86 / 187
4章、脱獄編(もうこれパクリだろwww)
14話(81話)「雪だるま」
しおりを挟む
俺たちがボスの間に続く扉に手をかけたら後ろから声が聞こえた。
「ママチョマママチョと待てちょっと」
俺たちは振り返り声の主を確認する。だいたいわかっていたけど。
「田口さん。生きてたんすね!」
「は~? 俺が死ぬとでも?」
「いえいえ。」
「それじゃ、入るぞ。」
岩元さんが言って扉を開ける。
部屋に入るとすごく寒かった。体感マイナス15°ぐらいだった。
そんな中、2フロアのボスを見る。
「お前クレヨンしんちゃんに出てくる雪だるまやん!」
俺が叫ぶと、他の4人もウンウンと頷く。
「あいつ名前何でしたっけ?」
「スなんちゃらなんちゃらだった気が…」
奏斗さんが教えてくれた。
「思い出した!」
と、田口さんが叫んで、続けた。
「ス・ノーマン・パーだ!」
それに俺たちは「そうだった。」とか相槌を打ち、なんかモヤモヤが無くなった気がした。
その後、岩元さんが
「なぁー、クレヨンしんちゃんとドラえもんがコラボしない理由知ってる?」
と、聞いてきたので俺たちは
「知らないっす。」
そう言いと、岩元さんは話し出した。
「それでな・・・」
そう話していると雪だるまが話しかけてきた。
「あのー、俺一応フロアボスなんですけど・・・」
それに対して俺は言い返した。
「うるせえ、今岩元さんが話してるだろ。ス・ノーマン・パー。」
「誰がス・ノーマン・パーだ!」
そう怒った感じで言い、氷柱を生み出して、それをこちらに投げてきた。
それを間一髪のところで各々避ける。
氷柱は俺たちのいた所を過ぎていき、扉に奥深くまで刺さる。
「あれは当たったらヤバイな。」
俺が吐き捨てるように呟き、雪だるまの方を見る。
すると、雪だるまの後ろから春樹が出て来た。
そして雪だるまを真っ二つに斬る。そして左右違う方向に倒れた。
誰もが勝ちを確信した途端。
雪だるまは逆再生するかの様に元に戻っていく。
そして完全に戻った時、口を開いた。
「こんなのじゃ、俺は死なねーよ。」
そして雪だるまを囲む様に氷柱が出てきた。
「今度は早いぞ。」
そう言い捨てたら、尋常じゃない程早くこちらに飛んでくる。
俺は何とか避けたが頬から少し血が滴り落ちる。
幹部の3人は無傷だったが、雪だるまに一番近くに居た春樹は・・・完璧に避けきれずに、肩に氷柱が刺さっていた。
「春樹、お前は隅で休んでろ。」
岩元さんが叫ぶと春樹は
「悪いですけどそうさせていただきます。」
と、言い早歩きで隅に移動した。
すると、雪だるまが「ハハッ」と、笑い話を続けた。
「もう、一人戦闘不能になったな。しかも何の役に立たずに。」
「ママチョマママチョと待てちょっと」
俺たちは振り返り声の主を確認する。だいたいわかっていたけど。
「田口さん。生きてたんすね!」
「は~? 俺が死ぬとでも?」
「いえいえ。」
「それじゃ、入るぞ。」
岩元さんが言って扉を開ける。
部屋に入るとすごく寒かった。体感マイナス15°ぐらいだった。
そんな中、2フロアのボスを見る。
「お前クレヨンしんちゃんに出てくる雪だるまやん!」
俺が叫ぶと、他の4人もウンウンと頷く。
「あいつ名前何でしたっけ?」
「スなんちゃらなんちゃらだった気が…」
奏斗さんが教えてくれた。
「思い出した!」
と、田口さんが叫んで、続けた。
「ス・ノーマン・パーだ!」
それに俺たちは「そうだった。」とか相槌を打ち、なんかモヤモヤが無くなった気がした。
その後、岩元さんが
「なぁー、クレヨンしんちゃんとドラえもんがコラボしない理由知ってる?」
と、聞いてきたので俺たちは
「知らないっす。」
そう言いと、岩元さんは話し出した。
「それでな・・・」
そう話していると雪だるまが話しかけてきた。
「あのー、俺一応フロアボスなんですけど・・・」
それに対して俺は言い返した。
「うるせえ、今岩元さんが話してるだろ。ス・ノーマン・パー。」
「誰がス・ノーマン・パーだ!」
そう怒った感じで言い、氷柱を生み出して、それをこちらに投げてきた。
それを間一髪のところで各々避ける。
氷柱は俺たちのいた所を過ぎていき、扉に奥深くまで刺さる。
「あれは当たったらヤバイな。」
俺が吐き捨てるように呟き、雪だるまの方を見る。
すると、雪だるまの後ろから春樹が出て来た。
そして雪だるまを真っ二つに斬る。そして左右違う方向に倒れた。
誰もが勝ちを確信した途端。
雪だるまは逆再生するかの様に元に戻っていく。
そして完全に戻った時、口を開いた。
「こんなのじゃ、俺は死なねーよ。」
そして雪だるまを囲む様に氷柱が出てきた。
「今度は早いぞ。」
そう言い捨てたら、尋常じゃない程早くこちらに飛んでくる。
俺は何とか避けたが頬から少し血が滴り落ちる。
幹部の3人は無傷だったが、雪だるまに一番近くに居た春樹は・・・完璧に避けきれずに、肩に氷柱が刺さっていた。
「春樹、お前は隅で休んでろ。」
岩元さんが叫ぶと春樹は
「悪いですけどそうさせていただきます。」
と、言い早歩きで隅に移動した。
すると、雪だるまが「ハハッ」と、笑い話を続けた。
「もう、一人戦闘不能になったな。しかも何の役に立たずに。」
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
〈本編完結〉ふざけんな!と最後まで読まずに投げ捨てた小説の世界に転生してしまった〜旦那様、あなたは私の夫ではありません
詩海猫
ファンタジー
こちらはリハビリ兼ねた思いつき短編として出来るだけ端折って早々に完結予定でしたが、予想外に多くの方に読んでいただき、書いてるうちにエピソードも増えてしまった為長編に変更致しましたm(_ _)m
ヒロ回だけだと煮詰まってしまう事もあるので、気軽に突っ込みつつ楽しんでいただけたら嬉しいです💦
*主人公視点完結致しました。
*他者視点準備中です。
*思いがけず沢山の感想をいただき、返信が滞っております。随時させていただく予定ですが、返信のしようがないコメント/ご指摘等にはお礼のみとさせていただきます。
*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*
顔をあげると、目の前にラピスラズリの髪の色と瞳をした白人男性がいた。
周囲を見まわせばここは教会のようで、大勢の人間がこちらに注目している。
見たくなかったけど自分の手にはブーケがあるし、着ているものはウエディングドレスっぽい。
脳内??が多過ぎて固まって動かない私に美形が語りかける。
「マリーローズ?」
そう呼ばれた途端、一気に脳内に情報が拡散した。
目の前の男は王女の護衛騎士、基本既婚者でまとめられている護衛騎士に、なぜ彼が入っていたかと言うと以前王女が誘拐された時、救出したのが彼だったから。
だが、外国の王族との縁談の話が上がった時に独身のしかも若い騎士がついているのはまずいと言う話になり、王命で婚約者となったのが伯爵家のマリーローズである___思い出した。
日本で私は社畜だった。
暗黒な日々の中、私の唯一の楽しみだったのは、ロマンス小説。
あらかた読み尽くしたところで、友達から勧められたのがこの『ロゼの幸福』。
「ふざけんな___!!!」
と最後まで読むことなく投げ出した、私が前世の人生最後に読んだ小説の中に、私は転生してしまった。
アルファポリス収益報告書 初心者の1ヶ月の収入 お小遣い稼ぎ(投稿インセンティブ)スコアの換金&アクセス数を増やす方法 表紙作成について
黒川蓮
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスさんで素人が投稿を始めて約2ヶ月。書いたらいくら稼げたか?24hポイントと獲得したスコアの換金方法について。アルファポリスを利用しようか迷っている方の参考になればと思い書いてみました。その後1ヶ月経過、実践してみてアクセスが増えたこと、やると増えそうなことの予想も書いています。ついでに、小説家になるためという話や表紙作成方法も書いてみましたm(__)m
女神様から同情された結果こうなった
回復師
ファンタジー
どうやら女神の大ミスで学園ごと異世界に召喚されたらしい。本来は勇者になる人物を一人召喚するはずだったのを女神がミスったのだ。しかも召喚した場所がオークの巣の近く、年頃の少女が目の前にいきなり大量に現れ色めき立つオーク達。俺は妹を守る為に、女神様から貰ったスキルで生き残るべく思考した。
異世界転生でチートを授かった俺、最弱劣等職なのに実は最強だけど目立ちたくないのでまったりスローライフをめざす ~奴隷を買って魔法学(以下略)
朝食ダンゴ
ファンタジー
不慮の事故(死神の手違い)で命を落としてしまった日本人・御厨 蓮(みくりや れん)は、間違えて死んでしまったお詫びにチートスキルを与えられ、ロートス・アルバレスとして異世界に転生する。
「目立つとろくなことがない。絶対に目立たず生きていくぞ」
生前、目立っていたことで死神に間違えられ死ぬことになってしまった経験から、異世界では決して目立たないことを決意するロートス。
十三歳の誕生日に行われた「鑑定の儀」で、クソスキルを与えられたロートスは、最弱劣等職「無職」となる。
そうなると、両親に将来を心配され、半ば強制的に魔法学園へ入学させられてしまう。
魔法学園のある王都ブランドンに向かう途中で、捨て売りされていた奴隷少女サラを購入したロートスは、とにかく目立たない平穏な学園生活を願うのだった……。
※『小説家になろう』でも掲載しています。
錬金術師カレンはもう妥協しません
山梨ネコ
ファンタジー
「おまえとの婚約は破棄させてもらう」
前は病弱だったものの今は現在エリート街道を驀進中の婚約者に捨てられた、Fランク錬金術師のカレン。
病弱な頃、支えてあげたのは誰だと思っているのか。
自棄酒に溺れたカレンは、弾みでとんでもない条件を付けてとある依頼を受けてしまう。
それは『血筋の祝福』という、受け継いだ膨大な魔力によって苦しむ呪いにかかった甥っ子を救ってほしいという貴族からの依頼だった。
依頼内容はともかくとして問題は、報酬は思いのままというその依頼に、達成報酬としてカレンが依頼人との結婚を望んでしまったことだった。
王都で今一番結婚したい男、ユリウス・エーレルト。
前世も今世も妥協して付き合ったはずの男に振られたカレンは、もう妥協はするまいと、美しく強く家柄がいいという、三国一の男を所望してしまったのだった。
ともかくは依頼達成のため、錬金術師としてカレンはポーションを作り出す。
仕事を通じて様々な人々と関わりながら、カレンの心境に変化が訪れていく。
錬金術師カレンの新しい人生が幕を開ける。
※小説家になろうにも投稿中。
裏庭にダンジョン出来たら借金一億❗❓病気の妹を治すためダンジョンに潜る事にしたパッシブスキル【禍転じて福と為す】のせいでハードモードなんだが
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
もはや現代のゴールドラッシュ、世界中に現れたダンジョンから持ち帰られた品により、これまでの常識は一変した。
ダンジョンから与えられる新たな能力『ステータス』により人類は新たな可能性がうまれる。
そのため優遇されたステータスを持つ一部の探索者は
羨望の眼差しを受ける事となる……
そんな世界でどこにでも良そうな男子高校生、加藤光太郎は祖父の悲鳴で目が覚めた。確認すると裏庭にダンジョンが出現していた。
光太郎は、ダンジョンに入る事を猛反対されるが、病気の妹を癒す薬を取りにいくため、探索者となる事を決意する。
しかし、光太郎が手にしたスキルは、常時発動型のデメリット付きのスキル【禍転じて福と為す】だった。
効果は、全てのモンスターが強化され、障碍と呼ばれるボスモンスターが出現する代わりに、ドロップアイテムや経験値が向上し、『ステータス』の上限を突破させ、追加『ステータス』幸運を表示するというものだった。
「ソロ冒険者確定かよ❗❓」
果たして光太郎は、一人だけヘルモードなダンジョンを生き抜いて妹の病を癒す薬を手に入れられるのか!?
※パーティーメンバーやダンジョン内に同行する女の子が登場するのは第一章中盤37話からの本格登場です。
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
みそっかすちびっ子転生王女は死にたくない!
沢野 りお
ファンタジー
【書籍化します!】2022年12月下旬にレジーナブックス様から刊行されることになりました!
定番の転生しました、前世アラサー女子です。
前世の記憶が戻ったのは、7歳のとき。
・・・なんか、病的に痩せていて体力ナシでみすぼらしいんだけど・・・、え?王女なの?これで?
どうやら亡くなった母の身分が低かったため、血の繋がった家族からは存在を無視された、みそっかすの王女が私。
しかも、使用人から虐げられていじめられている?お世話も満足にされずに、衰弱死寸前?
ええーっ!
まだ7歳の体では自立するのも無理だし、ぐぬぬぬ。
しっかーし、奴隷の亜人と手を組んで、こんなクソ王宮や国なんか出て行ってやる!
家出ならぬ、王宮出を企てる間に、なにやら王位継承を巡ってキナ臭い感じが・・・。
えっ?私には関係ないんだから巻き込まないでよ!ちょっと、王族暗殺?継承争い勃発?亜人奴隷解放運動?
そんなの知らなーい!
みそっかすちびっ子転生王女の私が、城出・出国して、安全な地でチート能力を駆使して、ワハハハハな生活を手に入れる、そんな立身出世のお話でぇーす!
え?違う?
とりあえず、家族になった亜人たちと、あっちのトラブル、こっちの騒動に巻き込まれながら、旅をしていきます。
R15は保険です。
更新は不定期です。
「みそっかすちびっ子王女の転生冒険ものがたり」を改訂、再up。
2021/8/21 改めて投稿し直しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる