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7章 凛くん争奪戦
選考会という名の修羅場 15
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早押しクイズと障害物競走が終わった数日後。
最終選考を行う日を迎えた。
「最終選考ってどんな内容かな?」
「川端さんは外に出て歩くと言ってたけど、これだけじゃ見当がつかないよな。まぁ、考えても仕方がない。俺はみんなの勝負服とやらを楽しみにしとこう」
「呑気だねぇ」
「俺は前回みたいに皆んなの頑張りを見てるだけだろうからな」
そんな会話を寧々としながら集合場所へ向かった。
集合場所である公園に到着する。
「おはようございます、川端さん」
「おはようございます」
集合場所では川端さんが待機しており、俺と寧々は挨拶をする。
今回も川端さんのご厚意によって寧々は見学させてもらうこととなった。
「皆さん、もう集まっております。5人ともかなり気合が入ってますよ」
「それは楽しみですね」
そんな会話をしながら公園内を歩いていると、真奈美たち5人が視界に入った。
すると…
「あ、雨宮さん!その服は反則です!」
「そうですか?これも立派な服なので問題ないと思うのですが」
「むぅ!私たちには無い武器を存分に発揮して!」
「そ、そんな露出の多い服を着てもリン様はなびきませんよ!だってリン様は胸の大きさで女の子を選んだりしないって言ってましたから!」
「「「「その話、詳しくっ!」」」」
何の話をしているかは知らないが、5人集まってワイワイ話していた。
「最初はどうなるかと思ったけど5人とも仲が良さそうだな」
「とあることが絡むと団結力はすごいよね。逆に仲が良いように思えるよ」
そんな会話をしながら5人に近づく。
すると…
「っというわけでリン様は胸の大きさで好きな女の子を選んだりしません!」
「さすが凛くん!」
「へぇー、やるじゃない」
「ウチの中で夏目さんの株が急上昇しました!」
「そうですね。私も胸が大きいからと言われて好きになられても困りますから」
そんな会話を美少女5人がしており、なぜか俺の評価が上がったようだ。
「何の話をしてたんだ?」
「あ、凛くん!おはよー!」
「おはよう、凛。別に凛の悪口を言ってたわけじゃないから気にしなくて良いわよ」
「ただウチらの中で夏目さんの株が上がっただけですから!」
「な、なるほど」
気になるが本人を前には言いにくいようだ。
「おはようございます、夏目様。今日はこの収録のためにとっておきの服を着てきました。いかがでしょうか?」
そう言って桃ちゃんが俺の前に立つ。
「っ!」
その瞬間、俺は桃ちゃんから視線を逸らしそうになる。
理由は普段から俺の理性をぶっ壊そうとしている巨乳のせいだ。
桃ちゃんは黒色のフロントオープンタイプのトップスにロングスカートを着ており、フロントオープンタイプのトップスということで、胸元が大胆に開いている。
そのため視線が勝手に胸元に吸い寄せられてしまう。
「い、いつもの雰囲気とは違ってすごく綺麗だよ」
「ほ、本当ですか!?」
「あ、あぁ。すごく似合ってて綺麗だ」
(だから目の前で巨乳を突き出したりしないでぇぇぇっ!)
「ありがとうございます!」
そんな俺の心境を他所に桃ちゃんが嬉しそうに喜ぶ。
「凛くん凛くんっ!私の服はどうかな!?」
桃ちゃんに次いで真奈美が声をかけてくる。
真奈美は俺が着て欲しいと願っていた水色のワンピースを着ており、今日が8月ということで肌の露出も多い。
そのため桃ちゃんほどではないが胸元が大胆に開いており、髪色と同じ水色のワンピースは真奈美にとても似合っていた。
「とても可愛いよ。やっぱり真奈美はワンピースが似合うな」
「ほんと!?えへへ~っ!」
俺の褒め言葉に真奈美が嬉しそうに微笑む。
「夏目さん!ウチの服はどうですかー?」
そう言って今度は浜崎さんがその場で“クルっ!”と一回転する。
浜崎さんはピンク色のTシャツに薄いブラウンのミニスカートを履いており、健康的な腕や脚が露出している。
スカートはブラウンという暗い色だが、トップスがピンク色で髪色も金髪ということもあり、パッと明るい印象を与え、浜崎さんのイメージとマッチした可愛らしい服装となっていた。
「浜崎さんも似合っててとても可愛いよ」
「わーっ!ありがとうございます!一所懸命選んだ甲斐がありました!」
浜崎さんも真奈美たちのように盛大に喜ぶ。
「リン様、私の服はどうですか?皆さんのように自信がなくて……」
そう言って美奈が不安そうに聞いてくる。
美奈は白のレーストップスにピンク色のフレアスカートを履いており、レーストップスはタンクトップのように腕が丸出しとなっている。
そのため白くて健康的な腕に視線が吸い寄せられ、笑顔の可愛い美奈の良さを存分に引き出していた。
「うん。いつもみたいに……いや、いつも以上に可愛いよ。だから自信持って」
「っ!あ、ありがとうございます!」
自信なさそうだった美奈が俺の言葉を聞いて“パーっ”と笑顔になる。
(やっぱり美奈は笑顔の可愛い女の子だ。俺の褒め言葉なんかで笑顔になれるのならいくらでも伝えよう)
そんなことを思いつつ、最後に立花さんを見る。
「な、なによ」
どこかソワソワした雰囲気の立花さんを他所に、俺は立花さんの服を見る。
濃いブラウン色のビックシルエットのシャツに長さが膝上までのショートパンツを履いており、胸元のボタンは少し外して谷間が見えていた。
ゆったりとした大人なコーデをバッチリ着こなしており、キリッとした立花さんにとても似合っていた。
「いや、とても似合ってるなと思って」
「っ!ふ、ふんっ!ア、アンタなんかに褒められても嬉しくないんだからねっ!」
そう言ってそっぽを向かれる。
(うん。この反応は分かってた。てか、こんな立花さんを押し倒すくらい歩み寄ったら一生嫌われるんじゃないか?)
以前、寧々から『しつこいくらい歩み寄ってみて。押し倒しても怒られないから』と言われているため、今日の撮影中に歩み寄る予定だが…
(そんなことしたら今以上に嫌われそうだ。もし嫌われたら寧々にキツイお仕置きをしよう)
そんなことを思った。
最終選考を行う日を迎えた。
「最終選考ってどんな内容かな?」
「川端さんは外に出て歩くと言ってたけど、これだけじゃ見当がつかないよな。まぁ、考えても仕方がない。俺はみんなの勝負服とやらを楽しみにしとこう」
「呑気だねぇ」
「俺は前回みたいに皆んなの頑張りを見てるだけだろうからな」
そんな会話を寧々としながら集合場所へ向かった。
集合場所である公園に到着する。
「おはようございます、川端さん」
「おはようございます」
集合場所では川端さんが待機しており、俺と寧々は挨拶をする。
今回も川端さんのご厚意によって寧々は見学させてもらうこととなった。
「皆さん、もう集まっております。5人ともかなり気合が入ってますよ」
「それは楽しみですね」
そんな会話をしながら公園内を歩いていると、真奈美たち5人が視界に入った。
すると…
「あ、雨宮さん!その服は反則です!」
「そうですか?これも立派な服なので問題ないと思うのですが」
「むぅ!私たちには無い武器を存分に発揮して!」
「そ、そんな露出の多い服を着てもリン様はなびきませんよ!だってリン様は胸の大きさで女の子を選んだりしないって言ってましたから!」
「「「「その話、詳しくっ!」」」」
何の話をしているかは知らないが、5人集まってワイワイ話していた。
「最初はどうなるかと思ったけど5人とも仲が良さそうだな」
「とあることが絡むと団結力はすごいよね。逆に仲が良いように思えるよ」
そんな会話をしながら5人に近づく。
すると…
「っというわけでリン様は胸の大きさで好きな女の子を選んだりしません!」
「さすが凛くん!」
「へぇー、やるじゃない」
「ウチの中で夏目さんの株が急上昇しました!」
「そうですね。私も胸が大きいからと言われて好きになられても困りますから」
そんな会話を美少女5人がしており、なぜか俺の評価が上がったようだ。
「何の話をしてたんだ?」
「あ、凛くん!おはよー!」
「おはよう、凛。別に凛の悪口を言ってたわけじゃないから気にしなくて良いわよ」
「ただウチらの中で夏目さんの株が上がっただけですから!」
「な、なるほど」
気になるが本人を前には言いにくいようだ。
「おはようございます、夏目様。今日はこの収録のためにとっておきの服を着てきました。いかがでしょうか?」
そう言って桃ちゃんが俺の前に立つ。
「っ!」
その瞬間、俺は桃ちゃんから視線を逸らしそうになる。
理由は普段から俺の理性をぶっ壊そうとしている巨乳のせいだ。
桃ちゃんは黒色のフロントオープンタイプのトップスにロングスカートを着ており、フロントオープンタイプのトップスということで、胸元が大胆に開いている。
そのため視線が勝手に胸元に吸い寄せられてしまう。
「い、いつもの雰囲気とは違ってすごく綺麗だよ」
「ほ、本当ですか!?」
「あ、あぁ。すごく似合ってて綺麗だ」
(だから目の前で巨乳を突き出したりしないでぇぇぇっ!)
「ありがとうございます!」
そんな俺の心境を他所に桃ちゃんが嬉しそうに喜ぶ。
「凛くん凛くんっ!私の服はどうかな!?」
桃ちゃんに次いで真奈美が声をかけてくる。
真奈美は俺が着て欲しいと願っていた水色のワンピースを着ており、今日が8月ということで肌の露出も多い。
そのため桃ちゃんほどではないが胸元が大胆に開いており、髪色と同じ水色のワンピースは真奈美にとても似合っていた。
「とても可愛いよ。やっぱり真奈美はワンピースが似合うな」
「ほんと!?えへへ~っ!」
俺の褒め言葉に真奈美が嬉しそうに微笑む。
「夏目さん!ウチの服はどうですかー?」
そう言って今度は浜崎さんがその場で“クルっ!”と一回転する。
浜崎さんはピンク色のTシャツに薄いブラウンのミニスカートを履いており、健康的な腕や脚が露出している。
スカートはブラウンという暗い色だが、トップスがピンク色で髪色も金髪ということもあり、パッと明るい印象を与え、浜崎さんのイメージとマッチした可愛らしい服装となっていた。
「浜崎さんも似合っててとても可愛いよ」
「わーっ!ありがとうございます!一所懸命選んだ甲斐がありました!」
浜崎さんも真奈美たちのように盛大に喜ぶ。
「リン様、私の服はどうですか?皆さんのように自信がなくて……」
そう言って美奈が不安そうに聞いてくる。
美奈は白のレーストップスにピンク色のフレアスカートを履いており、レーストップスはタンクトップのように腕が丸出しとなっている。
そのため白くて健康的な腕に視線が吸い寄せられ、笑顔の可愛い美奈の良さを存分に引き出していた。
「うん。いつもみたいに……いや、いつも以上に可愛いよ。だから自信持って」
「っ!あ、ありがとうございます!」
自信なさそうだった美奈が俺の言葉を聞いて“パーっ”と笑顔になる。
(やっぱり美奈は笑顔の可愛い女の子だ。俺の褒め言葉なんかで笑顔になれるのならいくらでも伝えよう)
そんなことを思いつつ、最後に立花さんを見る。
「な、なによ」
どこかソワソワした雰囲気の立花さんを他所に、俺は立花さんの服を見る。
濃いブラウン色のビックシルエットのシャツに長さが膝上までのショートパンツを履いており、胸元のボタンは少し外して谷間が見えていた。
ゆったりとした大人なコーデをバッチリ着こなしており、キリッとした立花さんにとても似合っていた。
「いや、とても似合ってるなと思って」
「っ!ふ、ふんっ!ア、アンタなんかに褒められても嬉しくないんだからねっ!」
そう言ってそっぽを向かれる。
(うん。この反応は分かってた。てか、こんな立花さんを押し倒すくらい歩み寄ったら一生嫌われるんじゃないか?)
以前、寧々から『しつこいくらい歩み寄ってみて。押し倒しても怒られないから』と言われているため、今日の撮影中に歩み寄る予定だが…
(そんなことしたら今以上に嫌われそうだ。もし嫌われたら寧々にキツイお仕置きをしよう)
そんなことを思った。
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