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〈本編〉
ブチとミケの帰省3
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ブチはミケにサム達が友達を紹介したいから明日公園に来て欲しいと連絡しました。ミケもサム達に会いたいと思っていたので「いいよ!」とブチに言いました。
「サム、ミケに聞いたら明日公園に来てくれるって言ってたぞ」とブチがサムに言いました。
「本当!じゃぁ、クロに連絡しとくね。ありがとう、ブチ兄ちゃん」とサムはニコニコしながらブチに言いました。
~~~~~~~~
翌日、朝ごはんを食べるとサムはクロの家に行き、ブチとミケに今日、会える事を言いに行きました。『場所は公園になるからね』とも言ってクロに直接公園に行って欲しいと伝えました。
『クロちゃん、昨日、ブチ兄ちゃん達が帰って来てね、今日、紹介出来るから公園にお昼から来てくれる?」
「えぇ、ブチさん達に会えるの?…いくいく』
「じゃぁ、お昼にね。ブチ兄ちゃんもクロちゃん達に会えるの楽しみにしてるからね。必ず来てね」
「うん、絶対に行くよ!」
「じゃぁね」
サムはクロに伝えると家に帰りました。ニセイとチビに「今、クロちゃん達にお昼から公園に来てねって、伝えて来たよ」と言いました。
サムは「さぁ準備しなくっちゃね」とニセイに言い、「そうだ、ブチ兄ちゃんにも言わなくっちゃ」と言いながらブチを探しに行きました。ニセイもチビに「今日が本番だぞ。チビ、用意はいいか?」とブチに聞こえないように小さな声でチビに言いました。チビも小さな声で「じゃいじょうぶ」とニセイに言いました。
~~~~~~~~
お昼ご飯も終わりブチとサム、ニセイ、チビは手を繋いで、水筒も持って公園に向かいました。途中、ミケと合流して公園までの道のりを歩きました。公園近くになるとクロ達兄弟がいるのをサムが見つけました。
クロ達に走り寄って「クロちゃん~。早かったね」とクロサムがクロに言いました。
「そんな事ないよ。ブチさん達に会えるのが嬉しくて早く来ちゃった(=^ェ^=)エヘヘ」とクロも言いました。
「あのね、あっちのニセイと一緒にいるのがミケ兄ちゃんでチビといるのがブチ兄ちゃんだよ」
「そうなんだ………。あれ、あの人達って………」
「なにクロちゃん、ブチ兄ちゃん達に会ったことあるの?」
クロがサムに言われて見てみると昨日、弟のチャシロが助けて貰った人達でした。クロはビックリしてサムに聞きました。
「ねぇサムちゃん、あの人達がブチさんとミケさんなの?」
「うん、そうだよ!…自慢の兄ちゃん達だよ」
「昨日なんだけどね、チャシロが木の上に登って降りられなくなってる時に、あの人達に助けて貰ったんだ」
「えぇ、すごい偶然だね。………クロちゃん、あっちに行こうよ」
サムはクロ達にニセイ達がいる方に行こう#促し__ウナガ__♯ました。
ブチ達もクロ達を見て「あれ、昨日の子達じゃないかなぁ。ミケどう思う」と言ってクロ達を見ていました。
「ブチ兄ちゃん、ミケ兄ちゃん。あのね、この子達が新しく友達になったクロちゃん達だよ。…クロちゃん、この人達が自慢の兄ちゃん達だよ」とサムがクロ兄弟とブチ達に紹介しました。
「ブチさん、ミケさん、こんにちは。…昨日は助けていただきありがとうございました」とクロがお礼を言いました。
「あ、やっぱり昨日の子達か」とブチが言いました。
「昨日はちゃんと帰れたの。お母さんに叱られなかった?」とミケが聞きました。
「はい。おかげさまで叱られませんでした」
「よかった。でも危ない事をしちゃダメだよ。…そうそうサムちゃん達もだよ」
「そうだぞ。特にニセイはヤンチャだからな~。……チビはニセイのマネしちゃダメだからな」
「ブチ兄ちゃん、ミケ兄ちゃん、……僕もニセイもチビがマネしない様に危ない事はしてないよ。ねぇ~ニセイ」
「そうだよ!危ない事なんてしてないからね!ブチ兄ちゃんもミケ兄ちゃんも信じてよ!」
「ははは、わかった、わかった。信じるよ、ニセイ」
「ふふ、サムちゃんもニセイちゃんも信じてるよ。機嫌を直してね」
「「もう」」とサムとニセイはぷんぷんしながらも納得しました。
サムとニセイはブチとミケにからかわれて、ぷーと頬を膨らませてポカポカとブチとミケの背中を叩いて抗議しました。それをクロは羨ましそうに見ていました。
「そうだ。ブチ兄ちゃん、ミケ兄ちゃん、僕たち新しく海の歌を覚えたんだ。兄ちゃん達に聞いて貰おうと思って練習したんだよ、今から歌うから聞いてね」
「海の歌は色々あるけど、曲名はなんていうんだ」
「【われは海の子】だよ。……じゃぁニセイ、チビ、いいかな。クロ達もいい?」
「いいよ(いいにょ)」
「いいよ」
「さんハイ、「「「「われは うみの子 しらなみの……… さわぐいそべの 松原に……… 煙たなびく とやまこそ……… わがなつかしき 住家なれ」」」」………ブチ兄ちゃん、ミケ兄ちゃん、どうだった?」
「へ~、上手いな~。サム、練習、頑張ったんだな」
「へへぇ~、みんなで練習、頑張ったんだよ!」
「そっか~。みんな頑張ったんだね。上手だったよ」
ブチとミケはサムとニセイ、クロ、ちびっ子達が一生懸命に自分達に聴かせる為に練習してくれた事が嬉しくなりました。サム達もブチとミケが喜んでくれて、上手だと褒めてくれたので、やってよかったと思いました。
「サム、ミケに聞いたら明日公園に来てくれるって言ってたぞ」とブチがサムに言いました。
「本当!じゃぁ、クロに連絡しとくね。ありがとう、ブチ兄ちゃん」とサムはニコニコしながらブチに言いました。
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翌日、朝ごはんを食べるとサムはクロの家に行き、ブチとミケに今日、会える事を言いに行きました。『場所は公園になるからね』とも言ってクロに直接公園に行って欲しいと伝えました。
『クロちゃん、昨日、ブチ兄ちゃん達が帰って来てね、今日、紹介出来るから公園にお昼から来てくれる?」
「えぇ、ブチさん達に会えるの?…いくいく』
「じゃぁ、お昼にね。ブチ兄ちゃんもクロちゃん達に会えるの楽しみにしてるからね。必ず来てね」
「うん、絶対に行くよ!」
「じゃぁね」
サムはクロに伝えると家に帰りました。ニセイとチビに「今、クロちゃん達にお昼から公園に来てねって、伝えて来たよ」と言いました。
サムは「さぁ準備しなくっちゃね」とニセイに言い、「そうだ、ブチ兄ちゃんにも言わなくっちゃ」と言いながらブチを探しに行きました。ニセイもチビに「今日が本番だぞ。チビ、用意はいいか?」とブチに聞こえないように小さな声でチビに言いました。チビも小さな声で「じゃいじょうぶ」とニセイに言いました。
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お昼ご飯も終わりブチとサム、ニセイ、チビは手を繋いで、水筒も持って公園に向かいました。途中、ミケと合流して公園までの道のりを歩きました。公園近くになるとクロ達兄弟がいるのをサムが見つけました。
クロ達に走り寄って「クロちゃん~。早かったね」とクロサムがクロに言いました。
「そんな事ないよ。ブチさん達に会えるのが嬉しくて早く来ちゃった(=^ェ^=)エヘヘ」とクロも言いました。
「あのね、あっちのニセイと一緒にいるのがミケ兄ちゃんでチビといるのがブチ兄ちゃんだよ」
「そうなんだ………。あれ、あの人達って………」
「なにクロちゃん、ブチ兄ちゃん達に会ったことあるの?」
クロがサムに言われて見てみると昨日、弟のチャシロが助けて貰った人達でした。クロはビックリしてサムに聞きました。
「ねぇサムちゃん、あの人達がブチさんとミケさんなの?」
「うん、そうだよ!…自慢の兄ちゃん達だよ」
「昨日なんだけどね、チャシロが木の上に登って降りられなくなってる時に、あの人達に助けて貰ったんだ」
「えぇ、すごい偶然だね。………クロちゃん、あっちに行こうよ」
サムはクロ達にニセイ達がいる方に行こう#促し__ウナガ__♯ました。
ブチ達もクロ達を見て「あれ、昨日の子達じゃないかなぁ。ミケどう思う」と言ってクロ達を見ていました。
「ブチ兄ちゃん、ミケ兄ちゃん。あのね、この子達が新しく友達になったクロちゃん達だよ。…クロちゃん、この人達が自慢の兄ちゃん達だよ」とサムがクロ兄弟とブチ達に紹介しました。
「ブチさん、ミケさん、こんにちは。…昨日は助けていただきありがとうございました」とクロがお礼を言いました。
「あ、やっぱり昨日の子達か」とブチが言いました。
「昨日はちゃんと帰れたの。お母さんに叱られなかった?」とミケが聞きました。
「はい。おかげさまで叱られませんでした」
「よかった。でも危ない事をしちゃダメだよ。…そうそうサムちゃん達もだよ」
「そうだぞ。特にニセイはヤンチャだからな~。……チビはニセイのマネしちゃダメだからな」
「ブチ兄ちゃん、ミケ兄ちゃん、……僕もニセイもチビがマネしない様に危ない事はしてないよ。ねぇ~ニセイ」
「そうだよ!危ない事なんてしてないからね!ブチ兄ちゃんもミケ兄ちゃんも信じてよ!」
「ははは、わかった、わかった。信じるよ、ニセイ」
「ふふ、サムちゃんもニセイちゃんも信じてるよ。機嫌を直してね」
「「もう」」とサムとニセイはぷんぷんしながらも納得しました。
サムとニセイはブチとミケにからかわれて、ぷーと頬を膨らませてポカポカとブチとミケの背中を叩いて抗議しました。それをクロは羨ましそうに見ていました。
「そうだ。ブチ兄ちゃん、ミケ兄ちゃん、僕たち新しく海の歌を覚えたんだ。兄ちゃん達に聞いて貰おうと思って練習したんだよ、今から歌うから聞いてね」
「海の歌は色々あるけど、曲名はなんていうんだ」
「【われは海の子】だよ。……じゃぁニセイ、チビ、いいかな。クロ達もいい?」
「いいよ(いいにょ)」
「いいよ」
「さんハイ、「「「「われは うみの子 しらなみの……… さわぐいそべの 松原に……… 煙たなびく とやまこそ……… わがなつかしき 住家なれ」」」」………ブチ兄ちゃん、ミケ兄ちゃん、どうだった?」
「へ~、上手いな~。サム、練習、頑張ったんだな」
「へへぇ~、みんなで練習、頑張ったんだよ!」
「そっか~。みんな頑張ったんだね。上手だったよ」
ブチとミケはサムとニセイ、クロ、ちびっ子達が一生懸命に自分達に聴かせる為に練習してくれた事が嬉しくなりました。サム達もブチとミケが喜んでくれて、上手だと褒めてくれたので、やってよかったと思いました。
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