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3章 7人の婚約者編
ダンジョンでの訓練 3
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みんなからの声援を受け、エンシェントドラゴンへ立ち向かう。
「エンシェントドラゴンのレベルは7,500で全ステータスは30,000。それに対して俺のステータスは…」
*****
名前:カミト•ヴィオレ
年齢:18
レベル:4987
筋力:34515
器用:34447
耐久:34452
俊敏:34537
魔力:34317
知力:34621
スキル:【剣聖】
【賢者の眼】
称号:〈ジャイアントキリング Lv.4〉
〈無傷の冒険者 Lv.5〉
〈少数精鋭 Lv.1〉
〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉
〈火事場の馬鹿力 Lv.1〉
装備:純黒の長剣(全ステータス4,000上昇)
純黒のコート(全ステータス4,000上昇)
純黒の靴(全ステータス4,000上昇)
※純黒の長剣、純黒のコート、純黒の靴は〈無傷の冒険者 Lv.5〉の効果終了。
*****
(このステータスに称号によるステータス上昇でエンシェントドラゴンなら問題なく討伐できるだろう)
発動する称号は2つ。
格上と戦うときに発動する〈ジャイアントキリング Lv.4〉と、常に発動している〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉だ。
〈ジャイアントキリング Lv.4〉は、全ステータスを4,000上昇させ、〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉は、自分を含め、パーティーメンバーのステータスを5%上昇してくれる。
よって俺のステータスは約40,000となる。
(ステータス的には問題なく勝てるだろうが油断はしないようにしよう。少しの気の緩みでリーシャたちを危険にさらすわけにはいかないからな)
そう思い気合を入れる。
幸い、先程【竜の息吹】を剣一本で防いだ俺のことを警戒しているようで、リーシャたちに注意が向いていない。
「賢者さん、奴の弱点を視認できるようにして!」
『了解しました』
俺の指示を受け、ドラゴンの身体中に赤い点がいくつも生まれる。
『赤い点の部分は【硬化】を使うことができない部位です。そちらを重点的に狙ってください』
「ありがとう賢者さん」
俺は賢者さんに感謝を伝え、戦い方を脳内で組み立てる。
「行くぞ!」
組み立て終えた俺は、俊敏ステータスをフルに使ってドラゴンとの距離を詰める。
「はぁーっ!」
そして胴体目掛けて横一閃に剣を振るが、“キンっ!”と鉤爪で防がれる。
「さすがに胴体部分への攻撃は反応されるかっ!」
ステータス差から最も弱点となる胴体部分へ攻撃が通るのではないかと期待したが防御される。
「まだだっ!」
俺はステータス差を活かして連続攻撃を仕掛ける。
“キンッ!”と剣と鉤爪がぶつかり合う音が何度も響き渡るが有効的なダメージを与えることはできない。
(防御に全てを割いているか。反撃する様子はないがこのまま長期戦にするわけにはいかない)
リーシャたちには今も怖い思いをさせている。
できるなら早く終わらせてリーシャたちを抱きしめたい。
そう思った俺は少し強引な作戦を取る。
「はぁーっ!」
“キィンッ!”と鉤爪を思い切って上方へ弾くと、ドラゴンの胴体部分が丸見えとなる。
(いまっ!)
「『星剣技』一の型〈牙……」
と、必殺の星剣技を披露するため地面を蹴る準備をしたその刹那、エンシェントドラゴンが口を開く。
「!?」
鉤爪を弾いた直後ということで俺はドラゴンの口元近くにおり、ゼロ距離での【竜の息吹】が繰り出される。
「っ!」
俺は星剣技を中断し、全神経を集中させて体幹筋を働かせる。
息を吸うのも忘れるほど神経を集中させた俺は無理やり身体をひねることで紙一重で回避する。
その隙を逃すドラゴンではないようで、俺と距離を取るために上空へと飛ぶ。
そして再度口を開く。
その標的は俺でなくリーシャたちだ。
「まずいっ!」
俺は急いで駆けつけようとするが…
「慌てなくて大丈夫です」
「そうよ、あれくらい私たちに任せてちょうだい。カミトはその隙にドラゴンを攻撃して」
フィーネ先生とメルさんの自信に満ちた声が聞こえてくる。
その声を聞いてメルさんたちを信じ、攻撃の準備に移る。
「ゴォォォォォっ!」
メルさんたちに【竜の息吹】が襲う。
「『シャドウ』の力を見せてもらうわよ、フィーネさん」
「任せてください。王女様をお守りすることがアタシの本業なので」
そう言って2人は地面に手を付く。
「ウォーターウォール!」
「凍れ!アイスエイジ!」
フィーネ先生が生み出した複数の水の壁を、メルさんが凍らせる。
水の壁を凍らせたことで突如何枚もの氷の壁が出現し、【竜の息吹】を防ぐ。
しかし全ステータス30,000越えの攻撃に耐えることはできず、どんどん氷の壁が割れていく。
「まだです!グランドウェーブっ!」
再びフィーネ先生が地面に手をつき、今度は土魔法を発動。
地面に波打つ壁を出現させ、【竜の息吹】を防ぐ。
「メルさんっ!」
「ありがとうございます。さすがフィーネさんね」
そう呟いたメルさんは詠唱の準備を終えたようで杖を構えて魔法を放つ。
「フリージング・ブレスっ!」
構えた杖から氷の矢弾が放たれる。
そのタイミングでフィーネ先生のグランドウェーブが破られ、【竜の息吹】と『氷河の矢弾』が激突する。
「はぁぁーっ!」
メルさんが気合いのこもった声を上げる。
数秒ほど拮抗したが無事『氷河の矢弾』で【竜の息吹】を相殺することに成功。
「今よ!カミト!」
「ありがとうございます。メルさん、フィーネ先生」
俺は2人に感謝し、ドラゴンへ攻撃を開始する。
「『星剣技』四の型〈旋空〉~四連~」
俺は空を飛んでいるエンシェントドラゴンに対して斬撃を4つ飛ばす。
「グォっ!」
先程までメルさんたちへ攻撃していたドラゴンは反応するが防ぐことはできず、4つの斬撃を両翼に受ける。
「グォォっ!」
痛みによる悲鳴を上げながらドラゴンが落下。
その様子を見つつ俺は瞬時に落下地点へ向かい、ガラ空きとなった胴体目掛けて渾身の回転斬りを繰り出す。
「『星剣技』三の型〈輪舞〉」
俺の攻撃を防ごうとしたドラゴンが鉤爪で防御に入る。
「それじゃ防ぐことはできないぞ」
“キンっ!”と俺の回転斬りがドラゴンの鉤爪を弾く。
「終わりだ」
“ザシュっ!”
「グァァァァァァっ!」
柔らかい感触を感じ、一際大きな声を上げるドラゴンが受け身も取らずに地面に叩きつけられ魔石へと変わる。
「ふぅ、終わったな」
俺は『レベルアップしました』という脳内アナウンスを聞き、無事討伐できたことに一息つく。
「「カミト様ーっ!」」
そんな俺にリーシャとレオノーラが飛びついて来たため、俺は力強く抱きしめた。
「エンシェントドラゴンのレベルは7,500で全ステータスは30,000。それに対して俺のステータスは…」
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名前:カミト•ヴィオレ
年齢:18
レベル:4987
筋力:34515
器用:34447
耐久:34452
俊敏:34537
魔力:34317
知力:34621
スキル:【剣聖】
【賢者の眼】
称号:〈ジャイアントキリング Lv.4〉
〈無傷の冒険者 Lv.5〉
〈少数精鋭 Lv.1〉
〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉
〈火事場の馬鹿力 Lv.1〉
装備:純黒の長剣(全ステータス4,000上昇)
純黒のコート(全ステータス4,000上昇)
純黒の靴(全ステータス4,000上昇)
※純黒の長剣、純黒のコート、純黒の靴は〈無傷の冒険者 Lv.5〉の効果終了。
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(このステータスに称号によるステータス上昇でエンシェントドラゴンなら問題なく討伐できるだろう)
発動する称号は2つ。
格上と戦うときに発動する〈ジャイアントキリング Lv.4〉と、常に発動している〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉だ。
〈ジャイアントキリング Lv.4〉は、全ステータスを4,000上昇させ、〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉は、自分を含め、パーティーメンバーのステータスを5%上昇してくれる。
よって俺のステータスは約40,000となる。
(ステータス的には問題なく勝てるだろうが油断はしないようにしよう。少しの気の緩みでリーシャたちを危険にさらすわけにはいかないからな)
そう思い気合を入れる。
幸い、先程【竜の息吹】を剣一本で防いだ俺のことを警戒しているようで、リーシャたちに注意が向いていない。
「賢者さん、奴の弱点を視認できるようにして!」
『了解しました』
俺の指示を受け、ドラゴンの身体中に赤い点がいくつも生まれる。
『赤い点の部分は【硬化】を使うことができない部位です。そちらを重点的に狙ってください』
「ありがとう賢者さん」
俺は賢者さんに感謝を伝え、戦い方を脳内で組み立てる。
「行くぞ!」
組み立て終えた俺は、俊敏ステータスをフルに使ってドラゴンとの距離を詰める。
「はぁーっ!」
そして胴体目掛けて横一閃に剣を振るが、“キンっ!”と鉤爪で防がれる。
「さすがに胴体部分への攻撃は反応されるかっ!」
ステータス差から最も弱点となる胴体部分へ攻撃が通るのではないかと期待したが防御される。
「まだだっ!」
俺はステータス差を活かして連続攻撃を仕掛ける。
“キンッ!”と剣と鉤爪がぶつかり合う音が何度も響き渡るが有効的なダメージを与えることはできない。
(防御に全てを割いているか。反撃する様子はないがこのまま長期戦にするわけにはいかない)
リーシャたちには今も怖い思いをさせている。
できるなら早く終わらせてリーシャたちを抱きしめたい。
そう思った俺は少し強引な作戦を取る。
「はぁーっ!」
“キィンッ!”と鉤爪を思い切って上方へ弾くと、ドラゴンの胴体部分が丸見えとなる。
(いまっ!)
