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2章 王都編
作戦決行 2
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その後、俺は部屋を出て行動を開始する。
「お待たせしました」
そして外で待機していたメルさんと合流する。
「リーシャには話したのね?」
「はい。それとワルモチに会いました。絶対、リーシャ様と結婚させてはダメだと思いましたね」
「そうよ。私たちの作戦に失敗は許されないわ」
俺はメルさんの発言に頷く。
「ここから宰相の領地までは馬車で半日よ。まぁ、私たちが本気で移動すれば半日もかからないわね」
「はい!急ぎましょう!」
現在の時刻が朝の10時前。
夜に国民への挨拶を変更することはできたが、悠長に向かってる暇はないので、メルさんとともにS級冒険者のステータスをフルで使い、ダッシュで宰相の領地へ向かう。
そして約1時間後、俺たちは宰相の屋敷に到着する。
「屋敷を守ってる冒険者が多いですね」
「えぇ。しかも王都で名のある冒険者ばかりよ。あの中にA級冒険者もいるわ」
そんな話をしつつ、メルさんは辺りを見渡す。
「シャーリー、手伝ってほしいことがあるわ」
「はっ!どのようなご用件で」
“バッ!”と、どこからとなく忍者の格好をした女性が現れ、俺たちに膝をつく。
髪をショートカットにしており、顔がわからないよう口元にはマスクをしている。
マスクをしているため年齢はわからないが、スラッとしたスタイルから、20代前半と判断する。
事前に聞いていた話によると、この女性が宰相の息子の悪事を確認し、女王陛下へ伝えた人で、現在は息子の悪事の証拠を確保するべく、屋敷を監視しているらしい。
「紹介するわ。コチラ、S級冒険者のカミトよ」
「初めまして、カミト様。私、女王陛下直轄の組織『シャドウ』のリーダーを務めておりますシャーリーと申します」
そう言って自己紹介をするシャーリーさん。
『シャドウ』とは、女王陛下の命に従い、公には言えない内容の任務をこなす部隊のことで、かなりの実力者が所属している。
「よろしくお願いします、シャーリーさん。メルさんから話は聞いてます」
俺はシャーリーさんと簡単に挨拶をする。
「今から私とカミトで宰相の屋敷に忍び込むわ」
「ついに決行されるのですね」
「えぇ。今のところ証拠は確保できてないのね?」
「申し訳ありません。ここ最近は動きがなく、掴むことはできておりません。ただ、屋敷を護衛している冒険者は息子の悪事を知りつつ加担しているため、悪事の証拠を掴めば罰することができると思います。また、宰相に手を貸す貴族に関しては金の流れを調べれば証拠になると思います」
「なるほど、屋敷で悪事を行っている証拠を確保すれば一網打尽にできるということね。屋敷に連れ込まれた女性たちの安否は?」
「それも不明です。全員生存となれば20名近くは屋敷にいらっしゃると思います」
「想像通りね。カミト、あとはお願い」
「任せてください!賢者さん!あの屋敷にいる人間を正確に教えて!」
『了解しました』
賢者さんが返事をすると、視界の隅にマップが出現する。
そのマップには丁寧に赤い点が記されていた。
『人間は127人います』
「その中で武装、ないし武器を所持している者は何人いる?」
『解、24人です』
「その人は青い点で教えて!」
俺のお願いを叶え、マップ上に青い点が24個現れる。
どうやら外に15人、中に9人いるようだ。
「地下に赤い点が集中してる場所があるけど、どんな人がいるの?」
『解、手や足を縄で縛られた一糸纏わぬ姿の女性が21名います』
「ビンゴっ!」
俺は声をあげてメルさんに伝える。
「屋敷の中に武装してる人が24人いて、地下に囚われてる女性が21人います!」
「さすがカミトね。これで潜入がしやすくなるわ」
「武器を持ってる人の位置も把握済みです。一度も戦闘せずに……は無理ですが、戦闘回数は少なく助けることができると思います」
「わかったわ。当初の作戦通り、侵入したら証拠になりそうな物の確保と地下に囚われてる人の救出。その後、できるだけ隠密に脱出を図り、王宮へ帰還するわ」
不法侵入と訴えられないよう、できるだけ隠密に行動する予定だ。
悪行ばかりしている人たちに不法侵入と訴えられても反論できそうだが。
そんな話をした後、メルさんがシャーリーさんに指示を出す。
「囚われていた女性たちは証人になるわ。屋敷から助け出す予定だから、シャーリーにはその時の対応を任せるわ。可能なら数人は王宮まで連れて行きたいから馬車の用意もお願い。それと失踪したと言われていた人が屋敷から出てくるところを大勢の方に見てほしいから野次馬もお願いするわ」
「かしこまりました」
