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86. 星の王子様
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「異次元からすると卵の行方が分からなくなるから、いや、卵が帰れるようにというか」
「卵、ですか?」
ブラックさんはグリーンさんをつつくと
「お前が説明しろよ」と説明をグリーンさんに丸投げした。
「えーと、何から話せばいいのか……、そもそも異次元とは、次元の重なりを剥いでいったら空間の歪みが出来て、まったく此処とは違う異次元の世界に繋がって、というか、そもそもはあちらの次元からこちらの次元に干渉があったのが始まりなんだけど、詳しい話は省略するとしてえーと、要するに龍王の卵がこちらの世界に来てしまって、その卵を追って竜人と魔人がこの世界に来ようとして来れなくて、どうも卵の魔力で次元の裂け目が出来たらしいんだけど、その裂け目が広がって二つの世界が融合すると、世界の法則が違うからそれはまずくて裂け目に栓をして塞いだんだが、……」
「お前、説明が下手だな。何、言ってんだか良く分からない。あちらの世界、異次元は本物の魔王と龍王が覇権を争っている世界だ。魔王と龍王は永い時を生きるし、魔人と竜人も人間に比べるとその寿命はかなり長い。ので、子供は生まれにくいし、生まれた子供はとても大切にされる」
「そうなんだよ。で、何と、次期龍王の卵が盗まれてこっちの世界に次元の壁を破って来ちゃたんだ。卵だけ」
「卵だけ?」
「そう、次元の壁を竜人も魔人も抜けられなかったんだ。でも魔物だけは次元の裂け目からドンドン、やって来る。小さいのがすり抜けて、こちらで大きくなるんだ。ほっとくとこちらの世界があちらの世界の魔物に蹂躙されるから、頑張って片付けていたんだけど、大変だった。次元の裂け目を塞ぐのに色々やったけど、結局、氷が有効だってのがわかった。ただ、龍王の卵はどうしてもあちらに返さないと、あっちの世界の均衡が崩れるし、そうするとこっちの世界にもその余波が来るかもしれないから何とか見つけて返そうと卵の捜索をしたんだが、あの時は見つからなかった」
「あの、星の王子様って、卵と何の関係が? 乙女ゲームにも出てくるようでしたけど」
「卵から生まれたのが男だったら星の王子様、女だったら星のお姫様。乙女ゲームでは王子が生まれたと仮定して、パズルを解いたらドラゴンが出てきて味方になるし、星の王子もヒロインにメロメロになってしまう。ゲームの星の王子は一旦、異次元の世界に帰るけど3年後にドラゴンに乗ってヒロインを迎えに来るって設定にしたんだ。その星の王子様を誰かに当てはめようとして、ちょうどいいからアーク・アプリコットにした」
「実際に予知夢ではどうだったんですか?」
「予知夢では小さな卵が森の中で元気に転がっているのが見えた。卵に手足が生えて段々大きくなっていくのは可愛かった」
「卵の殻は割れていたんですか?」
「いや、卵のまま大きくなっていった。しばらくは卵人間だったし、その後は出てこなくなった」
「卵人間、」
「つまり、お兄様が卵とは断定できませんよね。予知夢でも卵が動いていたわけですし。お兄様は最初から人間だったみたいですし」
「そうだな。ゲームの話はまた、別物だし」
アルファント殿下は黙って話を聞いていたがお兄様の顔を見ると
「アーク、鑑定で君は『星の王子様』って出ているんだったな」
と困ったように言った。
「話を聞いた限りではアークの消えたお母様が龍王の卵から生まれて、そのお母様とアプリコット家当主の間に生まれたのがアークと推定される。としたら、人と竜人の間にできた子供は何になるのですか?」
「あっちの世界では人間は物凄く弱いから数は少ないし、住んでいるところも制限されている。しかし、異なる種族でも結ばれる者もいるわけで、そうなるとどちらかの種族になるようだ。ただ、龍王の卵は特別かもしれないし、わからない」
