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Ⅲ
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チュンチュン
ふうううう。
絵に書いたような素晴らしい小鳥さんの鳴き声で目覚められた~。
「おっはよ~」
おはようマリンちゃん。
「さてと、早いうちに出発するか」
「行くわよ行くわよ~!」
しゅっぱーつ!
ぷるぷる~!
というわけで草原を歩いて......。
川らしきところへ。
「川......幅は大体シグレ二人分くらいか」
なんで単位が私!?
「橋は架かってなさそうね」
あ、いつの間に私の脳内から出たんだろう。
ぷるぷる
渡れそうにないね~。
「むう......昔はここに橋があったんだがなあ」
じゃあ橋を作って管理してる人とかいないの?
「ん~どうだか......」
ぷるぷる!
なあに?
あ、看板。
「お、なになに......?」
《川を渡りたいならこっち→》
《特急橋渡し業者》
特急橋渡し業者......?
「何がなんだか分からんがとにかく行ってみよう」
矢印が指す道を行くと木組みの小屋があった。
コンコン
もしも~し! 特急橋渡し業者はここですか~!?
「はーい!」
出てきたのは銅色の髪をしたタレ目な女の子。
この子こそ普通であって欲しいなあ。
「なんのご用ですか?」
橋を渡して欲しいんですよ。
「分かりました! それでは早速!」
トントンカンカンギィギィ
「完成しました!」
はやっ!
「それではお代金! 頂戴します!」
あ、持ってないや。
「そうですか! ならば......」
あ、怪しいお店ならシルプロちゃんのほうが良いと思いますよ!?
「ちょ!?」
「いえいえ、そういうのではありません!」
じゃあどういうのですか?
「お金がないなら、体で......」
チュ
!?
もしかして私またギネス記録更新した!?
「じゃ、私の小屋に行きませんか?」
いやいやいやいや!
「そうよ! シグレは私のものよ!」
「私のシグレに手出しはさせん!」
ぷるぷる!
「わ~大ピンチだ~!」
えぇ......。
「ふふっ、そう言うと思いましたよ。あなた達百合の眼光してましたもん」
なにそれ......!
ていうか私は私の妹の物なんだからね!
「まあ良いです。あなた達どうやら旅をしてるっぽいので着いていきますね!」
まあ、良いですけど......。
戦えますか?
「まあ、私は無理ですけど......」
ブイーン
「この子達がいますので!」
丸い物体にカメラが付いて、プロペラで飛んでる......こっちの世界で言う所のドローンぽい。5,6機ほどかな?
でもこれでどうやって戦うんですか?
「フフフ、見せてあげましょう!」
「まずあの岩がありますね?」
はぁ。
「で、ドンです!」
突然ドローンの両サイドから機関銃が!
ババババババババ
銃撃で岩は粉々に......。
んーと、ヤバい!
「よろしくおねがいしますね、シグレさん!」
地味にさっきの主張の時言ってた私の名前覚えてたんだ。侮れない......。
そう言えば名前は?
「言ってなかったですね。ラステです」
じゃあラステちゃんよろしく~!
「体はツケにしておきますね♪」
う......。
「大丈夫だ。私が守る!」
ぷるぷる
というわけで! ラステちゃんが仲間になった! イェイ!
というか......女神のマリンちゃんとリーマちゃんがいるから仲間を増やす必要ない気がするんだけど......。ま、いっか。賑やかな方が良いよね!
そもそもラステちゃんはなんで私のこと好きなの?
「顔が可愛いから?」
「わ、私のほうがシグレの良いところ知ってるぞ!」
はいはい。シルプロちゃんも可愛いから。
私の妹には敵わないけど。
「むぅ......!」
「罪な女の子ね......」
ぷる......ぷる......
さ、次行こ?
「はーい!」
というわけで......。
おっきい町に来ました!
やっぱり中世っぽいなあ。
「さて、ここに来たわけだが......どうする?」
とにかく元の世界に帰るための賢者さんを探さないと......。
「まあとりあえずこの町の教会に行ってみましょう!」
長くなるね~!
というわけで教会!
結構いい雰囲気だね~、妹との結婚式はここだね!
「シグレ! ここで私と結婚式を上げるぞ!」
「何いってんの!? 私よね!?」
みんな考えること一緒なんだ......。
今は何をしてるんだろう?
ちょっと聞いてみよーっと。
ちょっとシスターさーん!
「はぁい、なんですかぁ? あっ、教会ではぁ、お静かにぃ、お願いしますよぉ」
舌っ足らずなシスターさんだ。
なんかすごい賢者さん知ってますか!?
「凄いってぇ、どのくらいですかぁ?」
えーっと......世界の間をワープするみたいな?
