95 / 146
3章 7人の婚約者編
告白 4
しおりを挟む
セリアさんとダンジョンに向かう。
「屋敷を出る時クレアから『私たちはセリアさんを応援してます!頑張ってください!』とか言われてましたが、あれって何のことですか?」
「カミトは気にしなくていい。いずれ分かること」
「……?分かりました」
そんな会話をしつつS級ダンジョン『炎焔』に到着する。
「私はカミトがメルとS級ダンジョン『奈落』を探索した時、自分の不甲斐なさを痛感した」
あの時、20階まではセリアさんとソラも交えたパーティーで探索していたが、21階からはセリアさんとソラの実力では探索することが難しかったため、2人は俺たちに同行できなかった。
その悔しさをバネに暇さえあればダンジョンに潜っていたらしい。
「次こそはカミトと一緒に探索してカミトの力になりたい。その気持ちだけで頑張ってきた。だから今日は私の実力を見てほしい」
「分かりました。しっかりと見させてもらいます」
「ん」
少し嬉しそうに口角を上げたセリアさんが11階を選択し、俺たちは11階へと向かった。
「カミトは『炎焔』を20階まで攻略したと聞いたから本当は21階から潜りたかった。でも私の実力では20階層のフロアボスであるサラマンダーを倒せない」
セリアさんが悔しそうな表情で告げる。
「ですが『炎焔』の11階からはランクAのモンスターばかり出現します。しかも15階からはランクAの上位種も出現するくらいです。それらを相手にソロで戦えるのなら凄すぎですよ」
実際、ランクAの上位種をソロで倒せるのならS級冒険者一歩手前と言っていい状況だ。
あの短期間でかなり努力をしたことが理解できる。
しかし俺の言葉に嬉しそうな顔を見せない。
「私はまだまだ強くなりたい。メルに追いつき、カミトと肩を並べて戦えるくらいに。でも今日はカミトに実力を見てもらうことが大事。だからしっかり見てて」
そう言って歩き出したセリアさんが深紅の双剣を握る。
そんなセリアさんに俺は鑑定を使う。
*****
名前:セリア
年齢:22
レベル:1531
筋力:13953
器用:15979
耐久:13933
俊敏:16000
魔力:13958
知力:15984
※上記のステータスはスキル、称号、武器の効果を含む。
スキル:【身体強化 Lv.MAX】
【俊敏強化 Lv.MAX】
【双剣術 Lv.MAX】
【シーフ】
称号:〈死線を越えた者 Lv.MAX〉
装備:深紅の双剣(全ステータスが1500上昇)
深紅のローブ(全ステータスが1500上昇)
深紅の靴(全ステータスが1500上昇)
*****
ーーーーー
【シーフ】
魔力を消費することで意図した物を奪えることに加え、器用•俊敏•知力のステータスが2000上昇する。
成功率は相手の器用•知力によって変化する。
〈死線を越えた者 Lv.MAX〉
死線を超えた者に与えられる称号。
戦闘時、自身の全ステータスが5,000上昇する。
ーーーーー
一時期、ドクサソリの毒で寝たきりになっており、その毒から復活したことで〈死線を越えた者 Lv.MAX〉を獲得している。
そのため、元々ランクAのモンスターなら1人で討伐できるほどの実力者だったセリアさんが〈死線を越えた者 Lv.MAX〉の効果で全ステータスが5,000上昇し、条件次第ではランクSのモンスターと戦える強さとなった。
(頼もしい限りだ。シーフの能力を使っているところは見たことないが、かなり優秀な能力と聞いている)
そんなことを思っていると「グァァァァァっ!」との方咆哮が目の前から聞こえてきた。
「ミノタウロスですね」
目の前に現れたのはランクAのモンスターであるミノタウロス。
しかもランクAの中では上位に分類される。
「セリアさん、任せてもいいですか?」
「ん、任せて」
そう言ってミノタウロスに特攻する。
「はーっ!」
深紅の双剣を両手に持ち、素早くミノタウロスを刻む。
「速い。それに攻撃の手数が多いな」
見る見るうちにミノタウロスの全身が傷だらけとなる
「グァァァァァっ!」
その痛みに耐えられたいミノタウロスが咆哮を上げた後、持っている斧を振り下ろす。
「遅い」
しかしセリアさんのスピードの方が速く、ミノタウロスの攻撃は空振りに終わる。
「ラスト」
そう呟いたセリアさんが再びミノタウロスの全身を切り刻む。
「グァァァァァっ!」
時間にして数秒。
セリアさんの素早さについていけないミノタウロスが断末魔を上げて魔石となった。
「おーっ!さすがセリアさん!」
俺は手放しでセリアさんを褒める。
「これくらいのモンスターなら楽勝」
“ブイっ!”と両手で可愛くVサインを作るセリアさん。
その後もセリアさんの無双は続き、結局、無傷で数多のモンスターを討伐した。
夕方頃となり俺とセリアさんはダンジョンを後にする。
「カミト。この後暇?」
「はい。予定は何もありませんよ」
「ん。なら少しだけ付き合ってほしいところがある」