お兄様は物凄く複雑な顔をしていた。星の王子様というのが龍王の王子とは限らないし、ひょっとしたらお母様は龍王の子供でも、お兄様自体は人間という可能性もあるわけだから。
「ところで、龍王の卵の大きさはどうだったんですか?」
「当時、ウズラの卵サイズだって聞いた。こう、指でこれくらいって教えてもらって」
「見たわけではないのですね」
「ああ、話だけだ。だけど、ちょっと小さいよな。ウズラの卵をこの世界の中から探すなんて無理だよ。でも、あっちの連中は寿命が長いからウズラから一抱えのサイズになるまで時間がかかるし、卵は強いから危害は加えられないし、卵が孵化したら何とか召喚するから二つの世界の繋がりは残しておいてほしいと言われたんだ」
「召喚?!」
「そう、あっちの世界は魔法の世界で、召喚の魔法もあるそうだ。ドラゴンとか魔族も良く空を飛んでいるし、ほんとにファンタジーって世界だ」
「お兄様、お母様が消えたのは召喚されたからではないの?」
「……突然、消えたから」
「ええ、」
「そうか……、召喚されたのか。だから、焦ったように手を伸ばしていたんだ」
「ええ、お母様、あちらの世界にいらっしゃるのね」
「会えるかもしれない?」
お兄様の呟くような声に
「うーん。星の王子様だったら大丈夫かもしれないな。あっちの世界は人間にはきついけど、王子だったら何とかなるんじゃないか?」
「でも、俺の加護は『パンの木』と『鑑定』だけで」
「お兄様、『女神の加護」があるわ」
「女神の加護?」
「ええ、桜の木からもらったの」
「それは、……」
「加護の中身を御存じですか?」
「あーっ、まぁ、聖女というのは女神の欠片を宿した者なんだが、『女神の加護』を手に入れると女神がその身に宿ってしまう。つまり、依り代になれるって話を聞いたような気がする」
「本人の意志は?」
「分からない。聞いた話だと女神は力が強すぎてこの世に降臨できないが、女神の加護を持つ者には憑依できるらしい。だから、使わないほうが良いと思う。どうなるかわからないから」
「アークの鑑定の加護のレベルが上がれば詳しい内容が分かるようになるんじゃないか」
「ああ、そうだね」
「お兄様の『星の王子様』の詳しい情報もきっとわかるようになるわ。それに、お兄様はお兄様だわ」
「そうだ、アークはアークだ」
「いや、リーナも殿下も何、当たり前の事を」
「多分だけど、異次元の裂け目にいけば何かわかるんじゃないか。封印が解けるとあっちの世界が見れるから。瘴気も流れてくるけど」
「瘴気ですか?」
「どうもこちらの世界があっちの世界の瘴気にとって居心地が良いのか、瘴気が集まってグリグリ押してくるんだ。で、魔物もそこに寄ってくる。魔物にとってこっちは美味しい樹液のようなものになるらしい。で、裂け目はそんなに大きくないから其処から入れる魔物がやって来て、こちらに来ると何故か、大きくなるんだ」
「魔物はどういうわけかこちらの魔王の命令をきくけど、今回は魔王の交代があったので、どうなるか分からない。もし、統率が取れなくて魔物が溢れるような事になったら、いっそ封印でなくて完全封鎖してもいいかもしれない。卵が召喚で異次元に帰ったのなら、繋がりはないほうがむしろ良いのかもしれないし」
「でも、そうしたらお兄様がお母様に会えないわ」
「いや、どうせずっと会ってないし……」
「向こうからは来れないが、こちらからは行けるんだ。そして、人間ならば向こうからもこちらに来れる」
「それは、裂け目があるからですよね」
「まぁ、裂け目からの出入りになる。でも、魔王の二人が協力、はしないだろうなぁ」
「うーん。あの二人の対処が一番の問題かもしれない」
「そういえば、始まりの予言はどういった内容だったんでしょう?」
「ああ、そういえば、それがあったじゃないか。ほら、そのテレビ!」
「テレビ?」
なんと、転生者ならテレビを見て必ずスイッチを入れてみるだろうから、そうしたら隠し扉が開くように仕掛けていたらしい。でも、スイッチを入れるリモコンが見当たらない。そのリモコンはテレビの下の引き出しに置いてあった。
探していた『始まりの予言』、なんと書いてあるのだろう。
勇者の覚書を書いた本人がいるのだからグリーンさんに聞いてもいいかもしれない。
でも、お兄様が異次元に行ってしまうのは……、
我儘かもしれないけど行かないで欲しい。
「卵、ですか?」
ブラックさんはグリーンさんをつつくと
「お前が説明しろよ」と説明をグリーンさんに丸投げした。
「えーと、何から話せばいいのか……、そもそも異次元とは、次元の重なりを剥いでいったら空間の歪みが出来て、まったく此処とは違う異次元の世界に繋がって、というか、そもそもはあちらの次元からこちらの次元に干渉があったのが始まりなんだけど、詳しい話は省略するとしてえーと、要するに龍王の卵がこちらの世界に来てしまって、その卵を追って竜人と魔人がこの世界に来ようとして来れなくて、どうも卵の魔力で次元の裂け目が出来たらしいんだけど、その裂け目が広がって二つの世界が融合すると、世界の法則が違うからそれはまずくて裂け目に栓をして塞いだんだが、……」
「お前、説明が下手だな。何、言ってんだか良く分からない。あちらの世界、異次元は本物の魔王と龍王が覇権を争っている世界だ。魔王と龍王は永い時を生きるし、魔人と竜人も人間に比べるとその寿命はかなり長い。ので、子供は生まれにくいし、生まれた子供はとても大切にされる」
「そうなんだよ。で、何と、次期龍王の卵が盗まれてこっちの世界に次元の壁を破って来ちゃたんだ。卵だけ」
「卵だけ?」
「そう、次元の壁を竜人も魔人も抜けられなかったんだ。でも魔物だけは次元の裂け目からドンドン、やって来る。小さいのがすり抜けて、こちらで大きくなるんだ。ほっとくとこちらの世界があちらの世界の魔物に蹂躙されるから、頑張って片付けていたんだけど、大変だった。次元の裂け目を塞ぐのに色々やったけど、結局、氷が有効だってのがわかった。ただ、龍王の卵はどうしてもあちらに返さないと、あっちの世界の均衡が崩れるし、そうするとこっちの世界にもその余波が来るかもしれないから何とか見つけて返そうと卵の捜索をしたんだが、あの時は見つからなかった」
「あの、星の王子様って、卵と何の関係が? 乙女ゲームにも出てくるようでしたけど」
「卵から生まれたのが男だったら星の王子様、女だったら星のお姫様。乙女ゲームでは王子が生まれたと仮定して、パズルを解いたらドラゴンが出てきて味方になるし、星の王子もヒロインにメロメロになってしまう。ゲームの星の王子は一旦、異次元の世界に帰るけど3年後にドラゴンに乗ってヒロインを迎えに来るって設定にしたんだ。その星の王子様を誰かに当てはめようとして、ちょうどいいからアーク・アプリコットにした」
「実際に予知夢ではどうだったんですか?」
「予知夢では小さな卵が森の中で元気に転がっているのが見えた。卵に手足が生えて段々大きくなっていくのは可愛かった」
「卵の殻は割れていたんですか?」
「いや、卵のまま大きくなっていった。しばらくは卵人間だったし、その後は出てこなくなった」
「卵人間、」
「つまり、お兄様が卵とは断定できませんよね。予知夢でも卵が動いていたわけですし。お兄様は最初から人間だったみたいですし」
「そうだな。ゲームの話はまた、別物だし」
アルファント殿下は黙って話を聞いていたがお兄様の顔を見ると
「アーク、鑑定で君は『星の王子様』って出ているんだったな」
と困ったように言った。
「話を聞いた限りではアークの消えたお母様が龍王の卵から生まれて、そのお母様とアプリコット家当主の間に生まれたのがアークと推定される。としたら、人と竜人の間にできた子供は何になるのですか?」
「あっちの世界では人間は物凄く弱いから数は少ないし、住んでいるところも制限されている。しかし、異なる種族でも結ばれる者もいるわけで、そうなるとどちらかの種族になるようだ。ただ、龍王の卵は特別かもしれないし、わからない」
お兄様は物凄く複雑な顔をしていた。星の王子様というのが龍王の王子とは限らないし、ひょっとしたらお母様は龍王の子供でも、お兄様自体は人間という可能性もあるわけだから。
「ところで、龍王の卵の大きさはどうだったんですか?」
