お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
僕を待つ君、君を迎えにくる彼、そして僕と彼の話
石河 翠
現代文学
すぐに迷子になってしまうお嬢さん育ちの綾乃さん。
僕は彼女を迎えにいくと、必ず商店街のとある喫茶店に寄る羽目になる。そこでコーヒーを飲みながら、おしゃべりをするのが綾乃さんの至福の時間なのだ。コーヒーを飲み終わる頃になると、必ず「彼」が彼女を迎えに現れて……。
扉絵は、遥彼方さんのイラストをお借りしています。
この作品は、小説家になろう、エブリスタにも投稿しています。
甘い幻親痛
相間つくし
現代文学
人間関係を煩わしく思い、できるだけ避けて生きてきた秦海優梨(はたみゆり)が数ヶ月の間に経験する、地味でいて衝撃的、退屈であり刺激的、ありふれていてここにしかない、そんな日常のお話。
無題のテキスト
羽上帆樽
SF
実験のつもりです。したがって、結果は分かりません。文字を読むのが苦手だから、本は嫌いだという人もいますが、本は、その形だけでも面白いし、持っているだけでもわくわくするし、印字された文字の羅列を眺めているだけでも面白いと思います。
無垢で透明
はぎわら歓
現代文学
真琴は奨学金の返済のために会社勤めをしながら夜、水商売のバイトをしている。苦学生だった頃から一日中働きづくめだった。夜の店で、過去の恩人に似ている葵と出会う。葵は真琴を気に入ったようで、初めて店外デートをすることになった。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
なりたくない女
佐伯 鮪
現代文学
ーーあんなふうにはなりたくない。
人生の色んなシーンで、そう思い続けてきた。物語は、付き合っていた彼からのプロポーズの言葉で動き出す…かと思いきや過去へ飛ぶ。
一人の女性が、過去と向き合いながら未来へ踏み出す決意をするまでの物語。
前を向くために、後ろを振り返る。そんな話があってもいいかな、と。
アルファっぽくないかもしれません…ファンタジー要素皆無の現代小説です。OLさんに共感してもらえたら嬉しいです。
ちなみに、会社の話は結構実話だったり。
小さな黄色の花を咲かせる頃には
ひまわりまま
現代文学
どこかとがっている風華。私はそんな風華が苦手だった。
ある日風華が枯れ葉のついた木を見つめて「ねぇ、あの木の葉っぱいつまであると思う?」と私に問いかける。
いつもは強くてとがっている風華からの弱い声に私ははっと息を飲んだ。
幼い私は風華の心の中にある灰色の行き場のない気持ちを知ることができなかった。
ただ、枯れ葉を抱いたその木だけが風華の気持ちを知っているかのように、風華はその木をずっと見つめ続けていた。
風華と枯れ葉を抱いた木との対話、風華の本当の気持ちにきづけなかった「私」の悲しく切なくも、幸せを願う気持ちに包まれた物語です。
烙印を抱えて
影
現代文学
「弟子にしてください!」
「……はぁ?」
とある理由で弁護士として働いている蓮本薫(はすもとかおる)。彼は新人弁護士故、傍聴人が少ない。しかしそんな彼の元に珍しく大学生の傍聴人が現れる。立花葵(たちばなあおい)と名乗る男は初対面の薫に自分を弟子にしてくれと頼み込む。
もっと周りを見なさいと叱咤し、追い払うが…。
二人が抱えるものは、何か。過去を嘆き今を苦しむ二人を救うのは……。
堅物弁護士蓮本薫とおちゃらけ大学生立花葵の、ちょっとのギャグとシリアスの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる