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【チィの章】
僕とおばあちゃん
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昼間はおばあちゃんといつも一緒。お父さんもお兄ちゃんもさよちゃんも結衣もお仕事に行ってるんだって。だからおばあちゃんは僕とお留守番なんだよ。
おばあちゃんはいつも畑で野菜を作ったり、近所のお友達の所に遊びに行くの。で、僕もおばあちゃんと一緒にあとをついて行くんだよ。凄く楽しい🎶
おばあちゃんのお友達はおばあちゃんみたいに#皺々__しわしわ__#なんだけど、みんな優しいの。ついて行くといつも撫ぜてくれるんだ。オヤツをくれる人もいるしね。そんな時は『ニャアン(ありがとう)』て言ってお礼を言うんだ。そうするとおばあちゃんもくれた人に「悪いね、ありがとう」と言ってお礼を言ってくれるんだよ。
あとね、回覧板ていうモノが回ってくる時もおばあちゃんについて行くの。回覧板ってね、近所の人同士で回す文書なんだって言ってた。この回覧板を#本家__ほんや__#に持って行くと親戚だからか、おばあちゃん同士で話が弾むんだよ。僕の居る家は#新家__あらや__#なんだって。初代が#本家__ほんや__#から西の土地に家を建てて家を出たんだっておばあちゃんが言ってた。
でね、おばあちゃんには親友と言われる人が居るんだよ。その人の家はちょっと遠いけど、おばあちゃんは手が空いた時に会いに行くんだよ。その時もおばあちゃんに着いて行くんだ。ちょっと遠いから疲れちゃうけど、おばあちゃんが行くんだもん、ついていくよ!もちろんおばあちゃんには付いて行くのは大変で『ニャアン(待って)』って言っちゃう時もあるけど、そんな時はおばあちゃんは少し歩く速度をゆっくりにしてくれたり、僕が追い付くのを待ってて来れたりするんだ。もう本当に優しいのか、おばあちゃんは。
そんなこんなで、おばあちゃんと一緒にいる事が多くて、いつも付いて回るからおばあちゃんも僕の事を小さい頃に亡くなったおばあちゃんの子どもの生まれ変わりだと思ってくれる様になったの。ええとね、なんで知ったかと言うとね、さよちゃんにおばあちゃんが言ってるのを側で聞いたんだ。何だか嬉しい様なくすぐったい様な感じがしたんだ。
おばあちゃんが亡くなった子どもの生まれ変わりと思ってくれていたのは、嬉しかった。だから僕が生きてる内はおばあちゃんに寄り添って行くんだと思った。僕は今まで以上におばあちゃんと一緒にいる様になった。『ニャアン、ニャアン(待って、待って)』と言えばおばあちゃんは喜んでくれるし、僕の頭を撫ぜてくれる。おばあちゃんがいない生活なんて考えられない。
でもね、おばあちゃんと一緒に僕はいつまでも居られると思ってたんだけど、そうじゃ無かったんだ。
ある寒い夜におばあちゃんはいつお布団に来てくれるかな?と思いながら、おばあちゃんの布団の上で寝てたの。そしたら『おばあちゃん、おばあちゃん』って言う結衣の焦った声が聞こえて来た。さよちゃんも部屋から出て声のする方に行ったの。そしたらおばあちゃんがお風呂で倒れてたんだ。僕は『ニャオン、ニャオン(おばあちゃん、どうしたの)』って言ったけど、全然動いてくれないんだ。いつもなら『どうした?』と言ってくれるのに。
さよちゃんも結衣もおばあちゃんに話しかけてた。その内、さよちゃんがお兄ちゃんを呼びに行って、『どうしたらいい』て聞いてた。お兄ちゃんは『病院はどこにかかってる?』とさよちゃんに聞いて来た。そんなやり取りをしてたら、お父さんも部屋から出てきた。お父さんも『おばあさん』と呼んでた。後から聞いたらお父さん、泣いてたんだって。僕も寂しくて泣いちゃった。
みんなでおばあちゃんを毛布に包んで病院に行ったよ。僕は行けないから留守番だったけどね。しばらくしたらみんなが帰って来た。でもおばあちゃんは木の箱に入って帰って来たんだ。なんでおばあちゃんは木の箱に入ってるんだろう?それにおばあちゃんは声を掛けても返事をしてくれない。なんで?
その内、お父さんやお兄ちゃんが電話をしだしたんだ。それを聞いてたらおばあちゃんが亡くなった事がわかった。僕が呆然としてたら、近所の人達が集まって来た。葬儀屋さんも葬儀の準備をしていた。僕は邪魔にならない様に隅にいたけど、本当はおばあちゃんの側に行きたかった。
でもでもね、おばあちゃんの写真を見たらね、声を掛けたら返事が聞こえる様に思ったから『ニャアンニャアン(おばあちゃん、おばあちゃん)』と呼んでみたけど返事が聞けなかった。悲しいよ、寂しいよ、おばあちゃん。
さよちゃんが心配して『チロ、こっちにおいで』と呼んでくれるけど、僕はおばあちゃんの写真の側から離れたくなかった。写真の側にいたらおばあちゃんのの親友のおばあちゃんが最後のお別れに来てくれた。だから僕も親友のおばあちゃんに『ニャオーン、ニャオーン(おばあちゃん、来てくれたんだね)』と言ったんだ。僕をみて涙を流してお別れして帰っちゃった。
それから一日後にお葬式が始まった。すると沢山の人が来て僕のいる場所は無くなっちゃった。だからおばあちゃんと一緒に行っていた畑に行ってた。畑にいるとおばあちゃんが今にも『チロちゃん』と呼んでくれる様な錯覚に陥っちゃった。早くお葬式が終わらないかな。おばあちゃんの写真が見たいよ!
夕方になって沢山いた人たちは居なくなって、お父さんとお兄ちゃんとさよちゃんと結衣ちゃんが帰って来た。外にいたから『ニャンニャンニャン(みんなおかえり)』と言って僕は近づいて行ったの。そしたら『チロ、おばあちゃん、いなくなっちゃった』とさよちゃんが言った。僕だけじゃなく、みんなも悲しそうだった。
夜になると誰もいなくなった。おばあちゃんの写真の側に寄って行って話しかけた。『ニャンニャアーン、ニャン(おばあちゃん、どこ?)』と呼んでみた。そしたら『チロちゃん、どうしたの』と返事があった。よく見るとおばあちゃんが立っていた。『ニャーン、ニャンニャン(おばあちゃん、どこ行ってたの)』と言ったらおばあちゃんは『チロちゃん、これでもう会えなくなるの。神様が家族に会って来なさい。って言ってくれたから、会いにきたの』と言った。
僕は『ニャアンニャアン(僕もおばあちゃんと行くよ)』と言うとおばあちゃんは悲しそうな顔をした。『チロちゃんダメよ。チロちゃんはまだ若いんだから、おばあちゃん分も長生きしてね』と言うとスーと消えてしまった。え、おばあちゃんと思ったけど二度と現れてくれなかった。
この家に貰われて来て、おばあちゃんとさよちゃん達と暮らした。凄く楽しかった。悲しい時もあったけどそんな時はおばあちゃんが側にいてくれた。もうおばあちゃんに会えないなら、この家にいても仕方ないと思う様になった。だからおばあちゃんが二度と来ないと言った時に家から出て、自分の家族を作ろうと思った。
おばあちゃんの#四十九日__しじゅうくにち__#が終わったから、家を出ようと思った。お兄ちゃんやさよちゃん達が仕事に行った時に出て行く事にした。僕が来てから可愛がってくれたけど、この家にいると、おばあちゃんを思い出しちゃうから、離れたいんだ。みんなゴメンね。僕は出て行くね。さようなら。
こうして僕は楽しい事も悲しい事もあった家を出た。
(完)
おばあちゃんはいつも畑で野菜を作ったり、近所のお友達の所に遊びに行くの。で、僕もおばあちゃんと一緒にあとをついて行くんだよ。凄く楽しい🎶
