16 / 146
1章 リブロ編
会長の昔話 2
しおりを挟む
「アタシも少し昔話をしよう」
そのような前置きの後、ソフィアさんが話し始めた。
「アタシの祖先はカインのお願いを叶えるため、どうすれば良いかを考えた。そして、アタシの祖先は【鑑定】スキルを極めることが確実に見つけることのできる方法だと思った」
(なるほど。鑑定スキルなら相手のスキルを閲覧できるから、確実にカインのスキルを手にした人を知ることができる)
「だが、スキルを引き継いだ人を見つけ出すために全ての人間を【鑑定】するのは骨が折れる。だからアタシの祖先は冒険者協会を立ち上げ、冒険者を管理するとともに全ての人間のスキルを知ることのできる地位を確立した」
12歳の時、スキルを得た人間は必ず冒険者協会に報告しなければならない。
「そこでカインのスキルを引き継いだ可能性のある人間を見つけ、アタシが直接会って鑑定していた。その時、カミトくんの【@&\#%】というスキルに疑問を持ったアタシはカミトくんを鑑定し、【@&\#%】というスキルが本当は【剣聖】スキルだということを知った」
「だから俺がカインのスキルを引き継いだ人ということを知ってたんですね」
「あぁ。だがアタシの【鑑定】スキルのレベルが低く、6年前は【@&\#%】が【剣聖】スキルということと、とある一文しか分からなかった。その文章は『ダンジョンで{@\/&}を{#%$\*£<#}することで覚醒する』と説明されていた。一部、文字が読めないようになっていたが、ダンジョンに入れば何かが起こると思ったアタシは冒険者になるよう勧めた」
(なるほど。これで6年前に俺のスキルが覚醒すると言ったことや冒険者になるよう勧めてきた謎が解決する)
今までずっと気になっていたことがソフィアさんの言葉を聞いて解決する。
文字が読めない部分は{スライムを10,000体討伐}だろう。
「だが、スキルが【@&\#%】だとステータスが上昇せず冒険者になっても苦労するはず。だからアタシは王都の冒険者協会で働いていたルーリエをリブロ支部へ派遣した。『カミトくんが冒険者になった時は優先的にサポートしてほしい。カミトくんはいずれ最強の冒険者になるから』と言って」
「あ、だからルーリエさんは俺がオーガの魔石を見せた時、すぐに信じてくれたんですね」
「はい。会長の話を聞いてましたのですぐに信じることができました」
俺がオーガの魔石を見せた時、「あの方が言ってたことは本当だったんだ……」と言って驚いていた。
「まぁ、会長の話を聞いてなくても私はカミトさんのことを信じてましたよ。カミトさんが嘘をつく人ではないことくらい長い付き合いで学びましたから」
そう言ってルーリエさんが微笑む。
「ルーリエさん……」
その言葉に俺の胸が熱くなる。
「これがカミトくんに話したかったことだ。何か聞きたいことはあるか?」
「いえ、俺が聞きたかったことは全て話してくれました」
俺がカインの能力を引き継いだ男だということをどのような方法で知ったのかが気になっていたが、今の会話で納得する。
「あ、そういえば、今日はなぜリブロに来たんですか?俺のスキルが覚醒したのを知ったとしても王都から来るのが速すぎです」
王都からリブロへ来るとなれば馬車で5日はかかる。
俺のスキルが覚醒したのは昨日なので、スキルが覚醒したことをルーリエさんから聞いたとしても速すぎる。
「それはアタシの【鑑定】スキルのレベルが上がったからカミトくんのスキルを鑑定しようと思ったんだ。その必要はなかったようだが」
(なるほど。これは神に感謝しないといけないな)
そんなことを思っていると「そうだ、カミトくん」と会長が口を開く。
「これからも冒険者として活動するなら王都で活動しないか?」
「王都ですか?」
「あぁ。鉱山行きのノワール親子から報復はないが、冒険者資格を剥奪した者たちがカミトくんや妹さんに報復を仕掛けてくる可能性はある。王都なら報復の危険性はグンと減るし、アタシもいるからカミトくんや妹さんを守りやすい。どうだろうか?」
ソフィアさんの提案に俺は考える。
(会長の提案は魅力的すぎる。それにクレアは俺のせいで学校でも居心地が悪いらしい。うん、良い機会だから王都へ移住するか)
