俺の大っ嫌いな不良ギャルが妹になっちゃっいました!?(嘘)

著恋凛

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EPISODE80

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8月17日、私は部屋にかけているカレンダーの8月18日の場所に書かれた花丸を見つめていた。 
明日は修の誕生日。出かける約束はした。プランも考えた。完璧!
「あああああああぁ」
ベッドにダイブして枕を抱きながらゴロゴロと転がる。
なんだろう、緊張と楽しみが混ざりあって変な気持ちだ。
「よし!明日の準備の確認しとこ!」
サイフの中身はちゃんと入っている、カバンの中は完璧!絆創膏ですら入ってる。
「明日何着ようかな」
クローゼットを開け、色々な服を見る。
とりあえず、清楚系なのは絶対!チャラいのは絶対ダメ!
デートなんだから可愛い服にしなきゃ!
デート・・・・これ、デートじゃん!
「うああああああああ」 
またベッドにダイブして転がる。
よくよく考えたらデートじゃん!デートじゃん!2年生になる前、1年生の後期の最後ら辺からずっと思いを寄せてた人とデート!
2年生の最初は誤った情報のせいで印象悪くなっちゃったからね、汚名返上しなきゃ!
「はぁ、ちょっと喉乾いちゃった。水でも飲みに行こ」
部屋を出るとちょうど修がいた。
「お、実莉。明日駅前に10時だよな」
「そ、そう!忘れないでね!」
「今覚えてるのに忘れねぇよ」
私は不意打ちの修にビックリして、すぐに部屋に戻った。
「なんなのよ、もう」
あぁ、今日はもう早く寝よ。私が寝れたのはベッドに入ってから2時間後だった。
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