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3章 7人の婚約者編
S級ダンジョン『炎焔』の攻略 1
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ソラさんから告白された後、俺たちは街中を歩く。
「カミトくんに伝えたかったことが言えてスッキリしたー!」
その言葉は嘘じゃないようで清々しい顔をしている。
「あ、カミトくんがリーシャ様とレオノーラ様の2人と婚約してることは知ってるよ。だからリーシャ様やレオノーラ様が私とも婚約することに反対したら私の告白は断っても良いからね」
未来の俺に7人の婚約者がいることは知らないため、伝えたかったから告白したようだ。
「分かった。ソラさんが【聖女】スキルを獲得した時に必ず返事をするよ」
「うんっ!」
こうしてソラさんとのプチデートを終え、俺は家に帰る。
そしてソラさんから告白されたことをみんなに伝えた。
「おぉー!ソラさんやるねぇ!」
「わたくしは反対しませんわ。お会いしたことはありませんが巷で有名な聖女様なら人柄も問題ありませんので」
「私も反対なんてしません。あとはカミト様の気持ち次第です」
「……そうか。ありがとうみんな」
俺はみんなに感謝を伝え、部屋に戻ってソラさんに対する気持ちを整理する。
そして…
「うん。俺もソラさんのことが好きだ。リーシャやレオノーラと同じくらい守ってあげたい」
自分の気持ちに気付き、声に出す。
すると、はやくソラさんに自分の気持ちを伝えたくなる。
「ってダメだ。ソラさんが【聖女】スキルを獲得するまでは想いを伝えたらダメだ」
“パシッ!”と自分の頬を叩き、頭を横に振る。
「明日は何も予定がないから久々にダンジョンへ行こう。魔王討伐のためレベル上げを頑張るぞ!」
そう呟いて俺は眠りについた。
翌日。
俺は王都周辺にあるSランクダンジョン『炎焔』へ1人で来ていた。
「やはりパーティー全員を強化できる称号、〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉は強化すべきだよな」
そう呟いた俺はステータスを開く。
*****
名前:カミト•ヴィオレ
年齢:18
レベル:4358
筋力:32712
器用:32657
耐久:32666
俊敏:32724
魔力:32539
知力:32795
スキル:【剣聖】
【賢者の眼】
称号:〈ジャイアントキリング Lv.4〉
〈無傷の冒険者 Lv.5〉
〈少数精鋭 Lv.1〉
〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉
〈火事場の馬鹿力 Lv.1〉
装備:純黒の長剣(全ステータス4,000上昇)
純黒のコート(全ステータス4,000上昇)
純黒の靴(全ステータス4,000上昇)
※純黒の長剣、純黒のコート、純黒の靴は〈無傷の冒険者 Lv.5〉の効果終了。
*****
ーーーーー
〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉
S級ダンジョンを1つ踏破した者に与えられる称号。
自分を含め、パーティーメンバーのステータスが5%上昇する。
ーーーーー
メルさんとS級ダンジョン『奈落』を攻略して以来、ダンジョンに潜っていないためステータスに変動はない。
「事前にS級ダンジョン『炎焔』の情報はルーリエさんから聞いている。その情報によると1階層からランクBのモンスターが出現するらしい」
ちなみにメルさん1人だと20階までしか到達できていないらしい。
「油断せず今日は10階層をクリアしてワープポイントを開設しよう」
とのことでさっそくダンジョンへ入る。
「賢者さん。このダンジョンの地図をお願い」
『了解しました。天然たらし様』
「………」
そのような声が脳内に響いた後、このダンジョンの地図が視界に映る。
(うん。天然タラシの部分はスルーしよう。事実、リーシャやレオノーラ、ソラさんに対して無自覚に堕としてしまったからな)
そう思い反論できない俺はスルーする。
「わ、わぁ、相変わらず分かりやすい地図だなぁ。さすが賢者さんだ」
『ありがとうございます。ですが、そのような褒め言葉で私を婚約者できるとは思わない方がいいですよ』
「思ってねぇよ。アンタ人じゃないだろ」
『………え?思われていないのですか?』
「当たり前だ!なんで意外そうなんだよ!」
『未来の七股様なので』
「………」
(スキル使うのやめていいかなぁ!?)
