人の心を読める能力なんて持ったら、絶対無敵でなんでも手にはいるって思ってた

三毛猫

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太陽の日差しが眩しくて

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何日ほど眠ったんだろう。
私は病室で目が覚めた。

太陽の日差しが眩しくて、
目がくらんだ。


「あぁ、、生きてる」


すると病室の扉が開き、
ガチャンと大きな音が聞こえた。


颯が花瓶を落としたのだった。


「美優さん!!」


私の顔を見た颯は涙を浮かべて、
先生を呼びに行った。

すぐに先生が来て、
私は問診を受けた。


どうやら2週間程寝ていたらしい。


問診が終わると、
颯はお腹空いてますよね?といい
林檎を剥いた。
歪な姿の林檎になったが、嬉しかった。


そして私が眠っていた2週間の間の話を聞いた。


犯人の男たちは無事捕まり、
翠さんももちろん無事だった。


陸斗は私に内緒で動かされてた事を
父さんと絢斗に相当怒られたらしい。

そしてライは、仕事が終わるといつ目覚めてもいい様にと
ずっと側にいてくれているそうだ。



「美優さんもしかして、あの時フラッシュバック起きてました?」
「うん。本当は男たちの心を読めば大抵の事は理解できるから、今までもやって来たし。まさか絢斗が居ると思わなかたから焦ったよ」

「なんか、ふっきれましたね美優さん」
「うん!ありがとう、、、。それでね、、、事は早いけど、明日集まって欲しい。小笠原組の跡継ぎの、、話をします」


わかりましたと言うと、颯は少し寝て下さいと
病室を出て行った。
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