「当時、ウズラの卵サイズだって聞いた。こう、指でこれくらいって教えてもらって」
「見たわけではないのですね」
「ああ、話だけだ。だけど、ちょっと小さいよな。ウズラの卵をこの世界の中から探すなんて無理だよ。でも、あっちの連中は寿命が長いからウズラから一抱えのサイズになるまで時間がかかるし、卵は強いから危害は加えられないし、卵が孵化したら何とか召喚するから二つの世界の繋がりは残しておいてほしいと言われたんだ」
「召喚?!」
「そう、あっちの世界は魔法の世界で、召喚の魔法もあるそうだ。ドラゴンとか魔族も良く空を飛んでいるし、ほんとにファンタジーって世界だ」
「お兄様、お母様が消えたのは召喚されたからではないの?」
「……突然、消えたから」
「ええ、」
「そうか……、召喚されたのか。だから、焦ったように手を伸ばしていたんだ」
「ええ、お母様、あちらの世界にいらっしゃるのね」
「会えるかもしれない?」
お兄様の呟くような声に
「うーん。星の王子様だったら大丈夫かもしれないな。あっちの世界は人間にはきついけど、王子だったら何とかなるんじゃないか?」
「でも、俺の加護は『パンの木』と『鑑定』だけで」
「お兄様、『女神の加護」があるわ」
「女神の加護?」
「ええ、桜の木からもらったの」
「それは、……」
「加護の中身を御存じですか?」
「あーっ、まぁ、聖女というのは女神の欠片を宿した者なんだが、『女神の加護』を手に入れると女神がその身に宿ってしまう。つまり、依り代になれるって話を聞いたような気がする」
「本人の意志は?」
「分からない。聞いた話だと女神は力が強すぎてこの世に降臨できないが、女神の加護を持つ者には憑依できるらしい。だから、使わないほうが良いと思う。どうなるかわからないから」
「アークの鑑定の加護のレベルが上がれば詳しい内容が分かるようになるんじゃないか」
「ああ、そうだね」
「お兄様の『星の王子様』の詳しい情報もきっとわかるようになるわ。それに、お兄様はお兄様だわ」
「そうだ、アークはアークだ」
「いや、リーナも殿下も何、当たり前の事を」
「多分だけど、異次元の裂け目にいけば何かわかるんじゃないか。封印が解けるとあっちの世界が見れるから。瘴気も流れてくるけど」
「瘴気ですか?」
「どうもこちらの世界があっちの世界の瘴気にとって居心地が良いのか、瘴気が集まってグリグリ押してくるんだ。で、魔物もそこに寄ってくる。魔物にとってこっちは美味しい樹液のようなものになるらしい。で、裂け目はそんなに大きくないから其処から入れる魔物がやって来て、こちらに来ると何故か、大きくなるんだ」
「魔物はどういうわけかこちらの魔王の命令をきくけど、今回は魔王の交代があったので、どうなるか分からない。もし、統率が取れなくて魔物が溢れるような事になったら、いっそ封印でなくて完全封鎖してもいいかもしれない。卵が召喚で異次元に帰ったのなら、繋がりはないほうがむしろ良いのかもしれないし」
「でも、そうしたらお兄様がお母様に会えないわ」
「いや、どうせずっと会ってないし……」
「向こうからは来れないが、こちらからは行けるんだ。そして、人間ならば向こうからもこちらに来れる」
「それは、裂け目があるからですよね」
「まぁ、裂け目からの出入りになる。でも、魔王の二人が協力、はしないだろうなぁ」
「うーん。あの二人の対処が一番の問題かもしれない」
「そういえば、始まりの予言はどういった内容だったんでしょう?」
「ああ、そういえば、それがあったじゃないか。ほら、そのテレビ!」
「テレビ?」
なんと、転生者ならテレビを見て必ずスイッチを入れてみるだろうから、そうしたら隠し扉が開くように仕掛けていたらしい。でも、スイッチを入れるリモコンが見当たらない。そのリモコンはテレビの下の引き出しに置いてあった。
探していた『始まりの予言』、なんと書いてあるのだろう。
勇者の覚書を書いた本人がいるのだからグリーンさんに聞いてもいいかもしれない。
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