とのことで俺はセリアさんについていく。
すると噴水の綺麗な公園にたどり着いた。
「へー、こんな場所があるんですね」
「ん。私のお気に入りスポット」
セリアさんのお気に入りと言うだけあって、何時間でも眺めていられる。
しばらく噴水を眺めていると「カミト」と真剣な表情のセリアさんが話しかけてきた。
「どうしましたか?」
俺はセリアさんの方を向き問いかけると、セリアさんが「すーっ、はーっ」と大きく深呼吸をする。
そして…
「私はカミトが好き。初めて会った時……ううん。助けられた時からカミトのことが好き。5番目の女で構わないから私も婚約者にしてほしい」
真っ直ぐな視線で俺に告白した。
「屋敷を出る時クレアから『私たちはセリアさんを応援してます!頑張ってください!』とか言われてましたが、あれって何のことですか?」
「カミトは気にしなくていい。いずれ分かること」
「……?分かりました」
そんな会話をしつつS級ダンジョン『炎焔』に到着する。
「私はカミトがメルとS級ダンジョン『奈落』を探索した時、自分の不甲斐なさを痛感した」
あの時、20階まではセリアさんとソラも交えたパーティーで探索していたが、21階からはセリアさんとソラの実力では探索することが難しかったため、2人は俺たちに同行できなかった。
その悔しさをバネに暇さえあればダンジョンに潜っていたらしい。
「次こそはカミトと一緒に探索してカミトの力になりたい。その気持ちだけで頑張ってきた。だから今日は私の実力を見てほしい」
「分かりました。しっかりと見させてもらいます」
「ん」
少し嬉しそうに口角を上げたセリアさんが11階を選択し、俺たちは11階へと向かった。
「カミトは『炎焔』を20階まで攻略したと聞いたから本当は21階から潜りたかった。でも私の実力では20階層のフロアボスであるサラマンダーを倒せない」
セリアさんが悔しそうな表情で告げる。
「ですが『炎焔』の11階からはランクAのモンスターばかり出現します。しかも15階からはランクAの上位種も出現するくらいです。それらを相手にソロで戦えるのなら凄すぎですよ」
実際、ランクAの上位種をソロで倒せるのならS級冒険者一歩手前と言っていい状況だ。
あの短期間でかなり努力をしたことが理解できる。
しかし俺の言葉に嬉しそうな顔を見せない。
「私はまだまだ強くなりたい。メルに追いつき、カミトと肩を並べて戦えるくらいに。でも今日はカミトに実力を見てもらうことが大事。だからしっかり見てて」
そう言って歩き出したセリアさんが深紅の双剣を握る。
そんなセリアさんに俺は鑑定を使う。
*****
名前:セリア
年齢:22
レベル:1531
筋力:13953
器用:15979
耐久:13933
俊敏:16000
魔力:13958
知力:15984
※上記のステータスはスキル、称号、武器の効果を含む。
スキル:【身体強化 Lv.MAX】
【俊敏強化 Lv.MAX】
【双剣術 Lv.MAX】
【シーフ】
称号:〈死線を越えた者 Lv.MAX〉
装備:深紅の双剣(全ステータスが1500上昇)
深紅のローブ(全ステータスが1500上昇)
深紅の靴(全ステータスが1500上昇)
*****
ーーーーー
【シーフ】
魔力を消費することで意図した物を奪えることに加え、器用•俊敏•知力のステータスが2000上昇する。
成功率は相手の器用•知力によって変化する。
〈死線を越えた者 Lv.MAX〉
死線を超えた者に与えられる称号。
戦闘時、自身の全ステータスが5,000上昇する。
ーーーーー
一時期、ドクサソリの毒で寝たきりになっており、その毒から復活したことで〈死線を越えた者 Lv.MAX〉を獲得している。
そのため、元々ランクAのモンスターなら1人で討伐できるほどの実力者だったセリアさんが〈死線を越えた者 Lv.MAX〉の効果で全ステータスが5,000上昇し、条件次第ではランクSのモンスターと戦える強さとなった。
(頼もしい限りだ。シーフの能力を使っているところは見たことないが、かなり優秀な能力と聞いている)
そんなことを思っていると「グァァァァァっ!」との方咆哮が目の前から聞こえてきた。
「ミノタウロスですね」
目の前に現れたのはランクAのモンスターであるミノタウロス。
しかもランクAの中では上位に分類される。
「セリアさん、任せてもいいですか?」
「ん、任せて」
そう言ってミノタウロスに特攻する。
「はーっ!」
深紅の双剣を両手に持ち、素早くミノタウロスを刻む。
「速い。それに攻撃の手数が多いな」
見る見るうちにミノタウロスの全身が傷だらけとなる
「グァァァァァっ!」
その痛みに耐えられたいミノタウロスが咆哮を上げた後、持っている斧を振り下ろす。
「遅い」
しかしセリアさんのスピードの方が速く、ミノタウロスの攻撃は空振りに終わる。
「ラスト」
そう呟いたセリアさんが再びミノタウロスの全身を切り刻む。
「グァァァァァっ!」
時間にして数秒。
セリアさんの素早さについていけないミノタウロスが断末魔を上げて魔石となった。
「おーっ!さすがセリアさん!」
俺は手放しでセリアさんを褒める。
「これくらいのモンスターなら楽勝」
“ブイっ!”と両手で可愛くVサインを作るセリアさん。
その後もセリアさんの無双は続き、結局、無傷で数多のモンスターを討伐した。
夕方頃となり俺とセリアさんはダンジョンを後にする。
「カミト。この後暇?」
「はい。予定は何もありませんよ」
「ん。なら少しだけ付き合ってほしいところがある」
とのことで俺はセリアさんについていく。
すると噴水の綺麗な公園にたどり着いた。
「へー、こんな場所があるんですね」
「ん。私のお気に入りスポット」
セリアさんのお気に入りと言うだけあって、何時間でも眺めていられる。
しばらく噴水を眺めていると「カミト」と真剣な表情のセリアさんが話しかけてきた。
「どうしましたか?」
俺はセリアさんの方を向き問いかけると、セリアさんが「すーっ、はーっ」と大きく深呼吸をする。
そして…
「私はカミトが好き。初めて会った時……ううん。助けられた時からカミトのことが好き。5番目の女で構わないから私も婚約者にしてほしい」
真っ直ぐな視線で俺に告白した。
188
お気に入りに追加
1,713
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
最弱引き出しの逆襲 ― クラス転移したのはいいけど裏切られたけど実は最強だった件
ワールド
ファンタジー
俺、晴人は普通の高校生。だけど、ある日突然、クラス全員と一緒に異世界に飛ばされた。
そこで、みんなは凄い能力を手に入れた。炎を操ったり、風を呼んだり。でも、俺だけが"引き出し"なんていう、見た目にも無様な能力を授かった。戦いになんの役にも立たない。当然、俺はクラスの笑い者になった。
だけど、この"引き出し"、実はただの引き出しではなかった。この中に物を入れると、時間が経つにつれて、その物が成長する。最初は、その可能性に気づかなかった。
でも、いつしか、この能力がどれほどの力を秘めているのかを知ることになる。
クラスメイトたちからは裏切られ、孤立無援。でも、俺の"引き出し"が、みんなが見落としていた大きな脅威に立ち向かう唯一の鍵だったんだ。知恵と工夫で困難を乗り越えて、俺は最弱から最強へと変貌する。
工夫次第で幾らでも強くなれる引き出し能力で俺は成りあがっていこう。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
目立つのが嫌でダンジョンのソロ攻略をしていた俺、アイドル配信者のいる前で、うっかり最凶モンスターをブッ飛ばしてしまう
果 一
ファンタジー
目立つことが大嫌いな男子高校生、篠村暁斗の通う学校には、アイドルがいる。
名前は芹なずな。学校一美人で現役アイドル、さらに有名ダンジョン配信者という勝ち組人生を送っている女の子だ。
日夜、ぼんやりと空を眺めるだけの暁斗とは縁のない存在。
ところが、ある日暁斗がダンジョンの下層でひっそりとモンスター狩りをしていると、SSクラスモンスターのワイバーンに襲われている小規模パーティに遭遇する。
この期に及んで「目立ちたくないから」と見捨てるわけにもいかず、暁斗は隠していた実力を解放して、ワイバーンを一撃粉砕してしまう。
しかし、近くに倒れていたアイドル配信者の芹なずなに目撃されていて――
しかも、その一部始終は生放送されていて――!?
《ワイバーン一撃で倒すとか異次元過ぎw》
《さっき見たらツイットーのトレンドに上がってた。これ、明日のネットニュースにも載るっしょ絶対》
SNSでバズりにバズり、さらには芹なずなにも正体がバレて!?
暁斗の陰キャ自由ライフは、瞬く間に崩壊する!
※本作は小説家になろう・カクヨムでも公開しています。両サイトでのタイトルは『目立つのが嫌でダンジョンのソロ攻略をしていた俺、アイドル配信者のいる前で、うっかり最凶モンスターをブッ飛ばしてしまう~バズりまくって陰キャ生活が無事終了したんだが~』となります。
※この作品はフィクションです。実在の人物•団体•事件•法律などとは一切関係ありません。あらかじめご了承ください。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
これダメなクラス召喚だわ!物を掌握するチートスキルで自由気ままな異世界旅
聖斗煉
ファンタジー
クラス全体で異世界に呼び出された高校生の主人公が魔王軍と戦うように懇願される。しかし、主人公にはしょっぱい能力しか与えられなかった。ところがである。実は能力は騙されて弱いものと思い込まされていた。ダンジョンに閉じ込められて死にかけたときに、本当は物を掌握するスキルだったことを知るーー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる