俺の大っ嫌いな不良ギャルが妹になっちゃっいました!?(嘘)

EPISODE66

その後は特に何も無く、今は布団に入って寝ていた。
「ZZZ・・・ZZZ・・・・は？」
「わっ？」
何故か目が覚めた。それ以上に何故実莉が俺の近くに来ているのかが分からない。
「なんで急に起きるのよ・・・」
「いや、なんか・・・って、お前こそなんでここにいんだよ？お前の布団俺の隣の隣だろ」
目を擦り、意識を完全に覚醒させる。
「いや、それは・・・とりあえず、これ付けて！」
そう言い、渡されたのは目隠し・・・目隠し!?
「え？どうゆう状況？」
「いいから付けなさい！」
そして無理矢理俺の目に目隠しが装着される。もう何が何だか分からないよ・・・
「立って、そして私に着いてきて！」
「いやいや、目見えない。着いていけない」
「もぉー」
立ちはしたが、何も見えないので俺は突っ立っている。すると、実莉に手を掴まれた。
「私が誘導してあげるから！あ、これも付けて」
なんか耳栓まで付けられた。
これはたから見たら、めっちゃシュールじゃない？そんな風に思いながらも俺は実莉に着いていく。
実莉の手は予想以上に小さく、柔らかい。俺はこんな女の子の気絶させられたことがあるのか・・・