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1章 リブロ編
スライムしか倒せない男
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ダンジョンを出た俺は魔石を換金するため、リブロにある冒険者協会へ足を運ぶ。
冒険者協会とは、この世界にあるダンジョンと冒険者を管理する組織で、俺はリブロ支部のE級冒険者として活動していた。
「ルーリエさん、魔石の換金をお願いします」
「はーい!今日もお疲れ様です!カミトさん!」
俺はリブロ支部の冒険者協会で働いているルーリエさんに話しかける。
茶髪を腰まで伸ばした綺麗な女性で、リブロ支部内では1番可愛いと誰もが認めるほどの美女だ。
年齢は聞く勇気がないため分からないが、デカすぎる胸を見ると俺より年上だと思う。
俺がテキパキと手を動かすルーリエさんを見ていると…
「邪魔だ!」
「ぐっ!」
後ろから背中を押され、ルーリエさんが作業している机に勢いよくぶつかる。
“ドンっ!”という衝撃音で、この場にいた全員が俺たちの方を向く。
「ルーリエちゃん、スライムしか倒せないゴミよりも俺の持ってる魔石を先に換金してくれよ」
俺を押したのはラジハル•ノワールといい、俺と同い年で、この支部の長である支部長の息子だ。
実力のある冒険者だが性格に問題があり、ことあるごとに文句や攻撃をしてくる。
「ちょっと!ラジハルさん!私は今、カミトさんの……」
「だから、3年も冒険者をやっててスライムしか倒せない男に構うくらいなら、俺とお話ししようぜ。今日の俺は8階層でランクBに分類されているオーガを倒してきたんだ」
そう言ってラジハルは俺が持ってきた魔石の何倍も大きな魔石をルーリエさんに見せる。
「ははっ!アイツ、またラジハルに虐められてるぞ!」
「俺、スライムしか倒せない奴がルーリエちゃんと仲良く話してるのは気に食わなかったんだよ。だからラジハルがイジメてるのを見るの好きなんだよな」
「一昨日の夕方、ちょっとイライラしたことがあってアイツに足を引っ掛けて転ばせたんだよ。そしたら何も言わずにスタスタ歩き始めてさ。あれは傑作だったぜ!」
「なにそれ!俺も後でやろ!」
そして俺とラジハルを見て、みんなが笑い始める。
「ラジハルさん!私は今、カミトさんの対応をしてるんです!だから……」
「おいおい、ランクBのモンスターを倒せる冒険者は全冒険者の中でも15%しかいないんだぞ?しかも俺はこの支部に所属している冒険者の中で2番目に強いんだ。エリートな俺よりもコイツを優先するってことか?」
「そんなの当たり前……」
「ルーリエさん。俺は後でいいので先にラジハルの換金をお願いします」
俺はルーリエさんの言葉を遮って、先にラジハルの魔石を換金するよう促す。
「お、今日も物分かりがいいな。コイツが譲ってくれたんだ。先に俺の換金を頼むぜ」
「……わかりました」
納得のいってない顔でルーリエさんはラジハルの魔石を換金する。
「今日も5時間潜って大銀貨6枚か。お前は……あぁ、1日潜って大銅貨3枚程度か。弱いってのは可哀想だな」
そして毎回恒例の自慢とともに、可哀想とか微塵も思ってないような顔で同情の言葉を言う。
「あ、そうだ。ルーリエちゃん、今日もたくさん稼げたから仕事終わりに食事でもどうだ?俺が奢ってやるよ。まぁ、朝帰りになると思うがな」
「いえ、遠慮させていただきます。今日も先約がありますので」
ルーリエさんはラジハルなど眼中にないかのように冷たい声で断る。
「チッ!どけっ!」
「グハッ!」
ルーリエさんに断られたラジハルは隣にいる俺を蹴り飛ばし、壁まで吹き飛ばされる。
「ラジハルさん!支部長に報告しますよ!?」
「あ?俺は通り道にいたゴミを退けただけだ。暴力を振るったわけじゃねぇ」
「なっ!今のは確実に暴力を……」
「ルーリエちゃん、今のは暴力じゃないよ。ただ通り道にいたゴミを排除しただけだ」
「支部長っ!」
ルーリエさんの発言を遮りラジハルを擁護したのは、この支部の長を務めているクラウス•ノワール。
ラジハルのお父さんになる。
「だから騒ぎにすることはない。さぁ、早く仕事に戻れ」
「………はい」
支部長に逆らうわけにはいかないルーリエさんが、渋々仕事に戻る。
俺は立ち上がり、すぐにルーリエさんの元へ移動する。
「大丈夫です。これくらい痛くないですよ」
「ごめんなさい、カミトさん。私たちに力がなくて……」
この支部に所属している冒険者のほとんどが俺に何らかのイジメをしてくる。
そして、それを支部長が揉み消しており、大ごとになっていない。
そんな環境だが、ルーリエさん含め、ここで働いている受付の女の子たちは俺に優しくしてくれるため、なんとか冒険者を続けることができていた。
「俺は気にしてません。さぁ、俺の分の魔石も換金してください」
俺はルーリエさんに改めて換金をお願いし、冒険者協会を後にした。
冒険者協会とは、この世界にあるダンジョンと冒険者を管理する組織で、俺はリブロ支部のE級冒険者として活動していた。
「ルーリエさん、魔石の換金をお願いします」
「はーい!今日もお疲れ様です!カミトさん!」
俺はリブロ支部の冒険者協会で働いているルーリエさんに話しかける。
茶髪を腰まで伸ばした綺麗な女性で、リブロ支部内では1番可愛いと誰もが認めるほどの美女だ。
年齢は聞く勇気がないため分からないが、デカすぎる胸を見ると俺より年上だと思う。
俺がテキパキと手を動かすルーリエさんを見ていると…
「邪魔だ!」
「ぐっ!」
後ろから背中を押され、ルーリエさんが作業している机に勢いよくぶつかる。
“ドンっ!”という衝撃音で、この場にいた全員が俺たちの方を向く。
「ルーリエちゃん、スライムしか倒せないゴミよりも俺の持ってる魔石を先に換金してくれよ」
俺を押したのはラジハル•ノワールといい、俺と同い年で、この支部の長である支部長の息子だ。
実力のある冒険者だが性格に問題があり、ことあるごとに文句や攻撃をしてくる。
「ちょっと!ラジハルさん!私は今、カミトさんの……」
「だから、3年も冒険者をやっててスライムしか倒せない男に構うくらいなら、俺とお話ししようぜ。今日の俺は8階層でランクBに分類されているオーガを倒してきたんだ」
そう言ってラジハルは俺が持ってきた魔石の何倍も大きな魔石をルーリエさんに見せる。
「ははっ!アイツ、またラジハルに虐められてるぞ!」
「俺、スライムしか倒せない奴がルーリエちゃんと仲良く話してるのは気に食わなかったんだよ。だからラジハルがイジメてるのを見るの好きなんだよな」
「一昨日の夕方、ちょっとイライラしたことがあってアイツに足を引っ掛けて転ばせたんだよ。そしたら何も言わずにスタスタ歩き始めてさ。あれは傑作だったぜ!」
「なにそれ!俺も後でやろ!」
そして俺とラジハルを見て、みんなが笑い始める。
「ラジハルさん!私は今、カミトさんの対応をしてるんです!だから……」
「おいおい、ランクBのモンスターを倒せる冒険者は全冒険者の中でも15%しかいないんだぞ?しかも俺はこの支部に所属している冒険者の中で2番目に強いんだ。エリートな俺よりもコイツを優先するってことか?」
「そんなの当たり前……」
「ルーリエさん。俺は後でいいので先にラジハルの換金をお願いします」
俺はルーリエさんの言葉を遮って、先にラジハルの魔石を換金するよう促す。
「お、今日も物分かりがいいな。コイツが譲ってくれたんだ。先に俺の換金を頼むぜ」
「……わかりました」
納得のいってない顔でルーリエさんはラジハルの魔石を換金する。
「今日も5時間潜って大銀貨6枚か。お前は……あぁ、1日潜って大銅貨3枚程度か。弱いってのは可哀想だな」
そして毎回恒例の自慢とともに、可哀想とか微塵も思ってないような顔で同情の言葉を言う。
「あ、そうだ。ルーリエちゃん、今日もたくさん稼げたから仕事終わりに食事でもどうだ?俺が奢ってやるよ。まぁ、朝帰りになると思うがな」
「いえ、遠慮させていただきます。今日も先約がありますので」
ルーリエさんはラジハルなど眼中にないかのように冷たい声で断る。
「チッ!どけっ!」
「グハッ!」
ルーリエさんに断られたラジハルは隣にいる俺を蹴り飛ばし、壁まで吹き飛ばされる。
「ラジハルさん!支部長に報告しますよ!?」
「あ?俺は通り道にいたゴミを退けただけだ。暴力を振るったわけじゃねぇ」
「なっ!今のは確実に暴力を……」
「ルーリエちゃん、今のは暴力じゃないよ。ただ通り道にいたゴミを排除しただけだ」
「支部長っ!」
ルーリエさんの発言を遮りラジハルを擁護したのは、この支部の長を務めているクラウス•ノワール。
ラジハルのお父さんになる。
「だから騒ぎにすることはない。さぁ、早く仕事に戻れ」
「………はい」
支部長に逆らうわけにはいかないルーリエさんが、渋々仕事に戻る。
俺は立ち上がり、すぐにルーリエさんの元へ移動する。
「大丈夫です。これくらい痛くないですよ」
「ごめんなさい、カミトさん。私たちに力がなくて……」
この支部に所属している冒険者のほとんどが俺に何らかのイジメをしてくる。
そして、それを支部長が揉み消しており、大ごとになっていない。
そんな環境だが、ルーリエさん含め、ここで働いている受付の女の子たちは俺に優しくしてくれるため、なんとか冒険者を続けることができていた。
「俺は気にしてません。さぁ、俺の分の魔石も換金してください」
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