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0章、伝説の始まり編
3話(マイナス1話)「どら焼き」
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「どうかたの?」
私がそう聞くと、アンシャはいつもと違う様子で、
「あのレッドハンドでしょ。」
と言う。アンシャの眼はアニメオタクが推しに向ける眼と同じような眼をしたいた。
「うん。」
「私レッドハンドの大ファンなの。でもね、私が知ってる情報と世間が発表してる情報が全然酷似しないの。」
なんか、急に熱心になってきたアンシャに私は置いてきぼり感が半端ない。
「アンシャが知っている情報ってどんなの?」
そう聞くと、私が昨日知った情報を言ってきた。
「あぁー。うん。それで合ってるわよ。」
「やっぱり!それなら私も手伝うわ。レッドハンドを探すのをね。 」
「嬉しいけど、秘密警察の方はいいの?」
すると、アンシャは笑いながら言った。
「大丈夫。私が数日いなくなったってバレないから。上の人たちバカだから。」
大丈夫なのか?ロシアは。と、自分の国ではないロシアの心配をするのだった。
その後はアンシャと他愛もない会話をしていたら、注文した商品が来た。
私が頼んだのはカフェオレとチョコのケーキ。そしてアンシャが頼んだのはカフェオレと・・・・
「ねぇ、夕貴。このマルっとしてて、茶色で真ん中が膨らんでるやつってなんなの?」
ここまでアンシャが言ったら分かるだろう。アンシャが頼んだのはどら焼きだ。
なんでカフェにどら焼きがあるかって?それはここが和菓子も扱っているからです!
「それはどら焼きって言って和菓子。中にあんこが入っているの。」
そう言うとアンシャは一口ほうばる。すると、今までにないほどの笑顔を浮かべる。相当美味しかったのだろう。
「夕貴、私日本に住みたい。」
余っ程どら焼きが気に入ったのだろうか?住みたいって、秘密警察よりもどら焼きを取るのか。
「これで日本にいる禁忌の能力者は3人になったわね。」
「禁忌の能力者ね・・・・悪魔の力を借りる能力者はいつ出てくるのかしら?前の悪魔の力を借りる能力者が死んでからもう1年は経ってるわよ!」
普通、禁忌の能力者は5人。でも、誰かが死ぬと一人かける。そしてまた誰かが禁忌の能力者となる。その誰かは私たち、禁忌の能力者にも分からない。
「そうね。アグラーさんも「45年間禁忌の能力者をやってて、色んな人が死んだが新しい人が半年以上出なかったのは初めてだ。」って言ってたしね。」
うーん。でも、少し不安だ。もし既に出ていて、知らない間に能力を使って人を殺したりしていたら。
会議もまだ先だし。
そう思い、私はケーキを食べるのだった。
私がそう聞くと、アンシャはいつもと違う様子で、
「あのレッドハンドでしょ。」
と言う。アンシャの眼はアニメオタクが推しに向ける眼と同じような眼をしたいた。
「うん。」
「私レッドハンドの大ファンなの。でもね、私が知ってる情報と世間が発表してる情報が全然酷似しないの。」
なんか、急に熱心になってきたアンシャに私は置いてきぼり感が半端ない。
「アンシャが知っている情報ってどんなの?」
そう聞くと、私が昨日知った情報を言ってきた。
「あぁー。うん。それで合ってるわよ。」
「やっぱり!それなら私も手伝うわ。レッドハンドを探すのをね。 」
「嬉しいけど、秘密警察の方はいいの?」
すると、アンシャは笑いながら言った。
「大丈夫。私が数日いなくなったってバレないから。上の人たちバカだから。」
大丈夫なのか?ロシアは。と、自分の国ではないロシアの心配をするのだった。
その後はアンシャと他愛もない会話をしていたら、注文した商品が来た。
私が頼んだのはカフェオレとチョコのケーキ。そしてアンシャが頼んだのはカフェオレと・・・・
「ねぇ、夕貴。このマルっとしてて、茶色で真ん中が膨らんでるやつってなんなの?」
ここまでアンシャが言ったら分かるだろう。アンシャが頼んだのはどら焼きだ。
なんでカフェにどら焼きがあるかって?それはここが和菓子も扱っているからです!
「それはどら焼きって言って和菓子。中にあんこが入っているの。」
そう言うとアンシャは一口ほうばる。すると、今までにないほどの笑顔を浮かべる。相当美味しかったのだろう。
「夕貴、私日本に住みたい。」
余っ程どら焼きが気に入ったのだろうか?住みたいって、秘密警察よりもどら焼きを取るのか。
「これで日本にいる禁忌の能力者は3人になったわね。」
「禁忌の能力者ね・・・・悪魔の力を借りる能力者はいつ出てくるのかしら?前の悪魔の力を借りる能力者が死んでからもう1年は経ってるわよ!」
普通、禁忌の能力者は5人。でも、誰かが死ぬと一人かける。そしてまた誰かが禁忌の能力者となる。その誰かは私たち、禁忌の能力者にも分からない。
「そうね。アグラーさんも「45年間禁忌の能力者をやってて、色んな人が死んだが新しい人が半年以上出なかったのは初めてだ。」って言ってたしね。」
うーん。でも、少し不安だ。もし既に出ていて、知らない間に能力を使って人を殺したりしていたら。
会議もまだ先だし。
そう思い、私はケーキを食べるのだった。
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