「因縁の相手」

著恋凛

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2章、特訓&初任務編

22話(38話)「日曜日って暇?」

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「えっ!3年も!」
「うん。だって19才の頃に入ったから。てか歩希もなんで入ったの?」
「いやぁー、俺ってレッドハンドだったじゃん。」
「何冗談言ってんの?馬鹿になったの。」
「いや、本当だから、それでなんか夕貴からメールが来て入れ、って。」
「まぁー、そんなじゃなきゃ歩希は入れないか。一次試験で落ちてるわよ。」
「は?俺、一次試験も二次試験も突破したし。」
「本当?」
「本当。」
「弟の成長は速いね。おねーちゃん嬉しいよ。」
「そんで、なんで俺の家にいるの?」
「実家よりここの方が警視庁本部まで近いから。家事でも何でもします。どうか私を居候させてください。」
「家事をするならいいゾ。」
「ありがとうーーー。」
「それじゃ、明日はベッドとか買いに行くか。でも俺金無いから、なお姉は金ある?」
「知らないの?対能力者撲滅局ってめっちゃ給料いいのよ。」
「そうなの?」
「うん。私。月200万稼いでるから。」
「なら、家買えよ。」
「1人暮らしって寂しいじゃん。」
「まぁー、いい俺は風呂入ってくるから。」
と言って風呂場へ向かう。

そして出てくると美味しそうな料理が並んでた。
「なにこれ?なお姉が作ったの?」
「うん。」
「すげぇ、美味そうじゃん。」
「まぁね、家事は得意な方だからね。」
「それじゃ、いただきます」
と言ったご飯の食べた。すげぇ美味かった。
そして、ご飯を食べ終わり、俺は思ったことを聞いた。
「なお姉の能力って何?」
「私の能力?」
「うん。」
「私の能力は地震を起こす能力よ。」
「何それ、怖い。」
「大丈夫よ。範囲も震度も操れるから。」
「強そう。」
「強いか弱いかで言うと強いかな。」
「ちょっとやってみてよ。」
「いいの?この家壊れるよ。」
「ごめんなさい。嘘です。」
「そろそろ、歯を磨いて寝るよ。」
「分かった。」
そして歯を磨いて寝ることになった。
「それじゃ、俺、床で寝るから。」
「ベッドでいいじゃん。」
「いやいやダメでしょ。」
「なんで?姉弟だからいいじゃん。」
「なお姉がいいならいいけど。」
と言って寝る前にLINEを確認したら。夕貴から「日曜日って暇?」と来てた。「暇だよ」と送り、ベッドに入った。…



第2回著恋凛の裏話大会!
最近、登場人物が多すぎて自分でも下の名前と能力が覚えきれてないんですよねー。

てか、この物語大まかなシリーズ構成は思いついたけどあと3個ぐらい編があるんだよね。さて何話ぐらい続くのでしょー、まだ謎がいっぱい残ってますね。いつ明かされるのでしょー。
それじゃ、1000文字超えたのでバイバイ。
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