おばあちゃんのお友達はおばあちゃんみたいに#皺々__しわしわ__#なんだけど、みんな優しいの。ついて行くといつも撫ぜてくれるんだ。オヤツをくれる人もいるしね。そんな時は『ニャアン(ありがとう)』て言ってお礼を言うんだ。そうするとおばあちゃんもくれた人に「悪いね、ありがとう」と言ってお礼を言ってくれるんだよ。
あとね、回覧板ていうモノが回ってくる時もおばあちゃんについて行くの。回覧板ってね、近所の人同士で回す文書なんだって言ってた。この回覧板を#本家__ほんや__#に持って行くと親戚だからか、おばあちゃん同士で話が弾むんだよ。僕の居る家は#新家__あらや__#なんだって。初代が#本家__ほんや__#から西の土地に家を建てて家を出たんだっておばあちゃんが言ってた。
でね、おばあちゃんには親友と言われる人が居るんだよ。その人の家はちょっと遠いけど、おばあちゃんは手が空いた時に会いに行くんだよ。その時もおばあちゃんに着いて行くんだ。ちょっと遠いから疲れちゃうけど、おばあちゃんが行くんだもん、ついていくよ!もちろんおばあちゃんには付いて行くのは大変で『ニャアン(待って)』って言っちゃう時もあるけど、そんな時はおばあちゃんは少し歩く速度をゆっくりにしてくれたり、僕が追い付くのを待ってて来れたりするんだ。もう本当に優しいのか、おばあちゃんは。
そんなこんなで、おばあちゃんと一緒にいる事が多くて、いつも付いて回るからおばあちゃんも僕の事を小さい頃に亡くなったおばあちゃんの子どもの生まれ変わりだと思ってくれる様になったの。ええとね、なんで知ったかと言うとね、さよちゃんにおばあちゃんが言ってるのを側で聞いたんだ。何だか嬉しい様なくすぐったい様な感じがしたんだ。
おばあちゃんが亡くなった子どもの生まれ変わりと思ってくれていたのは、嬉しかった。だから僕が生きてる内はおばあちゃんに寄り添って行くんだと思った。僕は今まで以上におばあちゃんと一緒にいる様になった。『ニャアン、ニャアン(待って、待って)』と言えばおばあちゃんは喜んでくれるし、僕の頭を撫ぜてくれる。おばあちゃんがいない生活なんて考えられない。
でもね、おばあちゃんと一緒に僕はいつまでも居られると思ってたんだけど、そうじゃ無かったんだ。
ある寒い夜におばあちゃんはいつお布団に来てくれるかな?と思いながら、おばあちゃんの布団の上で寝てたの。そしたら『おばあちゃん、おばあちゃん』って言う結衣の焦った声が聞こえて来た。さよちゃんも部屋から出て声のする方に行ったの。そしたらおばあちゃんがお風呂で倒れてたんだ。僕は『ニャオン、ニャオン(おばあちゃん、どうしたの)』って言ったけど、全然動いてくれないんだ。いつもなら『どうした?』と言ってくれるのに。
さよちゃんも結衣もおばあちゃんに話しかけてた。その内、さよちゃんがお兄ちゃんを呼びに行って、『どうしたらいい』て聞いてた。お兄ちゃんは『病院はどこにかかってる?』とさよちゃんに聞いて来た。そんなやり取りをしてたら、お父さんも部屋から出てきた。お父さんも『おばあさん』と呼んでた。後から聞いたらお父さん、泣いてたんだって。僕も寂しくて泣いちゃった。
みんなでおばあちゃんを毛布に包んで病院に行ったよ。僕は行けないから留守番だったけどね。しばらくしたらみんなが帰って来た。でもおばあちゃんは木の箱に入って帰って来たんだ。なんでおばあちゃんは木の箱に入ってるんだろう?それにおばあちゃんは声を掛けても返事をしてくれない。なんで?
その内、お父さんやお兄ちゃんが電話をしだしたんだ。それを聞いてたらおばあちゃんが亡くなった事がわかった。僕が呆然としてたら、近所の人達が集まって来た。葬儀屋さんも葬儀の準備をしていた。僕は邪魔にならない様に隅にいたけど、本当はおばあちゃんの側に行きたかった。
でもでもね、おばあちゃんの写真を見たらね、声を掛けたら返事が聞こえる様に思ったから『ニャアンニャアン(おばあちゃん、おばあちゃん)』と呼んでみたけど返事が聞けなかった。悲しいよ、寂しいよ、おばあちゃん。
さよちゃんが心配して『チロ、こっちにおいで』と呼んでくれるけど、僕はおばあちゃんの写真の側から離れたくなかった。写真の側にいたらおばあちゃんのの親友のおばあちゃんが最後のお別れに来てくれた。だから僕も親友のおばあちゃんに『ニャオーン、ニャオーン(おばあちゃん、来てくれたんだね)』と言ったんだ。僕をみて涙を流してお別れして帰っちゃった。
それから一日後にお葬式が始まった。すると沢山の人が来て僕のいる場所は無くなっちゃった。だからおばあちゃんと一緒に行っていた畑に行ってた。畑にいるとおばあちゃんが今にも『チロちゃん』と呼んでくれる様な錯覚に陥っちゃった。早くお葬式が終わらないかな。おばあちゃんの写真が見たいよ!
夕方になって沢山いた人たちは居なくなって、お父さんとお兄ちゃんとさよちゃんと結衣ちゃんが帰って来た。外にいたから『ニャンニャンニャン(みんなおかえり)』と言って僕は近づいて行ったの。そしたら『チロ、おばあちゃん、いなくなっちゃった』とさよちゃんが言った。僕だけじゃなく、みんなも悲しそうだった。
夜になると誰もいなくなった。おばあちゃんの写真の側に寄って行って話しかけた。『ニャンニャアーン、ニャン(おばあちゃん、どこ?)』と呼んでみた。そしたら『チロちゃん、どうしたの』と返事があった。よく見るとおばあちゃんが立っていた。『ニャーン、ニャンニャン(おばあちゃん、どこ行ってたの)』と言ったらおばあちゃんは『チロちゃん、これでもう会えなくなるの。神様が家族に会って来なさい。って言ってくれたから、会いにきたの』と言った。
僕は『ニャアンニャアン(僕もおばあちゃんと行くよ)』と言うとおばあちゃんは悲しそうな顔をした。『チロちゃんダメよ。チロちゃんはまだ若いんだから、おばあちゃん分も長生きしてね』と言うとスーと消えてしまった。え、おばあちゃんと思ったけど二度と現れてくれなかった。
この家に貰われて来て、おばあちゃんとさよちゃん達と暮らした。凄く楽しかった。悲しい時もあったけどそんな時はおばあちゃんが側にいてくれた。もうおばあちゃんに会えないなら、この家にいても仕方ないと思う様になった。だからおばあちゃんが二度と来ないと言った時に家から出て、自分の家族を作ろうと思った。
おばあちゃんの#四十九日__しじゅうくにち__#が終わったから、家を出ようと思った。お兄ちゃんやさよちゃん達が仕事に行った時に出て行く事にした。僕が来てから可愛がってくれたけど、この家にいると、おばあちゃんを思い出しちゃうから、離れたいんだ。みんなゴメンね。僕は出て行くね。さようなら。
こうして僕は楽しい事も悲しい事もあった家を出た。
(完)
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