本気でそう思った。
賢者さんとのアホな会話をやめ、ダンジョン探索に移る。
賢者さんのスキルのおかげ順調に探索が進み、現在は8階層。
「お、オオカミが出てきたぞ」
目の前から赤色の毛並みが特徴的なファイアウルフが5体現れる。
6階層からはランクBの魔物が群れとなって襲いかかってくるのが特徴的で、先程から群れを作って襲いかかってくるモンスターばかり相手にしている。
ファイアウルフも例外ではなく、俺を見つけた途端、群れになって俺に襲い掛かってきた。
そんなファイアウルフに対し、俺は純黒の長剣を構えて迎え撃つ。
「遅い」
「ギャウッ!?」
向かってきた一体を俺は瞬時に切り刻み、残り4体へ目を向ける。
「「「「バウッ!」」」」
そんな俺に4体のファイアウルフが“ボッ!”と口から炎を放つ。
「はっ!」
俺は地を蹴って空中へ跳び回避した後、そのままの勢いで敵目掛けて剣を振り下ろす。
「2体目!」
「ギャン!?」
2体目の首を斬り落とした後、そのまま3体目に素早く接近する。
ファイアウルフが放った炎が視界を見にくくしているおかげでファイアウルフは連携できない。
その隙を逃さず俺は次々と残り3体を瞬殺する。
「ふぅ。終了っと」
ダメージを負う気配なく俺は戦闘を終えて剣を鞘に納める。
「やはりランクBのモンスターじゃ相手にならないな。レベルも上がりにくいし。っというわけでサクッと10階まで行きますか!」
俺は賢者さんの地図を参照に無傷で10階層のフロアボスまで辿り着き、フロアボスを瞬殺した。
「カミトくんに伝えたかったことが言えてスッキリしたー!」
その言葉は嘘じゃないようで清々しい顔をしている。
「あ、カミトくんがリーシャ様とレオノーラ様の2人と婚約してることは知ってるよ。だからリーシャ様やレオノーラ様が私とも婚約することに反対したら私の告白は断っても良いからね」
未来の俺に7人の婚約者がいることは知らないため、伝えたかったから告白したようだ。
「分かった。ソラさんが【聖女】スキルを獲得した時に必ず返事をするよ」
「うんっ!」
こうしてソラさんとのプチデートを終え、俺は家に帰る。
そしてソラさんから告白されたことをみんなに伝えた。
「おぉー!ソラさんやるねぇ!」
「わたくしは反対しませんわ。お会いしたことはありませんが巷で有名な聖女様なら人柄も問題ありませんので」
「私も反対なんてしません。あとはカミト様の気持ち次第です」
「……そうか。ありがとうみんな」
俺はみんなに感謝を伝え、部屋に戻ってソラさんに対する気持ちを整理する。
そして…
「うん。俺もソラさんのことが好きだ。リーシャやレオノーラと同じくらい守ってあげたい」
自分の気持ちに気付き、声に出す。
すると、はやくソラさんに自分の気持ちを伝えたくなる。
「ってダメだ。ソラさんが【聖女】スキルを獲得するまでは想いを伝えたらダメだ」
“パシッ!”と自分の頬を叩き、頭を横に振る。
「明日は何も予定がないから久々にダンジョンへ行こう。魔王討伐のためレベル上げを頑張るぞ!」
そう呟いて俺は眠りについた。
翌日。
俺は王都周辺にあるSランクダンジョン『炎焔』へ1人で来ていた。
「やはりパーティー全員を強化できる称号、〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉は強化すべきだよな」
そう呟いた俺はステータスを開く。
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名前:カミト•ヴィオレ
年齢:18
レベル:4358
筋力:32712
器用:32657
耐久:32666
俊敏:32724
魔力:32539
知力:32795
スキル:【剣聖】
【賢者の眼】
称号:〈ジャイアントキリング Lv.4〉
〈無傷の冒険者 Lv.5〉
〈少数精鋭 Lv.1〉
〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉
〈火事場の馬鹿力 Lv.1〉
装備:純黒の長剣(全ステータス4,000上昇)
純黒のコート(全ステータス4,000上昇)
純黒の靴(全ステータス4,000上昇)
※純黒の長剣、純黒のコート、純黒の靴は〈無傷の冒険者 Lv.5〉の効果終了。
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〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉
S級ダンジョンを1つ踏破した者に与えられる称号。
自分を含め、パーティーメンバーのステータスが5%上昇する。
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メルさんとS級ダンジョン『奈落』を攻略して以来、ダンジョンに潜っていないためステータスに変動はない。
「事前にS級ダンジョン『炎焔』の情報はルーリエさんから聞いている。その情報によると1階層からランクBのモンスターが出現するらしい」
ちなみにメルさん1人だと20階までしか到達できていないらしい。
「油断せず今日は10階層をクリアしてワープポイントを開設しよう」
とのことでさっそくダンジョンへ入る。
「賢者さん。このダンジョンの地図をお願い」
『了解しました。天然たらし様』
「………」
そのような声が脳内に響いた後、このダンジョンの地図が視界に映る。
(うん。天然タラシの部分はスルーしよう。事実、リーシャやレオノーラ、ソラさんに対して無自覚に堕としてしまったからな)
そう思い反論できない俺はスルーする。
「わ、わぁ、相変わらず分かりやすい地図だなぁ。さすが賢者さんだ」
『ありがとうございます。ですが、そのような褒め言葉で私を婚約者できるとは思わない方がいいですよ』
「思ってねぇよ。アンタ人じゃないだろ」
『………え?思われていないのですか?』
「当たり前だ!なんで意外そうなんだよ!」
『未来の七股様なので』
「………」
(スキル使うのやめていいかなぁ!?)
本気でそう思った。
賢者さんとのアホな会話をやめ、ダンジョン探索に移る。
賢者さんのスキルのおかげ順調に探索が進み、現在は8階層。
「お、オオカミが出てきたぞ」
目の前から赤色の毛並みが特徴的なファイアウルフが5体現れる。
6階層からはランクBの魔物が群れとなって襲いかかってくるのが特徴的で、先程から群れを作って襲いかかってくるモンスターばかり相手にしている。
ファイアウルフも例外ではなく、俺を見つけた途端、群れになって俺に襲い掛かってきた。
そんなファイアウルフに対し、俺は純黒の長剣を構えて迎え撃つ。
「遅い」
「ギャウッ!?」
向かってきた一体を俺は瞬時に切り刻み、残り4体へ目を向ける。
「「「「バウッ!」」」」
そんな俺に4体のファイアウルフが“ボッ!”と口から炎を放つ。
「はっ!」
俺は地を蹴って空中へ跳び回避した後、そのままの勢いで敵目掛けて剣を振り下ろす。
「2体目!」
「ギャン!?」
2体目の首を斬り落とした後、そのまま3体目に素早く接近する。
ファイアウルフが放った炎が視界を見にくくしているおかげでファイアウルフは連携できない。
その隙を逃さず俺は次々と残り3体を瞬殺する。
「ふぅ。終了っと」
ダメージを負う気配なく俺は戦闘を終えて剣を鞘に納める。
「やはりランクBのモンスターじゃ相手にならないな。レベルも上がりにくいし。っというわけでサクッと10階まで行きますか!」
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