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2章、特訓&初任務編
29話(45話)「最強、岩本 旭陽」
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最初はまだ互角だった。青山さんの時を止める能力を使い、結構青山さんが押してる感じだった。「やば、あの決勝戦の瞬間移動の能力と似ているが、使う人が違うだけでここまで違うのか。」
「てか何があった?喧嘩には見えないけど。」
「俺が岩本さんの強さってどのぐらいか聞いたらこうなった。」
「もう次元が違うだろ。」
「それな!」
そして均衡が崩れたのは5分程だった時。
岩本さんが一撃入れた時、正直、目に追えないレベルで連撃を加えた。
すると青山さんの腕からピーピーと高い音が鳴り響いた。
凄かったと思い、互角だった時の事を思い返すと、岩本さんは一度も攻撃をしていなかった。
「どうた?歩希、分かったか?」
「はい。」
「いくら何でもやりすぎっすよ。」
「すまんかったな、青山。」
「つくづく思うよ、岩本さんが仲間で良かったとね。それじゃ。」
そして青山さんと快知は少し離れた所で特訓を始めた。
「俺達もやるか。」
「はい。」
1週間後……
「どうだ?結構身体能力上がったろ。」
「はい。でもまだあの頃、「レッドハンド」の時に戻ったって感じですね!」
「残り2週間でこの3倍ぐらいにはしときたいから明日からは5倍の特訓量で行く。」
「はい。」
そして初任務1日前……
「よォ、歩希今日は速いな。」
「当たり前じゃないですか。」
「よし、アップを始めよう。」
「はい。」
そして俺は最後のアップを始めた。
お弁当を食べてる中、岩本さんはこう言った。
「歩希は凄いよ!だった1ヶ月、短い、凄く短い期間でここまで強くなった。さぁー、2度目のゲームを始めよう。」
俺はその言葉、そのゲームを知っている。
「ルールはほとんど変わらないだが今回使うナイフはゴム製の物だ。歩希が強くなりすぎたからな、それと俺も攻撃をする。
それじゃ、やるか。」
「はい。」
そして1ヶ月ぶりの闘いが始まった。
数メートル先に居た岩本さんが一瞬で俺の前まで来た。そして顔に一発入れられそうになった瞬間、何とか避けれた。1ヶ月前だったたら絶対に避けられなかった。その時俺は確信した。今までは半信半疑だった。
でも岩本さんの連撃はやまない。考えろ、勝つ方法を、考えろ考えろ考えろ考えろ。
どうしても俺と岩本さんの総合値が違いすぎる。だが総合値はだ!俺の得意分野でなら、勝てる可能性はある。
俺の得意分野はなんだ?
頭脳戦?違う。あの時の岩本さんは俺の事を舐めてたからだ。
俺の本当の得意分野、昔からやってる事、素手と素手の勝負だ!……
「てか何があった?喧嘩には見えないけど。」
「俺が岩本さんの強さってどのぐらいか聞いたらこうなった。」
「もう次元が違うだろ。」
「それな!」
そして均衡が崩れたのは5分程だった時。
岩本さんが一撃入れた時、正直、目に追えないレベルで連撃を加えた。
すると青山さんの腕からピーピーと高い音が鳴り響いた。
凄かったと思い、互角だった時の事を思い返すと、岩本さんは一度も攻撃をしていなかった。
「どうた?歩希、分かったか?」
「はい。」
「いくら何でもやりすぎっすよ。」
「すまんかったな、青山。」
「つくづく思うよ、岩本さんが仲間で良かったとね。それじゃ。」
そして青山さんと快知は少し離れた所で特訓を始めた。
「俺達もやるか。」
「はい。」
1週間後……
「どうだ?結構身体能力上がったろ。」
「はい。でもまだあの頃、「レッドハンド」の時に戻ったって感じですね!」
「残り2週間でこの3倍ぐらいにはしときたいから明日からは5倍の特訓量で行く。」
「はい。」
そして初任務1日前……
「よォ、歩希今日は速いな。」
「当たり前じゃないですか。」
「よし、アップを始めよう。」
「はい。」
そして俺は最後のアップを始めた。
お弁当を食べてる中、岩本さんはこう言った。
「歩希は凄いよ!だった1ヶ月、短い、凄く短い期間でここまで強くなった。さぁー、2度目のゲームを始めよう。」
俺はその言葉、そのゲームを知っている。
「ルールはほとんど変わらないだが今回使うナイフはゴム製の物だ。歩希が強くなりすぎたからな、それと俺も攻撃をする。
それじゃ、やるか。」
「はい。」
そして1ヶ月ぶりの闘いが始まった。
数メートル先に居た岩本さんが一瞬で俺の前まで来た。そして顔に一発入れられそうになった瞬間、何とか避けれた。1ヶ月前だったたら絶対に避けられなかった。その時俺は確信した。今までは半信半疑だった。
でも岩本さんの連撃はやまない。考えろ、勝つ方法を、考えろ考えろ考えろ考えろ。
どうしても俺と岩本さんの総合値が違いすぎる。だが総合値はだ!俺の得意分野でなら、勝てる可能性はある。
俺の得意分野はなんだ?
頭脳戦?違う。あの時の岩本さんは俺の事を舐めてたからだ。
俺の本当の得意分野、昔からやってる事、素手と素手の勝負だ!……
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