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〈本編〉
ある日の遊び1
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サムとニセイは2人で遊ぶ事がほとんどですが、ブチやミケが遊んでくれる事もあります。サムとニセイが2人で遊ぶとどうしてもサムが負けてしまいます。同じ様にご飯を食べているのに体格が違っているからです。この違いは食事量が関係していました。前まで、ニセイがサムのご飯を寄越せと言わんばかりに食べていたからです。
この問題はブチが気がつきアゴ母さんに報告して解決しました。やっとサムもニセイと同じくらいの体格になってきましたが、まだまだニセイの方が大きいのです。見かねたブチとミケが一緒に遊ぶ様になるのに時間は掛かりませんでした。
「サム、ニセイ、庭で遊ぼう!」ブチが呼びに来ました。
「「にゃ~い」」
「ミケにぃニャンは?」サムが聞きます。
「もうじき来るよ」ブチもすぐに答えます。
ブチが答え終わる前にミケが着ました。
「ブチ、おはよう。遊びに来たよ」
「ミケ、おはよう!」
「ミケにぃニャン、「おはにょうごじゃいましゅ」」
サムとニセイはミケにあいさつをしました。
「シャム、今日はブチにぃにゃんとおててちゅなぐ」
「お、俺とサムは手を繋ぐか」
「じゃあ、ニセイは俺とでいいか?」
「‥‥‥‥‥‥」
いつもはサムはミケと手を繋いで散歩に行くのですが、今日はブチと手を繋ぎたくてリクエストしました。それに対してブチとミケはサムとニセイに確認を取ります。しかし、ミケがニセイに聞くと黙ってしまいました。ミケはもう一度ニセイに聞きます。
「ニセイ、俺とでいいか?どうする?」
「にぃシェイもブチにぃにゃんがいい!!」
ニセイもブチと手を繋ぎたいと言います。これにはブチとミケは困ってしまいました。
「ニセイ、たまにはミケと手を繋いでもいいんじゃないか。サムは聞き分けよくいつもはミケと手を繋いでるんだから。わがままいわないの」
「いやいや!!」
ニセイは足を踏ん張って嫌がります。最後には泣いてしまいました。
「じゃあさ、行く時はサムとブチで手を繋いで、帰りはニセイがブチと手を繋いだらどう?」
泣き出したニセイが可哀想になり、ミケが提案しました。
「そうだな。サム、いいか?」
「シャム、いいよ」
「ニセイもこれならいいだろ」
「うん」
ブチがミケの提案をサムとニセイに確認しました。サムもニセイも了解しました。
ミケはサムとニセイが了承したので一安心しました。
「じゃあ、公園まで遊びに行こうか。ブチ」
「ああ、そうだな。さあ、手を繋ごう」
「「あい」」
こうして4人は公園まで手を繋いで、いつものように歌いながら行きました。
この問題はブチが気がつきアゴ母さんに報告して解決しました。やっとサムもニセイと同じくらいの体格になってきましたが、まだまだニセイの方が大きいのです。見かねたブチとミケが一緒に遊ぶ様になるのに時間は掛かりませんでした。
「サム、ニセイ、庭で遊ぼう!」ブチが呼びに来ました。
「「にゃ~い」」
「ミケにぃニャンは?」サムが聞きます。
「もうじき来るよ」ブチもすぐに答えます。
ブチが答え終わる前にミケが着ました。
「ブチ、おはよう。遊びに来たよ」
「ミケ、おはよう!」
「ミケにぃニャン、「おはにょうごじゃいましゅ」」
サムとニセイはミケにあいさつをしました。
「シャム、今日はブチにぃにゃんとおててちゅなぐ」
「お、俺とサムは手を繋ぐか」
「じゃあ、ニセイは俺とでいいか?」
「‥‥‥‥‥‥」
いつもはサムはミケと手を繋いで散歩に行くのですが、今日はブチと手を繋ぎたくてリクエストしました。それに対してブチとミケはサムとニセイに確認を取ります。しかし、ミケがニセイに聞くと黙ってしまいました。ミケはもう一度ニセイに聞きます。
「ニセイ、俺とでいいか?どうする?」
「にぃシェイもブチにぃにゃんがいい!!」
ニセイもブチと手を繋ぎたいと言います。これにはブチとミケは困ってしまいました。
「ニセイ、たまにはミケと手を繋いでもいいんじゃないか。サムは聞き分けよくいつもはミケと手を繋いでるんだから。わがままいわないの」
「いやいや!!」
ニセイは足を踏ん張って嫌がります。最後には泣いてしまいました。
「じゃあさ、行く時はサムとブチで手を繋いで、帰りはニセイがブチと手を繋いだらどう?」
泣き出したニセイが可哀想になり、ミケが提案しました。
「そうだな。サム、いいか?」
「シャム、いいよ」
「ニセイもこれならいいだろ」
「うん」
ブチがミケの提案をサムとニセイに確認しました。サムもニセイも了解しました。
ミケはサムとニセイが了承したので一安心しました。
「じゃあ、公園まで遊びに行こうか。ブチ」
「ああ、そうだな。さあ、手を繋ごう」
「「あい」」
こうして4人は公園まで手を繋いで、いつものように歌いながら行きました。
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