「そうですね。妹と話し合って決めたいとは思いますが、俺は王都で活動したいと思ってます」
「分かった。王都で活動する時はアタシができる限り手助けする予定だ。しばらくはリブロに滞在する予定だから決まったらアタシに教えてくれ。それとコチラはカミトくんへのプレゼントだ」
そう言ってソフィアさんが大きな箱を取り出す。
“パカっ”と中を開けると、大量の金貨が入っていた。
「金貨200枚だ。ノワール親子の家から売れる物を全て売った賠償金と冒険者資格を剥奪した者たちからの賠償金、それと決闘の報酬となった金貨2枚が入っている」
金貨200枚もあれば一生遊んで暮らすことができる。
「それとコレはアタシからの償いだ」
そう言って今度は小さなバックを取り出す。
「アイテムバックだ」
「アイテムバック!?」
アイテムバックとは異空間に収納できるバックのことで、冒険者にとって必須アイテムの一つとなっている。
「容量はそれなりにあると思う」
そう言われて鑑定してみる。
ーーーーー
【ポーチ型アイテムバック】
ポーチタイプのアイテムバッグ。どんな物でも収納することができ、容量は500kg。時間魔法が施されており、中に入れた物の時を止めることができる。
ーーーーー
「こ、こんなレアな物、貰っていいんですか!?」
「あぁ。これからも冒険者として活動するならアイテムバックは必須だ。遠慮なくもらってくれ」
「あ、ありがとうございます!」
昨日の攻略で魔石がバックに入り切らない現象が起きたため、アイテムバックはありがたい。
そのためソフィアさんの厚意をありがたく受け取る。
こうして金貨200枚とアイテムバックを手に入れた俺はソフィアさんとの会話を終了し、家に戻った。
そのような前置きの後、ソフィアさんが話し始めた。
「アタシの祖先はカインのお願いを叶えるため、どうすれば良いかを考えた。そして、アタシの祖先は【鑑定】スキルを極めることが確実に見つけることのできる方法だと思った」
(なるほど。鑑定スキルなら相手のスキルを閲覧できるから、確実にカインのスキルを手にした人を知ることができる)
「だが、スキルを引き継いだ人を見つけ出すために全ての人間を【鑑定】するのは骨が折れる。だからアタシの祖先は冒険者協会を立ち上げ、冒険者を管理するとともに全ての人間のスキルを知ることのできる地位を確立した」
12歳の時、スキルを得た人間は必ず冒険者協会に報告しなければならない。
「そこでカインのスキルを引き継いだ可能性のある人間を見つけ、アタシが直接会って鑑定していた。その時、カミトくんの【@&\#%】というスキルに疑問を持ったアタシはカミトくんを鑑定し、【@&\#%】というスキルが本当は【剣聖】スキルだということを知った」
「だから俺がカインのスキルを引き継いだ人ということを知ってたんですね」
「あぁ。だがアタシの【鑑定】スキルのレベルが低く、6年前は【@&\#%】が【剣聖】スキルということと、とある一文しか分からなかった。その文章は『ダンジョンで{@\/&}を{#%$\*£<#}することで覚醒する』と説明されていた。一部、文字が読めないようになっていたが、ダンジョンに入れば何かが起こると思ったアタシは冒険者になるよう勧めた」
(なるほど。これで6年前に俺のスキルが覚醒すると言ったことや冒険者になるよう勧めてきた謎が解決する)
今までずっと気になっていたことがソフィアさんの言葉を聞いて解決する。
文字が読めない部分は{スライムを10,000体討伐}だろう。
「だが、スキルが【@&\#%】だとステータスが上昇せず冒険者になっても苦労するはず。だからアタシは王都の冒険者協会で働いていたルーリエをリブロ支部へ派遣した。『カミトくんが冒険者になった時は優先的にサポートしてほしい。カミトくんはいずれ最強の冒険者になるから』と言って」
「あ、だからルーリエさんは俺がオーガの魔石を見せた時、すぐに信じてくれたんですね」
「はい。会長の話を聞いてましたのですぐに信じることができました」
俺がオーガの魔石を見せた時、「あの方が言ってたことは本当だったんだ……」と言って驚いていた。
「まぁ、会長の話を聞いてなくても私はカミトさんのことを信じてましたよ。カミトさんが嘘をつく人ではないことくらい長い付き合いで学びましたから」
そう言ってルーリエさんが微笑む。
「ルーリエさん……」
その言葉に俺の胸が熱くなる。
「これがカミトくんに話したかったことだ。何か聞きたいことはあるか?」
「いえ、俺が聞きたかったことは全て話してくれました」
俺がカインの能力を引き継いだ男だということをどのような方法で知ったのかが気になっていたが、今の会話で納得する。
「あ、そういえば、今日はなぜリブロに来たんですか?俺のスキルが覚醒したのを知ったとしても王都から来るのが速すぎです」
王都からリブロへ来るとなれば馬車で5日はかかる。
俺のスキルが覚醒したのは昨日なので、スキルが覚醒したことをルーリエさんから聞いたとしても速すぎる。
「それはアタシの【鑑定】スキルのレベルが上がったからカミトくんのスキルを鑑定しようと思ったんだ。その必要はなかったようだが」
(なるほど。これは神に感謝しないといけないな)
そんなことを思っていると「そうだ、カミトくん」と会長が口を開く。
「これからも冒険者として活動するなら王都で活動しないか?」
「王都ですか?」
「あぁ。鉱山行きのノワール親子から報復はないが、冒険者資格を剥奪した者たちがカミトくんや妹さんに報復を仕掛けてくる可能性はある。王都なら報復の危険性はグンと減るし、アタシもいるからカミトくんや妹さんを守りやすい。どうだろうか?」
ソフィアさんの提案に俺は考える。
(会長の提案は魅力的すぎる。それにクレアは俺のせいで学校でも居心地が悪いらしい。うん、良い機会だから王都へ移住するか)
「そうですね。妹と話し合って決めたいとは思いますが、俺は王都で活動したいと思ってます」
「分かった。王都で活動する時はアタシができる限り手助けする予定だ。しばらくはリブロに滞在する予定だから決まったらアタシに教えてくれ。それとコチラはカミトくんへのプレゼントだ」
そう言ってソフィアさんが大きな箱を取り出す。
“パカっ”と中を開けると、大量の金貨が入っていた。
「金貨200枚だ。ノワール親子の家から売れる物を全て売った賠償金と冒険者資格を剥奪した者たちからの賠償金、それと決闘の報酬となった金貨2枚が入っている」
金貨200枚もあれば一生遊んで暮らすことができる。
「それとコレはアタシからの償いだ」
そう言って今度は小さなバックを取り出す。
「アイテムバックだ」
「アイテムバック!?」
アイテムバックとは異空間に収納できるバックのことで、冒険者にとって必須アイテムの一つとなっている。
「容量はそれなりにあると思う」
そう言われて鑑定してみる。
ーーーーー
【ポーチ型アイテムバック】
ポーチタイプのアイテムバッグ。どんな物でも収納することができ、容量は500kg。時間魔法が施されており、中に入れた物の時を止めることができる。
ーーーーー
「こ、こんなレアな物、貰っていいんですか!?」
「あぁ。これからも冒険者として活動するならアイテムバックは必須だ。遠慮なくもらってくれ」
「あ、ありがとうございます!」
昨日の攻略で魔石がバックに入り切らない現象が起きたため、アイテムバックはありがたい。
そのためソフィアさんの厚意をありがたく受け取る。
こうして金貨200枚とアイテムバックを手に入れた俺はソフィアさんとの会話を終了し、家に戻った。
692
お気に入りに追加
1,702
あなたにおすすめの小説
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
最強美少女達に愛されている無能サポーター 〜周りの人から馬鹿にされ続けてもう嫌なのパーティメンバーの天才たちが離してくれない〜
妄想屋さん
ファンタジー
最強の美少女パーティメンバーに囲まれた無能、アルフ。
彼は周囲の人の陰口に心を病み、パーティメンバー達に、
「このパーティを抜けたい」
と、申し出る。
しかし、アルフを溺愛し、心の拠り所にしていた彼女達はその申し出を聞いて泣き崩れていまう。
なんとかアルフと一緒にいたい少女達と、どうしてもパーティを抜けたい主人公の話。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる