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第7章
第308話 動物クッキーとおやつタイム②※
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全部脱がされ僕はベッドに寝かされた。クライスは服を着たままなのが余計に羞恥心を高める。
「気持ちよさそうだな。キスだけでこんなふうになったのか……」
「ん…あっ、言わないでぇ……」
なでなでするのは頭限定でお願いしたい。僕のをなでなでしちゃうと……。いやもうこの際、羽のように軽くじゃなくて、もうちょっと力を入れて撫でてほしい。このままじゃ生殺し状態で……。
「はぁ、はぁ、クライス。辛いよぉ、もっと強く…触って」
恥ずかしいのを我慢してお願いしたのにクライスはそこから手を離してしまう。そして悪戯っぽい顔でこう言った。
「今日はキスだけでイッてみるか?」
「ふえぇ?? そんなの無理! イけないよぉ。っんうう。あああ。イかせて。んむぅ……」
止める間も無くキスが、それも濃厚なのが始まってしまった。
またしても喉奥まで責められ、僕の頭は何も考えられなくなる。舌ってこんなに分厚いものなんだな、とかそんなに奥までよく届くな、とキス分析をしている自分は冷静なようで完全にパニック状態。限界を超えているらしい。
「イけそうか?」
「無理…もう。ムリぃ…あ…」
つうっと唇を舐められ舌先をくすぐられ、また奥が暴かれて……。
「可愛い。愛してる」
「あああん。その声だめえええ」
キスの合間に不意打ちで耳元に囁かれた声にぞくんと体が震え、ひあぁあああ!!! と叫んだ声は彼の口に吸収された。触られていないのにそこはダラダラと熱いものを吐き出す。ちゅっと音を立てて彼の口が離れた。
(イッてしまった……。キスだけで……)
「よく出来たな」
よしよしと褒めるクライスはえらく嬉しそうだけど、僕は敗北感に打ちのめされていた。 彼とセックスするたびに体がどんどんおかしくなっていく。こんな変態な体にしてくれちゃって、どうしてくれるの?(こんなにしちゃった張本人はというと、余裕の笑みで口元に垂れた唾液やお腹にこぼれた精液を舐めとっている)
しかも、僕はまだ物足りなくてもじもじしていた。キスだけでイくのは長い長い絶頂感を味わえて気持ちがいいけれど、射精後のスッキリ感がない。腰にはまだズクズクした熱が残っているから、やっぱりちゃんと触ってもらいたい。
(どうしよ。言うべき? 我慢すべき? それともこっそり触る?)
3択に悩みながらそろそろと股間に伸ばした手首は、目標に辿り着くことなくがっちりと掴まれて……。僕はその手の主を見上げた。
「俺がいるのに自分で触るのか? 悪い子だ」
「ぁ……だって……」
“こっそり触る”を選択してあっさりバレてしまった。そこからはぐちゅぐちゅとしつこいフェラで、スッキリ度の高い射精を促される。何度も何度も。(いや、多すぎ!)何も出てこなくなってからも上下に扱く動きは止まらず、水みたいに透明なものがプシュッと放出されるまでその責めは続いた。
(なんか出たけど……)
何これ…もしや、おしっ○じゃないよね。(今度から“こっそり触る”選択肢は絶対に選ばない)精も根も尽き果てぐったりした僕を、クライスは優しく抱っこしてさっき座っていたソファへと運んだ。
二人分の紅茶を手際よく用意し僕の対面のソファに座ると、真剣な面持ちで話をはじめる。
「なぁ、キルナ、大事な話があるんだ」
(ええ?? 今? いやらしく腰振りながら泣き叫びまくった直後に大事な話を聞けと!?)
