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第6章
第265話 番外編:チョロいんオメガバース①※
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※俺様アルファクライス×チョロいんオメガのキルナ(オメガということは秘密にしてるという設定)
※二人は同じクラスではあるものの特に関わりはなかったのに、キルナがクライスに壁ドンされてる、というところからスタートです!(内容は本編に全く関係ありませんのでご注意ください)
※オメガバースの説明は端折りますm(_ _)m
***
ダンッ!!!
僕は今絶体絶命のピンチだ。クラスメイトのクライス=アステリアに学校の壁際に追い詰められ、なぜか求婚されている。
「はぁ、はぁ、僕は……正真正銘ベータだから、アルファのクライスとは結婚なんてできないよ!」
「そうか、それは残念だ。だが、いい香りがする」
首元に顔を埋め香りをスンスンと嗅ぐ奇妙な彼の行動に、身体は硬直する。怖い。
「もう、は、離れて!! ん、はぁ…、はぁ…」
それに、いい香りがするのは彼の方だ。その匂いを意識すると、体がどんどん熱くなってきて…呼吸もおかしくなってきて…目の前の景色が歪んでみえた。
「おい、キルナ!!」
普段冷静沈着な彼がこんなに焦った声を出すのを初めて聞いたな、と思いながら僕は気を失った。
「あれ? んと、ここは?」
気づいたらおしゃれな部屋の超絶豪華なベッドの上にいた。
「ああ気が付いたか? ここは俺の部屋だ」
「え、なんで?」
「お前が倒れたから運んだ」
なんで勝手なことをするの? 運ぶなら保健室でしょ、と怒鳴ろうと思ったのに、全然力が入らない。体が重怠くて胸が苦しい。何これ。病気?
「顔が赤い、発情しているな」
「んぇ? そんなわけ……(あるかも、やばい、どうしよう)」
僕は実はオメガだ。でもこのことは誰にも、両親にも言っていない。だから医者にもかかれず抑制剤を手に入れることもできていないのだけど、幸いまだ僕には発情期がきていない。大丈夫なはず、だよね?
なのに……。
ジクリと体の奥が疼く。なんと、ペニスとか、お尻の穴とか、信じられないところを触りたくて触りたくて我慢できない。
(なんなの? なんなのこれ!?)
***
突然始まったなんちゃってオメガバース……😇 果たして🐰💦
※二人は同じクラスではあるものの特に関わりはなかったのに、キルナがクライスに壁ドンされてる、というところからスタートです!(内容は本編に全く関係ありませんのでご注意ください)
※オメガバースの説明は端折りますm(_ _)m
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ダンッ!!!
僕は今絶体絶命のピンチだ。クラスメイトのクライス=アステリアに学校の壁際に追い詰められ、なぜか求婚されている。
「はぁ、はぁ、僕は……正真正銘ベータだから、アルファのクライスとは結婚なんてできないよ!」
「そうか、それは残念だ。だが、いい香りがする」
首元に顔を埋め香りをスンスンと嗅ぐ奇妙な彼の行動に、身体は硬直する。怖い。
「もう、は、離れて!! ん、はぁ…、はぁ…」
それに、いい香りがするのは彼の方だ。その匂いを意識すると、体がどんどん熱くなってきて…呼吸もおかしくなってきて…目の前の景色が歪んでみえた。
「おい、キルナ!!」
普段冷静沈着な彼がこんなに焦った声を出すのを初めて聞いたな、と思いながら僕は気を失った。
「あれ? んと、ここは?」
気づいたらおしゃれな部屋の超絶豪華なベッドの上にいた。
「ああ気が付いたか? ここは俺の部屋だ」
「え、なんで?」
「お前が倒れたから運んだ」
なんで勝手なことをするの? 運ぶなら保健室でしょ、と怒鳴ろうと思ったのに、全然力が入らない。体が重怠くて胸が苦しい。何これ。病気?
「顔が赤い、発情しているな」
「んぇ? そんなわけ……(あるかも、やばい、どうしよう)」
僕は実はオメガだ。でもこのことは誰にも、両親にも言っていない。だから医者にもかかれず抑制剤を手に入れることもできていないのだけど、幸いまだ僕には発情期がきていない。大丈夫なはず、だよね?
なのに……。
ジクリと体の奥が疼く。なんと、ペニスとか、お尻の穴とか、信じられないところを触りたくて触りたくて我慢できない。
(なんなの? なんなのこれ!?)
***
突然始まったなんちゃってオメガバース……😇 果たして🐰💦
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