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3章 7人の婚約者編
ヨルカの想い
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俺はヨルカさんとシーナさんを連れてソラさんを探す。
まずは冒険者協会にいるルーリエさんにソラさんの居場所を聞くため、冒険者協会へ向かう。
冒険者協会に到着し中へ入ると、ルーリエさんとメルさんが談笑していた。
「ルーリエさん、メルさん!」
「あ、こんにちは!カミトさん!」
「どうしたの?慌ててるようだけど」
俺の呼びかけに2人は会話を中断して振り向いてくれる。
「ソラさんの居場所って分かりますか?」
「ソラさんですか?ソラさんなら買い物に行くと言ってましたよ」
「さっきまで私たちと話してたから遠くには行ってないと思うわ」
「ありがとうございます」
俺はルーリエさんとメルさんに感謝を伝え、離れたところで待っていたヨルカさんとシーナさんに話しかける。
「ヨルカさーん!ソラさんは買い物に行ったらしいです!」
「ならウチらも買い物に行くよ!」
「急いでください。お腹が空いて死にそうです」
「シーナさんは自動人形だからお腹なんて空かないだろ……」
そんなことを呟きつつ、ヨルカさんたちのもとへ歩き出そうとすると…
「ちょっと待ってください」
「ちょっと待ちなさい」
ルーリエさんとメルさんが俺の肩を“ガシっ”と掴む。
「な、なんでしょうか?」
ものすごい力で動きを止められ、俺は2人の方を振り向く。
「どちら様ですか?あの2人は?」
「やけに親しそうね。また可愛い女の子を口説き落としたの?」
2人から目に見えない謎のオーラを感じる。
正直に答えないと殺される雰囲気を。
「ま、またってなんですか。た、確かに可愛いですが口説き落としてませんよ」
「ふーん」
「カミトさんって意図せずに口説き落とす天才ですからね。知らないうちに口説き落としている可能性はあります」
「そうね。リーシャたちの件もあるからね」
「うっ!」
ジト目で2人から見られる。
「じゃ、じゃあ、俺はソラさんに会ってくるから!」
「あ、ちょっと!」
「カミトさん!まだ話は終わってませんよ!」
そんなことを後ろの方で言っていたが、スルーしてヨルカさんのもとへ向かい、ヨルカさんとシーナさんを連れて冒険者協会を出た。
「んー!この“どーなつ”という食べ物、とても美味しいよ!」
「はい。とても美味しいです」
俺はソラさんを探しながら2人にドーナツを奢る。
(シーナさんって味覚あるのか?自動人形だからないと思ったけど……まぁ、その辺りは気にしないでおこう)
美味しそうに食べるシーナさんを横目に、俺はソラさんを探す。
すると、遠くのベンチに腰掛けて俯く元気のないソラさんを発見した。
「おーい、ソラさ……」
「しーっ!」
俺が遠くで座っているソラさんを大声で呼ぼうとすると、ヨルカさんに口を塞がれる。
そして、ヨルカさんが耳に手を当てて「ふむふむ」と言っている。
「どうしたんですか?」
「ううん、なんでもないよ。ごめんね、引き留めて」
そう言って俺の口から手を放すヨルカさん。
「……?」
俺はヨルカさんの行動に首を傾げつつも、ソラさんのもとへ向かった。
~ヨルカ視点~
時は少しだけ遡り、ウチは表情の暗いソラさんがベンチに腰掛け、何かを呟いている様子を見て、カミトくんを止める。
そして、感覚過敏の魔法を使い、ソラさんの独り言に耳を傾ける。
「はぁ。カミトくん、2人の王女様から告白されたって。しかもセリアさんやメルさん、ルーリエさんもカミトくんのこと好きみたいだし。カミトくんはたくさんお嫁さんをもらえるけど、みんなよりも胸が小さくて可愛くない私なんて絶対もらってくれないよ……」
「ふむふむ」
