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2章 王都編
報酬とステータス
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目の前に1つの宝箱が目に入り開封する。
「……鍵ですね」
「鍵が出てきたわね」
メルさんが宝箱から黒色の鍵を取り出す。
ーーーーー
【賢者の鍵 No.8】
500年前、魔王を封印したメンバーの中で魔法の天才だった者が作った鍵。とある場所にある山小屋で使用可能。
ーーーーー
「なるほど。賢者の鍵ですか。とある場所にある山小屋って分かりますか?」
「私には見当がつかないわ」
「そうですよね」
山小屋しかヒントがないため、使う場所に関しては賢者さんで調べることができることを願って鍵をアイテムバックに入れる。
「結局報酬は鍵だけでしたね」
「拍子抜けな感じはするけど賢者の鍵だから期待できるわ。それよりはやく出ないとダンジョンごと私たちも消滅するわ。脱出するわよ」
「はい!」
メルさんの後を追い、俺はダンジョンから脱出した。
報酬をゲットした俺たちは急いでダンジョンを出る。
「もう夜になってますね」
「そうね。きっとセリアたちが心配してるから冒険者協会に急いで行きたいけど……まずはカミトを宿に送ってからね。ふらふらしながら歩いてるわよ」
「あはは…バレてましたか」
黒の騎士との戦いで重傷を負った俺はメルさんの膝枕で歩けるレベルまで回復したものの限界が来ていた。
傷はポーションで概ね塞がったが、流した血の回復と六の型〈螺旋剣舞〉の反動は治らない。
「だから宿まで送るわ。後でソラに回復してもらって」
冒険者協会よりも俺の宿屋の方が近いため、メルさんの提案に乗り、俺は宿屋を目指すことにする。
「それとカミトが歩いてる途中に転んだら困るから……その……わ、私が肩を貸してあげるわ」
「………へ?」
メルさんの言ってることがわからず聞き返す。
「だから私が肩を貸してあげるって言ってるの!」
すると少し強めの口調で同じことを言われる。
「だ、大丈夫です!これくらいの怪我で……っとと」
メルさんに返答していると、貧血症状のように倒れそうになる。
「どこが大丈夫なのよ」
「あはは…」
結局、俺は折れてメルさんの肩を借りて宿屋を目指す。
「すみません、メルさん。男である俺に肩を貸したくないとは思いますが……」
男嫌いであるメルさんは俺の怪我を見て、我慢して肩を貸してくれている。
そう思うと自然に出てきた言葉だが…
「さっきも言ったけど、カミトになら触られても平気よ。もちろん、私からカミトに触ることもできるわ。だって肩を貸すよりも恥ずかしいことをしたし……」
「肩を貸すよりも恥ずかしいこと?膝枕のことですか?」
「っ!そうよ!それのことよ!」
俺が聞き返した途端、顔を真っ赤にして俺から視線を逸らす。
ボソッと「本当はそれ以上のことをしたけどね」との言葉が聞こえてきたため再度問いかけようとすると…
「お、おい。あれってS級冒険者のメルさんだろ?男と一緒にいるんだけど」
「そんなわけないだろ。男が嫌いすぎて冷たい対応を取ってるから『氷姫』と呼ばれてるんだぞ。男と一緒にいるなんて……ってマジや!『氷姫』が男といる!」
「しかもあの男、メルさんに肩を貸してもらってるぞ。誰だアイツ?」
「知らん!だが、メルさんと距離が近い男なんか聞いたことねぇぞ!」
「これはビックニュースだ!」
等々、外野が唐突にうるさくなる。
どうやら俺の怪我なんか眼中にないようだ。
「急いで行くわよ」
「お、お願いします」
そんな会話をして、俺たちは外野を無視しつつ宿屋を目指す。
しばらく無視しながら歩くと、俺はあることに気がつく。
(やばい。この体勢、マジでやばい。なんかドキドキする。しかもメルさんの巨乳が柔らけぇ)
俺はメルさんに寄りかかりながら歩いているため、メルさんとの距離が近くなりドキドキしてしまう。
しかも柔らかい巨乳が当たりまくっている。
(ダメだ。このままでは善意のメルさんに申し訳ないぞ)
そう思い、俺はメルさんの身体に注意がいかないよう、気になっていたステータスを確認する。
*****
名前:カミト•ヴィオレ
年齢:18
レベル:4358(1605up!)
筋力:32712(6226up!)
器用:32657(6206up!)
耐久:32666(6235up!)
俊敏:32724(6239up!)
魔力:32539(6167up!)
知力:32795(6255up!)
スキル:【剣聖】
【賢者の眼】
称号:〈ジャイアントキリング Lv.4〉
〈無傷の冒険者 Lv.5〉
〈少数精鋭 Lv.1〉
〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉(New!)
〈火事場の馬鹿力 Lv.1〉(New!)
装備:純黒の長剣(全ステータス4,000上昇)
純黒のコート(全ステータス4,000上昇)
純黒の靴(全ステータス4,000上昇)
※純黒の長剣、純黒のコート、純黒の靴は〈無傷の冒険者 Lv.5〉の効果終了。
*****
ーーーーー
〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉
S級ダンジョンを1つ踏破した者に与えられる称号。
自分を含め、パーティーメンバーのステータスが5%上昇する。
〈火事場の馬鹿力 Lv.1〉
追い込まれ窮地に立たされた状況下において、普段では想像できない力を発揮し、困難を乗り越えた者に与えられる称号。
自分の身体に限界が来た時に気持ちが折れてなかった場合、全ステータスが10%上昇する。
ーーーーー
このステータスに称号によるステータス上昇が加わるため、条件によっては全ステータスが40,000を超える可能性がある。
(うん、化け物だな。スライムしか倒せなかった時期が嘘みたいだ)
そんなステータスとなっていた。
(〈無傷の冒険者〉の効果が終わったのは残念だが……〈S級ダンジョンを踏破した者〉の称号が強すぎるぞ。32,000の5%は1,600だから、俺の場合、全ステータスが1,600は上昇することになるぞ。しかも俺だけでなくパーティーメンバー全員のステータスが上昇するって破格すぎるだろ)
そんなことを思う。
「着いたわ。ここであってる?」
「あ、はい。ありがとうございます」
俺がステータスの確認に夢中になっていると、いつの間にか宿屋に到着していた。
「ここまで来れば大丈夫です」
「わかったわ。冒険者協会で攻略したことの報告とソラを呼んでくるわ。ソラに回復してもらいなさい」
「ありがとうございます」
俺はメルさんに礼を言い、別れる。
その後、部屋にたどり着きクレアを呼ぶと、重傷の俺を見たクレアが大泣きして大変な目にあったが、どうにかクレアを安心させて眠りについた。
「……鍵ですね」
「鍵が出てきたわね」
メルさんが宝箱から黒色の鍵を取り出す。
ーーーーー
【賢者の鍵 No.8】
500年前、魔王を封印したメンバーの中で魔法の天才だった者が作った鍵。とある場所にある山小屋で使用可能。
ーーーーー
「なるほど。賢者の鍵ですか。とある場所にある山小屋って分かりますか?」
「私には見当がつかないわ」
「そうですよね」
山小屋しかヒントがないため、使う場所に関しては賢者さんで調べることができることを願って鍵をアイテムバックに入れる。
「結局報酬は鍵だけでしたね」
「拍子抜けな感じはするけど賢者の鍵だから期待できるわ。それよりはやく出ないとダンジョンごと私たちも消滅するわ。脱出するわよ」
「はい!」
メルさんの後を追い、俺はダンジョンから脱出した。
報酬をゲットした俺たちは急いでダンジョンを出る。
「もう夜になってますね」
「そうね。きっとセリアたちが心配してるから冒険者協会に急いで行きたいけど……まずはカミトを宿に送ってからね。ふらふらしながら歩いてるわよ」
「あはは…バレてましたか」
黒の騎士との戦いで重傷を負った俺はメルさんの膝枕で歩けるレベルまで回復したものの限界が来ていた。
傷はポーションで概ね塞がったが、流した血の回復と六の型〈螺旋剣舞〉の反動は治らない。
「だから宿まで送るわ。後でソラに回復してもらって」
冒険者協会よりも俺の宿屋の方が近いため、メルさんの提案に乗り、俺は宿屋を目指すことにする。
「それとカミトが歩いてる途中に転んだら困るから……その……わ、私が肩を貸してあげるわ」
「………へ?」
メルさんの言ってることがわからず聞き返す。
「だから私が肩を貸してあげるって言ってるの!」
すると少し強めの口調で同じことを言われる。
「だ、大丈夫です!これくらいの怪我で……っとと」
メルさんに返答していると、貧血症状のように倒れそうになる。
「どこが大丈夫なのよ」
「あはは…」
結局、俺は折れてメルさんの肩を借りて宿屋を目指す。
「すみません、メルさん。男である俺に肩を貸したくないとは思いますが……」
男嫌いであるメルさんは俺の怪我を見て、我慢して肩を貸してくれている。
そう思うと自然に出てきた言葉だが…
「さっきも言ったけど、カミトになら触られても平気よ。もちろん、私からカミトに触ることもできるわ。だって肩を貸すよりも恥ずかしいことをしたし……」
「肩を貸すよりも恥ずかしいこと?膝枕のことですか?」
「っ!そうよ!それのことよ!」
俺が聞き返した途端、顔を真っ赤にして俺から視線を逸らす。
ボソッと「本当はそれ以上のことをしたけどね」との言葉が聞こえてきたため再度問いかけようとすると…
「お、おい。あれってS級冒険者のメルさんだろ?男と一緒にいるんだけど」
「そんなわけないだろ。男が嫌いすぎて冷たい対応を取ってるから『氷姫』と呼ばれてるんだぞ。男と一緒にいるなんて……ってマジや!『氷姫』が男といる!」
「しかもあの男、メルさんに肩を貸してもらってるぞ。誰だアイツ?」
「知らん!だが、メルさんと距離が近い男なんか聞いたことねぇぞ!」
「これはビックニュースだ!」
等々、外野が唐突にうるさくなる。
どうやら俺の怪我なんか眼中にないようだ。
「急いで行くわよ」
「お、お願いします」
そんな会話をして、俺たちは外野を無視しつつ宿屋を目指す。
しばらく無視しながら歩くと、俺はあることに気がつく。
(やばい。この体勢、マジでやばい。なんかドキドキする。しかもメルさんの巨乳が柔らけぇ)
俺はメルさんに寄りかかりながら歩いているため、メルさんとの距離が近くなりドキドキしてしまう。
しかも柔らかい巨乳が当たりまくっている。
(ダメだ。このままでは善意のメルさんに申し訳ないぞ)
そう思い、俺はメルさんの身体に注意がいかないよう、気になっていたステータスを確認する。
*****
名前:カミト•ヴィオレ
年齢:18
レベル:4358(1605up!)
筋力:32712(6226up!)
器用:32657(6206up!)
耐久:32666(6235up!)
俊敏:32724(6239up!)
魔力:32539(6167up!)
知力:32795(6255up!)
スキル:【剣聖】
【賢者の眼】
称号:〈ジャイアントキリング Lv.4〉
〈無傷の冒険者 Lv.5〉
〈少数精鋭 Lv.1〉
〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉(New!)
〈火事場の馬鹿力 Lv.1〉(New!)
装備:純黒の長剣(全ステータス4,000上昇)
純黒のコート(全ステータス4,000上昇)
純黒の靴(全ステータス4,000上昇)
※純黒の長剣、純黒のコート、純黒の靴は〈無傷の冒険者 Lv.5〉の効果終了。
*****
ーーーーー
〈S級ダンジョンを踏破した者 Lv.1〉
S級ダンジョンを1つ踏破した者に与えられる称号。
自分を含め、パーティーメンバーのステータスが5%上昇する。
〈火事場の馬鹿力 Lv.1〉
追い込まれ窮地に立たされた状況下において、普段では想像できない力を発揮し、困難を乗り越えた者に与えられる称号。
自分の身体に限界が来た時に気持ちが折れてなかった場合、全ステータスが10%上昇する。
ーーーーー
このステータスに称号によるステータス上昇が加わるため、条件によっては全ステータスが40,000を超える可能性がある。
(うん、化け物だな。スライムしか倒せなかった時期が嘘みたいだ)
そんなステータスとなっていた。
(〈無傷の冒険者〉の効果が終わったのは残念だが……〈S級ダンジョンを踏破した者〉の称号が強すぎるぞ。32,000の5%は1,600だから、俺の場合、全ステータスが1,600は上昇することになるぞ。しかも俺だけでなくパーティーメンバー全員のステータスが上昇するって破格すぎるだろ)
そんなことを思う。
「着いたわ。ここであってる?」
「あ、はい。ありがとうございます」
俺がステータスの確認に夢中になっていると、いつの間にか宿屋に到着していた。
「ここまで来れば大丈夫です」
「わかったわ。冒険者協会で攻略したことの報告とソラを呼んでくるわ。ソラに回復してもらいなさい」
「ありがとうございます」
俺はメルさんに礼を言い、別れる。
その後、部屋にたどり着きクレアを呼ぶと、重傷の俺を見たクレアが大泣きして大変な目にあったが、どうにかクレアを安心させて眠りについた。
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そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
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