花屋のエルム〜触手と男の危険な香り〜

金盞花

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21.襲撃と反撃(中編)

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 ドチュッ!!グボオォッ!ズブブッ!!
「お゛っ!?♡ あ゛っ♡ お゛ぉ~ッ!!♡♡」

 腸内の奥深くまで突き刺さり、結腸弁を押し上げて内臓を抉られる。絶頂で緩んだ弁が陥落した瞬間、ゴポッと穴が開けられたような感覚が襲った。その衝撃にビクビクッと身体が跳ね上がる。
 そうなれば前回と同じく、獣人は更に腰を進める。入ってはいけない所まで貫かれ、俺の腹が歪に歪んだ。肉棒の根元に付いている瘤までもを沈み込ませようとすれば、再び限界以上に拡げられた尻穴が悲鳴を上げる。

 ギュニュ、メリュ……ゴリュッ!!
「あ゛、あっ……♡」

 一旦角度を調整する為にずろぉっと引き抜かれる度に内壁が持って行かれそうだ。肛虐され続けてすっかり解れた結合部の辺りには掻き出された腸液と先走りが溢れ出している。水でも垂らしたかのように淫らがましく濡れていた。
 ジルバはそんな俺の様子を見ながら楽しげに笑い、そしてまた腰を引く。そして今度は一気に根元まで突き入れた。

 ズブゥッ!!
「おごぉおぉお゛っ!?♡♡♡」

 その瞬間、俺の腹はジルバの男根の形に沿って大きく歪んだ。奥まで貫かれた衝撃により身体が震える。同時に亀頭部分が腸壁を突き上げてくる感覚にゾクゾクとした快感を感じた。
 だがその愉悦に浸る暇も与えず、ジルバは改めて抽挿運動を開始する。

 パンッ!パァンッ!!ドッチュドチュドッチュドッチュッ!!
「おっ♡ おぉっ♡ んぉっ♡♡」

 真上から挿すような激しいピストンだ。それによってジルバの巨根はさらに一回り大きくなった気がする。尻穴から股間にまでジルバの体重が乗り、文字通り俺は押し潰されていた。彼の太く長い男根は俺の腸壁を抉り、俺の喉からは震える声しか出ない。
 ジルバはその巨根で何度も出し入れを繰り返す。既に最奥まで責められているというのに、まだ全ておさまり切っていないようで俺に対する負荷はかなりのものだ。
 しかしそれでも俺は快楽を感じてしまっていた。腸壁を擦り上げられ、前立腺を押し潰すようにして刺激されるとそれだけで意識を失いそうになる程だ。

「お゛ぉ~~ッ!!♡♡ お゛ぉ~~ッ!♡♡」
 ビュルッ、ビュルルルルルッ!

 剛直が拍動して大量の液体が腹の中に流れ込んで来た。射精かのような勢いと量だが、これがまだ準備段階、カウパー液であることは前回学んだ。
 だがどちらにしろ感覚は中出しに近く、俺は堪らず尻穴を震わせて雌の絶頂に至ってしまう。

「……カハッ……!♡♡♡」

 雷光にでも打たれたかのようなそれは強烈で、俺は声にならない悲鳴を上げた後ひたすら悶絶した。視界が明滅し呼吸も儘ならない。
 だが獣人の責め苦は続き、遂には根元までを沈め切った。

 ズチュッ、ズプゥッ……グポッ!
「あっ……お゛っ♡」

 瘤で栓をされ、腹の奥の奥まで太く長いペニスで貫かれた俺は、最早精を受け止めるだけの肉袋になっていた。
 獣人の動きが一度止まり、やがて低い唸り声と共にブルッと身体が震える。来る、と直感した。

 ビューッビュルルルルルビュクビュクビュクドピューッ!
「あ゛あぁぁアアア~ッ!!♡♡♡」

 腹の内側に大量の液体が射出される感覚。本来ならば吐き気がするような状況だが、今の俺はそれすらも快感として受け入れてしまっていた。
 数十分は続く長い長い射精の始まりだった。最初は俺の足を抱えられた横向きの状態だったが、挿入したまま俺の身体がぐるりと回転させられ、俯せへと変わる。
 その間にも瘤が栓になって抜けず、腹には精液が流し込まれ続けているのだから始末に負えない。体位が変わる刺激にも俺は嬌声を上げた。

