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4章 エルザリア王国編
魔王軍幹部
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~ヨルカ視点~
時はドラゴン討伐まで遡る。
カミトくんが未来視を使い終えたタイミングでウチは障壁を解除し、ソラちゃんとユメちゃんをカミトくんのもとへ向かわせる。
「残り6体ならカミトくんたちで大丈夫でしょう。なのでウチは違うことをしようかな」
そう呟いてウチはとある場所へ俊敏ステータスをフルに使い向かう。
そして一瞬で目的地へ辿り着き口を開く。
「ねぇ、そんなところでコソコソと何してるのー?」
「やはり気づいていたか」
ウチはカミトくんたちの戦いを遠くから眺めていたガタイの良い男へ話しかける。
「あれだけ情熱的に見られたら気づくよ。それで、君は何をしてたの?魔王軍幹部の1人、ザニールさん」
500年前、魔王討伐に向けて動いていたウチらは魔王軍幹部と戦うことになった。
全部で幹部が4人おり、2人はトドメを刺せたが1人は瀕死の状態で逃亡、もう1人は自殺した。
その内、瀕死の状態で逃亡した幹部がザニールだ。
「生きてるとは思わなかったよ。君、リリィちゃんの攻撃で瀕死になってたからね」
「あぁ。あの時は本気で死ぬと思ったさ。でも逃亡してる時とある男が助けてくれてな。完全回復まで数百年かかったが、俺は全盛期通りの力を手に入れてる」
「とある男って誰?」
「あぁ?お前に教えるわけないだろ」
(ですよねー)
当然の答えが返ってきた。
そのためウチは頭をフル回転させる。
「ねぇ、その男って邪神だよね?」
「なんだ知ってるのか」
(ビンゴっ!)
瀕死の状態で逃げるザニールをウチらは探したが、全然見つからなかった。
まるで神隠しにでもあったかのように消えたため、そんな芸当ができる人となれば邪神しかいないと思った。
「それで君は何故ここにいるの?ダンジョン崩壊でドラゴンたちが溢れたタイミングでこの場にいることに違和感しかないよ。まるでタイミングを狙っていたかのようにね」
ザニールはドラゴンたちの攻撃が届かないところからウチらを見ていた。
ドラゴンの襲撃を知っていたのではと疑ってしまうのも仕方ない。
「もしかしてだけどダンジョン崩壊を意図的に引き起こしたの?」
「ほう、さすが賢者ヨルカ。頭の回転がはやいな。そうだ、俺たちは邪神からダンジョンを操作する力を手に入れ、今回は意図的に引き起こした」
最悪の答えが返ってきた。
いつでも意図的にダンジョン崩壊を起こせるという事は事前に防ぐ術がないことを表している。
「まぁ、色々と準備があって簡単には起こせないみたいだが」
「それで君の目的はなに?何故、エルザリア王国を襲ったの?」
「俺の目的?そうだな……これくらい言っても問題ないか」
もうすでに色々と話していることは黙っておく。
「俺はエルザリア王国の崩壊とカミトを殺すために来た」
「っ!」
無意識のうちに力が入る。
「カミトくんは殺させないよ!」
ウチは杖をザニールに向ける。
そんなウチを見て笑みを浮かべるザニール。
「俺も賢者ヨルカとは戦ってみたかったんだ!俺と本気で……」
『待ちなさい、ザニール』
突然、空から声が聞こえてくる。
ウチはザニールの動きを警戒しつつ上を向くと、そこには空中に浮かぶ魔道具があった。
『今の貴方の実力ではヨルカと戦えません。一度撤退してください』
「あぁ!?俺が負けるとでも!?」
『今、この状況で戦えば負けるでしょう。ですが貴方有利の環境となれば話は違います。なので一度撤退してください』
「……ちっ!」
どうやらザニールは魔道具から聞こえてくる声に素直に従うようだ。
不機嫌そうな顔をしたザニールがウチを見る。
「撤退命令だ。お前との勝負はまた今度にしてやるよ」
「っ!待て!」
ウチは逃亡を止めようとするが一瞬遅く、“ボンっ!”と煙幕を張られる。
「探知っ!」
ウチはスキルを使ってザニールの位置を特定しようとするが…
「半径200キロメートル以内には居ないか」
どうやら何かしらの魔法か魔道具を使われたようで一瞬でこの場から離れたらしい。
「ザニールを逃したのは痛かったけど、とりあえずカミトくんたちを守れたことに安堵すべきかな」
そう思うと同時に疑問点も出てくる。
「待って、ザニールに指示を出したのは誰なの?あの男が素直に従うほどの実力者となれば……邪神かな?」
そんなことを考えながらウチはカミトくんたちのもとへ戻った。
♢
「ってことがあったんだ」
「魔王軍幹部、ザニールですか」
新たな敵の出現に俺たちは黙り込む。
「「どれくらいの強さですか?」
「鑑定したらレベルは40,000を超えてたね」
「40,000超え……」
レベルが10万あると思われる魔王に比べると大したことないが、今の俺たちでは全く相手にならない。
「未来の俺たちはザニールと戦いましたか?」
「それが未来では戦ってないんだ。ザニールは魔王の側で魔王とカミトくんたちが戦っているところを眺めてたよ」
そう言って詳しく経緯を話し出す。
どうやら魔王と戦う前に幹部であるザニールと戦う予定だったが、俺たちと戦いたかった魔王がザニールを側に控えさせたらしい。
それにより魔王とは戦い、幹部であるザニールとは戦わないといった状況が発生したようだ。
「俺たちはもっと強くならないといけないみたいですね」
幸い、ヨルカさんのおかげで俺たちはドラゴンを討伐でき、かなりレベルアップした。
俺はステータス画面を開き、レベルアップした俺のステータスを確認した。
時はドラゴン討伐まで遡る。
カミトくんが未来視を使い終えたタイミングでウチは障壁を解除し、ソラちゃんとユメちゃんをカミトくんのもとへ向かわせる。
「残り6体ならカミトくんたちで大丈夫でしょう。なのでウチは違うことをしようかな」
そう呟いてウチはとある場所へ俊敏ステータスをフルに使い向かう。
そして一瞬で目的地へ辿り着き口を開く。
「ねぇ、そんなところでコソコソと何してるのー?」
「やはり気づいていたか」
ウチはカミトくんたちの戦いを遠くから眺めていたガタイの良い男へ話しかける。
「あれだけ情熱的に見られたら気づくよ。それで、君は何をしてたの?魔王軍幹部の1人、ザニールさん」
500年前、魔王討伐に向けて動いていたウチらは魔王軍幹部と戦うことになった。
全部で幹部が4人おり、2人はトドメを刺せたが1人は瀕死の状態で逃亡、もう1人は自殺した。
その内、瀕死の状態で逃亡した幹部がザニールだ。
「生きてるとは思わなかったよ。君、リリィちゃんの攻撃で瀕死になってたからね」
「あぁ。あの時は本気で死ぬと思ったさ。でも逃亡してる時とある男が助けてくれてな。完全回復まで数百年かかったが、俺は全盛期通りの力を手に入れてる」
「とある男って誰?」
「あぁ?お前に教えるわけないだろ」
(ですよねー)
当然の答えが返ってきた。
そのためウチは頭をフル回転させる。
「ねぇ、その男って邪神だよね?」
「なんだ知ってるのか」
(ビンゴっ!)
瀕死の状態で逃げるザニールをウチらは探したが、全然見つからなかった。
まるで神隠しにでもあったかのように消えたため、そんな芸当ができる人となれば邪神しかいないと思った。
「それで君は何故ここにいるの?ダンジョン崩壊でドラゴンたちが溢れたタイミングでこの場にいることに違和感しかないよ。まるでタイミングを狙っていたかのようにね」
ザニールはドラゴンたちの攻撃が届かないところからウチらを見ていた。
ドラゴンの襲撃を知っていたのではと疑ってしまうのも仕方ない。
「もしかしてだけどダンジョン崩壊を意図的に引き起こしたの?」
「ほう、さすが賢者ヨルカ。頭の回転がはやいな。そうだ、俺たちは邪神からダンジョンを操作する力を手に入れ、今回は意図的に引き起こした」
最悪の答えが返ってきた。
いつでも意図的にダンジョン崩壊を起こせるという事は事前に防ぐ術がないことを表している。
「まぁ、色々と準備があって簡単には起こせないみたいだが」
「それで君の目的はなに?何故、エルザリア王国を襲ったの?」
「俺の目的?そうだな……これくらい言っても問題ないか」
もうすでに色々と話していることは黙っておく。
「俺はエルザリア王国の崩壊とカミトを殺すために来た」
「っ!」
無意識のうちに力が入る。
「カミトくんは殺させないよ!」
ウチは杖をザニールに向ける。
そんなウチを見て笑みを浮かべるザニール。
「俺も賢者ヨルカとは戦ってみたかったんだ!俺と本気で……」
『待ちなさい、ザニール』
突然、空から声が聞こえてくる。
ウチはザニールの動きを警戒しつつ上を向くと、そこには空中に浮かぶ魔道具があった。
『今の貴方の実力ではヨルカと戦えません。一度撤退してください』
「あぁ!?俺が負けるとでも!?」
『今、この状況で戦えば負けるでしょう。ですが貴方有利の環境となれば話は違います。なので一度撤退してください』
「……ちっ!」
どうやらザニールは魔道具から聞こえてくる声に素直に従うようだ。
不機嫌そうな顔をしたザニールがウチを見る。
「撤退命令だ。お前との勝負はまた今度にしてやるよ」
「っ!待て!」
ウチは逃亡を止めようとするが一瞬遅く、“ボンっ!”と煙幕を張られる。
「探知っ!」
ウチはスキルを使ってザニールの位置を特定しようとするが…
「半径200キロメートル以内には居ないか」
どうやら何かしらの魔法か魔道具を使われたようで一瞬でこの場から離れたらしい。
「ザニールを逃したのは痛かったけど、とりあえずカミトくんたちを守れたことに安堵すべきかな」
そう思うと同時に疑問点も出てくる。
「待って、ザニールに指示を出したのは誰なの?あの男が素直に従うほどの実力者となれば……邪神かな?」
そんなことを考えながらウチはカミトくんたちのもとへ戻った。
♢
「ってことがあったんだ」
「魔王軍幹部、ザニールですか」
新たな敵の出現に俺たちは黙り込む。
「「どれくらいの強さですか?」
「鑑定したらレベルは40,000を超えてたね」
「40,000超え……」
レベルが10万あると思われる魔王に比べると大したことないが、今の俺たちでは全く相手にならない。
「未来の俺たちはザニールと戦いましたか?」
「それが未来では戦ってないんだ。ザニールは魔王の側で魔王とカミトくんたちが戦っているところを眺めてたよ」
そう言って詳しく経緯を話し出す。
どうやら魔王と戦う前に幹部であるザニールと戦う予定だったが、俺たちと戦いたかった魔王がザニールを側に控えさせたらしい。
それにより魔王とは戦い、幹部であるザニールとは戦わないといった状況が発生したようだ。
「俺たちはもっと強くならないといけないみたいですね」
幸い、ヨルカさんのおかげで俺たちはドラゴンを討伐でき、かなりレベルアップした。
俺はステータス画面を開き、レベルアップした俺のステータスを確認した。
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