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12.リフレイン(後編)
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そしてアンビスの両足を大きく開かせると、そのまま一気に貫いた。
ズプンッ!!
「あ゛ああぁぁっ♡」
アンビスは背中をしならせながら大きく仰け反り、悲鳴にも似た声を上げた。しかしその表情はどこか嬉しそうで、期待に満ちているようにも見える。俺はそんな彼の期待に応えるべく、腰を動かした。
パンッ!パァンッ!グチュグチュッ、バチュンッ!
「お゛っ♡ あ゛うっ♡ あ゛ぁっ♡」
激しいピストン運動を繰り返す度に卑猥な音が鳴り響く。その度にアンビスは体を震わせていた。俺はそれを見下ろしながら、更に激しく突き上げていく。
その度にアンビスの肉壁は締め付けを強くしていき、離すまいとするように絡みついてきた。それが堪らなく気持ち良くて気付けば夢中になって腰を打ち付けていた。
ズンッグチュッズンッゴリュッ!!
「ぉおお゛♡ んほぉぉッ!!♡♡」
アンビスは俺の一物を根元まで飲み込み、結腸口をノックされる度に獣じみた声で喘いだ。
「あ゛ーッ♡ あへぇ……ッ♡」
アンビスは既に理性を失っているようで、焦点の合わない瞳で虚空を見つめていた。だらしなく開いた口の端からは唾液が流れ出ている。
美麗なエルフにあるまじき表情だが、俺が汚しているのだと思うと興奮し、俺はそれを舐め取るようにキスをした。すると彼はそれに応えるかのように舌を差し出してくる。
俺はそれに自分の舌を絡めると吸い上げた。そしてそのまま口内を犯し尽くすかのように深く口付けを交わす。
互いの唾液を交換し合い、飲み干していくうちに頭がボーッとしてきた気がした。少しビリビリとするのは彼の魔力だろう。だがそれでもなお俺達は行為を続けた。
パンッパァンッパァンッ!グチャッグチョッ!!
「お゛ぉっ♡ おほっ♡ あ゛っ♡ あ゛ぁっ!」
アンビスは獣のような声を上げながら、ただひたすらに快楽を求め続けていた。彼の陰茎からは止め処無く精液が溢れ出ており、それが腹の上を伝っている。
だがそれでもなお萎える事はなく勃起し続けていた。俺はそこにわざと触らないようにしながら、口付けをしつつ指で大きな耳を弄っていた。
耳朶を摘まみ軽く引っ張ったり指先で撫でたりしていると、彼は擽ったいのか身を捩らせる。だがその反応とは裏腹に彼の陰茎はビクビクと震えており、先端から透明な汁を垂れ流し続けていた。
俺はそれを見ながら、今度は彼の耳の中に指を入れた。するとアンビスは驚いたように目を見開くが、それでも構わずにそのまま奥まで入れていく。
そしてゆっくりと動かすと、その度に彼はビクビクと体を震わせていた。どうやら耳が性感帯らしく感じているようだ。
「んぁっ♡ あっ♡ あっ……♡」
アンビスは蕩けた表情で甘い声を上げた。俺はクスリと笑うと、唇から離れて今度は耳へと舌を這わせた。尖った先端を口に含んで甘噛みすると、アンビスは盛大に身をくねらせた。
耳の形を一つ一つ確かめるように舌でなぞり、耳朶を軽く引っ張りながら舐める。それだけでも感じてしまうのか、アンビスは必死に声を抑えようと唇を噛み締めていた。
だが体は正直らしく、快感に耐えられず腰をくねらせていた。俺はそんな様子の彼を見ながら再び彼の耳へと口付ける。そして今度は反対側の耳を同じように舐めた。
「あ……っ♡ んああああ゛あ゛っ♡」
絶叫と共にアンビスの全身や肉壁が激しく痙攣した。どうやらメスイキしたらしい。俺はその搾り取られるような動きに耐え切れず、こちらも半ば強制的に絶頂させられる。
「くっ……!」
ビュッ、ビュッ、ビューッ……!
「あ゛う……っ♡ お゛っ♡」
アンビスは白目を剥いて、舌を伸ばしながら獣じみた声を漏らした。その中にたっぷり種付けをしてから、俺はそんな彼の尻穴から陰茎を引き抜いた。
すると栓を失ったことで、そこから白濁した液体が大量に溢れ出てきた。俺はその光景を見ながら満足感に浸っていた。
だがどうしても俺の尻穴も疼いて仕方が無い。俺はアンビスの周りに散った白濁液を指で拭うと、それを潤滑油として自分の窄まりへと指を沈めた。
ぬぷぷ、つぷんっ!
「お゛……っ♡」
指1本くらいは余裕で平気なのでそのままズブズブと押し込んで行く。そして指先で内側を押し拡げるように動かすと、今度は指を2本にして動かしてみた。自分の中のイイ所は分かっているので、そこを狙ったりわざと掠めたりしながら気分を再度盛り上げていく。
そんな中、絶頂の余韻で放心していたアンビスがムクリと起き上がった。流石に体力が辛いだろうから、今度は俺が彼の前でオナニーをして終わりにしようと思っていた。
だがアンビスは理性を失った座った眼で俺を見据えると、俺の両肩に手を置く。
「後ろを向いてください」
「へ?」
「貴方まで自分で弄って……気持ち良くなりたいんですよね? ほら早く」
先程まで快楽に溺れていたとはいえ、美人にそう言われるとゾクッと腹の辺りが湧き上がる感覚に襲われる。
俺は彼の言う通りにソファの座面に四つん這いになった。当然ながら尻に指を出入りさせている様子がはっきりと見えてしまう。それが恥ずかしいと共に激しく興奮した。
俺の尻穴はアンビスの比ではない。これまで触手に何度も調教されて完全に性器と化している。それを示すように掻き回す手が止まらなかった。
ぬちゅっ、ちゅぶっ、グチョッ!グポッ、ヌプッ!!
「はぁ……っ♡ は……っ♡」
俺の肉穴と指先は人肌以上の熱が籠っており溶けてしまいそうだ。俺はアンビスに見せつけるようにくぱぁ……と内部を開いて見せた。ヒクついた赤い肉壁を見せ付けてからそのまま指を引き抜く。するとそこから透明な糸が引きプツンと切れた。
「アンビス……アンビスのチンコ、欲しい……」
俺にはもう恥も外聞も無かった。寧ろはっきりと淫語を口にすることによる背徳感や恥辱が俺の身体をより燃やした。
それを目の当たりにして、疲弊はしていても応えずにはいられないだろう。アンビスの肉棒が硬くそそり立っていることを見た上で俺は言っている。彼は生唾を飲み込むと、俺の尻を両手で鷲掴みにした。
焦らすように縁に押し当てられると、ぬるりとした熱い雄の温度に鳥肌が立ち、ウットリと息を吐く。彼の性器は熱くどくどくと脈打ち、酷くそそり立っている。血管が浮き出て張り詰めている姿を見るだけで快感に浸れそうだった。
俺は俺自身で後ろ穴を広げ尻を振ると、それを見たアンビスの表情が獣のようになったのが分かる。それは自制しなければいけない葛藤のようにも見えた。
「きて」
言葉を言い終わる前には彼の剛直の先端が俺の秘唇に押し当てられ、そのまま一気に割り開かれた。
ズププッ……!ニュブゥウウッ!!
「んっ♡ あっ♡ んんっ♡」
触手とはまた違う肉穴の埋まり方に腰が痙攣する。ゾクゾクと背中が震え上がり、凄まじい快楽に襲われてしまう。内壁は熱く、入り込むものの形が如実に伝わる。
しかも太く長い陰茎である為に挿入の段階から圧倒的な存在感があった。それが媚肉を圧迫するようにして入り込み、一瞬にして発情させられたように気持ち良さで支配される。
四つん這いの状態で後ろから犯す姿勢は獣のようでもあり、背後から漏れ聞こえるアンビスの荒い息も堪らないものだった。
「あ♡ あ♡ あっ♡」
俺は身体を支えていられずソファに上半身を伏せながら腰だけを高く上げる。アンビスはそんな俺の背に覆い被さるようにして、後ろから激しく突いてきた。
ズプゥッ!パンッ、パァンッ!グチュッ、バチュンッ!ドチュドチュッ!!
