「因縁の相手」

著恋凛

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3章、海外!?ボディガード編

10話(59話)「またぁー」

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18時になり、今は車に乗ってパーティー会場に向かっている。
「やっぱり、スーツは嫌いっす。」
「俺もだ。」
「私もドレスは好きじゃないわ。」
「なら、半袖短パンで行ってもいいじゃないですか。」
「それは嫌、周りがスーツやらドレスなのに俺らだけ半袖短パンはダサすぎる。」
とまた、「ガンッ」と言う音がした。てかこの車の屋根強すぎじゃね。とか思いながら「バンッドンッバキューンダダダダ」と防いだ。
そして会場に着いた。
めんどくさい事がありませんようにと思いながら、2時間程経った。
いつも通り夕貴の後ろに引っ付いて歩いていたら、黒人のデカい人と通り過ぎた。
すると後ろからあの黒人が
「ヘイ ボーイ」
「ミー?」
「YES」
「お前、俺の肩に当たっただろ。」
とカタコトの日本語で言ってきた。
「は?何言ってるんだよ?」
「頭を地面に擦り付けて謝れよ。」
「嫌だよ。なんでお前なんかに。」
と言い争っていたら。後ろから夕貴が「どうしたの?」と聞いてきた。
「あいつが当たっても無いのに謝れよって言ってきて。」
「そう、なら無視して行きましょう。」
「てか、奏斗さんわ?」
「トイレよ。」
「そうですか。」
そして無視して行こうとすると。
声にかけられた。
※ここからは日本語じゃないです。
「あら、夕貴また会ったわね。」
「あなた……誰だっけ?」
「一昨日も会ったでしょ!シノアよ。」
「居たわね。そんな人。てか、そこのボディガードはあなたの?」
「そうよ。このボディガードは私のよ。」
「その人当たり屋だから害役よ。」
「そんな訳ないわよ。夕貴のボディガードがしょぼいからってやめてよ。」
「私のボディガードが弱い?」
「そうよ。ヒョロヒョロでどう見ても弱そうじゃない。」
「なら、いいわ。あなたの当たり屋ボディガードよりも強いってところ見せてあげる。だから闘いなさいね。」
「いいわよ。なら、人気のない外に行きましょう。」
※ここからは日本語です。
「歩希行くわよ。」
「どこに?」
「外よ。」
「なんで?」
「あのボディガードよりも歩希の方が強いって事見せつけらる為よ。」
「えっ!それじゃ、俺とあのボディガードが闘うってこと?」
「そうよ。」
「でも、俺で勝てるの?」
「サードアイで確認したわ。あのボディガードは能力がないわよ。だから勝てるわ。」
「なら、いいけど。」
そして俺は外に来た。
「もうボコボコにしてきなさい。」
「はーい。」
そしていつも通りオーバースモールを使い、闘いが始まった。
ボディガードが殴りかかってきたので俺は全て避けて、1発腹にパンチを入れたら、白目になり泡を吹いて倒れた。………
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