死ぬほど切り替えの早い彼に、さすがいずれ王になる男は違うなと妙に感心してしまう。でも、僕にはその切り替えは不可能だ。まだ息も荒いし体も怠い。
服やベッドはクライスの魔法で元通りになったけれど、僕の頬は情事の後でまだ熱く火照っている。何より心が……恥ずかしっ、クライスの顔を直視できないよ~今はちょっと待ってほしいよぉ~と叫んでいる。(実際に叫ぶ気力はなかった)
でも大事な話は聞かないと駄目だよね、と背もたれを頼りに彼に体を向け耳を傾けた。
「妖精との契約のことだ」
どくりと心臓が音を立てて揺れた。
「気持ちよさそうだな。キスだけでこんなふうになったのか……」
「ん…あっ、言わないでぇ……」
なでなでするのは頭限定でお願いしたい。僕のをなでなでしちゃうと……。いやもうこの際、羽のように軽くじゃなくて、もうちょっと力を入れて撫でてほしい。このままじゃ生殺し状態で……。
「はぁ、はぁ、クライス。辛いよぉ、もっと強く…触って」
恥ずかしいのを我慢してお願いしたのにクライスはそこから手を離してしまう。そして悪戯っぽい顔でこう言った。
「今日はキスだけでイッてみるか?」
「ふえぇ?? そんなの無理! イけないよぉ。っんうう。あああ。イかせて。んむぅ……」
止める間も無くキスが、それも濃厚なのが始まってしまった。
またしても喉奥まで責められ、僕の頭は何も考えられなくなる。舌ってこんなに分厚いものなんだな、とかそんなに奥までよく届くな、とキス分析をしている自分は冷静なようで完全にパニック状態。限界を超えているらしい。
「イけそうか?」
「無理…もう。ムリぃ…あ…」
つうっと唇を舐められ舌先をくすぐられ、また奥が暴かれて……。
「可愛い。愛してる」
「あああん。その声だめえええ」
キスの合間に不意打ちで耳元に囁かれた声にぞくんと体が震え、ひあぁあああ!!! と叫んだ声は彼の口に吸収された。触られていないのにそこはダラダラと熱いものを吐き出す。ちゅっと音を立てて彼の口が離れた。
(イッてしまった……。キスだけで……)
「よく出来たな」
よしよしと褒めるクライスはえらく嬉しそうだけど、僕は敗北感に打ちのめされていた。 彼とセックスするたびに体がどんどんおかしくなっていく。こんな変態な体にしてくれちゃって、どうしてくれるの?(こんなにしちゃった張本人はというと、余裕の笑みで口元に垂れた唾液やお腹にこぼれた精液を舐めとっている)
しかも、僕はまだ物足りなくてもじもじしていた。キスだけでイくのは長い長い絶頂感を味わえて気持ちがいいけれど、射精後のスッキリ感がない。腰にはまだズクズクした熱が残っているから、やっぱりちゃんと触ってもらいたい。
(どうしよ。言うべき? 我慢すべき? それともこっそり触る?)
3択に悩みながらそろそろと股間に伸ばした手首は、目標に辿り着くことなくがっちりと掴まれて……。僕はその手の主を見上げた。
「俺がいるのに自分で触るのか? 悪い子だ」
「ぁ……だって……」
“こっそり触る”を選択してあっさりバレてしまった。そこからはぐちゅぐちゅとしつこいフェラで、スッキリ度の高い射精を促される。何度も何度も。(いや、多すぎ!)何も出てこなくなってからも上下に扱く動きは止まらず、水みたいに透明なものがプシュッと放出されるまでその責めは続いた。
(なんか出たけど……)
何これ…もしや、おしっ○じゃないよね。(今度から“こっそり触る”選択肢は絶対に選ばない)精も根も尽き果てぐったりした僕を、クライスは優しく抱っこしてさっき座っていたソファへと運んだ。
二人分の紅茶を手際よく用意し僕の対面のソファに座ると、真剣な面持ちで話をはじめる。
「なぁ、キルナ、大事な話があるんだ」
(ええ?? 今? いやらしく腰振りながら泣き叫びまくった直後に大事な話を聞けと!?)
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でも大事な話は聞かないと駄目だよね、と背もたれを頼りに彼に体を向け耳を傾けた。
「妖精との契約のことだ」
どくりと心臓が音を立てて揺れた。
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