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精神科病棟
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一年ほど生活保護を受給し生かされてきたが、全く回復の見込みはなく、精神科クリニックの担当医から『しばらく入院しましょうか』と言われ、俺は、今の状態が改善できるなら、と受諾する。紹介された病院は、都内から遠く離れた駅で降り、そこからバス直通で三~四十分かかる森の中にあった。その森には所々、残雪がある。紹介状を渡して現状を話すと、即入院の運びとなった。病棟に入る前に紐類やベルトを取り上げられた。おそらく自殺防止用だろう、徹底している。
最初は重篤患者が入院するフロアに入れられた。酒に逃げることが出来なくなり、俺は一人で考える時間が出来た。
俺の思想が間違っていたのだろうか。
俺の死生観が間違っていたのだろうか。
俺はそんなに強くなかったのではないか。
こんな俺を友利は呆れているのではないか。
いつか言われた「生き急いでいる」という言葉が俺の脳内を駈け廻る。確かに俺は『死』というゴールに対して全力で走っていたのかもしれない。事故死した友利との自分勝手なルールを破ったという自責の念も蝕んで、そして最後までそのルールを遂行できずに、行き詰って自らゴールに飛び込みかけたのかもしれない。だが自分は精神科に詳しくないので、自問自答するしかないわけで。
そんな中、唯一自分を忘れさせてくれる場所がデイルームだ。デイルームとは、いわばコミュニケーションルームといった場所だったが、重篤患者の中でもある程度軽い人が、そこに集まり色々な会話をすることが出来る。よく考えると、俺を追い込んだ仕事とは全く関係ない、素の会話が出来る場所だった。本当に久しぶりだった。何年振りか分からないぐらい。今の自分には、これが足りなかったと思い知らされた。余裕がなかったのだ。
そう考え始めた頃から、少しずつ自分でも分かるぐらい笑顔が増えてきた。
三ヶ月ほどでフロア移動になり、規制も緩くなってきた。おそらく快方に向かっていると主治医が判断したんだろう。そして、さらに半年。退院予備軍と言われるフロアに移動になった。
「ウノ、赤!」
精神病院のデイルームに俺の声が響く。俺の声は一年前と比べて格段に明るくなっていた。普通の……、といっては何が普通か? という話になるが、まともな時間感覚を取り戻せていた。
俺は勝ちを確信していた。上中幸恵と一騎打ちだ。他の二人はすでに上がっている。幸恵のカードは残り4枚だ。ドロゥ4はすでに2枚出ている。残念がって山札に手を伸ばす幸恵の顔を想像した。だが幸恵は微笑しながら手札のドロゥ4を俺の出したカードに重ねる。
「えっ、うそ!」
計算が外れた俺は、わざとらしくテーブルに突っ伏した。結局いいカードが手札に入らず、このゲームは俺が最下位だった。
「今夜の武一君のプリンは清美ちゃんのものね」
幸恵はえくぼを見せて高橋清美とハイタッチする。涼しげなショートカットで溌剌とした幸恵とは対照的に、艶やかな長い黒髪の物静かな清美は嫣然と微笑む。
俺たちは無聊をつぶすためにゲームをしていた。俺は精神科病棟でかれこれ九ヶ月の入院生活を送っている。俺がこのフロアに移動してきた時、平田稔と幸恵はすでにこのフロアにいた。俺たちは歳が近いこともあって、すぐに意気投合していた。他に十畳ほどのデイルームを利用しているのは、小説や漫画を読む無口な中年三人と、パズルをしている年寄り一人だった。
退院予備軍のフロアには、おおよそ百五十人入院でき、空床は割とあった。暇なとき数えてみたら、九十八人が入院していた。看護士さんは入院数に対して割りと多い。当然だろうけど、すべての看護士さんは優しかった。だが、それも一ヶ月も経てば倦んでくる。
担当医に、「いつ退院できるか」と聞いても、「もうちょっとかかりそうですね」と、するりと誤魔化される。
「生殺しっスよ」
稔はカードをシャッフルしながら言った。枚数が多くて、いまいち上手くシャッフルできていない。清美はそれに小さく頷いた。無印良品のメモ帳に、『私は死ぬまで出られない』と書いて、皆に見せた。それを見た稔は、申し訳なさそうに下唇を噛む。
清美はBSE( ウシ海綿状脳症)で、イギリス留学中に罹患した。スマホで調べたところ、この病は不可逆性で彼女はまだ比較的症状が軽い第一期にあった。言語障害、発音不明瞭で、拙い言葉で会話するのが恥ずかしいらしく、皆とは筆談していた。そして、その病気は二期になると障害が急速に傷害され、日常生活が著しく傷害される。3期で認識機能が高度に傷害され、寝たきりになる。そして末期には無動無言症あるいは、失外套症候群となり、十四~十七ヶ月で死亡する。
清美は、内科も請け負っているこの病院をサナトリウムとして入院している。この病院の内科はまだ始めたばかりで、ほぼ精神的に快方に向かっている俺たちと、デイルームを共有している。
じわじわと死に向かって進んでいく清美には、恐怖感はないのだろうか。その事を聞けずに無情にも日々は過ぎていく。
清美のメモを見た幸恵も寂しそうに目を伏せる。
稔がカードを配り終わったころ、その空気に耐え切れず俺は口を開いた。
「清美ちゃん、どこか行きたい所はある?」
何気なく出た言葉だった。
しばらく考えた清美は、『海が見たい』と書いて見せた。
「海っスか……」
稔がぼやいた。
配られたカードを漠然と見ていた俺は三人に小声で話す。
「脱走出来ないかな? やっぱ無理?」
「そんなこと、出来るわけないっスよ」
稔はカードをまとめながら言う。
幸恵は顔を上げた。
「無理でしょそんなこと。出入り口も一方通行だし、窓も開かないし、紐の類も取り上げられているんだし」
「当直の看護士さんが巡回するタイミングがある。その瞬間にナースステーション前の扉から逃げ出すとか、出来ないかな」
「一階の出口はどうするんっスか? 看護士の身に着けている名札のバーコードが必要らしいっスよ」
またしばらく沈黙が続いた。その間に中年男性の二人がデイルームを出て行く。二回目の沈黙に口を出したのは幸恵だった。
「……仕方ないわね。ちょっと待って」
そう言って席を立ち、デイルームから出て行った。数分後、定規とボールペン、それに白紙を持って戻ってきた。ナースステーションで借りたのだろう。
「何する気?」
アルコール依存症の影響で、かすかに震える手先が抑えられない俺が聞いた。
「まあ、いいから見てて」
幸恵は二十本近くの線を定規で丁寧に引き始めた。そして器用に線と線の間を塗っていく。もう俺には出来ない作業だろう。器用に線と線の間を塗り潰し、数分後バーコードが出来上がった。
「上手いっスね。何かいているんですか?」
「このバーコードを翳せば開くはずよ」幸恵はそつなく言う。
「……まじっスか?」
稔はバーコードと幸恵の顔を交互に見ながら聞いた。
「私は交通事故で頭部を強打したとき、ナルコレプシーと共に、サヴァン症候群になったみたいなの。自分でもおかしいと思って、ネットで調べてみた。風景などがほんの数秒で記憶できるわ。担当医には言ってないし、本当は誰にも言いたくなかったけど……」
ナルコレプシーとは突発的に短い睡眠状態に陥ることだ。事故で頭を強く打って、デイルームで会話しているときでも、たまに発症していることがあった。最初は何事かと思った。サヴァン症候群は脳の一部が損傷を受けた際、その回路が使えないため別の回路を経由するとき、超常的な才能が芽生えることがあると、学校で習った覚えがある。
「すげぇッスね!」稔が声を上げる。
「これが本当なら脱出出来るじゃないっスか!」
「ああ、これはいけるかも」
自然と俺も顔がほころぶ。
「じゃあ……、明日の夜、ある程度荷物をまとめて決行しよう」
その時、俺は清美のために何かしてあげたい気分になっていた。
俺は策を練って、みんなにそれを伝えた。
最初は重篤患者が入院するフロアに入れられた。酒に逃げることが出来なくなり、俺は一人で考える時間が出来た。
俺の思想が間違っていたのだろうか。
俺の死生観が間違っていたのだろうか。
俺はそんなに強くなかったのではないか。
こんな俺を友利は呆れているのではないか。
いつか言われた「生き急いでいる」という言葉が俺の脳内を駈け廻る。確かに俺は『死』というゴールに対して全力で走っていたのかもしれない。事故死した友利との自分勝手なルールを破ったという自責の念も蝕んで、そして最後までそのルールを遂行できずに、行き詰って自らゴールに飛び込みかけたのかもしれない。だが自分は精神科に詳しくないので、自問自答するしかないわけで。
そんな中、唯一自分を忘れさせてくれる場所がデイルームだ。デイルームとは、いわばコミュニケーションルームといった場所だったが、重篤患者の中でもある程度軽い人が、そこに集まり色々な会話をすることが出来る。よく考えると、俺を追い込んだ仕事とは全く関係ない、素の会話が出来る場所だった。本当に久しぶりだった。何年振りか分からないぐらい。今の自分には、これが足りなかったと思い知らされた。余裕がなかったのだ。
そう考え始めた頃から、少しずつ自分でも分かるぐらい笑顔が増えてきた。
三ヶ月ほどでフロア移動になり、規制も緩くなってきた。おそらく快方に向かっていると主治医が判断したんだろう。そして、さらに半年。退院予備軍と言われるフロアに移動になった。
「ウノ、赤!」
精神病院のデイルームに俺の声が響く。俺の声は一年前と比べて格段に明るくなっていた。普通の……、といっては何が普通か? という話になるが、まともな時間感覚を取り戻せていた。
俺は勝ちを確信していた。上中幸恵と一騎打ちだ。他の二人はすでに上がっている。幸恵のカードは残り4枚だ。ドロゥ4はすでに2枚出ている。残念がって山札に手を伸ばす幸恵の顔を想像した。だが幸恵は微笑しながら手札のドロゥ4を俺の出したカードに重ねる。
「えっ、うそ!」
計算が外れた俺は、わざとらしくテーブルに突っ伏した。結局いいカードが手札に入らず、このゲームは俺が最下位だった。
「今夜の武一君のプリンは清美ちゃんのものね」
幸恵はえくぼを見せて高橋清美とハイタッチする。涼しげなショートカットで溌剌とした幸恵とは対照的に、艶やかな長い黒髪の物静かな清美は嫣然と微笑む。
俺たちは無聊をつぶすためにゲームをしていた。俺は精神科病棟でかれこれ九ヶ月の入院生活を送っている。俺がこのフロアに移動してきた時、平田稔と幸恵はすでにこのフロアにいた。俺たちは歳が近いこともあって、すぐに意気投合していた。他に十畳ほどのデイルームを利用しているのは、小説や漫画を読む無口な中年三人と、パズルをしている年寄り一人だった。
退院予備軍のフロアには、おおよそ百五十人入院でき、空床は割とあった。暇なとき数えてみたら、九十八人が入院していた。看護士さんは入院数に対して割りと多い。当然だろうけど、すべての看護士さんは優しかった。だが、それも一ヶ月も経てば倦んでくる。
担当医に、「いつ退院できるか」と聞いても、「もうちょっとかかりそうですね」と、するりと誤魔化される。
「生殺しっスよ」
稔はカードをシャッフルしながら言った。枚数が多くて、いまいち上手くシャッフルできていない。清美はそれに小さく頷いた。無印良品のメモ帳に、『私は死ぬまで出られない』と書いて、皆に見せた。それを見た稔は、申し訳なさそうに下唇を噛む。
清美はBSE( ウシ海綿状脳症)で、イギリス留学中に罹患した。スマホで調べたところ、この病は不可逆性で彼女はまだ比較的症状が軽い第一期にあった。言語障害、発音不明瞭で、拙い言葉で会話するのが恥ずかしいらしく、皆とは筆談していた。そして、その病気は二期になると障害が急速に傷害され、日常生活が著しく傷害される。3期で認識機能が高度に傷害され、寝たきりになる。そして末期には無動無言症あるいは、失外套症候群となり、十四~十七ヶ月で死亡する。
清美は、内科も請け負っているこの病院をサナトリウムとして入院している。この病院の内科はまだ始めたばかりで、ほぼ精神的に快方に向かっている俺たちと、デイルームを共有している。
じわじわと死に向かって進んでいく清美には、恐怖感はないのだろうか。その事を聞けずに無情にも日々は過ぎていく。
清美のメモを見た幸恵も寂しそうに目を伏せる。
稔がカードを配り終わったころ、その空気に耐え切れず俺は口を開いた。
「清美ちゃん、どこか行きたい所はある?」
何気なく出た言葉だった。
しばらく考えた清美は、『海が見たい』と書いて見せた。
「海っスか……」
稔がぼやいた。
配られたカードを漠然と見ていた俺は三人に小声で話す。
「脱走出来ないかな? やっぱ無理?」
「そんなこと、出来るわけないっスよ」
稔はカードをまとめながら言う。
幸恵は顔を上げた。
「無理でしょそんなこと。出入り口も一方通行だし、窓も開かないし、紐の類も取り上げられているんだし」
「当直の看護士さんが巡回するタイミングがある。その瞬間にナースステーション前の扉から逃げ出すとか、出来ないかな」
「一階の出口はどうするんっスか? 看護士の身に着けている名札のバーコードが必要らしいっスよ」
またしばらく沈黙が続いた。その間に中年男性の二人がデイルームを出て行く。二回目の沈黙に口を出したのは幸恵だった。
「……仕方ないわね。ちょっと待って」
そう言って席を立ち、デイルームから出て行った。数分後、定規とボールペン、それに白紙を持って戻ってきた。ナースステーションで借りたのだろう。
「何する気?」
アルコール依存症の影響で、かすかに震える手先が抑えられない俺が聞いた。
「まあ、いいから見てて」
幸恵は二十本近くの線を定規で丁寧に引き始めた。そして器用に線と線の間を塗っていく。もう俺には出来ない作業だろう。器用に線と線の間を塗り潰し、数分後バーコードが出来上がった。
「上手いっスね。何かいているんですか?」
「このバーコードを翳せば開くはずよ」幸恵はそつなく言う。
「……まじっスか?」
稔はバーコードと幸恵の顔を交互に見ながら聞いた。
「私は交通事故で頭部を強打したとき、ナルコレプシーと共に、サヴァン症候群になったみたいなの。自分でもおかしいと思って、ネットで調べてみた。風景などがほんの数秒で記憶できるわ。担当医には言ってないし、本当は誰にも言いたくなかったけど……」
ナルコレプシーとは突発的に短い睡眠状態に陥ることだ。事故で頭を強く打って、デイルームで会話しているときでも、たまに発症していることがあった。最初は何事かと思った。サヴァン症候群は脳の一部が損傷を受けた際、その回路が使えないため別の回路を経由するとき、超常的な才能が芽生えることがあると、学校で習った覚えがある。
「すげぇッスね!」稔が声を上げる。
「これが本当なら脱出出来るじゃないっスか!」
「ああ、これはいけるかも」
自然と俺も顔がほころぶ。
「じゃあ……、明日の夜、ある程度荷物をまとめて決行しよう」
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