92 / 146
3章 7人の婚約者編
勇者
しおりを挟む
ユメを実家から奪い取った俺は、正式にユメを迎え入れる。
「今日からここがユメの家だ。妹やリーシャたちも住んでるから仲良くしてくれ」
「は、はいっ!」
「そんな緊張しなくていいんだけどなぁ……」
俺の屋敷を前に何故かガチガチに緊張しているユメ。
「リーシャさんとレオノーラさんとは仲良くなれたけど、ソラさんやカミトさんの妹さんと仲良くなれるか不安で……」
「ははっ、大丈夫だよ。みんな優しくて良い子だから」
俺はいつまでも屋敷の前から動かないユメの背中を押す。
そして玄関を開けて家の中へ招くと…
「ユメ様、おめでとうございますわ!」
「おめでとうございます!ユメ様っ!」
真っ先にリーシャとレオノーラが出迎えてくれた。
緊張してるであろうユメを気遣って、知り合いであるリーシャたちが真っ先に出迎える。
その気遣いに頭が下がる。
「あ、ありがとうございます!リーシャさん、レオノーラさん!全てはお二人のおかげです!」
「いえいえ!わたくし達はほんの少しユメ様をサポートしただけですわ!」
「カミト様を堕としたのはユメ様の頑張りです!」
後から聞くと、俺にユメと2人きりで過ごすようにリーシャが指示を出したのは、ユメの想いを知ったかららしい。
「へー!君がユメちゃんかー!私はソラって言うんだ!今日からよろしくね!」
「私は妹のクレアだよ!よろしくね!ユメちゃん!」
「は、はいっ!よろしくお願いします!」
“ペコリっ”とユメが頭を下げて挨拶をする。
そんなユメへ、ソラが話しかける。
「ねぇねぇ!ユメちゃんはカミトくんのどこが好きなの!?」
「あ、わたくしも気になりますわ!」
「そ、そうですね、ユメは……」
そう言って俺の好きなところを語り始め、ソラとも仲良くなる。
「また可愛い娘が増えたね、お兄ちゃん!」
「そうだな。仲良くしてくれよ」
「もちろん!優しくてとっても良い娘ってリーシャちゃん達が言ってたからね!会うのを楽しみにしてたんだ!次の婚約者も期待してるからね!」
「あはは……」
(何故、俺の妹と婚約者たちは、婚約者が増えることを楽しみにしてるんだろうか……)
そんなことを思う。
するとヨルカさんが俺に話しかけてきた。
「やっぱりユメちゃんと婚約したんだね」
「ってことは、未来で見た婚約者の中にユメは含まれてたんですね」
「うん。ユメちゃんの剣技は凄かったからね。是が非でも堕としてもらわないとって思ってたんだ。まぁ、残り3人も魔王討伐には欠かせない人たちだから、カミトくんには頑張ってもらわないと」
「そ、そうですね。頑張ります」
魔王討伐のために女の子を堕としてるわけではないが。
「それはそうと……やっぱりユメちゃんって似てるんだよね」
「ん?誰にですか?」
「もちろん、勇者だよ」
「へー、勇者ですか……勇者!?」
俺は声をあげて驚く。
「うん。雰囲気もそうだけど、特に顔が勇者そっくりなんだよね」
「も、もしかしてユメが勇者の生まれ変わりってことですか?」
「うーん、それは違う気がするよ。勇者が得意としていたスキルの一つ、【閃光】をユメちゃんは覚えてるけど勇者関連のスキルは【閃光】しか覚えてない。それに対し、カミトくんはカインくんの『星剣技』を引き継ぎ、ソラちゃんもラティファちゃんのスキルを完璧に引き継いでいたから、ただの偶然だとは思うんだけど……」
未来視で魔王との戦いを見ただけで、俺やソラさんが剣聖や聖女のスキルを引き継いだ人だということを理解したヨルカさんだが、ユメが勇者のスキルを引き継いだかは分からないようだ。
「あっ!でも未来視で見た魔王が変なこと言ってたよ!」
「変なことですか?」
「うん!んーっと……『ほう。彼の方の呪いを解いて勇者の力を得たのか。だが不完全のようだな』ってユメちゃんに向かって言ってた!何の呪いについて言ったのか分からなかったから気にしなかったけど……」
「その呪いがスキルが使えなくなる呪いだったら……」
「うん、ユメちゃんは勇者と無関係ってわけじゃないかも」
という結論に至る。
「でも未来視で見たユメは【閃光】しか使ってないんですよね?」
「うん、使ってなかったよ」
「なるほど……」
それを聞いて俺は閃く。
「そういえばユメを鑑定した時、おかしな点がありました」
「なになにー?」
俺はヨルカさんへ鑑定した時、【#&\%$?】という文字化けスキルがあったこと。
その文字化けスキルを解除する方法が『???』の記憶を思い出すことであったことを伝える。
「なるほど。もしかしたらユメちゃんのスキルはまだ不完全かもしれないね」
「そうですね。文字化けスキルを解除することができれば勇者の力を手に入れることができるかもしれません」
今までの傾向から文字化けスキルが勇者パーティーと関連があったことから、勇者関連のスキルを手に入れることができると考える。
現在のユメは何らかの原因で【閃光】しか勇者スキルを引き継いでいないため、文字化けスキルを解除すればさらに強くなるかもしれない。
「ウチが勇者のスキルを500年後の誰かに引き継がせたりはしてないからその可能性は低いけど、ないとは言い切れないね。魔王の発言もあるし」
俺はヨルカさんの発言に頷く。
「仮に【#&\%$?】が勇者関連のスキルだと仮定しましょう。そうなると、このまま過ごせばヨルカさんが見た未来通り、勇者関連のスキルを使えない未来。つまり【#&\%$?】を解除できない未来になってしまいます」
「そうだね。もちろん未来のカミトくんたちが解除に成功し、解除したスキルが勇者関連のスキルでないという可能性もあるけどね」
「だけどその場合だと魔王の発言に矛盾が生じます。解除しているなら不完全とは言わないはずです」
「だね。だからユメちゃんにはウチがガッツリ関わった方がいいかもしれないね。ウチが見た未来通りのユメちゃんにならないように」
ヨルカさんが見た未来ではヨルカさんはいないため、このままヨルカさんがユメと関わりを持たなければ未来通り【閃光】スキルしか使えないユメとなってしまう。
そのためユメのスキルを変化させるにはヨルカさんに介入してもらうしかない。
「はい。ユメとは婚約してるのでヨルカさんが関わったことで婚約できないといった未来にはならないはずです。だからガッツリ関わってください」
「任せて!」
といった感じでユメの今後について話し合った。
「今日からここがユメの家だ。妹やリーシャたちも住んでるから仲良くしてくれ」
「は、はいっ!」
「そんな緊張しなくていいんだけどなぁ……」
俺の屋敷を前に何故かガチガチに緊張しているユメ。
「リーシャさんとレオノーラさんとは仲良くなれたけど、ソラさんやカミトさんの妹さんと仲良くなれるか不安で……」
「ははっ、大丈夫だよ。みんな優しくて良い子だから」
俺はいつまでも屋敷の前から動かないユメの背中を押す。
そして玄関を開けて家の中へ招くと…
「ユメ様、おめでとうございますわ!」
「おめでとうございます!ユメ様っ!」
真っ先にリーシャとレオノーラが出迎えてくれた。
緊張してるであろうユメを気遣って、知り合いであるリーシャたちが真っ先に出迎える。
その気遣いに頭が下がる。
「あ、ありがとうございます!リーシャさん、レオノーラさん!全てはお二人のおかげです!」
「いえいえ!わたくし達はほんの少しユメ様をサポートしただけですわ!」
「カミト様を堕としたのはユメ様の頑張りです!」
後から聞くと、俺にユメと2人きりで過ごすようにリーシャが指示を出したのは、ユメの想いを知ったかららしい。
「へー!君がユメちゃんかー!私はソラって言うんだ!今日からよろしくね!」
「私は妹のクレアだよ!よろしくね!ユメちゃん!」
