75 / 146
3章 7人の婚約者編
S級ダンジョン『炎焔』の攻略 1
しおりを挟む
ソラさんから告白された後、俺たちは街中を歩く。
「カミトくんに伝えたかったことが言えてスッキリしたー!」
その言葉は嘘じゃないようで清々しい顔をしている。
「あ、カミトくんがリーシャ様とレオノーラ様の2人と婚約してることは知ってるよ。だからリーシャ様やレオノーラ様が私とも婚約することに反対したら私の告白は断っても良いからね」
未来の俺に7人の婚約者がいることは知らないため、伝えたかったから告白したようだ。
「分かった。ソラさんが【聖女】スキルを獲得した時に必ず返事をするよ」
「うんっ!」
こうしてソラさんとのプチデートを終え、俺は家に帰る。
そしてソラさんから告白されたことをみんなに伝えた。
「おぉー!ソラさんやるねぇ!」
「わたくしは反対しませんわ。お会いしたことはありませんが巷で有名な聖女様なら人柄も問題ありませんので」
「私も反対なんてしません。あとはカミト様の気持ち次第です」
「……そうか。ありがとうみんな」
俺はみんなに感謝を伝え、部屋に戻ってソラさんに対する気持ちを整理する。
そして…
「うん。俺もソラさんのことが好きだ。リーシャやレオノーラと同じくらい守ってあげたい」
自分の気持ちに気付き、声に出す。
すると、はやくソラさんに自分の気持ちを伝えたくなる。
「ってダメだ。ソラさんが【聖女】スキルを獲得するまでは想いを伝えたらダメだ」
“パシッ!”と自分の頬を叩き、頭を横に振る。
「明日は何も予定がないから久々にダンジョンへ行こう。魔王討伐のためレベル上げを頑張るぞ!」
そう呟いて俺は眠りについた。
翌日。
俺は王都周辺にあるSランクダンジョン『炎焔』へ1人で来ていた。
「やはりパーティー全員を強化できる称号、〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉は強化すべきだよな」
そう呟いた俺はステータスを開く。
*****
名前:カミト•ヴィオレ
年齢:18
レベル:4358
筋力:32712
器用:32657
耐久:32666
俊敏:32724
魔力:32539
知力:32795
スキル:【剣聖】
【賢者の眼】
称号:〈ジャイアントキリング Lv.4〉
〈無傷の冒険者 Lv.5〉
〈少数精鋭 Lv.1〉
〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉
〈火事場の馬鹿力 Lv.1〉
装備:純黒の長剣(全ステータス4,000上昇)
純黒のコート(全ステータス4,000上昇)
純黒の靴(全ステータス4,000上昇)
※純黒の長剣、純黒のコート、純黒の靴は〈無傷の冒険者 Lv.5〉の効果終了。
*****
ーーーーー
〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉
S級ダンジョンを1つ踏破した者に与えられる称号。
自分を含め、パーティーメンバーのステータスが5%上昇する。
ーーーーー
メルさんとS級ダンジョン『奈落』を攻略して以来、ダンジョンに潜っていないためステータスに変動はない。
「事前にS級ダンジョン『炎焔』の情報はルーリエさんから聞いている。その情報によると1階層からランクBのモンスターが出現するらしい」
ちなみにメルさん1人だと20階までしか到達できていないらしい。
「油断せず今日は10階層をクリアしてワープポイントを開設しよう」
とのことでさっそくダンジョンへ入る。
「賢者さん。このダンジョンの地図をお願い」
『了解しました。天然たらし様』
「………」
そのような声が脳内に響いた後、このダンジョンの地図が視界に映る。
(うん。天然タラシの部分はスルーしよう。事実、リーシャやレオノーラ、ソラさんに対して無自覚に堕としてしまったからな)
そう思い反論できない俺はスルーする。
「わ、わぁ、相変わらず分かりやすい地図だなぁ。さすが賢者さんだ」
『ありがとうございます。ですが、そのような褒め言葉で私を婚約者できるとは思わない方がいいですよ』
「思ってねぇよ。アンタ人じゃないだろ」
『………え?思われていないのですか?』
「当たり前だ!なんで意外そうなんだよ!」
『未来の七股様なので』
「………」
(スキル使うのやめていいかなぁ!?)
本気でそう思った。
賢者さんとのアホな会話をやめ、ダンジョン探索に移る。
賢者さんのスキルのおかげ順調に探索が進み、現在は8階層。
「お、オオカミが出てきたぞ」
目の前から赤色の毛並みが特徴的なファイアウルフが5体現れる。
6階層からはランクBの魔物が群れとなって襲いかかってくるのが特徴的で、先程から群れを作って襲いかかってくるモンスターばかり相手にしている。
ファイアウルフも例外ではなく、俺を見つけた途端、群れになって俺に襲い掛かってきた。
そんなファイアウルフに対し、俺は純黒の長剣を構えて迎え撃つ。
「遅い」
「ギャウッ!?」
向かってきた一体を俺は瞬時に切り刻み、残り4体へ目を向ける。
「「「「バウッ!」」」」
そんな俺に4体のファイアウルフが“ボッ!”と口から炎を放つ。
「はっ!」
俺は地を蹴って空中へ跳び回避した後、そのままの勢いで敵目掛けて剣を振り下ろす。
「2体目!」
「ギャン!?」
2体目の首を斬り落とした後、そのまま3体目に素早く接近する。
ファイアウルフが放った炎が視界を見にくくしているおかげでファイアウルフは連携できない。
その隙を逃さず俺は次々と残り3体を瞬殺する。
「ふぅ。終了っと」
ダメージを負う気配なく俺は戦闘を終えて剣を鞘に納める。
「やはりランクBのモンスターじゃ相手にならないな。レベルも上がりにくいし。っというわけでサクッと10階まで行きますか!」
俺は賢者さんの地図を参照に無傷で10階層のフロアボスまで辿り着き、フロアボスを瞬殺した。
「カミトくんに伝えたかったことが言えてスッキリしたー!」
その言葉は嘘じゃないようで清々しい顔をしている。
「あ、カミトくんがリーシャ様とレオノーラ様の2人と婚約してることは知ってるよ。だからリーシャ様やレオノーラ様が私とも婚約することに反対したら私の告白は断っても良いからね」
未来の俺に7人の婚約者がいることは知らないため、伝えたかったから告白したようだ。
「分かった。ソラさんが【聖女】スキルを獲得した時に必ず返事をするよ」
「うんっ!」
こうしてソラさんとのプチデートを終え、俺は家に帰る。
そしてソラさんから告白されたことをみんなに伝えた。
「おぉー!ソラさんやるねぇ!」
「わたくしは反対しませんわ。お会いしたことはありませんが巷で有名な聖女様なら人柄も問題ありませんので」
「私も反対なんてしません。あとはカミト様の気持ち次第です」
「……そうか。ありがとうみんな」
俺はみんなに感謝を伝え、部屋に戻ってソラさんに対する気持ちを整理する。
そして…
「うん。俺もソラさんのことが好きだ。リーシャやレオノーラと同じくらい守ってあげたい」
自分の気持ちに気付き、声に出す。
すると、はやくソラさんに自分の気持ちを伝えたくなる。
「ってダメだ。ソラさんが【聖女】スキルを獲得するまでは想いを伝えたらダメだ」
“パシッ!”と自分の頬を叩き、頭を横に振る。
「明日は何も予定がないから久々にダンジョンへ行こう。魔王討伐のためレベル上げを頑張るぞ!」
そう呟いて俺は眠りについた。
翌日。
俺は王都周辺にあるSランクダンジョン『炎焔』へ1人で来ていた。
「やはりパーティー全員を強化できる称号、〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉は強化すべきだよな」
そう呟いた俺はステータスを開く。
*****
名前:カミト•ヴィオレ
年齢:18
レベル:4358
筋力:32712
器用:32657
耐久:32666
俊敏:32724
魔力:32539
知力:32795
スキル:【剣聖】
【賢者の眼】
称号:〈ジャイアントキリング Lv.4〉
〈無傷の冒険者 Lv.5〉
〈少数精鋭 Lv.1〉
〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉
〈火事場の馬鹿力 Lv.1〉
装備:純黒の長剣(全ステータス4,000上昇)
純黒のコート(全ステータス4,000上昇)
純黒の靴(全ステータス4,000上昇)
※純黒の長剣、純黒のコート、純黒の靴は〈無傷の冒険者 Lv.5〉の効果終了。
*****
ーーーーー
〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉
S級ダンジョンを1つ踏破した者に与えられる称号。
自分を含め、パーティーメンバーのステータスが5%上昇する。
ーーーーー
メルさんとS級ダンジョン『奈落』を攻略して以来、ダンジョンに潜っていないためステータスに変動はない。
「事前にS級ダンジョン『炎焔』の情報はルーリエさんから聞いている。その情報によると1階層からランクBのモンスターが出現するらしい」
ちなみにメルさん1人だと20階までしか到達できていないらしい。
「油断せず今日は10階層をクリアしてワープポイントを開設しよう」
とのことでさっそくダンジョンへ入る。
「賢者さん。このダンジョンの地図をお願い」
『了解しました。天然たらし様』
「………」
そのような声が脳内に響いた後、このダンジョンの地図が視界に映る。
(うん。天然タラシの部分はスルーしよう。事実、リーシャやレオノーラ、ソラさんに対して無自覚に堕としてしまったからな)
そう思い反論できない俺はスルーする。
「わ、わぁ、相変わらず分かりやすい地図だなぁ。さすが賢者さんだ」
『ありがとうございます。ですが、そのような褒め言葉で私を婚約者できるとは思わない方がいいですよ』
「思ってねぇよ。アンタ人じゃないだろ」
『………え?思われていないのですか?』
「当たり前だ!なんで意外そうなんだよ!」
『未来の七股様なので』
「………」
(スキル使うのやめていいかなぁ!?)
本気でそう思った。
賢者さんとのアホな会話をやめ、ダンジョン探索に移る。
賢者さんのスキルのおかげ順調に探索が進み、現在は8階層。
「お、オオカミが出てきたぞ」
目の前から赤色の毛並みが特徴的なファイアウルフが5体現れる。
6階層からはランクBの魔物が群れとなって襲いかかってくるのが特徴的で、先程から群れを作って襲いかかってくるモンスターばかり相手にしている。
ファイアウルフも例外ではなく、俺を見つけた途端、群れになって俺に襲い掛かってきた。
そんなファイアウルフに対し、俺は純黒の長剣を構えて迎え撃つ。
「遅い」
「ギャウッ!?」
向かってきた一体を俺は瞬時に切り刻み、残り4体へ目を向ける。
「「「「バウッ!」」」」
そんな俺に4体のファイアウルフが“ボッ!”と口から炎を放つ。
「はっ!」
俺は地を蹴って空中へ跳び回避した後、そのままの勢いで敵目掛けて剣を振り下ろす。
「2体目!」
「ギャン!?」
2体目の首を斬り落とした後、そのまま3体目に素早く接近する。
ファイアウルフが放った炎が視界を見にくくしているおかげでファイアウルフは連携できない。
その隙を逃さず俺は次々と残り3体を瞬殺する。
「ふぅ。終了っと」
ダメージを負う気配なく俺は戦闘を終えて剣を鞘に納める。
「やはりランクBのモンスターじゃ相手にならないな。レベルも上がりにくいし。っというわけでサクッと10階まで行きますか!」
俺は賢者さんの地図を参照に無傷で10階層のフロアボスまで辿り着き、フロアボスを瞬殺した。
253
お気に入りに追加
1,702
あなたにおすすめの小説
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
最強美少女達に愛されている無能サポーター 〜周りの人から馬鹿にされ続けてもう嫌なのパーティメンバーの天才たちが離してくれない〜
妄想屋さん
ファンタジー
最強の美少女パーティメンバーに囲まれた無能、アルフ。
彼は周囲の人の陰口に心を病み、パーティメンバー達に、
「このパーティを抜けたい」
と、申し出る。
しかし、アルフを溺愛し、心の拠り所にしていた彼女達はその申し出を聞いて泣き崩れていまう。
なんとかアルフと一緒にいたい少女達と、どうしてもパーティを抜けたい主人公の話。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる