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前日譚・自己開発編
1日目④
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やることは二つ。ディルドの洗浄と、風呂場の掃除だ。
ディルドは体内に挿れるものだから、きちんと清潔にしておかないと、病気になってしまう。俺は買っておいた洗剤を手に取って、風呂場でディルドを洗い始めた。
特に腸の内容物がついている様子はないが、もしかしたらついてしまうかもしれないため、使い捨てのスポンジなども用意した方がいいかもな、と洗いながら思い至る。
何より、こう……洗剤でぬるぬるとした手でディルドを扱いていると、本物の男性器を扱っているようで、また興奮してきてしまう。やはりスポンジはあった方が良さそうだ。
洗い終わったディルドは、ティッシュで軽く水気を拭き取り、風通しの良さそうな場所に置いておく。俺は洗面所の一角に置いておいた。
洗面所にディルドが鎮座している……しかもけばけばしいピンク色の……人を呼ぶときは絶対にしまっておかねばと、その光景を見て確信した。
次にやるべきことは風呂場の掃除だ。そろそろ俺も身体が冷えてきたので、普通に服を着て掃除に取り掛かることにする。
シャワーで汚れは全て流れているようだが、まだどこか匂いが残っている感じがする。風呂場の換気扇を最大にしつつ、俺は風呂用スポンジと洗剤を取り出して、床を磨き始めた。
こういうことを何度もするなら、洗剤はもっと消臭効果の強いものを用意した方がいいのかもしれない。またオナニーのために買い物をするのか?と複雑な気持ちになる。
床を一通りスポンジで擦り、シャワーで洗剤を流す。それでもまだ匂いがうっすらあるということは、
「……排水溝だな……。」
排水溝は少し語るに堪えない状態になっていたので、俺からは口を噤ませてもらう。次からは排水溝は外した状態で浣腸をしようと心に誓った。
これで一通り後始末が終わった。初めてだったとは言え、始めから終わりまで二時間弱はかかってしまった。
その大半が準備と後始末に費やされたと思うと、やはり肛門を使ったオナニーはめんどくさいのでは?と思わざるを得ない。
それに見合った快楽が得られるかどうかは、これからの展開次第か……と思いつつ、疲れた俺はベッドに潜り込んで、そのまま就寝した。
ディルドは体内に挿れるものだから、きちんと清潔にしておかないと、病気になってしまう。俺は買っておいた洗剤を手に取って、風呂場でディルドを洗い始めた。
特に腸の内容物がついている様子はないが、もしかしたらついてしまうかもしれないため、使い捨てのスポンジなども用意した方がいいかもな、と洗いながら思い至る。
何より、こう……洗剤でぬるぬるとした手でディルドを扱いていると、本物の男性器を扱っているようで、また興奮してきてしまう。やはりスポンジはあった方が良さそうだ。
洗い終わったディルドは、ティッシュで軽く水気を拭き取り、風通しの良さそうな場所に置いておく。俺は洗面所の一角に置いておいた。
洗面所にディルドが鎮座している……しかもけばけばしいピンク色の……人を呼ぶときは絶対にしまっておかねばと、その光景を見て確信した。
次にやるべきことは風呂場の掃除だ。そろそろ俺も身体が冷えてきたので、普通に服を着て掃除に取り掛かることにする。
シャワーで汚れは全て流れているようだが、まだどこか匂いが残っている感じがする。風呂場の換気扇を最大にしつつ、俺は風呂用スポンジと洗剤を取り出して、床を磨き始めた。
こういうことを何度もするなら、洗剤はもっと消臭効果の強いものを用意した方がいいのかもしれない。またオナニーのために買い物をするのか?と複雑な気持ちになる。
床を一通りスポンジで擦り、シャワーで洗剤を流す。それでもまだ匂いがうっすらあるということは、
「……排水溝だな……。」
排水溝は少し語るに堪えない状態になっていたので、俺からは口を噤ませてもらう。次からは排水溝は外した状態で浣腸をしようと心に誓った。
これで一通り後始末が終わった。初めてだったとは言え、始めから終わりまで二時間弱はかかってしまった。
その大半が準備と後始末に費やされたと思うと、やはり肛門を使ったオナニーはめんどくさいのでは?と思わざるを得ない。
それに見合った快楽が得られるかどうかは、これからの展開次第か……と思いつつ、疲れた俺はベッドに潜り込んで、そのまま就寝した。
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