「は、はいっ!よろしくお願いします!」
“ペコリっ”とユメが頭を下げて挨拶をする。
そんなユメへ、ソラが話しかける。
「ねぇねぇ!ユメちゃんはカミトくんのどこが好きなの!?」
「あ、わたくしも気になりますわ!」
「そ、そうですね、ユメは……」
そう言って俺の好きなところを語り始め、ソラとも仲良くなる。
「また可愛い娘が増えたね、お兄ちゃん!」
「そうだな。仲良くしてくれよ」
「もちろん!優しくてとっても良い娘ってリーシャちゃん達が言ってたからね!会うのを楽しみにしてたんだ!次の婚約者も期待してるからね!」
「あはは……」
(何故、俺の妹と婚約者たちは、婚約者が増えることを楽しみにしてるんだろうか……)
そんなことを思う。
するとヨルカさんが俺に話しかけてきた。
「やっぱりユメちゃんと婚約したんだね」
「ってことは、未来で見た婚約者の中にユメは含まれてたんですね」
「うん。ユメちゃんの剣技は凄かったからね。是が非でも堕としてもらわないとって思ってたんだ。まぁ、残り3人も魔王討伐には欠かせない人たちだから、カミトくんには頑張ってもらわないと」
「そ、そうですね。頑張ります」
魔王討伐のために女の子を堕としてるわけではないが。
「それはそうと……やっぱりユメちゃんって似てるんだよね」
「ん?誰にですか?」
「もちろん、勇者だよ」
「へー、勇者ですか……勇者!?」
俺は声をあげて驚く。
「うん。雰囲気もそうだけど、特に顔が勇者そっくりなんだよね」
「も、もしかしてユメが勇者の生まれ変わりってことですか?」
「うーん、それは違う気がするよ。勇者が得意としていたスキルの一つ、【閃光】をユメちゃんは覚えてるけど勇者関連のスキルは【閃光】しか覚えてない。それに対し、カミトくんはカインくんの『星剣技』を引き継ぎ、ソラちゃんもラティファちゃんのスキルを完璧に引き継いでいたから、ただの偶然だとは思うんだけど……」
未来視で魔王との戦いを見ただけで、俺やソラさんが剣聖や聖女のスキルを引き継いだ人だということを理解したヨルカさんだが、ユメが勇者のスキルを引き継いだかは分からないようだ。
「あっ!でも未来視で見た魔王が変なこと言ってたよ!」
「変なことですか?」
「うん!んーっと……『ほう。彼の方の呪いを解いて勇者の力を得たのか。だが不完全のようだな』ってユメちゃんに向かって言ってた!何の呪いについて言ったのか分からなかったから気にしなかったけど……」
「その呪いがスキルが使えなくなる呪いだったら……」
「うん、ユメちゃんは勇者と無関係ってわけじゃないかも」
という結論に至る。
「でも未来視で見たユメは【閃光】しか使ってないんですよね?」
「うん、使ってなかったよ」
「なるほど……」
それを聞いて俺は閃く。
「そういえばユメを鑑定した時、おかしな点がありました」
「なになにー?」
俺はヨルカさんへ鑑定した時、【#&\%$?】という文字化けスキルがあったこと。
その文字化けスキルを解除する方法が『???』の記憶を思い出すことであったことを伝える。
「なるほど。もしかしたらユメちゃんのスキルはまだ不完全かもしれないね」
「そうですね。文字化けスキルを解除することができれば勇者の力を手に入れることができるかもしれません」
今までの傾向から文字化けスキルが勇者パーティーと関連があったことから、勇者関連のスキルを手に入れることができると考える。
現在のユメは何らかの原因で【閃光】しか勇者スキルを引き継いでいないため、文字化けスキルを解除すればさらに強くなるかもしれない。
「ウチが勇者のスキルを500年後の誰かに引き継がせたりはしてないからその可能性は低いけど、ないとは言い切れないね。魔王の発言もあるし」
俺はヨルカさんの発言に頷く。
「仮に【#&\%$?】が勇者関連のスキルだと仮定しましょう。そうなると、このまま過ごせばヨルカさんが見た未来通り、勇者関連のスキルを使えない未来。つまり【#&\%$?】を解除できない未来になってしまいます」
「そうだね。もちろん未来のカミトくんたちが解除に成功し、解除したスキルが勇者関連のスキルでないという可能性もあるけどね」
「だけどその場合だと魔王の発言に矛盾が生じます。解除しているなら不完全とは言わないはずです」
「だね。だからユメちゃんにはウチがガッツリ関わった方がいいかもしれないね。ウチが見た未来通りのユメちゃんにならないように」
ヨルカさんが見た未来ではヨルカさんはいないため、このままヨルカさんがユメと関わりを持たなければ未来通り【閃光】スキルしか使えないユメとなってしまう。
そのためユメのスキルを変化させるにはヨルカさんに介入してもらうしかない。
「はい。ユメとは婚約してるのでヨルカさんが関わったことで婚約できないといった未来にはならないはずです。だからガッツリ関わってください」
「任せて!」
といった感じでユメの今後について話し合った。
191
お気に入りに追加
1,701
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
最強美少女達に愛されている無能サポーター 〜周りの人から馬鹿にされ続けてもう嫌なのパーティメンバーの天才たちが離してくれない〜
妄想屋さん
ファンタジー
最強の美少女パーティメンバーに囲まれた無能、アルフ。
彼は周囲の人の陰口に心を病み、パーティメンバー達に、
「このパーティを抜けたい」
と、申し出る。
しかし、アルフを溺愛し、心の拠り所にしていた彼女達はその申し出を聞いて泣き崩れていまう。
なんとかアルフと一緒にいたい少女達と、どうしてもパーティを抜けたい主人公の話。
散々利用されてから勇者パーティーを追い出された…が、元勇者パーティーは僕の本当の能力を知らない。
アノマロカリス
ファンタジー
僕こと…ディスト・ランゼウスは、経験値を倍増させてパーティーの成長を急成長させるスキルを持っていた。
それにあやかった剣士ディランは、僕と共にパーティーを集めて成長して行き…数々の魔王軍の配下を討伐して行き、なんと勇者の称号を得る事になった。
するとディランは、勇者の称号を得てからというもの…態度が横柄になり、更にはパーティーメンバー達も調子付いて行った。
それからと言うもの、調子付いた勇者ディランとパーティーメンバー達は、レベルの上がらないサポート役の僕を邪険にし始めていき…
遂には、役立たずは不要と言って僕を追い出したのだった。
……とまぁ、ここまでは良くある話。
僕が抜けた勇者ディランとパーティーメンバー達は、その後も活躍し続けていき…
遂には、大魔王ドゥルガディスが収める魔大陸を攻略すると言う話になっていた。
「おやおや…もう魔大陸に上陸すると言う話になったのか、ならば…そろそろ僕の本来のスキルを発動するとしますか!」
それから数日後に、ディランとパーティーメンバー達が魔大陸に侵攻し始めたという話を聞いた。
なので、それと同時に…僕の本来のスキルを発動すると…?
2月11日にHOTランキング男性向けで1位になりました。
皆様お陰です、有り難う御座います。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
毎日スキルが増えるのって最強じゃね?
七鳳
ファンタジー
異世界に転生した主人公。
テンプレのような転生に驚く。
そこで出会った神様にある加護をもらい、自由気ままに生きていくお話。
※ストーリー等見切り発車な点御容赦ください。
※感想・誤字訂正などお気軽にコメントください!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる