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3章 7人の婚約者編
告白 2
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冒険者学校の仕事を引き受けた俺は家に帰る前に【聖女】スキル獲得のため教会で働いているソラさんのところへ寄る。
「おぉ、すごい行列だな」
教会に辿り着くとたくさんの人で行列ができており、行列の先頭にはソラさんがいた。
「ありがとうございます、ソラ様」
「いえいえ。お婆ちゃんの傷が治って良かったです」
そう言ってソラさんがお婆ちゃんに向けて微笑む。
そんなやり取りを近くで見守っていると…
「あっ!英雄のカミト様だ!」
「何か怪我をされたのかな?」
「ソラ様に用事があるのか?」
俺の存在に気づいた周囲の人たちが騒ぎ始める。
「あっ、カミトくん!」
周囲の騒ぎを聞き、俺に気づいたソラさんが俺に駆け寄る。
「すごい行列だな」
「あはは……でも困ってる人を助けるのは好きだから全然苦じゃないよ」
そう言って嬉しそうに微笑む。
「あ、そうだ!私、カミトくんに伝えたいことがあるんだ!この後、少しだけ時間いいかな?」
「あぁ。俺は問題ないぞ」
「ありがとー!少し待っててね!」
そう言って列の先頭に急いで戻ったソラさんが並んでる人たちへ回復魔法をかけていく。
(ソラさんの治療を受けた人は全員笑顔になってる。やっぱりソラさんは【聖女】のスキルを引き継ぐべき人だな)
そんな感想を抱きながらソラさんの姿を目に焼き付けた。
「お待たせー!」
ソラさんが列に並んでいた人たち全員へ回復魔法をかけた後、俺のもとへ駆け寄る。
「じゃあ行こっか!私の時間に付き合ってくれるから何か奢るよ!」
「そんなことはしなくていいよ。俺も久々にソラさんと話したかったからな」
そう言って奢ってもらう件はやんわりと断り、俺たちは街中を歩く。
「聖女様だ」
「ソラ様は今日も可愛いなぁ」
「聖女様と一緒に歩いてるのってカミト様だよね!」
「英雄と聖女様がデートしてるぞ。もしかしたら聖女様も英雄と婚約するかも!」
「おぉ!そうなれば聖女様も王都に残ってくれる!王都がより一層安全になるぞ!」
等々、俺たちを見た人たちが盛り上がる。
「え、ソラさんって巷では聖女って呼ばれてるの?」
「う、うん。そうなんだ」
ソラさんが照れながら答える。
「な、なぜ?スキルのことがバレたとか?」
「ううん!そういうわけじゃないよ!ただ私が教会で怪我をしてる人たちに無償で治療してたら、いつの間にか聖女って呼ばれるようになっただけだよ!」
ソラさんは完全な【聖女】スキルを得るため、『スライム5,000体討伐』と『傷を5,000回癒す』という条件をクリアしなければならなず、回復士のいる教会で働いていた。
「なるほど。ソラさんが聖女と呼ばれる理由に納得がいくよ」
本来、教会で治療を行う際は、回復士が少ないことから、かなりの金額が必要となる。
だが、ソラさんは無償で治療を行なっていた。
見た目の可愛さと優しさを兼ね備えたソラさんだから、聖女と呼ばれるようになったのだろう。
「私の私情でみんなの傷を癒すんだから、お金なんてもらえないよ。それに、傷が治った時の笑顔を見るだけで私は充分だから」
ソラさんが治療した方の笑顔を思い出してか、嬉しそうな顔をする。
(傷を癒やした方からお金をもらっても誰も文句は言わない。でも、ソラさんは無償で傷を癒やしている。ソラさんは素晴らしい女の子だよ)
そんなことを思う。
「それで、条件クリアまでは後どれくらいなんだ?」
「あと2、3日ってところかな。カミトくんから条件を教えてもらってから暇さえあれば教会で働いているからね」
詳しく聞くと、『条件クリアまで後⚪︎回!』みたいなものがないため正確な日数は分からないが、体感的にもうすぐのようだ。
「スライム5,000体討伐はすぐに終わったんだけど、傷を癒す条件が大変だね」
ソラさんが持つ【聖なる癒し】は魔力を使って行うスキルだ。
魔力は無限にあるわけじゃないので、魔力回復薬を使いながら頑張っているらしい。
「うわぁ。思った以上にキツイ条件だったか」
「だけどもうすぐで終わるよ!そしたらカミトくんの役に立てる……ううん、横に立って一緒に戦えると思うの!」
その言葉からソラさんの決意を感じる。
「あぁ。とても頼りにしてるよ」
「うんっ!頑張る!」
そんなやり取りをしながらソラさんと街を歩いた。
しばらく歩くと見晴らしの良い高台へと辿り着く。
そこは王都の街並みを一望でき、何時間でも見続けられるほどの絶景だった。
「へー、こんなところがあるんだ」
「前からカミトくんとクレアちゃんに見せたいって思ってたんだ。『希望の花』をもらった時のお礼がまだできていなかったからね」
ドクサソリの攻撃によって寝たきりとなったセリアさんを助けるため、俺はソラさんへ『俺とクレアに王都の街を案内する』という条件で『希望の花』をプレゼントした。
正直、ソラさんから言われるまで忘れていたが、ソラさんは俺たちを案内する機会を窺っていたようだ。
「そういえばまだ案内してもらってなかったな。今度、クレアと一緒に案内してくれるか?」
「うんっ!任せて!」
ソラさんが可愛い顔で頷く。
すると突然、ソラさんが人差し指を合わせながらモジモジし始める。
「そ、それでね。私が【聖女】のスキルを獲得することができたら……」
そこでソラさんが言葉を区切る。
そして「言うんだ、私。カミトくんに想いを伝えるんだ」と呟いた後、“ばっ!”と顔を上げて俺を見る。
「わ、私をカミトくんの婚約者にしてください!」
「……え?」
突然の告白に俺は固まる。
そんな俺にソラさんは自分の気持ちを口にする。
「私、ずっとカミトくんのことが好きだったんだ。でも私なんかがカミトくんと釣り合うわけないと思って自分の気持ちを押し殺してた」
「そ、そうだったのか……」
「ふふっ。驚きすぎて固まってるよ。カミトくん、私の気持ちに全く気づかなかったからね」
「め、面目ない……」
ソラさんを鑑定した時、俺のことが好きなんじゃないかと思ってしまったが、本当に俺のことが好きだったようだ。
「私、自分に自信がなくて気持ちを押し殺してたけど【聖女】スキルがあればカミトくんの力になれる。そう思うと自然と勇気が湧いてきたんだ」
そこで言葉を区切ったソラさんが俺の目を見て想いを告げる。
「私はカミトくんのことが好き。私もリーシャ様やレオノーラ様と同じように婚約者にしてください」
その瞳から自信のないソラさんを感じない。
本気で俺のことが好きだという気持ちが伝わってくる。
「返事は【聖女】スキルをゲットした時でいいかな?今はカミトくんの婚約者と名乗れるほど凄くはないからね」
「あ、あぁ」
「ふふっ。良い返事を期待してるね」
そう言って満面の笑みを見せてくれた。
「おぉ、すごい行列だな」
教会に辿り着くとたくさんの人で行列ができており、行列の先頭にはソラさんがいた。
「ありがとうございます、ソラ様」
「いえいえ。お婆ちゃんの傷が治って良かったです」
そう言ってソラさんがお婆ちゃんに向けて微笑む。
そんなやり取りを近くで見守っていると…
「あっ!英雄のカミト様だ!」
「何か怪我をされたのかな?」
「ソラ様に用事があるのか?」
俺の存在に気づいた周囲の人たちが騒ぎ始める。
「あっ、カミトくん!」
周囲の騒ぎを聞き、俺に気づいたソラさんが俺に駆け寄る。
「すごい行列だな」
「あはは……でも困ってる人を助けるのは好きだから全然苦じゃないよ」
そう言って嬉しそうに微笑む。
「あ、そうだ!私、カミトくんに伝えたいことがあるんだ!この後、少しだけ時間いいかな?」
「あぁ。俺は問題ないぞ」
「ありがとー!少し待っててね!」
そう言って列の先頭に急いで戻ったソラさんが並んでる人たちへ回復魔法をかけていく。
(ソラさんの治療を受けた人は全員笑顔になってる。やっぱりソラさんは【聖女】のスキルを引き継ぐべき人だな)
そんな感想を抱きながらソラさんの姿を目に焼き付けた。
「お待たせー!」
ソラさんが列に並んでいた人たち全員へ回復魔法をかけた後、俺のもとへ駆け寄る。
「じゃあ行こっか!私の時間に付き合ってくれるから何か奢るよ!」
「そんなことはしなくていいよ。俺も久々にソラさんと話したかったからな」
そう言って奢ってもらう件はやんわりと断り、俺たちは街中を歩く。
「聖女様だ」
「ソラ様は今日も可愛いなぁ」
「聖女様と一緒に歩いてるのってカミト様だよね!」
「英雄と聖女様がデートしてるぞ。もしかしたら聖女様も英雄と婚約するかも!」
「おぉ!そうなれば聖女様も王都に残ってくれる!王都がより一層安全になるぞ!」
等々、俺たちを見た人たちが盛り上がる。
「え、ソラさんって巷では聖女って呼ばれてるの?」
「う、うん。そうなんだ」
ソラさんが照れながら答える。
「な、なぜ?スキルのことがバレたとか?」
「ううん!そういうわけじゃないよ!ただ私が教会で怪我をしてる人たちに無償で治療してたら、いつの間にか聖女って呼ばれるようになっただけだよ!」
ソラさんは完全な【聖女】スキルを得るため、『スライム5,000体討伐』と『傷を5,000回癒す』という条件をクリアしなければならなず、回復士のいる教会で働いていた。
「なるほど。ソラさんが聖女と呼ばれる理由に納得がいくよ」
本来、教会で治療を行う際は、回復士が少ないことから、かなりの金額が必要となる。
だが、ソラさんは無償で治療を行なっていた。
見た目の可愛さと優しさを兼ね備えたソラさんだから、聖女と呼ばれるようになったのだろう。
「私の私情でみんなの傷を癒すんだから、お金なんてもらえないよ。それに、傷が治った時の笑顔を見るだけで私は充分だから」
ソラさんが治療した方の笑顔を思い出してか、嬉しそうな顔をする。
(傷を癒やした方からお金をもらっても誰も文句は言わない。でも、ソラさんは無償で傷を癒やしている。ソラさんは素晴らしい女の子だよ)
そんなことを思う。
「それで、条件クリアまでは後どれくらいなんだ?」
「あと2、3日ってところかな。カミトくんから条件を教えてもらってから暇さえあれば教会で働いているからね」
詳しく聞くと、『条件クリアまで後⚪︎回!』みたいなものがないため正確な日数は分からないが、体感的にもうすぐのようだ。
「スライム5,000体討伐はすぐに終わったんだけど、傷を癒す条件が大変だね」
ソラさんが持つ【聖なる癒し】は魔力を使って行うスキルだ。
魔力は無限にあるわけじゃないので、魔力回復薬を使いながら頑張っているらしい。
「うわぁ。思った以上にキツイ条件だったか」
「だけどもうすぐで終わるよ!そしたらカミトくんの役に立てる……ううん、横に立って一緒に戦えると思うの!」
その言葉からソラさんの決意を感じる。
「あぁ。とても頼りにしてるよ」
「うんっ!頑張る!」
そんなやり取りをしながらソラさんと街を歩いた。
しばらく歩くと見晴らしの良い高台へと辿り着く。
そこは王都の街並みを一望でき、何時間でも見続けられるほどの絶景だった。
「へー、こんなところがあるんだ」
「前からカミトくんとクレアちゃんに見せたいって思ってたんだ。『希望の花』をもらった時のお礼がまだできていなかったからね」
ドクサソリの攻撃によって寝たきりとなったセリアさんを助けるため、俺はソラさんへ『俺とクレアに王都の街を案内する』という条件で『希望の花』をプレゼントした。
正直、ソラさんから言われるまで忘れていたが、ソラさんは俺たちを案内する機会を窺っていたようだ。
「そういえばまだ案内してもらってなかったな。今度、クレアと一緒に案内してくれるか?」
「うんっ!任せて!」
ソラさんが可愛い顔で頷く。
すると突然、ソラさんが人差し指を合わせながらモジモジし始める。
「そ、それでね。私が【聖女】のスキルを獲得することができたら……」
そこでソラさんが言葉を区切る。
そして「言うんだ、私。カミトくんに想いを伝えるんだ」と呟いた後、“ばっ!”と顔を上げて俺を見る。
「わ、私をカミトくんの婚約者にしてください!」
「……え?」
突然の告白に俺は固まる。
そんな俺にソラさんは自分の気持ちを口にする。
「私、ずっとカミトくんのことが好きだったんだ。でも私なんかがカミトくんと釣り合うわけないと思って自分の気持ちを押し殺してた」
「そ、そうだったのか……」
「ふふっ。驚きすぎて固まってるよ。カミトくん、私の気持ちに全く気づかなかったからね」
「め、面目ない……」
ソラさんを鑑定した時、俺のことが好きなんじゃないかと思ってしまったが、本当に俺のことが好きだったようだ。
「私、自分に自信がなくて気持ちを押し殺してたけど【聖女】スキルがあればカミトくんの力になれる。そう思うと自然と勇気が湧いてきたんだ」
そこで言葉を区切ったソラさんが俺の目を見て想いを告げる。
「私はカミトくんのことが好き。私もリーシャ様やレオノーラ様と同じように婚約者にしてください」
その瞳から自信のないソラさんを感じない。
本気で俺のことが好きだという気持ちが伝わってくる。
「返事は【聖女】スキルをゲットした時でいいかな?今はカミトくんの婚約者と名乗れるほど凄くはないからね」
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