「お゛っ♡ おほっ♡ あ゛ーっ♡」
容赦のないピストン運動が繰り返され、俺の尻穴はすっかり彼の肉棒の虜になっていた。腸壁を抉られ、前立腺を押し潰される度に甘い痺れが走る。
俺はその快感に逆らうことができずに喘いだ。
「あ……っ♡ んっ♡ あっ♡」
肉壁が俺の体内を貫いては引き摺り出されるたび、ビクビクと身体が痙攣してしまう。俺はだらしなく舌を伸ばし、涎を零していた。顔をソファに押し付けながら、口からは勝手にいやらしく女のように高い声が上がっていた。
「さっきまでの威勢の良さはどうしたんですか? 無様なものですね」
報復だと言わんばかりに、後ろからアンビスが耳元で囁いてくる。本当にその通りで俺は惨めな気持ちになると共にゾクゾクと全身が震えた。
さっきまでアンビスも喘いでいたのにという嗜虐心と、もっと罵って、痛ぶってほしいという被虐心。その両方から俺の快楽を焚き付ける。
俺はアンビスに突かれる度に甘い声で鳴いた。もうすっかり彼の肉棒の虜になっているのだ。
「んっ♡ あっ♡ アンビスぅ……♡」
俺の肉壁はきゅうきゅうと彼の肉棒に絡み付き、離したくないとばかりに締め付けている。その状態で激しく抽挿されると堪らない気持ちになった。俺はもっと深くまで突いて欲しくて自ら腰を振る。
「あ♡ んあぁっ♡ お゛っ♡」
パンッ!バチュ、グチュッ、ズプゥウウッ!ドチュンッ!
「もっと……もっとぉ♡」
「もっと、何が欲しいんですか?」
「アンビスのせーえき……腹膨れるまで、種付けしてぇ……♡」
俺は自分でももう何を言っているのか分からなくなっていた。ただ身体は渇き、アンビスのモノを注がれるのを待ちかねていた。
これじゃあまるで孕ませてほしいと言っているようではないか。後からそう思った瞬間、その不適切な甘美さに頭がグラリと揺れた。
俺は男なのに。魔悦に負けたのは触手の所為だと分かっていた筈なのに。自分が雌だともう否定できないところまで堕ちてしまっていた。それを実感して背筋が粟立ったが、それと同時に堪らなく嬉しさを感じた。
「あ、あ、あ、あっ♡ アンビスっ♡ アンビスの濃厚エルフミルク、いっぱい出してくれっ♡」
「ハッ、何を言ってるんですか? この淫乱が」
俺は自ら尻を振りながらアンビスに懇願した。彼は俺の腰を掴むと、そのまま激しく打ち付けてきた。パンパンッと肌同士がぶつかり合う音が響き渡り、その激しさを物語っていた。
パンッパァンッ!!バチュッ、ズブブッ!ジュポォッ!!グリっ……!
「んん゛っ♡ あ゛っ♡ あ゛はぁっ♡」
腸内の奥を亀頭で押し上げられ、俺は思わず背中を仰け反らせた。その反応を見て、アンビスはニヤリと笑みを浮かべる。そしてそのまま何度も同じ場所を責め立ててきた。その度に俺は甘い声を上げながらビクビクと身体を跳ねさせた。
「あ゛っ♡ あっ♡ そこ、好きぃっ♡」
俺はアンビスの動きに合わせるように自らも腰を動かした。そうするとより深くまで入り込み、快感が増す。俺は夢中でアンビスを求めた。
「もっと、奥……突いてぇ……♡」
俺がそう言うと、彼は更に強く突き上げてきた。その衝撃に一瞬意識を失いかけたがすぐに引き戻される。そしてそのまま激しく抽挿を繰り返された。
パンッ!パンッ!パァンッ!グチュッ、バチュンッ!!ズプズプッ!!
「お゛っほぉぉお゛ぉっ♡」
先程とは比べ物にならない快感に、俺は獣じみた叫びを上げた。背中を逸らせながら舌を出し涎を垂らす様は完全に発情した雌獣のそれだ。俺は無意識に更なる快楽を求めて、自分で自分の肉棒や乳首へと指を這わせていた。
熱をもった乳首を抓ると腹の奥に刺激が走る。手でしごくようにして同時に快楽を得れば自然と息が荒くなった。
その反応を見てアンビスは俺の耳朶を口に含んだ。甘噛みされると甘やかな痺れが走り、全身に鳥肌が立った。
やがてそれに気をよくしたようで、そのまま耳朶を舐めながら耳の穴へと舌をねじ込んでくる。ぢゅるっ、グチュプッ、とダイレクトに音が響き渡り脳髄にまで響いた。それと同じくして肉棒を動かすと脳内までもが蹂躙されているようだった。
「お゛ぉ♡ あ……っ♡ ん゛あぁっ♡」
一瞬の休憩もない責め苦はまるで拷問のようだ。だがそれが堪らないほど気持ちいいのだ。俺はアンビスの動きに合わせて腰を動かし続けた。
アンビスの肉棒が俺の中に入っていると思うだけで、幸福感に満たされた。彼の形や大きさをありありと感じてしまいそれだけで軽く達してしまいそうになったほどだ。
俺はもう完全に堕ちていた。触手に犯され、アンビスに犯され、求め合っているという事実に興奮していた。
大事な何かを忘れているような気がしたが、それよりも今この瞬間の快楽の方が大事だった。
「出しますよ……ッ!」
ピュルッ……トクッ、ドロォ……!
限界を迎えたのかアンビスはそう叫ぶと、俺の尻穴に熱い液体を流し込んできた。その感覚に俺はまた達してしまった。
「あ……っ♡ んあ゛ぁ……っ♡」
俺は身体を痙攣させながら、アンビスの精液を全て受け止める。腸内を満たすその熱に、思わず恍惚とした表情を浮かべてしまった。だがもう何度も達した後だからだろう、それに勢いは無く量も少ない。
仕方が無いかと絶頂の終わり際で俺は諦めかけたが、アンビスはその後も俺を後ろから抱き締めたままだった。奥深くまで入ったままの肉棒が柔らかくなっても離れない。
何だ?と思った瞬間、再度腹の中に何かが流れ込んで来た。
ズプンッ!!
「あ゛ああぁぁっ♡」
アンビスは背中をしならせながら大きく仰け反り、悲鳴にも似た声を上げた。しかしその表情はどこか嬉しそうで、期待に満ちているようにも見える。俺はそんな彼の期待に応えるべく、腰を動かした。
パンッ!パァンッ!グチュグチュッ、バチュンッ!
「お゛っ♡ あ゛うっ♡ あ゛ぁっ♡」
激しいピストン運動を繰り返す度に卑猥な音が鳴り響く。その度にアンビスは体を震わせていた。俺はそれを見下ろしながら、更に激しく突き上げていく。
その度にアンビスの肉壁は締め付けを強くしていき、離すまいとするように絡みついてきた。それが堪らなく気持ち良くて気付けば夢中になって腰を打ち付けていた。
ズンッグチュッズンッゴリュッ!!
「ぉおお゛♡ んほぉぉッ!!♡♡」
アンビスは俺の一物を根元まで飲み込み、結腸口をノックされる度に獣じみた声で喘いだ。
「あ゛ーッ♡ あへぇ……ッ♡」
アンビスは既に理性を失っているようで、焦点の合わない瞳で虚空を見つめていた。だらしなく開いた口の端からは唾液が流れ出ている。
美麗なエルフにあるまじき表情だが、俺が汚しているのだと思うと興奮し、俺はそれを舐め取るようにキスをした。すると彼はそれに応えるかのように舌を差し出してくる。
俺はそれに自分の舌を絡めると吸い上げた。そしてそのまま口内を犯し尽くすかのように深く口付けを交わす。
互いの唾液を交換し合い、飲み干していくうちに頭がボーッとしてきた気がした。少しビリビリとするのは彼の魔力だろう。だがそれでもなお俺達は行為を続けた。
パンッパァンッパァンッ!グチャッグチョッ!!
「お゛ぉっ♡ おほっ♡ あ゛っ♡ あ゛ぁっ!」
アンビスは獣のような声を上げながら、ただひたすらに快楽を求め続けていた。彼の陰茎からは止め処無く精液が溢れ出ており、それが腹の上を伝っている。
だがそれでもなお萎える事はなく勃起し続けていた。俺はそこにわざと触らないようにしながら、口付けをしつつ指で大きな耳を弄っていた。
耳朶を摘まみ軽く引っ張ったり指先で撫でたりしていると、彼は擽ったいのか身を捩らせる。だがその反応とは裏腹に彼の陰茎はビクビクと震えており、先端から透明な汁を垂れ流し続けていた。
俺はそれを見ながら、今度は彼の耳の中に指を入れた。するとアンビスは驚いたように目を見開くが、それでも構わずにそのまま奥まで入れていく。
そしてゆっくりと動かすと、その度に彼はビクビクと体を震わせていた。どうやら耳が性感帯らしく感じているようだ。
「んぁっ♡ あっ♡ あっ……♡」
アンビスは蕩けた表情で甘い声を上げた。俺はクスリと笑うと、唇から離れて今度は耳へと舌を這わせた。尖った先端を口に含んで甘噛みすると、アンビスは盛大に身をくねらせた。
耳の形を一つ一つ確かめるように舌でなぞり、耳朶を軽く引っ張りながら舐める。それだけでも感じてしまうのか、アンビスは必死に声を抑えようと唇を噛み締めていた。
だが体は正直らしく、快感に耐えられず腰をくねらせていた。俺はそんな様子の彼を見ながら再び彼の耳へと口付ける。そして今度は反対側の耳を同じように舐めた。
「あ……っ♡ んああああ゛あ゛っ♡」
絶叫と共にアンビスの全身や肉壁が激しく痙攣した。どうやらメスイキしたらしい。俺はその搾り取られるような動きに耐え切れず、こちらも半ば強制的に絶頂させられる。
「くっ……!」
ビュッ、ビュッ、ビューッ……!
「あ゛う……っ♡ お゛っ♡」
アンビスは白目を剥いて、舌を伸ばしながら獣じみた声を漏らした。その中にたっぷり種付けをしてから、俺はそんな彼の尻穴から陰茎を引き抜いた。
すると栓を失ったことで、そこから白濁した液体が大量に溢れ出てきた。俺はその光景を見ながら満足感に浸っていた。
だがどうしても俺の尻穴も疼いて仕方が無い。俺はアンビスの周りに散った白濁液を指で拭うと、それを潤滑油として自分の窄まりへと指を沈めた。
ぬぷぷ、つぷんっ!
「お゛……っ♡」
指1本くらいは余裕で平気なのでそのままズブズブと押し込んで行く。そして指先で内側を押し拡げるように動かすと、今度は指を2本にして動かしてみた。自分の中のイイ所は分かっているので、そこを狙ったりわざと掠めたりしながら気分を再度盛り上げていく。
そんな中、絶頂の余韻で放心していたアンビスがムクリと起き上がった。流石に体力が辛いだろうから、今度は俺が彼の前でオナニーをして終わりにしようと思っていた。
だがアンビスは理性を失った座った眼で俺を見据えると、俺の両肩に手を置く。
「後ろを向いてください」
「へ?」
「貴方まで自分で弄って……気持ち良くなりたいんですよね? ほら早く」
先程まで快楽に溺れていたとはいえ、美人にそう言われるとゾクッと腹の辺りが湧き上がる感覚に襲われる。
俺は彼の言う通りにソファの座面に四つん這いになった。当然ながら尻に指を出入りさせている様子がはっきりと見えてしまう。それが恥ずかしいと共に激しく興奮した。
俺の尻穴はアンビスの比ではない。これまで触手に何度も調教されて完全に性器と化している。それを示すように掻き回す手が止まらなかった。
ぬちゅっ、ちゅぶっ、グチョッ!グポッ、ヌプッ!!
「はぁ……っ♡ は……っ♡」
俺の肉穴と指先は人肌以上の熱が籠っており溶けてしまいそうだ。俺はアンビスに見せつけるようにくぱぁ……と内部を開いて見せた。ヒクついた赤い肉壁を見せ付けてからそのまま指を引き抜く。するとそこから透明な糸が引きプツンと切れた。
「アンビス……アンビスのチンコ、欲しい……」
俺にはもう恥も外聞も無かった。寧ろはっきりと淫語を口にすることによる背徳感や恥辱が俺の身体をより燃やした。
それを目の当たりにして、疲弊はしていても応えずにはいられないだろう。アンビスの肉棒が硬くそそり立っていることを見た上で俺は言っている。彼は生唾を飲み込むと、俺の尻を両手で鷲掴みにした。
焦らすように縁に押し当てられると、ぬるりとした熱い雄の温度に鳥肌が立ち、ウットリと息を吐く。彼の性器は熱くどくどくと脈打ち、酷くそそり立っている。血管が浮き出て張り詰めている姿を見るだけで快感に浸れそうだった。
俺は俺自身で後ろ穴を広げ尻を振ると、それを見たアンビスの表情が獣のようになったのが分かる。それは自制しなければいけない葛藤のようにも見えた。
「きて」
言葉を言い終わる前には彼の剛直の先端が俺の秘唇に押し当てられ、そのまま一気に割り開かれた。
ズププッ……!ニュブゥウウッ!!
「んっ♡ あっ♡ んんっ♡」
触手とはまた違う肉穴の埋まり方に腰が痙攣する。ゾクゾクと背中が震え上がり、凄まじい快楽に襲われてしまう。内壁は熱く、入り込むものの形が如実に伝わる。
しかも太く長い陰茎である為に挿入の段階から圧倒的な存在感があった。それが媚肉を圧迫するようにして入り込み、一瞬にして発情させられたように気持ち良さで支配される。
四つん這いの状態で後ろから犯す姿勢は獣のようでもあり、背後から漏れ聞こえるアンビスの荒い息も堪らないものだった。
「あ♡ あ♡ あっ♡」
俺は身体を支えていられずソファに上半身を伏せながら腰だけを高く上げる。アンビスはそんな俺の背に覆い被さるようにして、後ろから激しく突いてきた。
ズプゥッ!パンッ、パァンッ!グチュッ、バチュンッ!ドチュドチュッ!!
「お゛っ♡ おほっ♡ あ゛ーっ♡」
容赦のないピストン運動が繰り返され、俺の尻穴はすっかり彼の肉棒の虜になっていた。腸壁を抉られ、前立腺を押し潰される度に甘い痺れが走る。
俺はその快感に逆らうことができずに喘いだ。
「あ……っ♡ んっ♡ あっ♡」
肉壁が俺の体内を貫いては引き摺り出されるたび、ビクビクと身体が痙攣してしまう。俺はだらしなく舌を伸ばし、涎を零していた。顔をソファに押し付けながら、口からは勝手にいやらしく女のように高い声が上がっていた。
「さっきまでの威勢の良さはどうしたんですか? 無様なものですね」
報復だと言わんばかりに、後ろからアンビスが耳元で囁いてくる。本当にその通りで俺は惨めな気持ちになると共にゾクゾクと全身が震えた。
さっきまでアンビスも喘いでいたのにという嗜虐心と、もっと罵って、痛ぶってほしいという被虐心。その両方から俺の快楽を焚き付ける。
俺はアンビスに突かれる度に甘い声で鳴いた。もうすっかり彼の肉棒の虜になっているのだ。
「んっ♡ あっ♡ アンビスぅ……♡」
俺の肉壁はきゅうきゅうと彼の肉棒に絡み付き、離したくないとばかりに締め付けている。その状態で激しく抽挿されると堪らない気持ちになった。俺はもっと深くまで突いて欲しくて自ら腰を振る。
「あ♡ んあぁっ♡ お゛っ♡」
パンッ!バチュ、グチュッ、ズプゥウウッ!ドチュンッ!
「もっと……もっとぉ♡」
「もっと、何が欲しいんですか?」
「アンビスのせーえき……腹膨れるまで、種付けしてぇ……♡」
俺は自分でももう何を言っているのか分からなくなっていた。ただ身体は渇き、アンビスのモノを注がれるのを待ちかねていた。
これじゃあまるで孕ませてほしいと言っているようではないか。後からそう思った瞬間、その不適切な甘美さに頭がグラリと揺れた。
俺は男なのに。魔悦に負けたのは触手の所為だと分かっていた筈なのに。自分が雌だともう否定できないところまで堕ちてしまっていた。それを実感して背筋が粟立ったが、それと同時に堪らなく嬉しさを感じた。
「あ、あ、あ、あっ♡ アンビスっ♡ アンビスの濃厚エルフミルク、いっぱい出してくれっ♡」
「ハッ、何を言ってるんですか? この淫乱が」
俺は自ら尻を振りながらアンビスに懇願した。彼は俺の腰を掴むと、そのまま激しく打ち付けてきた。パンパンッと肌同士がぶつかり合う音が響き渡り、その激しさを物語っていた。
パンッパァンッ!!バチュッ、ズブブッ!ジュポォッ!!グリっ……!
「んん゛っ♡ あ゛っ♡ あ゛はぁっ♡」
腸内の奥を亀頭で押し上げられ、俺は思わず背中を仰け反らせた。その反応を見て、アンビスはニヤリと笑みを浮かべる。そしてそのまま何度も同じ場所を責め立ててきた。その度に俺は甘い声を上げながらビクビクと身体を跳ねさせた。
「あ゛っ♡ あっ♡ そこ、好きぃっ♡」
俺はアンビスの動きに合わせるように自らも腰を動かした。そうするとより深くまで入り込み、快感が増す。俺は夢中でアンビスを求めた。
「もっと、奥……突いてぇ……♡」
俺がそう言うと、彼は更に強く突き上げてきた。その衝撃に一瞬意識を失いかけたがすぐに引き戻される。そしてそのまま激しく抽挿を繰り返された。
パンッ!パンッ!パァンッ!グチュッ、バチュンッ!!ズプズプッ!!
「お゛っほぉぉお゛ぉっ♡」
先程とは比べ物にならない快感に、俺は獣じみた叫びを上げた。背中を逸らせながら舌を出し涎を垂らす様は完全に発情した雌獣のそれだ。俺は無意識に更なる快楽を求めて、自分で自分の肉棒や乳首へと指を這わせていた。
熱をもった乳首を抓ると腹の奥に刺激が走る。手でしごくようにして同時に快楽を得れば自然と息が荒くなった。
その反応を見てアンビスは俺の耳朶を口に含んだ。甘噛みされると甘やかな痺れが走り、全身に鳥肌が立った。
やがてそれに気をよくしたようで、そのまま耳朶を舐めながら耳の穴へと舌をねじ込んでくる。ぢゅるっ、グチュプッ、とダイレクトに音が響き渡り脳髄にまで響いた。それと同じくして肉棒を動かすと脳内までもが蹂躙されているようだった。
「お゛ぉ♡ あ……っ♡ ん゛あぁっ♡」
一瞬の休憩もない責め苦はまるで拷問のようだ。だがそれが堪らないほど気持ちいいのだ。俺はアンビスの動きに合わせて腰を動かし続けた。
アンビスの肉棒が俺の中に入っていると思うだけで、幸福感に満たされた。彼の形や大きさをありありと感じてしまいそれだけで軽く達してしまいそうになったほどだ。
俺はもう完全に堕ちていた。触手に犯され、アンビスに犯され、求め合っているという事実に興奮していた。
大事な何かを忘れているような気がしたが、それよりも今この瞬間の快楽の方が大事だった。
「出しますよ……ッ!」
ピュルッ……トクッ、ドロォ……!
限界を迎えたのかアンビスはそう叫ぶと、俺の尻穴に熱い液体を流し込んできた。その感覚に俺はまた達してしまった。
「あ……っ♡ んあ゛ぁ……っ♡」
俺は身体を痙攣させながら、アンビスの精液を全て受け止める。腸内を満たすその熱に、思わず恍惚とした表情を浮かべてしまった。だがもう何度も達した後だからだろう、それに勢いは無く量も少ない。
仕方が無いかと絶頂の終わり際で俺は諦めかけたが、アンビスはその後も俺を後ろから抱き締めたままだった。奥深くまで入ったままの肉棒が柔らかくなっても離れない。
何だ?と思った瞬間、再度腹の中に何かが流れ込んで来た。
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