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わたしは子供

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私は涙を流しながら絢斗を見つめた。
絢斗は指で涙を拭う。


もう、限界。
私の事以外考えないで。

私は、両手で絢斗の頬を触り
キスをした。


「んっ」

絢斗の口に舌入れる。
わざと、翠さんに聞こえるように。

「チュッ、、チュ」


「絢斗くん?」


何も返事をしない絢斗を
不思議がる翠さんの声が聞こえた。

私は、絢斗に体重かけ、ベットに
押し倒した。


押し倒した瞬間に絢斗手から携帯が落ちた。
私は絢斗にキスをしながら、
横目で携帯を見ると、通話終了ボタンを押し、
キスを続けた。


「み、、美、優さん」
「んっ」


静かな寝室の中に
キスの音だけが聞こえる。


「いつも私の事考えてるって言ったのに、、、別の人の事、考えてたでしょ、、、だから、、、お仕置き、、、」
「、、、お仕置きならしょうがないですね」


絢斗は私の頭と腰に手を回した。


すると、再び携帯が鳴り出す。
絢斗は携帯を横目で見た。


ほら、また違う人、、翠さんの事考えてる。

私は絢斗から唇を離し起き上がる。



「なんで、、なんで車でキスしたの?妹だって言ったくせに、、、」

「美優さん?」

「私の事妹なんでしょ、、、絢斗は翠さんの事、、好きなんでしょ、、、」









「美優さんも教えて下さいよ、、、なんで泣いてるんですか?」




私はいてもたってもいられなくなり、
部屋から立ち去った。




そして適当な服に着替えると家を飛び出した。
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