227 / 287
第7章
第363話 番外編:ねことうさぎとりすの物語※ ifのお話 夢の温泉郷
しおりを挟む
感想500記念の番外編です。以下の注意書きをよく読んでから、それでもいいよ!と思った方だけお読みください。
※ifのお話です。本編とは全く関係ありませんのでご注意ください。
※メインカップル以外との挿入があります!
※二輪挿しです。ご自衛ください。
***
「はぁ…リリー、テア、もっと触って」
「もう、限界……リリー。ちょ……出る」
「んぁああ。ちょっとテア……や…だぁ」
ねっちゃねっちゃと粘着質な音と僕の喘ぎ声が響く。
ここは夢の温泉郷!
『ミライアてんねん露天風呂パーク』で僕たちはスライム風呂に入って体を擦りあっていた。ここには美容にいいお風呂がたくさんあるから、美意識高い系の人たちに人気があるのだって。
「キルナサマ~、このスライムってね、お肌をツルツルうるうるにするんだよぉ」
「んぅ……。それはいいけど、そんなとこまで塗らなくても……。はぁ、はぁ」
「ふふ、お尻の奥までコレ塗っておけば、腸まで綺麗になるよ~」
「それに、ここをたっぷり解しておいたら、いちゃいちゃできるじゃない。僕たちと朝までするんでしょ? メガネ」
「ん……そ…だね…んはぁ! そこはだめぇ!! イっちゃうからぁ」
後ろの穴を弄るテアの指は的確で、嘘みたいに一番気持ちいいところがバレて体がふにゃふにゃになっていく。
「あはっ、キルナサマのイイトコみ~つけたぁ。ここで出してもスライムが綺麗に処理してくれるから大丈夫だよ」
美容成分のたっぷり入ったスライムはピンクで可愛らしい色をしているけれど、実は媚薬成分も含まれている。身体中にこんな風に塗りつけられたら、当然気持ちよくなっちゃうわけで…うう、これやばい、早く上がらなきゃ。
「体、熱くなってきた……も、出ようよ」
「ふふふ、まだダメだよ。熱くなってきたのは気持ち良くなってきたからでしょ? ここからがいいとこなんだから」
色気たっぷりのリリーにたじろいでいると、ぬるっとペニスに何かが押し付けられた。
え? スライムがピンク色なせいで見えにくいけど、この感触……もしやアレでは?
「何か、当たってるよ、リリー」
「うん。メガネのに僕のを重ねてるの。一緒に擦って気持ち良くなろ?」
「やめて。恥ずかしいからぁ…アア……ん」
逃げようとすると、後ろからテアに抱きしめられてしまう。恥ずかしい声が漏れないように僕は自分の口を手で塞いだ。
「んんっ……ふ……」
なのに、キルナサマの耐える声が可愛いだの、メガネが我慢する姿はなかなか唆るね、だの好き放題言われて顔が真っ赤になる。喘ぐのも恥ずかしいし耐えてもそう言われるならどうしたらいいの?
「キルナサマが可愛いすぎて、テアのももう限界。挿れていい~?」
(え? ダメだけど)
「もうしっかり解れてトロトロになってるし、いいでしょ~?」
「いいよね?」
(あ、そんなっ二人同時に!?)
と思った時にはもう遅かった。
ぐぷぅっとスライムの滑りによって簡単に入り込むものを、拒むことができない。前からリリー後ろからテアの二本のペニスが、僕のお尻の穴に入っていく。口に当てていた手も衝撃に耐えるのに必死で、外れて声が出てしまう。
ぬちゅ…ごちゅっ…くちゅう……
「ああ。やあ……すごっ。はぁ、ダメなのにこすれてきもちいよぉ」
「すごい素敵。キルナサマの中。絡みついてくるぅ」
「僕も、あぁ、出そう。中でテアのと擦れて、ああんイくっ」
「アアッ、テアも……」
「やあああん。も、だめえぇえええええええ!!!」
「って夢を見たんだけどさ。メガネどう思う?」
「アッ、それ~テアも同じ夢見た~」
ウキウキしながら話をする二人に慄き、僕は一歩下がった。
(どう思うって言われても……なにそのやばい夢)
「だからさ、ね。今度の休みに3人で『ミライアてんねん露天風呂パーク』行かない? スライム風呂に入ろうよ!」
「行きたい~~!! リリーと一緒にキルナサマの中に入ってみたい~~~!!」
んぇ!?
「ね?いいでしょメガネ」
「いいよね~キルナサマ」
もうもうもう!
「そんなのいくわけ……」
ないでしょ!! と言おうとしたのだけど、二人が泣きそうになっているのを見て、僕は言葉を切った。
「ダメ~?」
「メガネと行きたかったな……」
「……変なことしないなら……行く」
「変なことなんてしないよ、やったぁあ~~!!」
大喜びする二人を見て、まぁいいか夢は夢だし、夢の温泉郷って気になるし、と安易に頷いた僕。
しかし、忘れていた。
そもそもリリーは(僕の経験上すっごい)嘘つきで、テアは(リリーいわく)ビッチだということを。
「ああん。もう!! 変なことしないって言ったぁ」
「変なことじゃないでしょ? ね、テア」
「うん。だってこれってテアたちの愛情表現だし~」
「やあああん。も、だめえぇえええええええ!!!」
ねっちゃねっちゃと粘着質な音と僕の喘ぎ声が、夢の温泉郷に響き渡っていた。
🐱🐰🐿🛁(おしまい)
***
これは、正夢??(´⊙ω⊙`)いつも感想ありがとうございます!一言でも泣いて喜びますので、どうぞよろしくお願いします😊✨
※ifのお話です。本編とは全く関係ありませんのでご注意ください。
※メインカップル以外との挿入があります!
※二輪挿しです。ご自衛ください。
***
「はぁ…リリー、テア、もっと触って」
「もう、限界……リリー。ちょ……出る」
「んぁああ。ちょっとテア……や…だぁ」
ねっちゃねっちゃと粘着質な音と僕の喘ぎ声が響く。
ここは夢の温泉郷!
『ミライアてんねん露天風呂パーク』で僕たちはスライム風呂に入って体を擦りあっていた。ここには美容にいいお風呂がたくさんあるから、美意識高い系の人たちに人気があるのだって。
「キルナサマ~、このスライムってね、お肌をツルツルうるうるにするんだよぉ」
「んぅ……。それはいいけど、そんなとこまで塗らなくても……。はぁ、はぁ」
「ふふ、お尻の奥までコレ塗っておけば、腸まで綺麗になるよ~」
「それに、ここをたっぷり解しておいたら、いちゃいちゃできるじゃない。僕たちと朝までするんでしょ? メガネ」
「ん……そ…だね…んはぁ! そこはだめぇ!! イっちゃうからぁ」
後ろの穴を弄るテアの指は的確で、嘘みたいに一番気持ちいいところがバレて体がふにゃふにゃになっていく。
「あはっ、キルナサマのイイトコみ~つけたぁ。ここで出してもスライムが綺麗に処理してくれるから大丈夫だよ」
美容成分のたっぷり入ったスライムはピンクで可愛らしい色をしているけれど、実は媚薬成分も含まれている。身体中にこんな風に塗りつけられたら、当然気持ちよくなっちゃうわけで…うう、これやばい、早く上がらなきゃ。
「体、熱くなってきた……も、出ようよ」
「ふふふ、まだダメだよ。熱くなってきたのは気持ち良くなってきたからでしょ? ここからがいいとこなんだから」
色気たっぷりのリリーにたじろいでいると、ぬるっとペニスに何かが押し付けられた。
え? スライムがピンク色なせいで見えにくいけど、この感触……もしやアレでは?
「何か、当たってるよ、リリー」
「うん。メガネのに僕のを重ねてるの。一緒に擦って気持ち良くなろ?」
「やめて。恥ずかしいからぁ…アア……ん」
逃げようとすると、後ろからテアに抱きしめられてしまう。恥ずかしい声が漏れないように僕は自分の口を手で塞いだ。
「んんっ……ふ……」
なのに、キルナサマの耐える声が可愛いだの、メガネが我慢する姿はなかなか唆るね、だの好き放題言われて顔が真っ赤になる。喘ぐのも恥ずかしいし耐えてもそう言われるならどうしたらいいの?
「キルナサマが可愛いすぎて、テアのももう限界。挿れていい~?」
(え? ダメだけど)
「もうしっかり解れてトロトロになってるし、いいでしょ~?」
「いいよね?」
(あ、そんなっ二人同時に!?)
と思った時にはもう遅かった。
ぐぷぅっとスライムの滑りによって簡単に入り込むものを、拒むことができない。前からリリー後ろからテアの二本のペニスが、僕のお尻の穴に入っていく。口に当てていた手も衝撃に耐えるのに必死で、外れて声が出てしまう。
ぬちゅ…ごちゅっ…くちゅう……
「ああ。やあ……すごっ。はぁ、ダメなのにこすれてきもちいよぉ」
「すごい素敵。キルナサマの中。絡みついてくるぅ」
「僕も、あぁ、出そう。中でテアのと擦れて、ああんイくっ」
「アアッ、テアも……」
「やあああん。も、だめえぇえええええええ!!!」
「って夢を見たんだけどさ。メガネどう思う?」
「アッ、それ~テアも同じ夢見た~」
ウキウキしながら話をする二人に慄き、僕は一歩下がった。
(どう思うって言われても……なにそのやばい夢)
「だからさ、ね。今度の休みに3人で『ミライアてんねん露天風呂パーク』行かない? スライム風呂に入ろうよ!」
「行きたい~~!! リリーと一緒にキルナサマの中に入ってみたい~~~!!」
んぇ!?
「ね?いいでしょメガネ」
「いいよね~キルナサマ」
もうもうもう!
「そんなのいくわけ……」
ないでしょ!! と言おうとしたのだけど、二人が泣きそうになっているのを見て、僕は言葉を切った。
「ダメ~?」
「メガネと行きたかったな……」
「……変なことしないなら……行く」
「変なことなんてしないよ、やったぁあ~~!!」
大喜びする二人を見て、まぁいいか夢は夢だし、夢の温泉郷って気になるし、と安易に頷いた僕。
しかし、忘れていた。
そもそもリリーは(僕の経験上すっごい)嘘つきで、テアは(リリーいわく)ビッチだということを。
「ああん。もう!! 変なことしないって言ったぁ」
「変なことじゃないでしょ? ね、テア」
「うん。だってこれってテアたちの愛情表現だし~」
「やあああん。も、だめえぇえええええええ!!!」
ねっちゃねっちゃと粘着質な音と僕の喘ぎ声が、夢の温泉郷に響き渡っていた。
🐱🐰🐿🛁(おしまい)
***
これは、正夢??(´⊙ω⊙`)いつも感想ありがとうございます!一言でも泣いて喜びますので、どうぞよろしくお願いします😊✨
51
お気に入りに追加
10,373
あなたにおすすめの小説
嵌められた悪役令息の行く末は、
珈琲きの子
BL
【書籍化します◆アンダルシュノベルズ様より刊行】
公爵令息エミール・ダイヤモンドは婚約相手の第二王子から婚約破棄を言い渡される。同時に学内で起きた一連の事件の責任を取らされ、牢獄へと収容された。
一ヶ月も経たずに相手を挿げ替えて行われた第二王子の結婚式。他国からの参列者は首をかしげる。その中でも帝国の皇太子シグヴァルトはエミールの姿が見えないことに不信感を抱いた。そして皇太子は祝いの席でこう問うた。
「殿下の横においでになるのはどなたですか?」と。
帝国皇太子のシグヴァルトと、悪役令息に仕立て上げられたエミールのこれからについて。
【タンザナイト王国編】完結
【アレクサンドライト帝国編】完結
【精霊使い編】連載中
※web連載時と書籍では多少設定が変わっている点があります。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)

義兄の愛が重すぎて、悪役令息できないのですが…!
ずー子
BL
戦争に負けた異国の貴族の子供であるレイナードは、人質としてアドラー家に送り込まれる。彼の目的は、内情を探ること。アドラー家が更なる力を付けないように監視を託されたレイナード。まずは好かれようと努力した結果は実を結び、新しい家族から絶大な信頼を得て、特に気難しいと言われている長男ヴィルヘルムからは「右腕」と言われるように。だけど、内心罪悪感が募る日々。「もう楽になりたい」と思っているのに。
「安心しろ。結婚なんかしない。僕が一番大切なのはお前だよ」
なんだか義兄の様子がおかしいのですが…?
このままじゃ、スパイどころか悪役令息続けられないよ!そんなファンタジーラブコメBLです。
平日毎日更新目標に頑張ってます。応援や感想頂けると励みになります♡
【登場人物】
攻→ヴィルヘルム
真面目で熱血漢。良き跡継ぎ、良き兄、良き息子であろうとし続ける、実直な男だが、興味関心がない相手にはどこまでも無関心で辛辣。
受→レイナード
斜陽の家から和平の関係でアドラー家に人質として出された。主人公。立ち位置をよく理解しており、計算せずとも人から好かれる。常に兄を立てて陰で支える立場にいる。課せられた使命と現状に悩みつつある上に、義兄の様子もおかしくて、いろんな意味で気苦労の絶えない。
【完結】悪役令息の従者に転職しました
*
BL
暗殺者なのに無様な失敗で死にそうになった俺をたすけてくれたのは、BLゲームで、どのルートでも殺されて悲惨な最期を迎える悪役令息でした。
依頼人には死んだことにして、悪役令息の従者に転職しました。
皆でしあわせになるために、あるじと一緒にがんばるよ!
本編完結しました!
『もふもふ獣人転生』に遊びにゆく、舞踏会編、はじめましたー!

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い
悪役令息の七日間
リラックス@ピロー
BL
唐突に前世を思い出した俺、ユリシーズ=アディンソンは自分がスマホ配信アプリ"王宮の花〜神子は7色のバラに抱かれる〜"に登場する悪役だと気付く。しかし思い出すのが遅過ぎて、断罪イベントまで7日間しか残っていない。
気づいた時にはもう遅い、それでも足掻く悪役令息の話。【お知らせ:2024年1月18日書籍発売!】

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。