その指示を聞いて“バッ!”と消えるシャーリーさん。
「潜入開始ね」
俺たちは行動を開始した。
「お待たせしました」
そして外で待機していたメルさんと合流する。
「リーシャには話したのね?」
「はい。それとワルモチに会いました。絶対、リーシャ様と結婚させてはダメだと思いましたね」
「そうよ。私たちの作戦に失敗は許されないわ」
俺はメルさんの発言に頷く。
「ここから宰相の領地までは馬車で半日よ。まぁ、私たちが本気で移動すれば半日もかからないわね」
「はい!急ぎましょう!」
現在の時刻が朝の10時前。
夜に国民への挨拶を変更することはできたが、悠長に向かってる暇はないので、メルさんとともにS級冒険者のステータスをフルで使い、ダッシュで宰相の領地へ向かう。
そして約1時間後、俺たちは宰相の屋敷に到着する。
「屋敷を守ってる冒険者が多いですね」
「えぇ。しかも王都で名のある冒険者ばかりよ。あの中にA級冒険者もいるわ」
そんな話をしつつ、メルさんは辺りを見渡す。
「シャーリー、手伝ってほしいことがあるわ」
「はっ!どのようなご用件で」
“バッ!”と、どこからとなく忍者の格好をした女性が現れ、俺たちに膝をつく。
髪をショートカットにしており、顔がわからないよう口元にはマスクをしている。
マスクをしているため年齢はわからないが、スラッとしたスタイルから、20代前半と判断する。
事前に聞いていた話によると、この女性が宰相の息子の悪事を確認し、女王陛下へ伝えた人で、現在は息子の悪事の証拠を確保するべく、屋敷を監視しているらしい。
「紹介するわ。コチラ、S級冒険者のカミトよ」
「初めまして、カミト様。私、女王陛下直轄の組織『シャドウ』のリーダーを務めておりますシャーリーと申します」
そう言って自己紹介をするシャーリーさん。
『シャドウ』とは、女王陛下の命に従い、公には言えない内容の任務をこなす部隊のことで、かなりの実力者が所属している。
「よろしくお願いします、シャーリーさん。メルさんから話は聞いてます」
俺はシャーリーさんと簡単に挨拶をする。
「今から私とカミトで宰相の屋敷に忍び込むわ」
「ついに決行されるのですね」
「えぇ。今のところ証拠は確保できてないのね?」
「申し訳ありません。ここ最近は動きがなく、掴むことはできておりません。ただ、屋敷を護衛している冒険者は息子の悪事を知りつつ加担しているため、悪事の証拠を掴めば罰することができると思います。また、宰相に手を貸す貴族に関しては金の流れを調べれば証拠になると思います」
「なるほど、屋敷で悪事を行っている証拠を確保すれば一網打尽にできるということね。屋敷に連れ込まれた女性たちの安否は?」
「それも不明です。全員生存となれば20名近くは屋敷にいらっしゃると思います」
「想像通りね。カミト、あとはお願い」
「任せてください!賢者さん!あの屋敷にいる人間を正確に教えて!」
『了解しました』
賢者さんが返事をすると、視界の隅にマップが出現する。
そのマップには丁寧に赤い点が記されていた。
『人間は127人います』
「その中で武装、ないし武器を所持している者は何人いる?」
『解、24人です』
「その人は青い点で教えて!」
俺のお願いを叶え、マップ上に青い点が24個現れる。
どうやら外に15人、中に9人いるようだ。
「地下に赤い点が集中してる場所があるけど、どんな人がいるの?」
『解、手や足を縄で縛られた一糸纏わぬ姿の女性が21名います』
「ビンゴっ!」
俺は声をあげてメルさんに伝える。
「屋敷の中に武装してる人が24人いて、地下に囚われてる女性が21人います!」
「さすがカミトね。これで潜入がしやすくなるわ」
「武器を持ってる人の位置も把握済みです。一度も戦闘せずに……は無理ですが、戦闘回数は少なく助けることができると思います」
「わかったわ。当初の作戦通り、侵入したら証拠になりそうな物の確保と地下に囚われてる人の救出。その後、できるだけ隠密に脱出を図り、王宮へ帰還するわ」
不法侵入と訴えられないよう、できるだけ隠密に行動する予定だ。
悪行ばかりしている人たちに不法侵入と訴えられても反論できそうだが。
そんな話をした後、メルさんがシャーリーさんに指示を出す。
「囚われていた女性たちは証人になるわ。屋敷から助け出す予定だから、シャーリーにはその時の対応を任せるわ。可能なら数人は王宮まで連れて行きたいから馬車の用意もお願い。それと失踪したと言われていた人が屋敷から出てくるところを大勢の方に見てほしいから野次馬もお願いするわ」
「かしこまりました」
その指示を聞いて“バッ!”と消えるシャーリーさん。
「潜入開始ね」
俺たちは行動を開始した。
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