ソラさんとカミトくんの関係を知りたかったが、王女様2人がカミトくんに告白しており、ソラさんとルーリエさん、セリアさん、メルさんの4人が好きだけど告白してないという現状を把握する。
「どうしたんですか?」
「ううん、なんでもないよ。ごめんね、引き留めて」
「……?」
カミトくんが首を傾げながらソラさんのもとへ向かう。
「ウチが目覚めたことで、カミトくんが7人の女の子と婚約できないといった状況は避けたいからね」
カミトくんが7人の女の子と婚約した世界にウチはいない。
そのため、ウチのせいでカミトくんが7人の女の子と婚約できない可能性もある。
「そんな未来にしたらダメだよ」
ウチは一言だけ呟き、とある記憶を思い出す。
それは未来視で見たカミトくんと7人の婚約者が魔王と戦っていた場面。
『ごめん……ね。私、ここまでかも。だから最後に一言。こんな私と婚約してくれてありがと。私、とても嬉しかったんだ。大好き……だよ。カミトくん』
『カ、カミト様を好きになって良かった……ですわ……はぁはぁ……わ、わたくし、カミト様と過ごす時間が一番幸せでした……愛してますわ、カミト……さま』
最後まで戦っていた婚約者2人がカミトくんの腕の中で力尽きる。
その周囲には、残り5人の婚約者が息絶えていた。
『~~っ!俺もみんなのことが大好きだよ。みんなと出会えて幸せだった』
カミトくんが亡くなった2人を抱きしめ、涙を流しながら7人に言う。
しかし誰も返事をしてくれない。
『何をぶつぶつ言ってるかは知らんが、これでお前の婚約者は全員死んだ。お前の目の前でな』
『っ!魔王ぉぉぉぉ!!!!』
ウチはそこで思い出すことをやめる。
(カミトくんを含め、カミトくんの婚約者たちは全員、カミトくんとの婚約を喜んでいた。みんな愛し合っていた。そんな未来をウチが目覚めたことで無かったことにしてはいけない)
そのためウチは密かに1つ目標を決めていた。
(絶対、カミトくんには未来視で見た7人の女の子と婚約してもらう!そしてみんなで魔王を倒す!)
ウチは秘めた想いを胸に、カミトくんの後を追った。
まずは冒険者協会にいるルーリエさんにソラさんの居場所を聞くため、冒険者協会へ向かう。
冒険者協会に到着し中へ入ると、ルーリエさんとメルさんが談笑していた。
「ルーリエさん、メルさん!」
「あ、こんにちは!カミトさん!」
「どうしたの?慌ててるようだけど」
俺の呼びかけに2人は会話を中断して振り向いてくれる。
「ソラさんの居場所って分かりますか?」
「ソラさんですか?ソラさんなら買い物に行くと言ってましたよ」
「さっきまで私たちと話してたから遠くには行ってないと思うわ」
「ありがとうございます」
俺はルーリエさんとメルさんに感謝を伝え、離れたところで待っていたヨルカさんとシーナさんに話しかける。
「ヨルカさーん!ソラさんは買い物に行ったらしいです!」
「ならウチらも買い物に行くよ!」
「急いでください。お腹が空いて死にそうです」
「シーナさんは自動人形だからお腹なんて空かないだろ……」
そんなことを呟きつつ、ヨルカさんたちのもとへ歩き出そうとすると…
「ちょっと待ってください」
「ちょっと待ちなさい」
ルーリエさんとメルさんが俺の肩を“ガシっ”と掴む。
「な、なんでしょうか?」
ものすごい力で動きを止められ、俺は2人の方を振り向く。
「どちら様ですか?あの2人は?」
「やけに親しそうね。また可愛い女の子を口説き落としたの?」
2人から目に見えない謎のオーラを感じる。
正直に答えないと殺される雰囲気を。
「ま、またってなんですか。た、確かに可愛いですが口説き落としてませんよ」
「ふーん」
「カミトさんって意図せずに口説き落とす天才ですからね。知らないうちに口説き落としている可能性はあります」
「そうね。リーシャたちの件もあるからね」
「うっ!」
ジト目で2人から見られる。
「じゃ、じゃあ、俺はソラさんに会ってくるから!」
