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3章 7人の婚約者編
勇者
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ユメを実家から奪い取った俺は、正式にユメを迎え入れる。
「今日からここがユメの家だ。妹やリーシャたちも住んでるから仲良くしてくれ」
「は、はいっ!」
「そんな緊張しなくていいんだけどなぁ……」
俺の屋敷を前に何故かガチガチに緊張しているユメ。
「リーシャさんとレオノーラさんとは仲良くなれたけど、ソラさんやカミトさんの妹さんと仲良くなれるか不安で……」
「ははっ、大丈夫だよ。みんな優しくて良い子だから」
俺はいつまでも屋敷の前から動かないユメの背中を押す。
そして玄関を開けて家の中へ招くと…
「ユメ様、おめでとうございますわ!」
「おめでとうございます!ユメ様っ!」
真っ先にリーシャとレオノーラが出迎えてくれた。
緊張してるであろうユメを気遣って、知り合いであるリーシャたちが真っ先に出迎える。
その気遣いに頭が下がる。
「あ、ありがとうございます!リーシャさん、レオノーラさん!全てはお二人のおかげです!」
「いえいえ!わたくし達はほんの少しユメ様をサポートしただけですわ!」
「カミト様を堕としたのはユメ様の頑張りです!」
後から聞くと、俺にユメと2人きりで過ごすようにリーシャが指示を出したのは、ユメの想いを知ったかららしい。
「へー!君がユメちゃんかー!私はソラって言うんだ!今日からよろしくね!」
「私は妹のクレアだよ!よろしくね!ユメちゃん!」
「は、はいっ!よろしくお願いします!」
“ペコリっ”とユメが頭を下げて挨拶をする。
そんなユメへ、ソラが話しかける。
「ねぇねぇ!ユメちゃんはカミトくんのどこが好きなの!?」
「あ、わたくしも気になりますわ!」
「そ、そうですね、ユメは……」
そう言って俺の好きなところを語り始め、ソラとも仲良くなる。
「また可愛い娘が増えたね、お兄ちゃん!」
「そうだな。仲良くしてくれよ」
「もちろん!優しくてとっても良い娘ってリーシャちゃん達が言ってたからね!会うのを楽しみにしてたんだ!次の婚約者も期待してるからね!」
「あはは……」
(何故、俺の妹と婚約者たちは、婚約者が増えることを楽しみにしてるんだろうか……)
そんなことを思う。
するとヨルカさんが俺に話しかけてきた。
「やっぱりユメちゃんと婚約したんだね」
「ってことは、未来で見た婚約者の中にユメは含まれてたんですね」
「うん。ユメちゃんの剣技は凄かったからね。是が非でも堕としてもらわないとって思ってたんだ。まぁ、残り3人も魔王討伐には欠かせない人たちだから、カミトくんには頑張ってもらわないと」
「そ、そうですね。頑張ります」
魔王討伐のために女の子を堕としてるわけではないが。
「それはそうと……やっぱりユメちゃんって似てるんだよね」
「ん?誰にですか?」
「もちろん、勇者だよ」
「へー、勇者ですか……勇者!?」
俺は声をあげて驚く。
「うん。雰囲気もそうだけど、特に顔が勇者そっくりなんだよね」
「も、もしかしてユメが勇者の生まれ変わりってことですか?」
「うーん、それは違う気がするよ。勇者が得意としていたスキルの一つ、【閃光】をユメちゃんは覚えてるけど勇者関連のスキルは【閃光】しか覚えてない。それに対し、カミトくんはカインくんの『星剣技』を引き継ぎ、ソラちゃんもラティファちゃんのスキルを完璧に引き継いでいたから、ただの偶然だとは思うんだけど……」
未来視で魔王との戦いを見ただけで、俺やソラさんが剣聖や聖女のスキルを引き継いだ人だということを理解したヨルカさんだが、ユメが勇者のスキルを引き継いだかは分からないようだ。
「あっ!でも未来視で見た魔王が変なこと言ってたよ!」
「変なことですか?」
「うん!んーっと……『ほう。彼の方の呪いを解いて勇者の力を得たのか。だが不完全のようだな』ってユメちゃんに向かって言ってた!何の呪いについて言ったのか分からなかったから気にしなかったけど……」
「その呪いがスキルが使えなくなる呪いだったら……」
「うん、ユメちゃんは勇者と無関係ってわけじゃないかも」
という結論に至る。
