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第5章
第216話 番外編:悪役令息の僕の最期の夢※
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このお話は本編ではありませんのでご注意ください!!
昔、152話『太っ腹な王子様』で何を書こうか、う~んと悩み「とりあえず書こう!」と書いてみたお話です。(いつも頭で悩む前にとりあえず書いてみる派で、いくつか話を書いてみてその中から良いと思うものを公開しています。)
まぁこの話は採用できないな~さすがに、と書いている途中で思ったのですが、書くのが面白くてつい最後らへんまで書いてしまったお話。
傷ついたキルナがいきなりこんなにはっちゃけたらみんなびっくりするよね、ともちろん予定通りボツにしましたが、せっかくなので感想欄(もうすぐ)250記念に載せてみます🌟←どうしても何かの記念にしたくて(*´∇`*)
いつも感想ありがとうございます😭
**********
ん、起きた。
と思ったけど、夢かな。僕、裸? そんで、ん~クライスが隣で寝ている?
しかも、寮と一緒の抱き枕スタイル。
そんなわけないよね。クライスはもう僕のことが嫌いだし、離れたいと言っていたって……。
あ、そういえば。僕、あの訳のわからない第二王子かもしれないやつにボコボコにされたのだった。
痛くて痛くて死にそうで……。もしかして、あのまま死んだのかしら。あんなに怪我をしていたし、出血多量で死んだのかもしれない。
そっか、じゃあ、これは僕が都合良く見ている死後の夢ってこと? それとも幽霊になって彼のところに来ちゃった? わかんないけど、クライスのところに来られたんならどちらでもいいか。
ふふっ、クライスが寝ているところってあまり見たことがないから面白い。
長い睫毛、も金色なんだ。
僕はその睫毛にちゅっとしてみる。
もう、僕は死んでいるから何をしたっていいでしょ?
あんな痛い最期は嫌だったけれど、大好きなジーンの花に囲まれて死んだと思うとまぁ、いいか、とも思う。
――最期の夢が彼とベッドで寝ている夢なんて。ちょっと僕はえっちなのかもしれない。
いつもなら絶対しない(できない)けれど、僕は彼の上に乗っかって彼の口に自分の唇を重ねる。べっ、って舌を入れて彼のお口の中を味わって、彼の魔力を啜る。
(クライスの魔力を飲み込んだらお腹がぽかぽかするの。ね、最後に僕にこれだけちょうだい!)
そしたらもう手放してあげるから、僕のことをさっさと忘れてユジンのところに行っていいから。
じゅるじゅるっとはしたない音がして一人で恥ずかしくなる。けど、彼は寝ているし誰も見ていないから、いいってことにしよう。僕はまた舌を深いところまで入れて、(クライスの真似だけど)奥のところまで入ってみる。キス、気持ちいぃな……。
(ん? 座っているところに何か熱い膨らみがある。)
彼のモノが勃っているみたい。ふふっ、おもしろ。寝ているのに、ここは起きているだなんて。
でも……このまま誰かに見られたらかわいそうだな。可愛いメイドさんに見られたりしたらかわいそう、というかなんだか面白くない。見せたくない。誰にも。
「よおっし。めいどのみやげに僕が彼のを気持ち良くして寝かせてあげよう」
ズボンを脱がせて……。んしょ。ふわぁ、やっぱり大きいな。
でもあれだよね、きっと彼のが特別大きいのであって僕のが小さいわけではないよね、と自分を慰めつつ下着を脱がせていく。
(彼のを舐めるのはこれで2回目だ。前より上手にやってやろ!)
ぺろぺろぺろ。側面を軽く舐めて、裏筋を舐めて……やっぱこのカリのところも気持ちいいかな? 一生懸命奉仕して、彼との思い出を作って心置きなく逝こう。
「ん、ぐ、やっぱ大きくて入んなっ……むぐ」
じゅぶじゅぶと唾液を絡ませて音を立てながら舐め、口に入らない部分を手で擦る。
(先っぽから塩っぽいお味のまずい液体が、出てきた)
むぐむぐんむ……お。膨らんできた。ぐっと固くなって、あ、もう出そう。
「うぁ……」
彼が小さく呻くと同時に白濁が口いっぱいに入ってきた。
うぇ、やっぱ苦い、おいしくない!
しかもこれ、飲んだら魔力酔いするから出したほうがいいんだよね。
だけど、考えた末、僕はごっくんとそれを飲み込んだ。もうどうせ死んでいる。魔力酔いなんて怖くない。ぐるぐるして熱くなってきたけど、いいの。だって、お腹がぽかぽかして満たされる感じはとても素敵だから。
なんでもいいからクライスのものを持っていきたいの。
ふふっ、変な夢。
バイバイ、クライス。
来世では本当の婚約者にしてね。
ーー僕をお嫁さんにしてね。
僕は彼のお腹の上に乗っかったまま、安らかに死んだ。
はずだったのだけど……。
「……キルナ? 何を…している?」
「ふえぇ? あ、んぁ、待って……、僕今ちょっと。色々敏感で……んはぁ、触らないでぇ!!!」
※死んではいなかったので魔力酔いして、起きたクライスに美味しく食べられる……(〃ω〃)と続くかもしれなかったお話でした。
👻🐰👻 おしまい
昔、152話『太っ腹な王子様』で何を書こうか、う~んと悩み「とりあえず書こう!」と書いてみたお話です。(いつも頭で悩む前にとりあえず書いてみる派で、いくつか話を書いてみてその中から良いと思うものを公開しています。)
まぁこの話は採用できないな~さすがに、と書いている途中で思ったのですが、書くのが面白くてつい最後らへんまで書いてしまったお話。
傷ついたキルナがいきなりこんなにはっちゃけたらみんなびっくりするよね、ともちろん予定通りボツにしましたが、せっかくなので感想欄(もうすぐ)250記念に載せてみます🌟←どうしても何かの記念にしたくて(*´∇`*)
いつも感想ありがとうございます😭
**********
ん、起きた。
と思ったけど、夢かな。僕、裸? そんで、ん~クライスが隣で寝ている?
しかも、寮と一緒の抱き枕スタイル。
そんなわけないよね。クライスはもう僕のことが嫌いだし、離れたいと言っていたって……。
あ、そういえば。僕、あの訳のわからない第二王子かもしれないやつにボコボコにされたのだった。
痛くて痛くて死にそうで……。もしかして、あのまま死んだのかしら。あんなに怪我をしていたし、出血多量で死んだのかもしれない。
そっか、じゃあ、これは僕が都合良く見ている死後の夢ってこと? それとも幽霊になって彼のところに来ちゃった? わかんないけど、クライスのところに来られたんならどちらでもいいか。
ふふっ、クライスが寝ているところってあまり見たことがないから面白い。
長い睫毛、も金色なんだ。
僕はその睫毛にちゅっとしてみる。
もう、僕は死んでいるから何をしたっていいでしょ?
あんな痛い最期は嫌だったけれど、大好きなジーンの花に囲まれて死んだと思うとまぁ、いいか、とも思う。
――最期の夢が彼とベッドで寝ている夢なんて。ちょっと僕はえっちなのかもしれない。
いつもなら絶対しない(できない)けれど、僕は彼の上に乗っかって彼の口に自分の唇を重ねる。べっ、って舌を入れて彼のお口の中を味わって、彼の魔力を啜る。
(クライスの魔力を飲み込んだらお腹がぽかぽかするの。ね、最後に僕にこれだけちょうだい!)
そしたらもう手放してあげるから、僕のことをさっさと忘れてユジンのところに行っていいから。
じゅるじゅるっとはしたない音がして一人で恥ずかしくなる。けど、彼は寝ているし誰も見ていないから、いいってことにしよう。僕はまた舌を深いところまで入れて、(クライスの真似だけど)奥のところまで入ってみる。キス、気持ちいぃな……。
(ん? 座っているところに何か熱い膨らみがある。)
彼のモノが勃っているみたい。ふふっ、おもしろ。寝ているのに、ここは起きているだなんて。
でも……このまま誰かに見られたらかわいそうだな。可愛いメイドさんに見られたりしたらかわいそう、というかなんだか面白くない。見せたくない。誰にも。
「よおっし。めいどのみやげに僕が彼のを気持ち良くして寝かせてあげよう」
ズボンを脱がせて……。んしょ。ふわぁ、やっぱり大きいな。
でもあれだよね、きっと彼のが特別大きいのであって僕のが小さいわけではないよね、と自分を慰めつつ下着を脱がせていく。
(彼のを舐めるのはこれで2回目だ。前より上手にやってやろ!)
ぺろぺろぺろ。側面を軽く舐めて、裏筋を舐めて……やっぱこのカリのところも気持ちいいかな? 一生懸命奉仕して、彼との思い出を作って心置きなく逝こう。
「ん、ぐ、やっぱ大きくて入んなっ……むぐ」
じゅぶじゅぶと唾液を絡ませて音を立てながら舐め、口に入らない部分を手で擦る。
(先っぽから塩っぽいお味のまずい液体が、出てきた)
むぐむぐんむ……お。膨らんできた。ぐっと固くなって、あ、もう出そう。
「うぁ……」
彼が小さく呻くと同時に白濁が口いっぱいに入ってきた。
うぇ、やっぱ苦い、おいしくない!
しかもこれ、飲んだら魔力酔いするから出したほうがいいんだよね。
だけど、考えた末、僕はごっくんとそれを飲み込んだ。もうどうせ死んでいる。魔力酔いなんて怖くない。ぐるぐるして熱くなってきたけど、いいの。だって、お腹がぽかぽかして満たされる感じはとても素敵だから。
なんでもいいからクライスのものを持っていきたいの。
ふふっ、変な夢。
バイバイ、クライス。
来世では本当の婚約者にしてね。
ーー僕をお嫁さんにしてね。
僕は彼のお腹の上に乗っかったまま、安らかに死んだ。
はずだったのだけど……。
「……キルナ? 何を…している?」
「ふえぇ? あ、んぁ、待って……、僕今ちょっと。色々敏感で……んはぁ、触らないでぇ!!!」
※死んではいなかったので魔力酔いして、起きたクライスに美味しく食べられる……(〃ω〃)と続くかもしれなかったお話でした。
👻🐰👻 おしまい
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