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さくら色のねずみの一族の長には娘が三人いました。
長女は長の資質をより受け継いでいて、すでに婿をとり、長の片腕となって働いています。
次女は男勝りで喧嘩ばかりしていますが、曲がった事が大っ嫌いで、理不尽な事を言う者にはその腕っ節を唸らせていたので、一族の女子供には慕われていました。
そして三女はそんな長女や次女とは似ている所が無い程、おっとりとした優しい性格から一族の者から可愛がられていました。
そんな一族の宝的彼女が余所者で、一族から追放されたと言われる灰色のねずみの側に近づいたのです。
長女は長の資質をより受け継いでいて、すでに婿をとり、長の片腕となって働いています。
次女は男勝りで喧嘩ばかりしていますが、曲がった事が大っ嫌いで、理不尽な事を言う者にはその腕っ節を唸らせていたので、一族の女子供には慕われていました。
そして三女はそんな長女や次女とは似ている所が無い程、おっとりとした優しい性格から一族の者から可愛がられていました。
そんな一族の宝的彼女が余所者で、一族から追放されたと言われる灰色のねずみの側に近づいたのです。
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