花屋のエルム〜触手と男の危険な香り〜

金盞花

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17.獣人の餌食(前編)

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 やはり魔力を吸われていると確信を得たのは、翌朝のことだった。
 理性を取り戻した後ならば分かる。一度魔力の存在に気付くと、自分の中のタンクにどれ程魔力が溜まっているかも何となく認識していた。
 やはりあの植物は危険だ。排除しなければならない。そう思っても、どうやって?という思いが続く。

 ドラゴンウィスカーもどきは植木鉢の中でより大きく育っていた。俺の魔力をエネルギーとして成長したのだろう。もしこれに危害を加えようとしたら抵抗してくるのではないか。触手で縛り上げられたら勝ち目が無い。
 それに、それよりもまず日々の食い扶持を稼ぐ為に俺は働かなくてはいけなかった。
 怠い身体に鞭打つように店を出て準備をする。相変わらず眠気と性欲に抗いながら、俺は表向きは普段通りになるよう必死に取り繕った。

 だが媚薬漬けにされた身体はもう歯止めが聞かず、夜な夜な這い寄ってくる触手に何度も身を預けてしまった。本を見て魔力の吸収を高める食事などしてみても、増えた分はすぐに触手に奪われてしまう。
 こんな生活をしてはいけないと思いながらも、俺は誘惑を断ち切れずにいた。

 そんなある日のこと、俺は店を閉めた後、食料や日用品の買い出しに出掛けていた。
 その帰り道、大きな紙袋を抱えて俺は小さく溜息を吐く。これまでなら何てことの無い家までの道程が何だか遠く感じた。魔力が減っている所為で疲れやすくなっているのだろう。
 今日こそは触手の相手をせずに早く寝るんだ。そう思いながら、近道である細い路地に入って暫く進んだ所だった。

「動くな。良いモン持ってるじゃねぇか」

 俺の目の前に黒く大きな影が現れた。しまったと思った時にはもう遅く、続いて後ろにも2人、下卑た笑みを浮かべた男が近付いて来る。
 だが俺が思わず息を呑んだのは、影が持つナイフに怯えたからではない。勿論それもあるが、その姿はどうしても眼を引く。
 月夜の中にぼんやりと浮かび上がる、白銀の毛並みを持つ狼の獣人が俺のことを見下ろしていた。
 どの程度人間に近いかは千差万別なのだが、この男の場合は頭部は完全に狼のものであり、胸まで豊かな体毛で覆われている。
 だが身体や四肢は完全に人間であり、ただ腰からフサフサとした長い尻尾が垂れていた。身長も体格も俺以上で恐怖を感じるが、同時にどこか美しさも感じられる。薄汚れてはいるものの、他の2人に比べれば気品高さのようなものまであった。

「そいつを寄越しな。あと金目の物全部だ。痛い目は見たくないだろ?」

 だが獣人の言動は人の道から外れ切っていた。獣人は蒼く鋭い眼で俺を睨みながら、ナイフを持たない方の手を差し出して来た。要は野盗だ。この辺りは比較的安全だった筈だが、どこからか流れて来たのだろうか。3人共見窄らしい格好をしている。
 道は塞がれているし、1対3では勝てる見込みは無い。不運だったと思うしか無いだろう。俺は渋々抱えていた紙袋を獣人に差し出した。命が一番大事だから仕方が無い。

「ほぉ、素直じゃねぇか。それでいい……、っ?」

 目を細めて荷物を受け取った獣人だが、唐突に顔を顰めた。何か悪いことをしただろうかと心臓が縮む。
 だがそれを確かめる前に、後ろに立っていた男達が俺にズカズカと近付いて来た。ちなみにこちらは両方人間で、見るからに浮浪者という風体である。

「後は金だ。持ってるんだろ?」

「や、やめろ、触るな……!」
 2人はボディチェックをするかのように手を伸ばして来る。それを振り払いながら苦い顔で懐の財布を取り出した。
 こんなこともあろうかと最小限しか持ち歩いていないし、買い物帰りで中身はほぼ小銭だからそう痛くはない。ただ使い慣れている財布は持って行かれたくなかった。

「中身だけでいいか? どうせボロだ、こっちには何の価値も……」

 俺はそう言ったものの、あまりの違和感に言葉は尻窄みになった。
 見れば、2人の男は眼を爛々と光らせて俺のことを見詰めている。嫌な予感がして後退るものの、背中がすぐに壁に当たった。

「なぁ、俺おかしくなったかもしれねぇ」
「ああ、俺もだ。なんだかコイツがイイ身体をしてるみてぇに思えてきたぜ」
「……っひ!」

 2人の男は息を荒くし、下卑た笑みを浮かべながら俺の身体に触り始めた。その触り方は明らかに性的なものを感じさせる。俺は思わず悲鳴を上げた。

「や、やめろ!」
「おい、金だけ取ってさっさとずらかるぞ」

 獣人が俺の手から落ちた小銭を拾い集め、懐に仕舞いながらそう言ったが、もう遅かった。

「あ? ちょっとぐらいいいだろ?」
「男には興味無かったんだが、どうにも唆られちまってなぁ」
「な、何をっ……!?」

 そう言って2人は俺の身体を弄る。1人は壁に押さえ付けるように、もう1人は前から俺のシャツの中に手を突っ込んできた。

「っや、めろ!」

 2人を振り解こうとするが、男達はびくともしない。それどころか更に強く押さえられてしまい、身動きが取れなくなってしまった。

「へへ……いつも食うだけでも必死で、溜まってんだよ」
「そうそう、すっかり飢えててなぁ。いいだろ兄ちゃん、減るもんじゃなし」

 男達はそう言いながら俺の服を脱がしにかかってきた。俺は必死に抵抗するものの、やはり2人がかりで押さえ込まれていては何も出来ない。
 まずシャツを引き剥がされると、平常時でも男にしては大き過ぎる乳首が筋肉の上に乗っているのが露わになってしまう。3人の視線がそこに集中したのを感じて顔が一気に熱くなった。

「おいおい、弄ってないのにこんだけでけぇのかよ」
「オンナみてーな身体だな」

 男の手が左右の乳首を同時に摘まんだ。そのまま捏ねるようにして動かされるとジンとした痺れがそこから生じる。
 そして同時に股の間に太腿が入り込み、ゆっくりと股間を押し上げた。

「あッ……はっ♡ ぁあ……♡」

 不意に襲ってきた快感に思わず上擦った声が漏れてしまい、慌てて手で口を塞ごうとする。だが男達はそれを許さず、手で押さえながら下品な笑い声を上げた。

「ギャハハハハ! もしかしてもう感じてんのか!?」
「嫌だって言いつつ、お前も好きなんじゃねぇか!」

 違う。こんな風にされたかった覚えはない。そう思うが確かに身体は反応してしまっているし、俺の中に少しずつ欲情が積もっていくのが感じられる。
 こんなのは駄目だと必死に理性を働かせようとするが上手く行かない。必死に唇を噛んで声を上げないようにするのが精一杯だった。本当は叫んで助けを呼んだ方がいいのだろうが、恥ずかしさのあまりそうする勇気も無かった。
 そうしている内にも男達の手の動きはどんどんエスカレートしていき、より激しく乳首を弄る。
 同時にズボンの上から股間を揉まれて、俺は堪らず腰をくねらせた。

「あ……ッ♡ ん……っ♡」
「おいおい、腰動いてんぞ?」

 男達の揶揄うような声に羞恥心を煽られるが、それでも俺の身体は全く言う事を聞かなかった。寧ろその羞恥すら快感へと変換されてしまいそうになっている。
 そんな自分に絶望すると共に、俺はもう逃げられないのだと悟った。この快楽を受け入れなければ楽になれるのに、それすら出来ないのだ。
 もういっそ身を任せてしまおうかという考えが一瞬頭を過ぎったが、すぐにそれを振り払う。そうすれば相手の思う壺だからだ。そんな俺の心情を察してか、男達は下卑た笑みを浮かべたまま顔を近づけてきた。

「ほら、こっちも弄ってくれよ」

 そう言って俺の手を取り、男の下半身へと誘う。ズボン越しでも分かる程に勃ち上がったそこを掌に押し当てられた瞬間、全身に鳥肌が立った。
 こいつらは本当に俺に欲情しているのだ。それが酷く恐ろしかったが、もう逃げ場など無かった。俺は諦めて彼等の言うとおりにするしかなかった。
 ズボンのチャックを下ろし下着の中に手を入れると、既に先走りで濡れた性器が指先に触れる。それを握り込んで上下に扱いてやると男達は満足げな声を上げた。

「へへ……なかなか上手いじゃねえか……」
「ずりぃぞ。じゃあ俺はコイツのこと、味合わせてもらうかな」

 そう言ってもう1人の男は俺の首筋に顔を埋めた。生暖かい息がかかりゾワリとした感覚に襲われる。同時に耳の裏をベロリと舐められて、思わず身体が震えた。
 その反応に気を良くしたらしい男は、今度は俺の首筋を舐め始めた。ぬるりとした舌が皮膚の上を這う感覚に鳥肌が立ちそうになるが何とか耐える。やがて強く吸い上げられ、キスマークを付けられたのが分かった。それが何度も、至る所に繰り返される。

 どうしてこんなことにと思っても、こちらも乳首や股間を弄られているとどんどん呼吸が荒くなってしまう。
 しばらく俺に吸い付いていた男は、今度は耳にも触れてきた。耳朶に舌を這わせ、そのまま耳の穴の中にまで挿入してくる。グチュリと水音を立てて鼓膜が犯され、それと同時に耳元で荒い息を吹き込まれればゾクリとした快感が走った。
 ズボンの中ではパンパンに勃起した自身の先端部分が押し付けられている為窮屈だが、それもまた今の内は興奮の材料にしかならない。それを布の上から緩く揉まれ、更に先端をカリカリと爪で引っ掛かれると思わず身体が跳ねた。

「ひあっ……♡」

 ずっと堪えていた声が遂に漏れてしまう。明らかに感じていますと言っているようなその声が恥ずかしくて死にそうだ。こんな俺の姿を見て男達は機嫌良さそうにニヤニヤと笑いながら乳首を捏ねる力を強くしてきた。
 それでもまだ思考は堕ちていない。だがそれも時間の問題だろう。俺は必死に理性を保ちながら男達の愛撫を受け入れていた。
 そんな時だ。不意に男の手が俺のズボンの中に入り込み、下着越しに股間に触れてきた。そしてそのままゆっくりと上下に動かされるものだからたまらない。

「あ、あっ、あッ♡ や……っ♡」

 思わず口から漏れた甘い喘ぎに男達が笑う。だがそれを気にする余裕すら今の俺には無かった。
 このままでは本当に犯される。そんな危機感のまま視線を彷徨わせた俺は、男達の向こうに居る獣人の方に視線を向けた。

「たすけて……っ!」

 こいつらはグルなんだから、助けを求めるのはお門違いなのかもしれない。だが先程意見が分かれたのを見れば、こいつらの結束は大したことは無いと分かる。
 今も後ろで見ているだけならば、もしかしたら情に訴えればこちらの味方になってくれるかもしれない。そんな藁にも縋るような判断だった。
 獣人はずっと視線を逸らしていたが、俺の声にピクッと耳を動かした。そしてぎこちなく俺の方を見る。
 その瞬間、俺は自身の過ちに気が付いた。獣人が黙ってそこに立っていたのは行動に迷っていたからではない。耐えていたからだ。
 獣人の蒼い眼には、他の男達とは比べ物にならない獣欲の炎が滾っていた。

「……どけ」

 獣人は俺に詰め寄り、俺の首筋に吸い付いていた男を力任せに押し除けた。そして俺の頤に指を当ててやや上を向かせると、唇を大きな口で覆った。
 マズルの奥から伸ばされた舌は薄く長い。正しく犬のようだったがそれにしては力強かった。

「んっ……♡」

 喰われる、と本能的に感じた。相手は肉食獣であり、自分は捕食される側なのだと直感で理解する。だが不思議と恐怖心は薄かった。
 器用に俺の薄く開いた唇に隙間から押し入り、口腔内で暴れまわる。歯列をなぞり、上顎を擽るようにされるうちに恐怖心は消え去っていた。寧ろどこかふわふわとして心地良い気分に浸されそうになる。
 俺もまた舌を這わすと、ヒトよりも鋭い牙を感じるがそれで噛み砕かれたいという甘美な欲望へと切り替わった。
 口端からトロリと涎が流れ出てしまう頃には、股間の中心に血が集まって酷く窮屈になってきたのが分かった。恐らく俺の下着には我慢汁によって染みが出来てしまっているだろう。

「っ、はぁっ……♡」

 もっと吸ってほしいと思ったがそれが叶うことはなく、ジュルッと音を立てて解放される。名残惜しさを感じる暇もなく今度は俺の胸に鼻先が近付く。獣人は長い舌を器用に使い、突起を舐め上げ始める。

「あ、あんんっ……♡」

 初めは擽ったいだけだったのだが次第に乳輪をなぞりながら先端をチロチロと舌先で潰すようにし始めるとその衝撃は更に強くなった。
 同時にもう片方の突起も指で摘まれたり押しつぶされたりと愛撫され始め、今まで感じたことのない電流のような快楽に襲われる。
 頭が蕩けそうになってしまうほどの強烈な悦楽から逃れようと身体を捩ってもそれは許されない。むしろ余計に刺激を与えてしまうばかりだった。それでも少しでも逃れようとして身を捩るが、それすらも許されないとばかりに強く抱き込まれてしまった。

「おいおい、マジでコイツ、エロ過ぎだろ……」
「おいジルバ、俺にもそいつの口貸してくれよ」

 ジルバというのがこの獣人の名前らしい。彼は男達にそう言われ、少しムッとしたようにそちらを一瞥すると、俺の腕を引いた。その力の強さに俺は容易く背中を預けていた壁から引き剥がされる。
 そしてそのまま肩を押されると、ただでさえ快感で膝が震えていた俺はその場にストンとしゃがみ込むことになり、その眼前で男がズボンの前を寛げた。
 嫌だ、と思っても後ろに回った獣人が両肩を押さえていて立ち上がることが出来ない。ボロンッ!と弾けるように目の前に現れた肉棒はすっかり臨戦体勢だった。

「ほら、咥えろよ」
「う……嫌だ……!」

 俺の口へと押し当てられるそれから逃れるように必死に顔を背ける。近付くと強烈な匂いが鼻を突き、絶対に口にしたくないと理性は訴えるが、不思議と腹の奥がキュンとする感覚もあった。
 しゃがんだ姿勢になったことで股間はいっそう窮屈になるし、後ろ側も引っ張られた布が当たって意識せざるを得ない。

「おい、口貸さねえとどうなるか分かってんのか?」
「あ、っぐ……!」

 後ろから獣人が首を絞める。その苦しさに思わず口を開けると、すかさずそこに肉棒が捩じ込まれた。生臭さと苦味に思わず吐き出そうとするも頭を固定されてそれも叶わない。そのまま腰を動かされると喉奥まで犯されるような形になり、息苦しくて涙が滲んだ。
 だがそれすらも今の男達にとっては興奮材料にしかならないようで、2人して息を荒げながら俺の身体を弄り始める。

「んぐっ♡ んんッ! んむ……っ♡」
「ほら、こっちも一緒に頼むわ」

 俺は目の前の男を手で押し除けようとするも、その腕は横からもう1人の男に掴まれる。そしてこちらも露出した性器に俺の手を巻き付け、その上から自分の手を重ねながら扱き始めた。
 どうしてこんな男達に奉仕しないといけないのか分からず、苦しさもあってか俺の双眸から勝手に涙が零れ落ちた。
 声すら上げられない状況なのに、2人の動きは激しくなっていく。俺が嘔吐く度に喉が締まって気持ち良いらしい。段々と口や手に出したいという衝動が高まったのか男達は俺の頭を前後ろに大きく動かした。
 パンパンと肌同士がぶつかり合う音が鳴るほど乱暴な抽挿に喉を責められる息苦しさで胃がせり上がる。顎が疲れてくるが噛み千切る勇気も無かった。
 俺の手の中でも男の先走りが溢れ、グチュグチュと卑猥な音がしていた。本当にただの性欲処理の道具にされているかのようで屈辱が俺を打ちのめす。

「っあー、イイ……ココは男も女も変わらねぇなぁ」
「ほら、男なら男の気持ち良い所分かるだろ? ちゃんとそこ狙えよ。じゃないと殺すぞ」

 そう言われたって、何故奉仕せねばいけないのか。悔しさに襲われるものの、ナイフを持っているのが獣人だけとは考えづらい。刺されたくはないと、仕方無く裏筋を集中的に責め立てた。

「っ、はぁ、イイぜ……もっと舌使えよ」
「っ、んむ、んんッ♡ んぐっ♡」

 頭を両手で掴まれて前後に動かされる。喉の奥まで突かれて吐き気を催すがそれすらも快感へと変換されているようで、俺は自分の浅ましさに絶望した。
 だがそんな俺の思いとは裏腹に、後ろの獣人はしゃがんだままの俺の尻を鷲掴みにし、揉みしだき始める。

「んぶっ!?♡ んんっ♡ んっ!♡♡」

 ズボン越しとはいえ、いきなりの乱暴な刺激に俺は混乱した。後ろを振り向きたかったが正面の男に頭を押さえられているのでそれも出来ない。そうする間にも獣人は俺の尻を揉み続けた。

「おいおいジルバ、まさかケツを使う気か?」
「お前、そういう趣味があったのかよ」
「他人のことは言えないだろう?」
「……ははっ、ちげぇねぇ!」
「行きずりの男にフェラやセンズリさせるとか、普通はやらねーもんな」

 男達の会話に、俺は血の気が引く。まさか、そんな。
 だがその予想を裏付けるように、俺のズボンが下着ごと下ろされた。外気に晒された下半身は寒さと恐怖で震えるが、それすらも今は興奮の材料にしかならなかった。
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