「でも未来視で見たユメは【閃光】しか使ってないんですよね?」
「うん、使ってなかったよ」
「なるほど……」
それを聞いて俺は閃く。
「そういえばユメを鑑定した時、おかしな点がありました」
「なになにー?」
俺はヨルカさんへ鑑定した時、【#&\%$?】という文字化けスキルがあったこと。
その文字化けスキルを解除する方法が『???』の記憶を思い出すことであったことを伝える。
「なるほど。もしかしたらユメちゃんのスキルはまだ不完全かもしれないね」
「そうですね。文字化けスキルを解除することができれば勇者の力を手に入れることができるかもしれません」
今までの傾向から文字化けスキルが勇者パーティーと関連があったことから、勇者関連のスキルを手に入れることができると考える。
現在のユメは何らかの原因で【閃光】しか勇者スキルを引き継いでいないため、文字化けスキルを解除すればさらに強くなるかもしれない。
「ウチが勇者のスキルを500年後の誰かに引き継がせたりはしてないからその可能性は低いけど、ないとは言い切れないね。魔王の発言もあるし」
俺はヨルカさんの発言に頷く。
「仮に【#&\%$?】が勇者関連のスキルだと仮定しましょう。そうなると、このまま過ごせばヨルカさんが見た未来通り、勇者関連のスキルを使えない未来。つまり【#&\%$?】を解除できない未来になってしまいます」
「そうだね。もちろん未来のカミトくんたちが解除に成功し、解除したスキルが勇者関連のスキルでないという可能性もあるけどね」
「だけどその場合だと魔王の発言に矛盾が生じます。解除しているなら不完全とは言わないはずです」
「だね。だからユメちゃんにはウチがガッツリ関わった方がいいかもしれないね。ウチが見た未来通りのユメちゃんにならないように」
ヨルカさんが見た未来ではヨルカさんはいないため、このままヨルカさんがユメと関わりを持たなければ未来通り【閃光】スキルしか使えないユメとなってしまう。
そのためユメのスキルを変化させるにはヨルカさんに介入してもらうしかない。
「はい。ユメとは婚約してるのでヨルカさんが関わったことで婚約できないといった未来にはならないはずです。だからガッツリ関わってください」
「任せて!」
といった感じでユメの今後について話し合った。
「今日からここがユメの家だ。妹やリーシャたちも住んでるから仲良くしてくれ」
「は、はいっ!」
「そんな緊張しなくていいんだけどなぁ……」
俺の屋敷を前に何故かガチガチに緊張しているユメ。
「リーシャさんとレオノーラさんとは仲良くなれたけど、ソラさんやカミトさんの妹さんと仲良くなれるか不安で……」
「ははっ、大丈夫だよ。みんな優しくて良い子だから」
俺はいつまでも屋敷の前から動かないユメの背中を押す。
そして玄関を開けて家の中へ招くと…
「ユメ様、おめでとうございますわ!」
「おめでとうございます!ユメ様っ!」
真っ先にリーシャとレオノーラが出迎えてくれた。
緊張してるであろうユメを気遣って、知り合いであるリーシャたちが真っ先に出迎える。
その気遣いに頭が下がる。
「あ、ありがとうございます!リーシャさん、レオノーラさん!全てはお二人のおかげです!」
「いえいえ!わたくし達はほんの少しユメ様をサポートしただけですわ!」
「カミト様を堕としたのはユメ様の頑張りです!」
後から聞くと、俺にユメと2人きりで過ごすようにリーシャが指示を出したのは、ユメの想いを知ったかららしい。
「へー!君がユメちゃんかー!私はソラって言うんだ!今日からよろしくね!」
「私は妹のクレアだよ!よろしくね!ユメちゃん!」
「は、はいっ!よろしくお願いします!」
“ペコリっ”とユメが頭を下げて挨拶をする。
そんなユメへ、ソラが話しかける。
「ねぇねぇ!ユメちゃんはカミトくんのどこが好きなの!?」
「あ、わたくしも気になりますわ!」
「そ、そうですね、ユメは……」
そう言って俺の好きなところを語り始め、ソラとも仲良くなる。
「また可愛い娘が増えたね、お兄ちゃん!」
「そうだな。仲良くしてくれよ」
「もちろん!優しくてとっても良い娘ってリーシャちゃん達が言ってたからね!会うのを楽しみにしてたんだ!次の婚約者も期待してるからね!」
「あはは……」
(何故、俺の妹と婚約者たちは、婚約者が増えることを楽しみにしてるんだろうか……)
そんなことを思う。
するとヨルカさんが俺に話しかけてきた。
「やっぱりユメちゃんと婚約したんだね」
「ってことは、未来で見た婚約者の中にユメは含まれてたんですね」
「うん。ユメちゃんの剣技は凄かったからね。是が非でも堕としてもらわないとって思ってたんだ。まぁ、残り3人も魔王討伐には欠かせない人たちだから、カミトくんには頑張ってもらわないと」
「そ、そうですね。頑張ります」
魔王討伐のために女の子を堕としてるわけではないが。
「それはそうと……やっぱりユメちゃんって似てるんだよね」
「ん?誰にですか?」
「もちろん、勇者だよ」
「へー、勇者ですか……勇者!?」
俺は声をあげて驚く。
「うん。雰囲気もそうだけど、特に顔が勇者そっくりなんだよね」
「も、もしかしてユメが勇者の生まれ変わりってことですか?」
「うーん、それは違う気がするよ。勇者が得意としていたスキルの一つ、【閃光】をユメちゃんは覚えてるけど勇者関連のスキルは【閃光】しか覚えてない。それに対し、カミトくんはカインくんの『星剣技』を引き継ぎ、ソラちゃんもラティファちゃんのスキルを完璧に引き継いでいたから、ただの偶然だとは思うんだけど……」
未来視で魔王との戦いを見ただけで、俺やソラさんが剣聖や聖女のスキルを引き継いだ人だということを理解したヨルカさんだが、ユメが勇者のスキルを引き継いだかは分からないようだ。
「あっ!でも未来視で見た魔王が変なこと言ってたよ!」
「変なことですか?」
「うん!んーっと……『ほう。彼の方の呪いを解いて勇者の力を得たのか。だが不完全のようだな』ってユメちゃんに向かって言ってた!何の呪いについて言ったのか分からなかったから気にしなかったけど……」
「その呪いがスキルが使えなくなる呪いだったら……」
「うん、ユメちゃんは勇者と無関係ってわけじゃないかも」
という結論に至る。
「でも未来視で見たユメは【閃光】しか使ってないんですよね?」
「うん、使ってなかったよ」
「なるほど……」
それを聞いて俺は閃く。
「そういえばユメを鑑定した時、おかしな点がありました」
「なになにー?」
俺はヨルカさんへ鑑定した時、【#&\%$?】という文字化けスキルがあったこと。
その文字化けスキルを解除する方法が『???』の記憶を思い出すことであったことを伝える。
「なるほど。もしかしたらユメちゃんのスキルはまだ不完全かもしれないね」
「そうですね。文字化けスキルを解除することができれば勇者の力を手に入れることができるかもしれません」
今までの傾向から文字化けスキルが勇者パーティーと関連があったことから、勇者関連のスキルを手に入れることができると考える。
現在のユメは何らかの原因で【閃光】しか勇者スキルを引き継いでいないため、文字化けスキルを解除すればさらに強くなるかもしれない。
「ウチが勇者のスキルを500年後の誰かに引き継がせたりはしてないからその可能性は低いけど、ないとは言い切れないね。魔王の発言もあるし」
俺はヨルカさんの発言に頷く。
「仮に【#&\%$?】が勇者関連のスキルだと仮定しましょう。そうなると、このまま過ごせばヨルカさんが見た未来通り、勇者関連のスキルを使えない未来。つまり【#&\%$?】を解除できない未来になってしまいます」
「そうだね。もちろん未来のカミトくんたちが解除に成功し、解除したスキルが勇者関連のスキルでないという可能性もあるけどね」
「だけどその場合だと魔王の発言に矛盾が生じます。解除しているなら不完全とは言わないはずです」
「だね。だからユメちゃんにはウチがガッツリ関わった方がいいかもしれないね。ウチが見た未来通りのユメちゃんにならないように」
ヨルカさんが見た未来ではヨルカさんはいないため、このままヨルカさんがユメと関わりを持たなければ未来通り【閃光】スキルしか使えないユメとなってしまう。
そのためユメのスキルを変化させるにはヨルカさんに介入してもらうしかない。
「はい。ユメとは婚約してるのでヨルカさんが関わったことで婚約できないといった未来にはならないはずです。だからガッツリ関わってください」
「任せて!」
といった感じでユメの今後について話し合った。
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