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エピソード43

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「本当に、青春スターズが歌ってくれるとは..。」

「さすがに余震でサインは求める人々はいないが..健にも知らせたかった..。」
「ああ、緊急事態に音楽が必要になるのには時間が掛かるんだな..。」

「しかし、この3分間を俺達学生は一生、記憶しておかないとな..。」


「ああ、確かに、歌の力は皆の力..。」
「一人で助けられても、一人じゃ避難生活はできない..。」

「それが続く、この元手町地震で..。」
「忘れてもきっと残っている..。」

「この不安が雨上がる喜びに変わっていく・・。」

「この青春スターズの歌で気づいた..その気持ちを超えるのは、体験した俺達自身であり、俺達がこの音楽を変えていかなくちゃいけない..。」


「10代は信じないかもしれない..でも、大人なら理解できる..。」


「俺達も配給の毎手伝っている..その俺達が歌で語らず、どうやって、ミュージシャンができる?」

「これは自主的音楽ではないともとれる..。歌は、定着が一番。」


「求めて答えなくちゃいけない・・それが音楽なんだ..。」

「それをこころの本震と言うのかも..。誰かが、記憶してるから、自身でこうして避難できる・・。」

「それには学生は、限界がある・・。でもたった一曲で学生は、癒される..。」

「若者と高齢者..繋がるのは音楽と言葉だ..。絶対にそう感じるのが、若者だ..。現実を受け入れるのに難しく、健常な10代、20代、が体調を崩すのは、これだ。」


「さすが、初事務次官の息子さん..。」
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