「うぅん......ごめんなさいぃ、分からないぃですぅ」
「しかしシグレ、考えても見ろ。そんな創作物的化け物的力を持った賢者がそんなぱっぱと出てくるわけがないじゃないか」
うーん......だよねえ。
「じゃあなんかその凄い賢者がいるところに心当たりかなんか無いの?」
「うぅん......えぇとぉ......すみませぇん......」
まあそうだよねぇ。
「とにかく、町中にいるかも知れないわ。一旦探してみましょう?」
そうだね。そうしよ~!
じゃあシスターさん、ありがとうございました!
「はいぃ。じゃぁバイバイですねぇ」
教会を出たのは良いけど......。
どこに行こう?
「私は特に無いな」
「観光名所とか無いんですかねぇ」
ん~......あっ! あれに登ろうよ!
「時計塔? さすが私の嫁。いいセンスだ」
「そうね、私の嫁だものね」
「さっすが私のお嫁さんです!」
妹をお嫁さんとして持つ私なんだから当然だよ~。
時計塔に近づいてみるとすっごく大きかった。
周りに階段がぐるっとあるけど......。
これは登るの大変そうだなあ。
「よし、私がおんぶする!」
「ちょっと! 私もよ!」
「私もしたいです!」
「じゃあ私は?」
「どうぞどうぞって言うとでも思ったか!」
喧嘩は駄目だよ~!
「じゃあこうしましょう!」
結果......。
「ちょっとあんまりおさないでくださいよ!」
「誰だ今足踏んだやつ!」
騎馬戦みたいな感じで登ることに! 恥ずかしい。
「頑張れ~」
もうマリンちゃんってばぁ。
「じゃ、突撃するぞ?」
「はい!」
え?
「総員ッ! 突撃ッ~!」
ダダダダダ
うわぁぁぁぁぁっ!
ものすごいスピードで階段を駆け登ってあっという間に一番上に!
でも足場が結構狭いよ、気をつけて!
「これは一旦おろしたほうが安全だな」
「そうね、残念だけれど」
ドサッ
よいしょ。
うっ......提案したのは私だけど......高いと怖いなあ。
風も吹いてるし......。
「大丈夫か!? 私に抱きつけ!」
「はいそこすぐそうやって抜け駆けしないの!」
「私にも公平にチャンスが与えられるべきです!」
むぅ......。
喧嘩しちゃうならマリンちゃんに抱きついちゃうもんね!
ぎゅ
「わわっ、シグレちゃん強すぎだよ」
えへへ。
「はぁ......」
「まったくシグレは......」
ふうううう。
絵に書いたような素晴らしい小鳥さんの鳴き声で目覚められた~。
「おっはよ~」
おはようマリンちゃん。
「さてと、早いうちに出発するか」
「行くわよ行くわよ~!」
しゅっぱーつ!
ぷるぷる~!
というわけで草原を歩いて......。
川らしきところへ。
「川......幅は大体シグレ二人分くらいか」
なんで単位が私!?
「橋は架かってなさそうね」
あ、いつの間に私の脳内から出たんだろう。
ぷるぷる
渡れそうにないね~。
「むう......昔はここに橋があったんだがなあ」
じゃあ橋を作って管理してる人とかいないの?
「ん~どうだか......」
ぷるぷる!
なあに?
あ、看板。
「お、なになに......?」
《川を渡りたいならこっち→》
《特急橋渡し業者》
特急橋渡し業者......?
「何がなんだか分からんがとにかく行ってみよう」
矢印が指す道を行くと木組みの小屋があった。
コンコン
もしも~し! 特急橋渡し業者はここですか~!?
「はーい!」
出てきたのは銅色の髪をしたタレ目な女の子。
この子こそ普通であって欲しいなあ。
「なんのご用ですか?」
橋を渡して欲しいんですよ。
「分かりました! それでは早速!」
トントンカンカンギィギィ
「完成しました!」
はやっ!
「それではお代金! 頂戴します!」
あ、持ってないや。
「そうですか! ならば......」
あ、怪しいお店ならシルプロちゃんのほうが良いと思いますよ!?
「ちょ!?」
「いえいえ、そういうのではありません!」
じゃあどういうのですか?
「お金がないなら、体で......」
チュ
!?
もしかして私またギネス記録更新した!?
「じゃ、私の小屋に行きませんか?」
いやいやいやいや!
「そうよ! シグレは私のものよ!」
「私のシグレに手出しはさせん!」
ぷるぷる!
「わ~大ピンチだ~!」
えぇ......。
「ふふっ、そう言うと思いましたよ。あなた達百合の眼光してましたもん」
なにそれ......!
ていうか私は私の妹の物なんだからね!
「まあ良いです。あなた達どうやら旅をしてるっぽいので着いていきますね!」
まあ、良いですけど......。
戦えますか?
「まあ、私は無理ですけど......」
ブイーン
「この子達がいますので!」
丸い物体にカメラが付いて、プロペラで飛んでる......こっちの世界で言う所のドローンぽい。5,6機ほどかな?
でもこれでどうやって戦うんですか?
「フフフ、見せてあげましょう!」
「まずあの岩がありますね?」
はぁ。
「で、ドンです!」
突然ドローンの両サイドから機関銃が!
ババババババババ
銃撃で岩は粉々に......。
んーと、ヤバい!
「よろしくおねがいしますね、シグレさん!」
地味にさっきの主張の時言ってた私の名前覚えてたんだ。侮れない......。
そう言えば名前は?
「言ってなかったですね。ラステです」
じゃあラステちゃんよろしく~!
「体はツケにしておきますね♪」
う......。
「大丈夫だ。私が守る!」
ぷるぷる
というわけで! ラステちゃんが仲間になった! イェイ!
というか......女神のマリンちゃんとリーマちゃんがいるから仲間を増やす必要ない気がするんだけど......。ま、いっか。賑やかな方が良いよね!
そもそもラステちゃんはなんで私のこと好きなの?
「顔が可愛いから?」
「わ、私のほうがシグレの良いところ知ってるぞ!」
はいはい。シルプロちゃんも可愛いから。
私の妹には敵わないけど。
「むぅ......!」
「罪な女の子ね......」
ぷる......ぷる......
さ、次行こ?
「はーい!」
というわけで......。
おっきい町に来ました!
やっぱり中世っぽいなあ。
「さて、ここに来たわけだが......どうする?」
とにかく元の世界に帰るための賢者さんを探さないと......。
「まあとりあえずこの町の教会に行ってみましょう!」
長くなるね~!
というわけで教会!
結構いい雰囲気だね~、妹との結婚式はここだね!
「シグレ! ここで私と結婚式を上げるぞ!」
「何いってんの!? 私よね!?」
みんな考えること一緒なんだ......。
今は何をしてるんだろう?
ちょっと聞いてみよーっと。
ちょっとシスターさーん!
「はぁい、なんですかぁ? あっ、教会ではぁ、お静かにぃ、お願いしますよぉ」
舌っ足らずなシスターさんだ。
なんかすごい賢者さん知ってますか!?
「凄いってぇ、どのくらいですかぁ?」
えーっと......世界の間をワープするみたいな?
「うぅん......ごめんなさいぃ、分からないぃですぅ」
「しかしシグレ、考えても見ろ。そんな創作物的化け物的力を持った賢者がそんなぱっぱと出てくるわけがないじゃないか」
うーん......だよねえ。
「じゃあなんかその凄い賢者がいるところに心当たりかなんか無いの?」
「うぅん......えぇとぉ......すみませぇん......」
まあそうだよねぇ。
「とにかく、町中にいるかも知れないわ。一旦探してみましょう?」
そうだね。そうしよ~!
じゃあシスターさん、ありがとうございました!
「はいぃ。じゃぁバイバイですねぇ」
教会を出たのは良いけど......。
どこに行こう?
「私は特に無いな」
「観光名所とか無いんですかねぇ」
ん~......あっ! あれに登ろうよ!
「時計塔? さすが私の嫁。いいセンスだ」
「そうね、私の嫁だものね」
「さっすが私のお嫁さんです!」
妹をお嫁さんとして持つ私なんだから当然だよ~。
時計塔に近づいてみるとすっごく大きかった。
周りに階段がぐるっとあるけど......。
これは登るの大変そうだなあ。
「よし、私がおんぶする!」
「ちょっと! 私もよ!」
「私もしたいです!」
「じゃあ私は?」
「どうぞどうぞって言うとでも思ったか!」
喧嘩は駄目だよ~!
「じゃあこうしましょう!」
結果......。
「ちょっとあんまりおさないでくださいよ!」
「誰だ今足踏んだやつ!」
騎馬戦みたいな感じで登ることに! 恥ずかしい。
「頑張れ~」
もうマリンちゃんってばぁ。
「じゃ、突撃するぞ?」
「はい!」
え?
「総員ッ! 突撃ッ~!」
ダダダダダ
うわぁぁぁぁぁっ!
ものすごいスピードで階段を駆け登ってあっという間に一番上に!
でも足場が結構狭いよ、気をつけて!
「これは一旦おろしたほうが安全だな」
「そうね、残念だけれど」
ドサッ
よいしょ。
うっ......提案したのは私だけど......高いと怖いなあ。
風も吹いてるし......。
「大丈夫か!? 私に抱きつけ!」
「はいそこすぐそうやって抜け駆けしないの!」
「私にも公平にチャンスが与えられるべきです!」
むぅ......。
喧嘩しちゃうならマリンちゃんに抱きついちゃうもんね!
ぎゅ
「わわっ、シグレちゃん強すぎだよ」
えへへ。
「はぁ......」
「まったくシグレは......」
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