「ひぅんっ♡ はぁっ、はぁっ、ああ゛っ♡」
「おらっ、腰上げろ。たっぷり種付けしてやるからな」

 ジルバに腰を掴まれ、言われるがまま膝を折って尻を上げる。後ろからこんな姿勢で貫かれているとは、本当に獣のようだ。
 ジルバもまた射精の快感に襲われ続けているのだろう、声に余裕が無い。ただ本能の赴くままに俺の頸の匂いを嗅ぐと、舐め上げたり甘噛みした。鋭い牙が肌に触れ、俺は恐怖と快感に更に喘ぐ。

「んぉ♡ あぁっ、噛むなぁ……っ!♡」
「痛いのが好きなんだろ? このド変態が」

 そう言ってジルバはまた俺の首筋や背中に噛み付き始める。彼の言う通り快感は増すばかりで、俺は堪らず自分の陰茎を握って扱き始めた。尻穴を穿たれながら前を弄るなんて、本当に変態になってしまったみたいだ。
 しかしジルバはそんな俺に気付いてか知らないか、後ろから俺の胸に手を回すと、俺の乳首を摘まみ上げた。

 グニッ、グリッ!コリコリッ!
「あうっ♡」

 不意打ちを喰らって思わず声を上げてしまう。ジルバはさらに捏ねくり回すようにして両方の突起を責め始めた。俺は堪らず身を捩らせる。

「あっ、あぁっ!♡ ちくび、だめぇっ♡」

 ジルバは俺の言葉を無視して執拗に俺の両胸を弄り続けた。指先で弾いたり押し潰したり、爪を立ててカリッと引っ掻いたりと様々な方法で刺激してくる。
 そのどれもが快感となって俺を襲ったが、特に強く引っ張られた後に離された時の衝撃は凄まじかった。まるで電流が流れたかのように全身が痙攣し、俺は肉棒を弄っていない方の手でシーツを握り締めた。
 その反応を見て気を良くしたのか、ジルバは俺の耳朶を口に含むと、長い舌で舐め上げながら甘い声で囁いた。

「……可愛いぜ。本当に女みたいだ」
「ひぅっ!?♡ ああぁっ!♡」

 耳穴に舌を差し込まれながらそう囁かれた瞬間、俺は軽く達してしまった。ビクビクッと身体が跳ね上がる。同時に尻穴も強く収縮してしまい、ジルバの巨根の形をはっきりと認識してしまう羽目になった。
 ジルバはそれに気付くとニヤリと笑い、射精しながら円を描くように腰をグラインドさせる。俺はそれに打ち震えることしか出来ない。

「なぁ、俺の雌になれよ。アンタだって気持ち良いこと、好きだろ?」
「めす……?」

 俺は朦朧とする意識の中でその意味を考えた。要は都合の良い性奴隷のことだろう。当然そんなのは願い下げなのだが、腹の中に流れ込み続ける快楽がそれを揺るがせる。こうしてセックスのことだけ考えて生きていけたら、どんなにいいか。
 だが残念ながら、その思考は外的要因によって阻止された。

「な、何だこりゃあ!?」

 唐突にジルバの悲鳴が上がった。一体何が起こったのかとぼんやりしながら可能な限り振り返る。だが彼は挿入したまま、バタバタと腕を振り回すだけで状況が分からない。

「お、おいやめろ、何すんだ! この……テメェ、何をした!? 何を飼ってやがる!」

 怒声混じりのジルバの言葉で俺がようやく思い当たるのと、その獣人の身体に緑色の触手が何本も絡み付いていくのがほぼ同時だった。
 ようやく性の匂いを感じ取ったのか、ドラゴンウィスカーもどきが目覚めたのだ。どんどん触手を伸ばすそれはジルバに巻き付いて愛撫を始めると同時に、俺の方にもやって来る。
 ジルバにとって不運だったのは、それでも獣人の射精は止まらないし、瘤の所為で無理矢理引き抜くことも出来ないという点だった。こんな不可解な状況でも快楽の土壌は出来てしまっている。

「んぶっ……!」

 腕を絡め取って動きを制限してから。狼のマズルの中に触手が割り込み、口の中に粘液を放つ。不意打ち故にボタボタと大半は滴り落ちるが、喉が上下し飲み込んだのが俺からも見えた。
 そうなってしまえばもう終わりだ。すぐさま獣人の吐息が一層熱くなった。

「な、何だよ、これ……!」

 ドピュッドピュッと俺の腹に注ぎ込まれる精液の勢いが増した気がする。ジルバが呆然とする合間にも、その肌に這う触手が皮膚にも媚薬効果のある粘液を塗りたくる。俺の中に沈んでいるただでさえ太い男根が脈動し、より張ったようにも思えて俺もまた苦悶の声を漏らした。
 そして触手は俺にも絡み付いて来るが、こちらはいつも通りだ。俺以上に俺の弱い部分を知り尽くした触手があらゆる場所を擽り、こねくり回し、扱く。俺が再び絶頂に達するのは時間の問題だった。

「あ♡ あぁっ♡ あ゛~~ッ!!♡♡♡」
 ピュルルルルッ!ビクンビクンッ!

 腰を跳ねさせながら射精と中イキを同時に行う。脳が焼け尽くされるような快楽に俺はそのまま意識が飛びかけた。
 しかし俺が果てたことなどまるで気にせず、むしろ催促するように触手によって再度俺の肉棒も弄られる。鈴口を擦られればで精と先走りが交じり合ってぐちゅぐちゅと下品な音を立てた。

「うあああっ! やめっ、やめろぉっ!」

 そんな中、一際大きなジルバの悲鳴が上がった。腕を触手に絡め取られ、乳首をコリコリと刺激されている最中だが、身の捩り方と視線から言って後ろで何か起こっているらしい。予想は簡単だった。

「嫌だ……入って来るな、あっ、あ゛ぁっ……!」

 ジルバは触手に尻を犯されているのだ。恐らく使ったことは無いだろうし、触手の性格と言っていいか分からないが、過去の経験上最初は細い物だろう。
 だが獣人にとっては長時間の射精の最中だ。悲鳴はすぐに艶っぽいものになった。

「あ゛っ、何だよこれっ♡ やめろっ、あ゛ぁっ♡」

 ゴリゴリと内側の肉壁を擦ってくる感覚にジルバは素直に声を上げていたが、やがて異変に気付いたのか身体が震え始めた。激しい異物感の中からゾワリとした別の感触がそこには混じってきているからだろう。その事に彼自身も気付いたらしい。
 彼は歯を食いしばりながらも、悩ましげな表情は淫靡なものだった。これは犯す側では決して味わえない代物だ。
 触手はきっと次々に精を送り込んでいる最中の前立腺を発見し、そこを的確に突いてくる。同時に催淫効果のある粘液を腸内に塗り込まれているとあれば、屈強な獣人であっても耐えられる訳がなかった。

「お゛っあぁっ♡ やめでぐれぇっ!♡ おがじくなるぅっ♡ あ゛っ! あ゛ぁっ!!♡♡♡」

 次第に呂律すら怪しくなっていき、ジルバの肉棒は更に太さと硬さを増していく。ズンッと更に深くまで突いてきたのは、どちらかというと触手から少しでも逃れたかったからだろう。
 だが無理だ。この状況で逃げられる訳が無い。俺は中出しで腹が膨れるのを感じながら小さくほくそ笑んだ。

「あぁあ♡ ヂクショウ、やめろっでぇっ♡」

 もう完全に力が抜け落ちたらしく、ジルバは俺に覆い被さるようにしながら腰が砕けそうな勢いでビクビクと震えていた。
 背後でどんな惨状が起きているのかは分からないが、俺は作戦通りとなったことに満足しつつ、ジルバに同情した。

 ドピュッドビュルルルーッ!!ビュルビュルビューッ!!
「お゛ぉっ!?♡ あ゛っ、あ゛あぁあっ♡♡♡」

 ジルバの射精はより一層強まり俺の腹は膨れていく。腸壁が精液を受け止める感覚の中、俺も果てた。
 俺はその精の熱さと尻穴を穿つ肉厚な熱を感じ、散々内部で味わった心地良さを直に思い出し、内壁が痙攣する。出さずに達するのにもすっかり慣れてしまった。
 獣人の肉棒による拡張で限界まで拡げられた俺の穴が締まり、そこがビクビクと痙攣して搾り取るような動きをするのが自分でも分かった。
 ジルバもまた触手のピストン運動と俺の搾精の動き、両方に襲われて悲鳴か嬌声か判別がつかない叫び声を上げていた。

「あ゛あぁああっ、もうやらぁっ♡ やめろぉっ♡」

 ジルバはそう言うが射精は止まらない。獣人の肉棒の先端が激しく痙攣して勢いよく濃厚な精液を注いて来た。何度も何度もそれらが一斉に発射され、俺の腸液と混ざり合い広がっていくのが分かる。
 次第に俺の腹は大きく膨れ、俯せな分より強く重さを感じる。ゴポ、と不吉な音が奥の方でし始めた。
 だがジルバが本当に拒絶していたのは獣人の習性による吐精地獄ではなく、触手の方だったのだろう。彼の身体がまたビクンと震える。

「や、やだ、出すなっ……出さないで、あっ、あ゛ぁっ♡」

 今まさに俺の腹に散々中出ししているというのに、自分は嫌がるなんて我儘が過ぎる。触手はそんな拒絶など全く無視してジルバの尻穴に粘液を放ったのだろう。
 本来は排泄器官の内部に異物が入る時点で気色悪いのに、そこで液体をぶち撒けられた時の感覚たるや、通常なら身の毛もよだつものだろう。
 だが触手によってそれは快楽へと書き換えられてしまう。それがまた絶望に繋がるということを俺はよく知っていた。

「っひ、ひあっ♡ あ゛っ♡」

 最初はあれだけ自分の力に溺れ、俺を屈服させて喜んでいた獣人は、今や駄犬にも劣る情けない姿を見せていた。触手に翻弄されるがまま絶頂を繰り返し、俺の中に射精する。恐らくメスイキも同時にしているのだろう。最早喘ぐことしか出来ない。
 そして俺もまた、その獣人に組み伏せられた精液タンクへと変貌していた。腹が張って苦しい。ゴロゴロと音が鳴り、またあの時と同じ強烈な便意の気配を感じる。
 しかも今日は触手がそこに這い回り、俺の腹をマッサージし始めた。獣人の精液がいよいよ腸内全体へと広がっていく。

「ひぐっ、あ゛ぁっ……♡ お腹、ゴロゴロするっ……♡」
「はぁっ、はぁっ、クソッ、早く終われ……♡」

 耐え切れなくなったか、ジルバは瘤の抜けない範囲で浅く腰を振るい、さっさと全て出し切ろうとしていた。その分濡れた音が起こり、すっかり熟れた腸内を掻き回された俺には堪らないものとなる。

 グチュグチュッ!ヌプッ、プチュッ!
「あ゛っ、あぁっ、あ゛っ♡ お゛ぉっ♡」

 ジルバの肉棒が出入りする度に俺の尻穴は悦び、触手に愛撫される腹もビクビクと震える。そしてまた中出しされた精液の熱さに俺は悶える。
 引き抜く刺激も欲しいが実際は瘤が引っ張られるだけでもどかしい。俺もまた早く出したいという気持ちが募り、知らず知らずの内に腰を震わせた。
 2人の熱い吐息が重なり合い、乱れ、互いを求め合う。触手が至る所で卑猥な水音を上げ、俺等は快楽のことしか考えられなくなる。
 何度イってもイキ足りず、次へ次へと求め続けてしまう。ジルバの肉棒がビクビクと脈打ち、俺の腸内へと大量の精液を注いできた。俺はその感覚だけでまた達してしまうが、同時に触手に乳首を扱かれてしまい、更に深い絶頂を味わう。

「あ゛っ♡ あぁっ♡ あ゛ぁっ♡」

 もう何も考えられない程に快楽に染まりきった俺はガクガクと痙攣しながら何度も中出しされた精液を逆流させた。その刺激でまた快感が駆け上り、ジルバの肉棒を締め付けながら雌雄両方の絶頂に至る。

「あ゛ぁあっ!♡ んん゛んんっ♡」
 ピュルッ、トロォ……

 だが獣人と異なり、俺はもう精液が尽きて代わりに半透明の潮を漏らした。これではまるでただの雌だと思う余裕も無い。ただそこにまたたっぷりとジルバの種付けを受けるのだった。
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