人の心を読める能力なんて持ったら、絶対無敵でなんでも手にはいるって思ってた

三毛猫

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親友

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私は暗い夜道を走った。
行く宛なんて、数件しかないけど、
兎に角、家に居たくない。

私は目的地たどり着き、
家のベルを鳴らす。


「誰、こんな時間に!!(何時だと思ってんの?)」
「ごめん、美紀!なんにも言わず匿って!」
「美優!?」
「お願い、他に行く宛ないの」
「いいけど、、、(訳あり?)」
「ありがとう」


私は美紀の家へ入った。
美紀は独り暮らしだ。
何回か遊びに来たが、自分で料理も掃除もでき自立している。
同じ歳なのに美紀は本当すごいと思う。


「まぁーこれ飲んで暖まりなよ」

美紀はホットミルクを作ってくれた。

「目も赤くなってるし、泣いたの?陸斗くんと喧嘩?」
「違う、、別の人」
「なにが合ったか聞かないけど、相談ならいつでものるから!私達、親友だしね!(組の人かな)」


美紀はニヒヒと笑った。
そして私達は眠りについた。


朝起きると、美紀は朝食を作っていた。


「おはよう!美優」
「おはよう美紀!」
「今日は学校だけど行けそう?(目まだ腫れてるわね)」
「ごめん、そんな気分じゃなくて、制服も持ってないし、家にも戻りたくない」
「そっか、まぁ家はどんだけいてもOKだから、気が済むまで居なよ!(今日はハンバーグでも作ってあげようかな)」
「ありがとう」




そして美紀は学校へ行った。
私はベットに横になり天井を見上げると再び眠りについた。

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