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1章 リブロ編
会長の昔話 2
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「アタシも少し昔話をしよう」
そのような前置きの後、ソフィアさんが話し始めた。
「アタシの祖先はカインのお願いを叶えるため、どうすれば良いかを考えた。そして、アタシの祖先は【鑑定】スキルを極めることが確実に見つけることのできる方法だと思った」
(なるほど。鑑定スキルなら相手のスキルを閲覧できるから、確実にカインのスキルを手にした人を知ることができる)
「だが、スキルを引き継いだ人を見つけ出すために全ての人間を【鑑定】するのは骨が折れる。だからアタシの祖先は冒険者協会を立ち上げ、冒険者を管理するとともに全ての人間のスキルを知ることのできる地位を確立した」
12歳の時、スキルを得た人間は必ず冒険者協会に報告しなければならない。
「そこでカインのスキルを引き継いだ可能性のある人間を見つけ、アタシが直接会って鑑定していた。その時、カミトくんの【@&\#%】というスキルに疑問を持ったアタシはカミトくんを鑑定し、【@&\#%】というスキルが本当は【剣聖】スキルだということを知った」
「だから俺がカインのスキルを引き継いだ人ということを知ってたんですね」
「あぁ。だがアタシの【鑑定】スキルのレベルが低く、6年前は【@&\#%】が【剣聖】スキルということと、とある一文しか分からなかった。その文章は『ダンジョンで{@\/&}を{#%$\*£<#}することで覚醒する』と説明されていた。一部、文字が読めないようになっていたが、ダンジョンに入れば何かが起こると思ったアタシは冒険者になるよう勧めた」
(なるほど。これで6年前に俺のスキルが覚醒すると言ったことや冒険者になるよう勧めてきた謎が解決する)
今までずっと気になっていたことがソフィアさんの言葉を聞いて解決する。
文字が読めない部分は{スライムを10,000体討伐}だろう。
「だが、スキルが【@&\#%】だとステータスが上昇せず冒険者になっても苦労するはず。だからアタシは王都の冒険者協会で働いていたルーリエをリブロ支部へ派遣した。『カミトくんが冒険者になった時は優先的にサポートしてほしい。カミトくんはいずれ最強の冒険者になるから』と言って」
「あ、だからルーリエさんは俺がオーガの魔石を見せた時、すぐに信じてくれたんですね」
「はい。会長の話を聞いてましたのですぐに信じることができました」
俺がオーガの魔石を見せた時、「あの方が言ってたことは本当だったんだ……」と言って驚いていた。
「まぁ、会長の話を聞いてなくても私はカミトさんのことを信じてましたよ。カミトさんが嘘をつく人ではないことくらい長い付き合いで学びましたから」
そう言ってルーリエさんが微笑む。
「ルーリエさん……」
その言葉に俺の胸が熱くなる。
「これがカミトくんに話したかったことだ。何か聞きたいことはあるか?」
「いえ、俺が聞きたかったことは全て話してくれました」
俺がカインの能力を引き継いだ男だということをどのような方法で知ったのかが気になっていたが、今の会話で納得する。
「あ、そういえば、今日はなぜリブロに来たんですか?俺のスキルが覚醒したのを知ったとしても王都から来るのが速すぎです」
王都からリブロへ来るとなれば馬車で5日はかかる。
俺のスキルが覚醒したのは昨日なので、スキルが覚醒したことをルーリエさんから聞いたとしても速すぎる。
「それはアタシの【鑑定】スキルのレベルが上がったからカミトくんのスキルを鑑定しようと思ったんだ。その必要はなかったようだが」
(なるほど。これは神に感謝しないといけないな)
そんなことを思っていると「そうだ、カミトくん」と会長が口を開く。
「これからも冒険者として活動するなら王都で活動しないか?」
「王都ですか?」
「あぁ。鉱山行きのノワール親子から報復はないが、冒険者資格を剥奪した者たちがカミトくんや妹さんに報復を仕掛けてくる可能性はある。王都なら報復の危険性はグンと減るし、アタシもいるからカミトくんや妹さんを守りやすい。どうだろうか?」
ソフィアさんの提案に俺は考える。
(会長の提案は魅力的すぎる。それにクレアは俺のせいで学校でも居心地が悪いらしい。うん、良い機会だから王都へ移住するか)
「そうですね。妹と話し合って決めたいとは思いますが、俺は王都で活動したいと思ってます」
「分かった。王都で活動する時はアタシができる限り手助けする予定だ。しばらくはリブロに滞在する予定だから決まったらアタシに教えてくれ。それとコチラはカミトくんへのプレゼントだ」
そう言ってソフィアさんが大きな箱を取り出す。
“パカっ”と中を開けると、大量の金貨が入っていた。
「金貨200枚だ。ノワール親子の家から売れる物を全て売った賠償金と冒険者資格を剥奪した者たちからの賠償金、それと決闘の報酬となった金貨2枚が入っている」
金貨200枚もあれば一生遊んで暮らすことができる。
「それとコレはアタシからの償いだ」
そう言って今度は小さなバックを取り出す。
「アイテムバックだ」
「アイテムバック!?」
アイテムバックとは異空間に収納できるバックのことで、冒険者にとって必須アイテムの一つとなっている。
「容量はそれなりにあると思う」
そう言われて鑑定してみる。
ーーーーー
【ポーチ型アイテムバック】
ポーチタイプのアイテムバッグ。どんな物でも収納することができ、容量は500kg。時間魔法が施されており、中に入れた物の時を止めることができる。
ーーーーー
「こ、こんなレアな物、貰っていいんですか!?」
「あぁ。これからも冒険者として活動するならアイテムバックは必須だ。遠慮なくもらってくれ」
「あ、ありがとうございます!」
昨日の攻略で魔石がバックに入り切らない現象が起きたため、アイテムバックはありがたい。
そのためソフィアさんの厚意をありがたく受け取る。
こうして金貨200枚とアイテムバックを手に入れた俺はソフィアさんとの会話を終了し、家に戻った。
そのような前置きの後、ソフィアさんが話し始めた。
「アタシの祖先はカインのお願いを叶えるため、どうすれば良いかを考えた。そして、アタシの祖先は【鑑定】スキルを極めることが確実に見つけることのできる方法だと思った」
(なるほど。鑑定スキルなら相手のスキルを閲覧できるから、確実にカインのスキルを手にした人を知ることができる)
「だが、スキルを引き継いだ人を見つけ出すために全ての人間を【鑑定】するのは骨が折れる。だからアタシの祖先は冒険者協会を立ち上げ、冒険者を管理するとともに全ての人間のスキルを知ることのできる地位を確立した」
12歳の時、スキルを得た人間は必ず冒険者協会に報告しなければならない。
「そこでカインのスキルを引き継いだ可能性のある人間を見つけ、アタシが直接会って鑑定していた。その時、カミトくんの【@&\#%】というスキルに疑問を持ったアタシはカミトくんを鑑定し、【@&\#%】というスキルが本当は【剣聖】スキルだということを知った」
「だから俺がカインのスキルを引き継いだ人ということを知ってたんですね」
「あぁ。だがアタシの【鑑定】スキルのレベルが低く、6年前は【@&\#%】が【剣聖】スキルということと、とある一文しか分からなかった。その文章は『ダンジョンで{@\/&}を{#%$\*£<#}することで覚醒する』と説明されていた。一部、文字が読めないようになっていたが、ダンジョンに入れば何かが起こると思ったアタシは冒険者になるよう勧めた」
(なるほど。これで6年前に俺のスキルが覚醒すると言ったことや冒険者になるよう勧めてきた謎が解決する)
今までずっと気になっていたことがソフィアさんの言葉を聞いて解決する。
文字が読めない部分は{スライムを10,000体討伐}だろう。
「だが、スキルが【@&\#%】だとステータスが上昇せず冒険者になっても苦労するはず。だからアタシは王都の冒険者協会で働いていたルーリエをリブロ支部へ派遣した。『カミトくんが冒険者になった時は優先的にサポートしてほしい。カミトくんはいずれ最強の冒険者になるから』と言って」
「あ、だからルーリエさんは俺がオーガの魔石を見せた時、すぐに信じてくれたんですね」
「はい。会長の話を聞いてましたのですぐに信じることができました」
俺がオーガの魔石を見せた時、「あの方が言ってたことは本当だったんだ……」と言って驚いていた。
「まぁ、会長の話を聞いてなくても私はカミトさんのことを信じてましたよ。カミトさんが嘘をつく人ではないことくらい長い付き合いで学びましたから」
そう言ってルーリエさんが微笑む。
「ルーリエさん……」
その言葉に俺の胸が熱くなる。
「これがカミトくんに話したかったことだ。何か聞きたいことはあるか?」
「いえ、俺が聞きたかったことは全て話してくれました」
俺がカインの能力を引き継いだ男だということをどのような方法で知ったのかが気になっていたが、今の会話で納得する。
「あ、そういえば、今日はなぜリブロに来たんですか?俺のスキルが覚醒したのを知ったとしても王都から来るのが速すぎです」
王都からリブロへ来るとなれば馬車で5日はかかる。
俺のスキルが覚醒したのは昨日なので、スキルが覚醒したことをルーリエさんから聞いたとしても速すぎる。
「それはアタシの【鑑定】スキルのレベルが上がったからカミトくんのスキルを鑑定しようと思ったんだ。その必要はなかったようだが」
(なるほど。これは神に感謝しないといけないな)
そんなことを思っていると「そうだ、カミトくん」と会長が口を開く。
「これからも冒険者として活動するなら王都で活動しないか?」
「王都ですか?」
「あぁ。鉱山行きのノワール親子から報復はないが、冒険者資格を剥奪した者たちがカミトくんや妹さんに報復を仕掛けてくる可能性はある。王都なら報復の危険性はグンと減るし、アタシもいるからカミトくんや妹さんを守りやすい。どうだろうか?」
ソフィアさんの提案に俺は考える。
(会長の提案は魅力的すぎる。それにクレアは俺のせいで学校でも居心地が悪いらしい。うん、良い機会だから王都へ移住するか)
「そうですね。妹と話し合って決めたいとは思いますが、俺は王都で活動したいと思ってます」
「分かった。王都で活動する時はアタシができる限り手助けする予定だ。しばらくはリブロに滞在する予定だから決まったらアタシに教えてくれ。それとコチラはカミトくんへのプレゼントだ」
そう言ってソフィアさんが大きな箱を取り出す。
“パカっ”と中を開けると、大量の金貨が入っていた。
「金貨200枚だ。ノワール親子の家から売れる物を全て売った賠償金と冒険者資格を剥奪した者たちからの賠償金、それと決闘の報酬となった金貨2枚が入っている」
金貨200枚もあれば一生遊んで暮らすことができる。
「それとコレはアタシからの償いだ」
そう言って今度は小さなバックを取り出す。
「アイテムバックだ」
「アイテムバック!?」
アイテムバックとは異空間に収納できるバックのことで、冒険者にとって必須アイテムの一つとなっている。
「容量はそれなりにあると思う」
そう言われて鑑定してみる。
ーーーーー
【ポーチ型アイテムバック】
ポーチタイプのアイテムバッグ。どんな物でも収納することができ、容量は500kg。時間魔法が施されており、中に入れた物の時を止めることができる。
ーーーーー
「こ、こんなレアな物、貰っていいんですか!?」
「あぁ。これからも冒険者として活動するならアイテムバックは必須だ。遠慮なくもらってくれ」
「あ、ありがとうございます!」
昨日の攻略で魔石がバックに入り切らない現象が起きたため、アイテムバックはありがたい。
そのためソフィアさんの厚意をありがたく受け取る。
こうして金貨200枚とアイテムバックを手に入れた俺はソフィアさんとの会話を終了し、家に戻った。
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