強かに生きよ

母乳神話を盾に嫌味な義兄嫁を叱ったのは②

「なんか文句あんのか！　こっちは悩んどるのに他人が口出してええとこじゃないやろ！」

　ゼロ距離で捲し立てられた義兄嫁は涙目で固まりました。

　夫は地方出身。対して東京出身の義兄嫁は怒りの込められた方言を聞きなれてないので、竦みあげています。

　それを見てた義兄が
「うちの嫁になにしてくれんてんだ」
　と夫にキレましたが、逆に夫は義兄を睨んで
「自分の嫁が言われるのは嫌やけど、俺の嫁と子が言われるのは構わんのか！」
　と吠えました。
　それに返答できない義兄は黙り込みます。

　ずっと空気のようだった義母が間に入り、その場は落ち着きましたが、収まらなかった義兄嫁はゴニョゴニョと文句を言い続けていました。

　これはダメだと判断した夫が別でホテルを取り、一泊して翌日に帰宅。それ以降も義実家には関わらなくていいとのことで、私的にはとてもスカッとした話。
　地方だと言う理由で私達家族を見下していた義兄嫁や、私が我慢すれば良いと判断していた義兄をはじめとする義実家の面々と縁が薄くなり、ストレスフリーで育児が出来ています。

　お乳は結局増えませんでしたが、息子は離乳食をよく食べ成長曲線の範囲内ですくすく大きくなっていっています。
　また義兄嫁に中々子どもが出来なかったことで、義両親が時折夫に連絡してきますが、夫は写真を送るに留めのらりくらりとやり過ごしているそうです。

　私や息子のために立ち向かってくれた夫に感謝しています。