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3章 7人の婚約者編
歓迎会
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翌日、俺はメルさんを連れてソフィアさんとサヤの前にいた。
「メルさんと婚約させていただきました。必ずメルさんのことを幸せにします」
そう言って頭を下げる。
「メルがカミトくんと婚約か……」
「おめでとー!お姉ちゃん!」
信じられないと言った表情のソフィアさんと自分事のように喜ぶサヤ。
「えぇ。リーシャたちと一緒にカミトに嫁ぐわ。今まで育ててくれてありがとう」
メルさんも頭を下げ、自分の気持ちを伝える。
「男嫌いなメルが婚約するとは……まぁ、婚約するならカミトくんしかいないと思ったが」
そう言ったソフィアさんが俺の方を見る。
「不甲斐ない娘だが大事にしてくれ」
「はいっ!必ず幸せにします!」
こうしてソフィアさんとサヤへの報告が終わった。
その翌日。
メルさんが俺と婚約したニュースは一気に王都中を駆け巡った。
「これでメルさんも王都に残ってくれる!」
「王都はS級冒険者が2人も定住してくれるぞ!」
「男嫌いで有名なメルさんが婚約!?一体、どんな手を使ったんだ!?」
等々、王都に住む人々も俺たちの婚約を祝ってくれた。
「すごい盛り上がりですね」
「そうね。私がカミトと婚約したということは王都で一生過ごすということ。国民にとっては良いことだわ」
S級冒険者が定住するとなれば守りが堅くなり、国民の安全性は高まる。
「って、そんなことより私も一緒に住んでいいの?」
現在、俺たちは俺の家の玄関前におり、今日からメルさんも一緒に住む予定だ。
「もちろんです。むしろ1人だけ別居する形でもいいんですか?」
「それは嫌よ!」
「なら決まりですね」
分かりきっていた返答に笑みをこぼしつつ、俺は玄関の扉を開ける。
すると…
「メル様!お待ちしておりました!」
「ん、はやく入って」
リーシャとセリアが出迎え、メルさんの手を引っ張る。
「あ、ちょっと!心の準備が……」
とか言ってるが2人の手を解かないメルさん。
そんな3人に続き俺もリビングへ入る。
そこにはメルさん歓迎会の準備が行われており、俺の婚約者やメイドたちが動いていた。
「な、何よこれ……」
「何ってメルさんの歓迎会です。これから一緒に暮らすので盛大に歓迎しませんと」
「お兄ちゃんの婚約者は全員、歓迎会を開いたんです!だからメルさんも盛大に歓迎しますね!」
元々の発案者はクレアでリーシャとレオノーラが婚約者となった時から続いている。
「というわけです。今日は目一杯楽しみましょう」
「……そうね。ありがとう」
俺の家に初めて来たということで緊張していたメルさんだが、初めて柔らかい笑みを見せる。
その後、メルさん歓迎会の準備が整い、盛大にメルさんのことを祝った。
歓迎会が開かれ、メルさんが婚約者たちと談笑している。
元々メルさんは婚約者全員と交流があり、この家には俺以外女性しかいないため、メルさんはすぐに馴染むことができた。
(リーシャとレオノーラはメルさんが俺の婚約者になることを予測して使用人を全員女性にしたのかな?)
家をもらった際、警備を担う『シャドウ』含め、使用人が全員女性だったためリーシャたちに理由を聞いたら『メル様が来られた時、困りますので』とのことだった。
その言葉を聞いた時は『メルさんが遊びに来た時に困る』と思っていたが、2人は俺とメルさんの婚約を予測していたようだ。
そんなことを思いつつ皆んなの様子を遠くから眺めていると、ヨルカさんが話しかけてきた。
「最後の1人が揃ったね」
「あ、やっぱり7人目はメルさんでしたか」
「うん。これで未来通り、カミトくんは7人の女の子と婚約できた。そのことに一安心だよ」
ヨルカさんは俺が未来で見た婚約者7人と婚約することを望んでいたため、望み通りになったことで嬉しそうな顔をしている。
「もう少ししたらメルさんにも魔王が復活することを伝える予定です」
「よろしくね」
とのことでタイミングを見計らい、メルさんへ全てを話す。
未来で魔王が復活することを伝え、それに併せてヨルカさんの存在と未来では俺に婚約者が7人いたことも伝える。
「未来での婚約者は7人ともこのメンバーだったの?」
「はい。そうらしいです」
「となると、もう婚約者が増えることはないのね」
「そうなりますが……魔王の件は驚かないんですね」
「復活する未来は変えられないのだから慌てても仕方ないわよ」
「確かに……」
その通りすぎて何も返せない。
「とりあえず婚約者については未来通り7人揃いましたので、もう増えることはありません。なので安心してください」
これ以上増やすと節操のない男と思われそうなので、しっかりと伝えるが、俺の隣にいたクレアが声を上げる。
「と思ってるのはお兄ちゃんだけだよ!」
「ん、この7人が婚約者になるのは必然。ヨルカさんから教えてもらわなくても、この7人は絶対カミトの婚約者になってた」
「でも、これからは未来通りの結果とならないよう、ユメたちは未来で通った道とは違う道を進みます」
「つまり新たに婚約者が増える可能性があるということだよ!」
「な、なるほど……」
未来ではこの7人だったが、これからは未来通りとならないよう未来では行わなかったイベントを行っていく。
そのため、新たな出会いがあるかもしれないということだ。
「カミト様の素晴らしさを理解してくれる方なら大歓迎ですわ!」
「だね!あ、でも10人を超えるとさすがに困るなぁ」
「大丈夫。カミトなら分身してでも私たちを平等に愛してくれるから」
「それは無理だなぁ……」
そんな感じでメルさんの歓迎会が終わった。
「メルさんと婚約させていただきました。必ずメルさんのことを幸せにします」
そう言って頭を下げる。
「メルがカミトくんと婚約か……」
「おめでとー!お姉ちゃん!」
信じられないと言った表情のソフィアさんと自分事のように喜ぶサヤ。
「えぇ。リーシャたちと一緒にカミトに嫁ぐわ。今まで育ててくれてありがとう」
メルさんも頭を下げ、自分の気持ちを伝える。
「男嫌いなメルが婚約するとは……まぁ、婚約するならカミトくんしかいないと思ったが」
そう言ったソフィアさんが俺の方を見る。
「不甲斐ない娘だが大事にしてくれ」
「はいっ!必ず幸せにします!」
こうしてソフィアさんとサヤへの報告が終わった。
その翌日。
メルさんが俺と婚約したニュースは一気に王都中を駆け巡った。
「これでメルさんも王都に残ってくれる!」
「王都はS級冒険者が2人も定住してくれるぞ!」
「男嫌いで有名なメルさんが婚約!?一体、どんな手を使ったんだ!?」
等々、王都に住む人々も俺たちの婚約を祝ってくれた。
「すごい盛り上がりですね」
「そうね。私がカミトと婚約したということは王都で一生過ごすということ。国民にとっては良いことだわ」
S級冒険者が定住するとなれば守りが堅くなり、国民の安全性は高まる。
「って、そんなことより私も一緒に住んでいいの?」
現在、俺たちは俺の家の玄関前におり、今日からメルさんも一緒に住む予定だ。
「もちろんです。むしろ1人だけ別居する形でもいいんですか?」
「それは嫌よ!」
「なら決まりですね」
分かりきっていた返答に笑みをこぼしつつ、俺は玄関の扉を開ける。
すると…
「メル様!お待ちしておりました!」
「ん、はやく入って」
リーシャとセリアが出迎え、メルさんの手を引っ張る。
「あ、ちょっと!心の準備が……」
とか言ってるが2人の手を解かないメルさん。
そんな3人に続き俺もリビングへ入る。
そこにはメルさん歓迎会の準備が行われており、俺の婚約者やメイドたちが動いていた。
「な、何よこれ……」
「何ってメルさんの歓迎会です。これから一緒に暮らすので盛大に歓迎しませんと」
「お兄ちゃんの婚約者は全員、歓迎会を開いたんです!だからメルさんも盛大に歓迎しますね!」
元々の発案者はクレアでリーシャとレオノーラが婚約者となった時から続いている。
「というわけです。今日は目一杯楽しみましょう」
「……そうね。ありがとう」
俺の家に初めて来たということで緊張していたメルさんだが、初めて柔らかい笑みを見せる。
その後、メルさん歓迎会の準備が整い、盛大にメルさんのことを祝った。
歓迎会が開かれ、メルさんが婚約者たちと談笑している。
元々メルさんは婚約者全員と交流があり、この家には俺以外女性しかいないため、メルさんはすぐに馴染むことができた。
(リーシャとレオノーラはメルさんが俺の婚約者になることを予測して使用人を全員女性にしたのかな?)
家をもらった際、警備を担う『シャドウ』含め、使用人が全員女性だったためリーシャたちに理由を聞いたら『メル様が来られた時、困りますので』とのことだった。
その言葉を聞いた時は『メルさんが遊びに来た時に困る』と思っていたが、2人は俺とメルさんの婚約を予測していたようだ。
そんなことを思いつつ皆んなの様子を遠くから眺めていると、ヨルカさんが話しかけてきた。
「最後の1人が揃ったね」
「あ、やっぱり7人目はメルさんでしたか」
「うん。これで未来通り、カミトくんは7人の女の子と婚約できた。そのことに一安心だよ」
ヨルカさんは俺が未来で見た婚約者7人と婚約することを望んでいたため、望み通りになったことで嬉しそうな顔をしている。
「もう少ししたらメルさんにも魔王が復活することを伝える予定です」
「よろしくね」
とのことでタイミングを見計らい、メルさんへ全てを話す。
未来で魔王が復活することを伝え、それに併せてヨルカさんの存在と未来では俺に婚約者が7人いたことも伝える。
「未来での婚約者は7人ともこのメンバーだったの?」
「はい。そうらしいです」
「となると、もう婚約者が増えることはないのね」
「そうなりますが……魔王の件は驚かないんですね」
「復活する未来は変えられないのだから慌てても仕方ないわよ」
「確かに……」
その通りすぎて何も返せない。
「とりあえず婚約者については未来通り7人揃いましたので、もう増えることはありません。なので安心してください」
これ以上増やすと節操のない男と思われそうなので、しっかりと伝えるが、俺の隣にいたクレアが声を上げる。
「と思ってるのはお兄ちゃんだけだよ!」
「ん、この7人が婚約者になるのは必然。ヨルカさんから教えてもらわなくても、この7人は絶対カミトの婚約者になってた」
「でも、これからは未来通りの結果とならないよう、ユメたちは未来で通った道とは違う道を進みます」
「つまり新たに婚約者が増える可能性があるということだよ!」
「な、なるほど……」
未来ではこの7人だったが、これからは未来通りとならないよう未来では行わなかったイベントを行っていく。
そのため、新たな出会いがあるかもしれないということだ。
「カミト様の素晴らしさを理解してくれる方なら大歓迎ですわ!」
「だね!あ、でも10人を超えるとさすがに困るなぁ」
「大丈夫。カミトなら分身してでも私たちを平等に愛してくれるから」
「それは無理だなぁ……」
そんな感じでメルさんの歓迎会が終わった。
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