、これからの展開次第か……と思いつつ、疲れた俺はベッドに潜り込んで、そのまま就寝した。
ディルドは体内に挿れるものだから、きちんと清潔にしておかないと、病気になってしまう。俺は買っておいた洗剤を手に取って、風呂場でディルドを洗い始めた。
特に腸の内容物がついている様子はないが、もしかしたらついてしまうかもしれないため、使い捨てのスポンジなども用意した方がいいかもな、と洗いながら思い至る。
何より、こう……洗剤でぬるぬるとした手でディルドを扱いていると、本物の男性器を扱っているようで、また興奮してきてしまう。やはりスポンジはあった方が良さそうだ。
洗い終わったディルドは、ティッシュで軽く水気を拭き取り、風通しの良さそうな場所に置いておく。俺は洗面所の一角に置いておいた。
洗面所にディルドが鎮座している……しかもけばけばしいピンク色の……人を呼ぶときは絶対にしまっておかねばと、その光景を見て確信した。
次にやるべきことは風呂場の掃除だ。そろそろ俺も身体が冷えてきたので、普通に服を着て掃除に取り掛かることにする。
シャワーで汚れは全て流れているようだが、まだどこか匂いが残っている感じがする。風呂場の換気扇を最大にしつつ、俺は風呂用スポンジと洗剤を取り出して、床を磨き始めた。
こういうことを何度もするなら、洗剤はもっと消臭効果の強いものを用意した方がいいのかもしれない。またオナニーのために買い物をするのか?と複雑な気持ちになる。
床を一通りスポンジで擦り、シャワーで洗剤を流す。それでもまだ匂いがうっすらあるということは、
「……排水溝だな……。」
排水溝は少し語るに堪えない状態になっていたので、俺からは口を噤ませてもらう。次からは排水溝は外した状態で浣腸をしようと心に誓った。
これで一通り後始末が終わった。初めてだったとは言え、始めから終わりまで二時間弱はかかってしまった。
その大半が準備と後始末に費やされたと思うと、やはり肛門を使ったオナニーはめんどくさいのでは?と思わざるを得ない。
それに見合った快楽が得られるかどうかは、これからの展開次第か……と思いつつ、疲れた俺はベッドに潜り込んで、そのまま就寝した。
1
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説



イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。


いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる