24 / 135
〈本編〉
ブチとミケの独立後初めての帰省1
しおりを挟む
あっという間にブチとミケが家から出て行く日になりました。色々持っていくものはまとめて新居に送りましたが普段使いのものは最後まで残っていました。手荷物として持っていくことになりました。
ブチはアゴ母さんに挨拶をして出掛けようとしました。そこへサムが泣きながら走って来ました。
「ブチ兄ちゃん、置いてかないで!」サムはブチに抱きつきました。
「サム、俺は置いてかないよ。ちょっと家から遠くになっただけで、遊びに来るから」
「でもでも、すぐには無理でしょう?」
「サム、ブチを信じて待つ事も覚えなさい」アゴ母さんがサムを叱ります。
「サム、向こうについて落ち着いたら一度帰って来るから、それまで我慢できるな?」
「うぇ~ん、ブチ兄ちゃん」
「ほらほらサム、泣いてないでブチに行ってらっしゃいは?」
「うぇ~ん、いっでらっじぇい」
「じゃぁ、アゴ母さん、サム、行って来るから」
ブチはアゴ母さんとサムに挨拶をするとミケの家に向かいました。ミケと合流すると新しい土地に2人で向かいました。
~~~~~~~~~~~~~~~~
ブチとミケが独立してから1か月程経ち、サムもようやくブチが居ない事に慣れて来ました。
今日はニセイと一緒にチビの散歩に公園まで来ていました。
「ニセイ、今日はブチ兄ちゃんが帰って来るから早く帰ろう」
サムは1ブチから1週間前に『1週間後に帰るから』と連絡が来てから毎日、ソワソワとしていました。ニセイとチビは普段と変わりなく過ごしていましたが、流石に当日になればソワソワしてきました。
「そうだな、サム。じゃぁ、もう帰るか? チビも帰ろうか」
「かえにょ~」
ニセイも賛成し、チビの手を繋いで家に帰ることにしました。家に着くと、ブチ我慢家の前でアゴ母さんと話をしていました。
「アゴ母さん、ただいま。みんな元気?」
「みんな元気よ。今、チビの散歩に公園へ行ってるの」
「そっか、よかった」
そこへサム達が帰ってきました。
「ブチ兄ちゃん、お帰りなさい!」サムがブチに抱きつきます。
「ブチ兄ちゃん、お帰り「おきゃえりぃにゃさい」」ニセイとチビもブチに挨拶をします。
アゴ母さんが「さぁさぁ、家に入ってご飯でも食べながら話をしましょう」と言ってみんなを家に誘いました。
ブチはアゴ母さんに挨拶をして出掛けようとしました。そこへサムが泣きながら走って来ました。
「ブチ兄ちゃん、置いてかないで!」サムはブチに抱きつきました。
「サム、俺は置いてかないよ。ちょっと家から遠くになっただけで、遊びに来るから」
「でもでも、すぐには無理でしょう?」
「サム、ブチを信じて待つ事も覚えなさい」アゴ母さんがサムを叱ります。
「サム、向こうについて落ち着いたら一度帰って来るから、それまで我慢できるな?」
「うぇ~ん、ブチ兄ちゃん」
「ほらほらサム、泣いてないでブチに行ってらっしゃいは?」
「うぇ~ん、いっでらっじぇい」
「じゃぁ、アゴ母さん、サム、行って来るから」
ブチはアゴ母さんとサムに挨拶をするとミケの家に向かいました。ミケと合流すると新しい土地に2人で向かいました。
~~~~~~~~~~~~~~~~
ブチとミケが独立してから1か月程経ち、サムもようやくブチが居ない事に慣れて来ました。
今日はニセイと一緒にチビの散歩に公園まで来ていました。
「ニセイ、今日はブチ兄ちゃんが帰って来るから早く帰ろう」
サムは1ブチから1週間前に『1週間後に帰るから』と連絡が来てから毎日、ソワソワとしていました。ニセイとチビは普段と変わりなく過ごしていましたが、流石に当日になればソワソワしてきました。
「そうだな、サム。じゃぁ、もう帰るか? チビも帰ろうか」
「かえにょ~」
ニセイも賛成し、チビの手を繋いで家に帰ることにしました。家に着くと、ブチ我慢家の前でアゴ母さんと話をしていました。
「アゴ母さん、ただいま。みんな元気?」
「みんな元気よ。今、チビの散歩に公園へ行ってるの」
「そっか、よかった」
そこへサム達が帰ってきました。
「ブチ兄ちゃん、お帰りなさい!」サムがブチに抱きつきます。
「ブチ兄ちゃん、お帰り「おきゃえりぃにゃさい」」ニセイとチビもブチに挨拶をします。
アゴ母さんが「さぁさぁ、家に入ってご飯でも食べながら話をしましょう」と言ってみんなを家に誘いました。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
あなたの子ですが、内緒で育てます
椿蛍
恋愛
「本当にあなたの子ですか?」
突然現れた浮気相手、私の夫である国王陛下の子を身籠っているという。
夫、王妃の座、全て奪われ冷遇される日々――王宮から、追われた私のお腹には陛下の子が宿っていた。
私は強くなることを決意する。
「この子は私が育てます!」
お腹にいる子供は王の子。
王の子だけが不思議な力を持つ。
私は育った子供を連れて王宮へ戻る。
――そして、私を追い出したことを後悔してください。
※夫の後悔、浮気相手と虐げられからのざまあ
※他サイト様でも掲載しております。
※hotランキング1位&エールありがとうございます!
【完】あの、……どなたでしょうか?
桐生桜月姫
恋愛
「キャサリン・ルーラー
爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」
見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は………
「あの、……どなたのことでしょうか?」
まさかの意味不明発言!!
今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!!
結末やいかに!!
*******************
執筆終了済みです。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
目が覚めたら夫と子供がいました
青井陸
恋愛
とある公爵家の若い公爵夫人、シャルロットが毒の入ったのお茶を飲んで倒れた。
1週間寝たきりのシャルロットが目を覚ましたとき、幼い可愛い男の子がいた。
「…お母様?よかった…誰か!お母様が!!!!」
「…あなた誰?」
16歳で政略結婚によって公爵家に嫁いだ、元伯爵令嬢のシャルロット。
シャルロットは一目惚れであったが、夫のハロルドは結婚前からシャルロットには冷たい。
そんな関係の二人が、シャルロットが毒によって記憶をなくしたことにより少しずつ変わっていく。
なろう様でも同時掲載しています。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
断罪された公爵令嬢に手を差し伸べたのは、私の婚約者でした
カレイ
恋愛
子爵令嬢に陥れられ第二王子から婚約破棄を告げられたアンジェリカ公爵令嬢。第二王子が断罪しようとするも、証拠を突きつけて見事彼女の冤罪を晴らす男が現れた。男は公爵令嬢に跪き……
「この機会絶対に逃しません。ずっと前から貴方をお慕いしていましたんです。私と婚約して下さい!」
ええっ!あなた私の婚約者ですよね!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる