私の家のリクちゃん

tomo

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ようこそ我が家へ

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リクちゃんは亀有のペットショップのコジマにいました。
私とリクちゃんの出会いはこのコジマのペットショップでした。
はじめは、寝ていたリクちゃんでしたが、抱っこをしてみませんかと店員さんから声をかけて頂き、抱っこをすることになりました。
大人しく抱っこをされていて、私のポロシャツのボタンを噛っていたリクちゃんでした。
家族全員がこの愛犬リクちゃんに一目惚れして即その日のうちに飼うことになりました。
クリーム色のポメラニアンなのですが、小さい時は白に近い色をしておりました。
家に着くまではぐっすり車の中で寝ていたリクちゃんでしたが、家に着くと起きてきて、家の中を散策し始めました。そんなに広い家ではないのですが、家の隅々まで歩き回り、楽しそうにしていました。
ご飯はミルクとふやかしたドックフードでしたが、毎回ご飯の時間になると鳴きだして催促してました。
しかし、今ではわがままが発動し、ドックフードはもう食べなくなり、好きなおやつしか食べなくなってしまいました。
また、一人で前は食べていたのに今では誰かに食べさせてもらわないと口にしなくなりました。
リクちゃんの変わっているところは、犬なのに椅子に座って食べるところです。
椅子にのせてあげて、テーブルの上にあるお芋やブロッコリーを食べさせてもらうというように赤ちゃんのような扱いを受けています。
とても小さくて可愛かったリクちゃんでしたが、半年もするとムクムクと大きくなって今では6キロもあります。
普通のサイズのポメラニアンは3キロだというのに大きいサイズのポメラニアンになりました。
先祖返りしたのではと私の親は言っていました。
お散歩は最初は下ばかりみて葉っぱをムシャムシャと食べながら歩いていましたが、最近はそれがなくなり、他の犬に興味を示すようになりました。
噛みぐせがひどくて良く手や足を噛んできます。今でも噛んでくるのですが、お腹が空いた時やかまって欲しい時にするようです。
父には噛まずに舐めるだけなのですが、私と母は噛まれていました。
しつけとして、お手やおかわり、伏せまで教えて出来るようになりましたが、最近はしてないせいか、お手と言っても首を傾げてしてくれなくなりました。
ある日の朝、事件が起きました。
私が病院に行く日にリクちゃんはソファーから落ちてしまい、両足の膝を脱臼してしまいました。
それからは歩くときは片足ケンケンになってしまいました。
小型犬にはよくあることなのだそうだが、まだ1歳でこんな身体になってしまって可愛そうだなと思いました。
しかし、本人は気にせず、普通に過ごしているので、あの時落ちないようにと上らないようにさせるべきだったと後悔していましたが、そんなに気にしなくてもいいよと言ってくれているようでした。
これから幸せにしてあげるために何が出来るのか、考えてあげて、リクちゃんが幸せになれるように私も幸せになろうと思います。
最近は、1人でお留守番も出来るようになりましたが、なるべく側にいてあげられるようにしてあげたいと思います。
水元公園のドックランが好きなので、よく連れていくのですが、あまり走り回れないので、他の犬と挨拶をして満足していました。
普段の散歩の時もあまり歩けないので、抱っこをしてもらって散歩したりしていました。
姉が家に戻ってくると、リクちゃんは姉にベッタリです。お世話をしてくれる人に対して懐いていました。
最近は、私が学校で出かけても、気にせず、また帰ってきてもお帰りをしてくれなくなりました。
学校だから仕方がないのですが、学校に行くまでの時間でリクちゃんと関わる時間をなるべくとれるようにして少しでも仲良くできたらと思います。
リクちゃんはお風呂が大好きで、お父さんにいつも入れてもらっています。
最近、ポメハゲがひどくて薬用シャンプーを使っていますが、なかなか治らないので、とても可哀想です。
お風呂にはいるといつも出てきて毛がぺったんこで誰ですか?といったように見知らぬ犬になります。
それがまた面白くて、毎回笑ってしまいます。
ポメラニアンあるあるなのですが、お風呂に入るとお顔や身体が変わってしまうのです。
他にもたくさん面白いことがありました。
まだお家に来てから1年しか経っていませんが、もう何年もいるように感じる程です。
家族の一員としてとても大事な愛犬となりました。これからもリクちゃんが幸せになれるように見守ってあげてください。
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