「あ、ちょっと!」
「カミトさん!まだ話は終わってませんよ!」
そんなことを後ろの方で言っていたが、スルーしてヨルカさんのもとへ向かい、ヨルカさんとシーナさんを連れて冒険者協会を出た。
「んー!この“どーなつ”という食べ物、とても美味しいよ!」
「はい。とても美味しいです」
俺はソラさんを探しながら2人にドーナツを奢る。
(シーナさんって味覚あるのか?自動人形だからないと思ったけど……まぁ、その辺りは気にしないでおこう)
美味しそうに食べるシーナさんを横目に、俺はソラさんを探す。
すると、遠くのベンチに腰掛けて俯く元気のないソラさんを発見した。
「おーい、ソラさ……」
「しーっ!」
俺が遠くで座っているソラさんを大声で呼ぼうとすると、ヨルカさんに口を塞がれる。
そして、ヨルカさんが耳に手を当てて「ふむふむ」と言っている。
「どうしたんですか?」
「ううん、なんでもないよ。ごめんね、引き留めて」
そう言って俺の口から手を放すヨルカさん。
「……?」
俺はヨルカさんの行動に首を傾げつつも、ソラさんのもとへ向かった。
~ヨルカ視点~
時は少しだけ遡り、ウチは表情の暗いソラさんがベンチに腰掛け、何かを呟いている様子を見て、カミトくんを止める。
そして、感覚過敏の魔法を使い、ソラさんの独り言に耳を傾ける。
「はぁ。カミトくん、2人の王女様から告白されたって。しかもセリアさんやメルさん、ルーリエさんもカミトくんのこと好きみたいだし。カミトくんはたくさんお嫁さんをもらえるけど、みんなよりも胸が小さくて可愛くない私なんて絶対もらってくれないよ……」
「ふむふむ」
ソラさんとカミトくんの関係を知りたかったが、王女様2人がカミトくんに告白しており、ソラさんとルーリエさん、セリアさん、メルさんの4人が好きだけど告白してないという現状を把握する。
「どうしたんですか?」
「ううん、なんでもないよ。ごめんね、引き留めて」
「……?」
カミトくんが首を傾げながらソラさんのもとへ向かう。
「ウチが目覚めたことで、カミトくんが7人の女の子と婚約できないといった状況は避けたいからね」
カミトくんが7人の女の子と婚約した世界にウチはいない。
そのため、ウチのせいでカミトくんが7人の女の子と婚約できない可能性もある。
「そんな未来にしたらダメだよ」
ウチは一言だけ呟き、とある記憶を思い出す。
それは未来視で見たカミトくんと7人の婚約者が魔王と戦っていた場面。
『ごめん……ね。私、ここまでかも。だから最後に一言。こんな私と婚約してくれてありがと。私、とても嬉しかったんだ。大好き……だよ。カミトくん』
『カ、カミト様を好きになって良かった……ですわ……はぁはぁ……わ、わたくし、カミト様と過ごす時間が一番幸せでした……愛してますわ、カミト……さま』
最後まで戦っていた婚約者2人がカミトくんの腕の中で力尽きる。
その周囲には、残り5人の婚約者が息絶えていた。
『~~っ!俺もみんなのことが大好きだよ。みんなと出会えて幸せだった』
カミトくんが亡くなった2人を抱きしめ、涙を流しながら7人に言う。
しかし誰も返事をしてくれない。
『何をぶつぶつ言ってるかは知らんが、これでお前の婚約者は全員死んだ。お前の目の前でな』
『っ!魔王ぉぉぉぉ!!!!』
ウチはそこで思い出すことをやめる。
(カミトくんを含め、カミトくんの婚約者たちは全員、カミトくんとの婚約を喜んでいた。みんな愛し合っていた。そんな未来をウチが目覚めたことで無かったことにしてはいけない)
そのためウチは密かに1つ目標を決めていた。
(絶対、カミトくんには未来視で見た7人の女の子と婚約してもらう!そしてみんなで魔王を倒す!)
ウチは秘めた想いを胸に、カミトくんの後を追った。
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