「『星剣技』一の型〈牙……」
と、必殺の星剣技を披露するため地面を蹴る準備をしたその刹那、エンシェントドラゴンが口を開く。
「!?」
鉤爪を弾いた直後ということで俺はドラゴンの口元近くにおり、ゼロ距離での【竜の息吹】が繰り出される。
「っ!」
俺は星剣技を中断し、全神経を集中させて体幹筋を働かせる。
息を吸うのも忘れるほど神経を集中させた俺は無理やり身体をひねることで紙一重で回避する。
その隙を逃すドラゴンではないようで、俺と距離を取るために上空へと飛ぶ。
そして再度口を開く。
その標的は俺でなくリーシャたちだ。
「まずいっ!」
俺は急いで駆けつけようとするが…
「慌てなくて大丈夫です」
「そうよ、あれくらい私たちに任せてちょうだい。カミトはその隙にドラゴンを攻撃して」
フィーネ先生とメルさんの自信に満ちた声が聞こえてくる。
その声を聞いてメルさんたちを信じ、攻撃の準備に移る。
「ゴォォォォォっ!」
メルさんたちに【竜の息吹】が襲う。
「『シャドウ』の力を見せてもらうわよ、フィーネさん」
「任せてください。王女様をお守りすることがアタシの本業なので」
そう言って2人は地面に手を付く。
「ウォーターウォール!」
「凍れ!アイスエイジ!」
フィーネ先生が生み出した複数の水の壁を、メルさんが凍らせる。
水の壁を凍らせたことで突如何枚もの氷の壁が出現し、【竜の息吹】を防ぐ。
しかし全ステータス30,000越えの攻撃に耐えることはできず、どんどん氷の壁が割れていく。
「まだです!グランドウェーブっ!」
再びフィーネ先生が地面に手をつき、今度は土魔法を発動。
地面に波打つ壁を出現させ、【竜の息吹】を防ぐ。
「メルさんっ!」
「ありがとうございます。さすがフィーネさんね」
そう呟いたメルさんは詠唱の準備を終えたようで杖を構えて魔法を放つ。
「フリージング・ブレスっ!」
構えた杖から氷の矢弾が放たれる。
そのタイミングでフィーネ先生のグランドウェーブが破られ、【竜の息吹】と『氷河の矢弾』が激突する。
「はぁぁーっ!」
メルさんが気合いのこもった声を上げる。
数秒ほど拮抗したが無事『氷河の矢弾』で【竜の息吹】を相殺することに成功。
「今よ!カミト!」
「ありがとうございます。メルさん、フィーネ先生」
俺は2人に感謝し、ドラゴンへ攻撃を開始する。
「『星剣技』四の型〈旋空〉~四連~」
俺は空を飛んでいるエンシェントドラゴンに対して斬撃を4つ飛ばす。
「グォっ!」
先程までメルさんたちへ攻撃していたドラゴンは反応するが防ぐことはできず、4つの斬撃を両翼に受ける。
「グォォっ!」
痛みによる悲鳴を上げながらドラゴンが落下。
その様子を見つつ俺は瞬時に落下地点へ向かい、ガラ空きとなった胴体目掛けて渾身の回転斬りを繰り出す。
「『星剣技』三の型〈輪舞〉」
俺の攻撃を防ごうとしたドラゴンが鉤爪で防御に入る。
「それじゃ防ぐことはできないぞ」
“キンっ!”と俺の回転斬りがドラゴンの鉤爪を弾く。
「終わりだ」
“ザシュっ!”
「グァァァァァァっ!」
柔らかい感触を感じ、一際大きな声を上げるドラゴンが受け身も取らずに地面に叩きつけられ魔石へと変わる。
「ふぅ、終わったな」
俺は『レベルアップしました』という脳内アナウンスを聞き、無事討伐できたことに一息つく。
「「カミト様ーっ!」」
そんな俺にリーシャとレオノーラが飛びついて来たため、俺は力強く抱きしめた。
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