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フォートシュウロフ防衛戦
電脳暴君は夢の中(1)
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「第3部隊はこの地点を死守、最終突撃部隊は前進!」
前衛2人とシュクレをこの場に置いて、私を含めた最後の4人が彼女の作った最後の空白地帯を駆け抜ける。こうやって置いてきた部隊は囮の様なもの。時間を稼いでロストする前提だ。
可愛いシュクレちゃんとお別れになるのは悲しいけど、イベントクリア後に再開しようね。
「おいっあれ!」
シマーズさんが声を上げる。
視線の先には、大盾を持ったゴブリン達が隊列を作り、その隙間から槍を持ったゴブリンがそれを突き出していた。さらにその後方には弓を構えたゴブリンが一列に並んでいる。側面にはウルフライダーゴブリンが配置され、すでに私たちの方へ走り出していた。
「ファランクス……」
くそう、後1シュクレあれば!
「シマーズさん、自爆特攻!」
「そんなスキルはねぇ!!」
ダメか、シマーズさん何か隠してる気はするんだけどなぁ。
「よぉし……じゃあ全員で頑張って突撃だー!」
まず、忌々しい事実を受け入れよう。多分どっかのタイミングでキングゴブリンの陣営が後退したんだろう。結果として縦深攻撃ドクトリンが攻勢限界に達して本陣まで届かなかったんだ。
こっちはもう陣形が云々とか言える数じゃ無い。
「おいっアニー!」
ヨイニの静止を振り切り、私はゴブリンの群れへ突撃をする。戦術ゲームとしてはここまでだ。
だけど、現実の世界とは違ってこのゲームで戦術での敗北は勝敗を決定する要素とは限らない。ここまで来たらあとはもうごり押すしか無いだろう。
「キヒヒヒッ……こっからはアクションゲームだよ」
ゴブリン達の放った降り注ぐ矢が地面へ到達する前に、それらの下を潜り抜けて本陣の眼前へと辿り着いた。
「パイル」
ゴブリンの長槍が私の眼前に迫る。
頭を僅かに傾けて回避。
「バンカァー!」
右スゴレートのインパクトに合わせて、スキルが発動する。大盾を構えていたゴブリンを盾ごと吹き飛ばす。
「よっと……アンチライトニング」
すぐに真横にいたゴブリンがサポートに入り、槍を突き出してきた。私はそれに乗って、攻撃の勢いを利用しながらぴょんと飛び上がる。地面に対してやる代わりに攻撃の威力を使って飛び上がる、空蝉返しのちょっとした応用だ。
空中で1回転して姿勢を整え、空へ大きく手を伸ばす。
「空の王が生み出せし、星を紡ぐ光よ。その力もて暁よりも尚眩きもの、我にただ天空を貫く一筋の槍を与えん」
これは私のスキルじゃない。この間、討伐隊と戦った時に偶々成功した技をいつでも使える様にシュクレちゃんに頼んで作ってもらった詠唱だ。
「スピアーボルト!」
空へと伸ばした私の腕に、雷が落ちてくる。
「キヒヒヒッ風間流裏秘技其乃四雷返し!」
腕の中で槍の形に収まった雷を薙ぎ払う様にして眼下のゴブリン達へ撃ち放った。雷もまさか自分が箒として扱われるとは思わなかっただろう。
まばゆい閃光と共に、大地を切り裂く様に雷が走り、ゴブリン達へ襲いかかった。
「ギュェェェエエエエ!」
「ギギャー!」
分不相応にも金属鎧を身に纏ったゴブリン達が一斉に感電し、断末魔の悲鳴を上げた。
直撃を免れたゴブリン達にも電撃が伝播し、一帯が地獄と化す。
「あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"あ"あ"あ"ぎも"ち"い"い"い"ぃ"ぃ"い"い"い"!!」
眼下で悶え苦しむゴブリン達、まるでゴミの様だ。抑えきれない官能的な愉悦感が全身を駆け巡る。
「俺たちの分も残しておいてくれよ!」
ゴブリン達の陣形が乱れた所に、ヨイニ達も突っ込んでいく。
「ヨイニーうえー」
「うっわ……おう」
私の声にヨイニが大盾を真上へ水平に構える。私はそのまま彼の大盾に着地する。
「アムアム……」
「何か食べてる?」
「アニー特製、灼熱ウィンナー」
自慢げに答える私へ、ヨイニが納得した様に声を漏らす。
「ああ、噂の……」
食べ終わった串をポイっとその場に捨てて、ヨイニの盾からぴょんと降りる。シュクレちゃんの詠唱はスキル習得の順序とかぶっ飛ばして高威力の魔法が使える代わりに、MP消費が激しい。
そもそも私は単体攻撃特化だから集団戦は苦手だ。
「で、あれがラスボスって訳だ」
シマーズさんが指差す先に、3メートル近い巨体の大男が二本の大剣を携えて私達を待ち構えている。
もう、ゴブリンなんて領域じゃ無いよね。オーガとかトロールだよ。なのに頭上には"キングゴブリン"という表示が浮かんでいる。
「アニー、何か特別な指示はあるか?」
「んー、汝の成したい様に成すがよい!」
ここに居るのは元々、このゲームで有数のトッププレイヤーだ。私が一々何か言うより、本人達が考えて動いてもらう方が良い。
「おうよ!」
「了解!」
「分かりました!」
私の号令で全員が動き出す。
「スターライト!」
今まで温存していた単体魔法特化プレイヤーが杖を突き出す。先端から光線が放たれ、キングゴブリンに継続ダメージを与える。
「ガウルゥア!」
キングゴブリンが光線を嫌がって姿勢を逸らしたタイミングに合わせて懐に飛び込む。
「キヒヒッ……パイルバンカー!」
キングゴブリンの脇腹に私のパイルバンカーが突き刺さる。でも、まだ倒れない。流石は大規模レイドボス。
姿勢が崩れた所に、シマーズさんが居合切りを放つ。
「ペネトレイト!」
「ゴルゥア!」
キングゴブリンが崩れた体勢のまま強引に大剣を振るう。
「カバームーブ! ブロック!」
大剣と私たちの間にヨイニが大盾を持って入り込む。
「パディング!」
ヨイニの大盾が大剣を防ぎ、そのまま弾き返す。とは言え、相手は大規模イベントのレイドボス。普通はたった数人で挑む様な相手じゃない。
しかも、周りにはゴブリンの大群が居て、私たちは敵陣のど真ん中。モタモタしている暇はない。
「パイルバンカァ!」
ヨイニによってガラ空きになったゴブリンキングの胴体へさらにパイルバンカーを叩き込む。
「グルウゥ!」
「スターライト!」
「ペネトレイトォ!」
よし、流石はトッププレイヤー。
ほぼキングゴブリンに何もさせる事なく、即興でもちゃんと連携が取れている。ていうかなんならこの中で一番連携が微妙なのは多分私だね。
前衛2人とシュクレをこの場に置いて、私を含めた最後の4人が彼女の作った最後の空白地帯を駆け抜ける。こうやって置いてきた部隊は囮の様なもの。時間を稼いでロストする前提だ。
可愛いシュクレちゃんとお別れになるのは悲しいけど、イベントクリア後に再開しようね。
「おいっあれ!」
シマーズさんが声を上げる。
視線の先には、大盾を持ったゴブリン達が隊列を作り、その隙間から槍を持ったゴブリンがそれを突き出していた。さらにその後方には弓を構えたゴブリンが一列に並んでいる。側面にはウルフライダーゴブリンが配置され、すでに私たちの方へ走り出していた。
「ファランクス……」
くそう、後1シュクレあれば!
「シマーズさん、自爆特攻!」
「そんなスキルはねぇ!!」
ダメか、シマーズさん何か隠してる気はするんだけどなぁ。
「よぉし……じゃあ全員で頑張って突撃だー!」
まず、忌々しい事実を受け入れよう。多分どっかのタイミングでキングゴブリンの陣営が後退したんだろう。結果として縦深攻撃ドクトリンが攻勢限界に達して本陣まで届かなかったんだ。
こっちはもう陣形が云々とか言える数じゃ無い。
「おいっアニー!」
ヨイニの静止を振り切り、私はゴブリンの群れへ突撃をする。戦術ゲームとしてはここまでだ。
だけど、現実の世界とは違ってこのゲームで戦術での敗北は勝敗を決定する要素とは限らない。ここまで来たらあとはもうごり押すしか無いだろう。
「キヒヒヒッ……こっからはアクションゲームだよ」
ゴブリン達の放った降り注ぐ矢が地面へ到達する前に、それらの下を潜り抜けて本陣の眼前へと辿り着いた。
「パイル」
ゴブリンの長槍が私の眼前に迫る。
頭を僅かに傾けて回避。
「バンカァー!」
右スゴレートのインパクトに合わせて、スキルが発動する。大盾を構えていたゴブリンを盾ごと吹き飛ばす。
「よっと……アンチライトニング」
すぐに真横にいたゴブリンがサポートに入り、槍を突き出してきた。私はそれに乗って、攻撃の勢いを利用しながらぴょんと飛び上がる。地面に対してやる代わりに攻撃の威力を使って飛び上がる、空蝉返しのちょっとした応用だ。
空中で1回転して姿勢を整え、空へ大きく手を伸ばす。
「空の王が生み出せし、星を紡ぐ光よ。その力もて暁よりも尚眩きもの、我にただ天空を貫く一筋の槍を与えん」
これは私のスキルじゃない。この間、討伐隊と戦った時に偶々成功した技をいつでも使える様にシュクレちゃんに頼んで作ってもらった詠唱だ。
「スピアーボルト!」
空へと伸ばした私の腕に、雷が落ちてくる。
「キヒヒヒッ風間流裏秘技其乃四雷返し!」
腕の中で槍の形に収まった雷を薙ぎ払う様にして眼下のゴブリン達へ撃ち放った。雷もまさか自分が箒として扱われるとは思わなかっただろう。
まばゆい閃光と共に、大地を切り裂く様に雷が走り、ゴブリン達へ襲いかかった。
「ギュェェェエエエエ!」
「ギギャー!」
分不相応にも金属鎧を身に纏ったゴブリン達が一斉に感電し、断末魔の悲鳴を上げた。
直撃を免れたゴブリン達にも電撃が伝播し、一帯が地獄と化す。
「あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"あ"あ"あ"ぎも"ち"い"い"い"ぃ"ぃ"い"い"い"!!」
眼下で悶え苦しむゴブリン達、まるでゴミの様だ。抑えきれない官能的な愉悦感が全身を駆け巡る。
「俺たちの分も残しておいてくれよ!」
ゴブリン達の陣形が乱れた所に、ヨイニ達も突っ込んでいく。
「ヨイニーうえー」
「うっわ……おう」
私の声にヨイニが大盾を真上へ水平に構える。私はそのまま彼の大盾に着地する。
「アムアム……」
「何か食べてる?」
「アニー特製、灼熱ウィンナー」
自慢げに答える私へ、ヨイニが納得した様に声を漏らす。
「ああ、噂の……」
食べ終わった串をポイっとその場に捨てて、ヨイニの盾からぴょんと降りる。シュクレちゃんの詠唱はスキル習得の順序とかぶっ飛ばして高威力の魔法が使える代わりに、MP消費が激しい。
そもそも私は単体攻撃特化だから集団戦は苦手だ。
「で、あれがラスボスって訳だ」
シマーズさんが指差す先に、3メートル近い巨体の大男が二本の大剣を携えて私達を待ち構えている。
もう、ゴブリンなんて領域じゃ無いよね。オーガとかトロールだよ。なのに頭上には"キングゴブリン"という表示が浮かんでいる。
「アニー、何か特別な指示はあるか?」
「んー、汝の成したい様に成すがよい!」
ここに居るのは元々、このゲームで有数のトッププレイヤーだ。私が一々何か言うより、本人達が考えて動いてもらう方が良い。
「おうよ!」
「了解!」
「分かりました!」
私の号令で全員が動き出す。
「スターライト!」
今まで温存していた単体魔法特化プレイヤーが杖を突き出す。先端から光線が放たれ、キングゴブリンに継続ダメージを与える。
「ガウルゥア!」
キングゴブリンが光線を嫌がって姿勢を逸らしたタイミングに合わせて懐に飛び込む。
「キヒヒッ……パイルバンカー!」
キングゴブリンの脇腹に私のパイルバンカーが突き刺さる。でも、まだ倒れない。流石は大規模レイドボス。
姿勢が崩れた所に、シマーズさんが居合切りを放つ。
「ペネトレイト!」
「ゴルゥア!」
キングゴブリンが崩れた体勢のまま強引に大剣を振るう。
「カバームーブ! ブロック!」
大剣と私たちの間にヨイニが大盾を持って入り込む。
「パディング!」
ヨイニの大盾が大剣を防ぎ、そのまま弾き返す。とは言え、相手は大規模イベントのレイドボス。普通はたった数人で挑む様な相手じゃない。
しかも、周りにはゴブリンの大群が居て、私たちは敵陣のど真ん中。モタモタしている暇はない。
「パイルバンカァ!」
ヨイニによってガラ空きになったゴブリンキングの胴体へさらにパイルバンカーを叩き込む。
「グルウゥ!」
「スターライト!」
「ペネトレイトォ!」
よし、流石はトッププレイヤー。
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