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4章 エルザリア王国編
vsドラゴン20体 2
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目の前に20体ほどのドラゴンが現れる。
「「「「グァァァァァっ!!!」」」」という咆哮が響き渡っており、この咆哮は街の人たちにも聞こえているだろう。
「聖なる恵み!」
ソラが俺たちにバフをかけ、身体能力が向上する。
「アイソレーション!」
そしてヨルカさんが杖を構え、魔法を発動。
上手い具合に俺とドラゴン10体が障壁によって周りと隔離される。
「障壁の中に入るとヨルカさんが解除しない限り出られない」
よってソラの回復魔法やヨルカさんの遠距離からの魔法は当てにならない。
ちなみにドラゴン10体を囲って放置することはできるが、障壁中からドラゴン10体が攻撃したら壊れるため、誰かが障壁内でドラゴン10体を相手にしなければならないらしい。
「ヨルカさんにはできるだけ頼らず立ち回る。だってカインはこの状況で十数体のドラゴンに勝ったんだ。俺も乗り越えてみせる!」
そう気合を入れてドラゴン10体に立ち向かう。
「賢者さん!鑑定っ!」
『了解しました』
俺の言葉に反応して鑑定してくれる。
*****
名前:ブラックドラゴン
レベル:8000
筋力:30000
器用:30000
耐久:30000
俊敏:30000
魔力:30000
知力:30000
スキル:【硬化】
【竜の息吹】
【竜の鉤爪】
【威圧】
装備:なし
*****
「10体全てブラックドラゴンか。しかも俺がソラを助けた時戦ったブラックドラゴンよりもステータスが高く、苦戦して倒した黒の騎士No.8と同じステータスだ」
俺がソラを助けた時、相手にしたブラックドラゴンはレベル5,000の全ステータス15,000だった。
対する俺は…
*****
名前:カミト•ヴィオレ
年齢:18
レベル:6448(508up!)
筋力:38650(1427up!)
器用:38519(1410up!)
耐久:38515(1399up!)
俊敏:38631(1413up!)
魔力:38291(1374up!)
知力:38778(1430up!)
スキル:【剣聖】
【賢者の眼】
称号:〈ジャイアントキリング Lv.4〉
〈無傷の冒険者 Lv.5〉
〈少数精鋭 Lv.1〉
〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉
〈火事場の馬鹿力 Lv.1〉
装備:純黒の長剣(全ステータス4,000上昇)
純黒のコート(全ステータス4,000上昇)
純黒の靴(全ステータス4,000上昇)
※純黒の長剣、純黒のコート、純黒の靴は〈無傷の冒険者 Lv.5〉の効果終了。
*****
メルさんを救出する際、ケルベロスを討伐したことによって以前よりもステータスが上昇している。
ちなみに今の俺は〈ジャイアントキリング Lv.4〉と 〈少数精鋭 Lv.1〉、〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉の称号効果で全ステータスが約45,000となっている。
「ステータス的に1対1なら負けないが10体を相手にするとなると厳しい戦いだろう。だが負けるわけにはいかないっ!俺たちは魔王を倒さないといけないんだから!」
「「「「「グォォォォォっ!」」」」」
俺の言葉に反応したのか、ドラゴンたちが咆哮する。
「未来視を使いたいが、ここぞという時までとっておきたい」
【賢者の眼】のスキル効果で未来視を使えるが、クールタイムが1時間もあるため、簡単には使えない。
―――――
〔未来視〕
3秒先のことを10秒間だけ確認することができる。クールタイムは1時間。
―――――
そんなことを呟いていると、ドラゴン5体が【竜の息吹】を放つ。
視界いっぱいに広がる5つのブレス。
「『星剣技』四の型〈旋空〉~五連~」
俺はブレスに向けて飛ぶ斬撃を放ち、5つのブレスを真っ二つにする。
「「「「「グォっ!?」」」」」
ブレスが真っ二つに切られるとは思わなかったのか、焦るドラゴンの声が聞こえてくる。
「まだまだーっ!『星剣技』四の型〈旋……」
『マスター。後ろです』
「っ!」
俺が怯んだ5体のドラゴンに追撃しようとした時、賢者さんの声が聞こえ、攻撃を中断。
背後に視線を向けると、2体のドラゴンが鉤爪を使った攻撃を仕掛けていた。
「くっ!」
俺は転がるように右へ転がり、視線をあげる。
すると目の前に【竜の息吹】が視界を覆っていた。
「っ!」
俺は息をするのも忘れるくらい必死に回避行動をとり、服が軽く焼ける程度の被害で済む。
そんな俺の耳元で「グォォォォォっ!」との咆哮が聞こえてきた。
『マスターっ!』
「しまっ……」
賢者さんが俺を呼び回避を促すが一瞬遅く、俺は腹に尻尾での攻撃を喰らう。
「かはっ!」
喰らう寸前で後方へジャンプしたことで多少のダメージ軽減を図ることはできたが、勢いを完全に殺すことはできず、ヨルカさんのスキルで作った障壁にぶつかる。
「ぐっ!」
俺は痛みにより苦悶の表情をとる。
『マスター。【竜の息吹】が来ます』
「っ!」
賢者さんの声に反応して顔を上げると、目の前にはブレスが3つほど迫っていた。
(〈旋空〉での相殺は無理だ!ならっ!)
「『星剣技』三の型〈輪舞〉!」
俺はその場で回転斬りを行い、3つのブレス防ぐ。
すると上空にドラゴンの気配を察知。
「っ!回避!」
俺は再び転がるように回避し、ドラゴンの鉤爪攻撃を回避する。
回避した場所には“ドゴっ!”という音が響き、クレーターを作っていた。
「はぁはぁ……」
全然反撃できず、防戦一方となる。
ユメたちの戦況を気にしている余裕すらない。
「やはり今の俺じゃ逃げ回ることで精一杯か」
分かってはいたが、カインのように数多のドラゴンと渡り合えない。
自分の実力の無さに不甲斐ない気持ちとなりつつも俺は再び前を向く。
「来いっ!俺がいつまでも相手してやる!」
自分を奮い立たせるように、声を出した。
「「「「グァァァァァっ!!!」」」」という咆哮が響き渡っており、この咆哮は街の人たちにも聞こえているだろう。
「聖なる恵み!」
ソラが俺たちにバフをかけ、身体能力が向上する。
「アイソレーション!」
そしてヨルカさんが杖を構え、魔法を発動。
上手い具合に俺とドラゴン10体が障壁によって周りと隔離される。
「障壁の中に入るとヨルカさんが解除しない限り出られない」
よってソラの回復魔法やヨルカさんの遠距離からの魔法は当てにならない。
ちなみにドラゴン10体を囲って放置することはできるが、障壁中からドラゴン10体が攻撃したら壊れるため、誰かが障壁内でドラゴン10体を相手にしなければならないらしい。
「ヨルカさんにはできるだけ頼らず立ち回る。だってカインはこの状況で十数体のドラゴンに勝ったんだ。俺も乗り越えてみせる!」
そう気合を入れてドラゴン10体に立ち向かう。
「賢者さん!鑑定っ!」
『了解しました』
俺の言葉に反応して鑑定してくれる。
*****
名前:ブラックドラゴン
レベル:8000
筋力:30000
器用:30000
耐久:30000
俊敏:30000
魔力:30000
知力:30000
スキル:【硬化】
【竜の息吹】
【竜の鉤爪】
【威圧】
装備:なし
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「10体全てブラックドラゴンか。しかも俺がソラを助けた時戦ったブラックドラゴンよりもステータスが高く、苦戦して倒した黒の騎士No.8と同じステータスだ」
俺がソラを助けた時、相手にしたブラックドラゴンはレベル5,000の全ステータス15,000だった。
対する俺は…
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名前:カミト•ヴィオレ
年齢:18
レベル:6448(508up!)
筋力:38650(1427up!)
器用:38519(1410up!)
耐久:38515(1399up!)
俊敏:38631(1413up!)
魔力:38291(1374up!)
知力:38778(1430up!)
スキル:【剣聖】
【賢者の眼】
称号:〈ジャイアントキリング Lv.4〉
〈無傷の冒険者 Lv.5〉
〈少数精鋭 Lv.1〉
〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉
〈火事場の馬鹿力 Lv.1〉
装備:純黒の長剣(全ステータス4,000上昇)
純黒のコート(全ステータス4,000上昇)
純黒の靴(全ステータス4,000上昇)
※純黒の長剣、純黒のコート、純黒の靴は〈無傷の冒険者 Lv.5〉の効果終了。
*****
メルさんを救出する際、ケルベロスを討伐したことによって以前よりもステータスが上昇している。
ちなみに今の俺は〈ジャイアントキリング Lv.4〉と 〈少数精鋭 Lv.1〉、〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉の称号効果で全ステータスが約45,000となっている。
「ステータス的に1対1なら負けないが10体を相手にするとなると厳しい戦いだろう。だが負けるわけにはいかないっ!俺たちは魔王を倒さないといけないんだから!」
「「「「「グォォォォォっ!」」」」」
俺の言葉に反応したのか、ドラゴンたちが咆哮する。
「未来視を使いたいが、ここぞという時までとっておきたい」
【賢者の眼】のスキル効果で未来視を使えるが、クールタイムが1時間もあるため、簡単には使えない。
―――――
〔未来視〕
3秒先のことを10秒間だけ確認することができる。クールタイムは1時間。
―――――
そんなことを呟いていると、ドラゴン5体が【竜の息吹】を放つ。
視界いっぱいに広がる5つのブレス。
「『星剣技』四の型〈旋空〉~五連~」
俺はブレスに向けて飛ぶ斬撃を放ち、5つのブレスを真っ二つにする。
「「「「「グォっ!?」」」」」
ブレスが真っ二つに切られるとは思わなかったのか、焦るドラゴンの声が聞こえてくる。
「まだまだーっ!『星剣技』四の型〈旋……」
『マスター。後ろです』
「っ!」
俺が怯んだ5体のドラゴンに追撃しようとした時、賢者さんの声が聞こえ、攻撃を中断。
背後に視線を向けると、2体のドラゴンが鉤爪を使った攻撃を仕掛けていた。
「くっ!」
俺は転がるように右へ転がり、視線をあげる。
すると目の前に【竜の息吹】が視界を覆っていた。
「っ!」
俺は息をするのも忘れるくらい必死に回避行動をとり、服が軽く焼ける程度の被害で済む。
そんな俺の耳元で「グォォォォォっ!」との咆哮が聞こえてきた。
『マスターっ!』
「しまっ……」
賢者さんが俺を呼び回避を促すが一瞬遅く、俺は腹に尻尾での攻撃を喰らう。
「かはっ!」
喰らう寸前で後方へジャンプしたことで多少のダメージ軽減を図ることはできたが、勢いを完全に殺すことはできず、ヨルカさんのスキルで作った障壁にぶつかる。
「ぐっ!」
俺は痛みにより苦悶の表情をとる。
『マスター。【竜の息吹】が来ます』
「っ!」
賢者さんの声に反応して顔を上げると、目の前にはブレスが3つほど迫っていた。
(〈旋空〉での相殺は無理だ!ならっ!)
「『星剣技』三の型〈輪舞〉!」
俺はその場で回転斬りを行い、3つのブレス防ぐ。
すると上空にドラゴンの気配を察知。
「っ!回避!」
俺は再び転がるように回避し、ドラゴンの鉤爪攻撃を回避する。
回避した場所には“ドゴっ!”という音が響き、クレーターを作っていた。
「はぁはぁ……」
全然反撃できず、防戦一方となる。
ユメたちの戦況を気にしている余裕すらない。
「やはり今の俺じゃ逃げ回ることで精一杯か」
分かってはいたが、カインのように数多のドラゴンと渡り合えない。
自分の実力の無さに不甲斐ない気持ちとなりつつも俺は再び前を向く。
「来いっ!俺がいつまでも相手してやる!」
自分を奮い立たせるように、声を出した。
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