81 / 103
81. 茶ピンク暴走
しおりを挟む
「いやー、美味かった。久々に食べた日本食、あれ、日本食?」
「うん。美味かった。でも、俺、前は日本人だったんだけど、何だか、日本の食べ物ばかり思い浮かぶし、前は日本人だったってのは思いだせるんだけど、俺の名前、なんだったけ?」
「お前はグリーンだろ。グリーン・ルビー。俺はブラック・ブルー。いかにもな偽名だな」
「確かに。でも、食いものや飲み物、料理の名前が高速で頭の中を駆け巡っているんだが、他の事が思いだせねえ」
「ははっ、俺も。いずれ、この食べ物グルグルが落ち着いたら段々記憶が蘇ってくるかもしれない。俺、誰だったんだろ?」
「誰でもいいじゃないか。今がよければ。に、しても米だけは此れからも欲しいな」
「味噌汁も、な」
どうやら、ブラックさんとグリーンさんは転生者である事を今、自覚したらしい。
お味噌汁の匂いとお握りが切っ掛けかもしれない。でも、食べ物の記憶だけが蘇るなんてこれからの食事に不満が出てくるかも。何だか、かえって悪い事をしたかもしれない。
「ところで、アルファント殿下。この米と味噌はどこから手に入れたのですか」
「是非、譲っていただきたいのですが」
「あーっ、今食べた物は他の大陸から輸入しているモノだが、こちらの大陸でも今後は稲作をする予定になっている」
「栽培予定! ではこれからは米が食べられるという事ですか?」
「ああ、もう既に土地の選定は済んでいるし、一部ではあるが試験的に栽培を始めている」
「始めている、つまり今年の新米が食べられる!」
「いや、まだ試験段階だから流通するほどの量はないぞ」
「アルファント殿下、今回の報酬ですが」
「ああ、わかった。わかった。米と味噌と醤油も報酬に加えよう」
「おお、有難い」
「ついでに餅と海苔も添えてやろう」
「おお、そんなものまで。というか、梅干しもありましたし、海苔とか餅もこの国にはなかったですよね」
「他の大陸から米とかもち米とか取り寄せた時に海苔も付いてきたんだ。まだ、ごく一部でしか食べられていないが徐々に広がりつつある」
「おお、その別の大陸とは?」
「大型船で2週間はかかるな。交易が始まったのは最近だ。かなり文化も人種も言葉も違うぞ」
ブラックさんとグリーンさんは、その大陸に行くか、お米が手に入るなら言葉の壁もあるしどうしようかとコソコソ話し合いを始めた。
転生者のせいかもしれないけど、こんなに日本食を欲しがるなんて、あっ、茶ピンクさんが起きる前にこのお味噌の匂い、消しとかなくちゃ、と思ったら殿下が急いで消臭の魔法を使っていた。
そして、冒険者の二人にこの食べ物についての口止めをしている。
ラクアート様もいるのだけれど、この小さな騒動にも無関心でひたすら左右を見渡していた。言われた事しかしないし自我も薄くなっているような気がする。大丈夫かしら。
「う、うーん」
茶ピンクさんのうめき声がする。
「ふふん。私に勝てると思うなよ」
ドスの効いた捨て台詞が怖い。どんな夢を見ているんだか。と思ったら飛び起きてキョロキョロしている。
「なんだ、皆、いるんじゃない。もう、ラクアート、皆が帰ってきたら起こしてって言ったでしょ!」
「寝てる邪魔をするな、と言った」
「寝てる邪魔はしないで、だけどアル殿下が帰ってきたら起こしてって意味だったのよ。もう、使えないんだから」
茶ピンクさん、そのセリフはどうかと思う。ラクアート様、貴女より高位の貴族なのに、まるで使用人に対するみたいな態度で。
ラクアート様は茶ピンクさんが起き上がったハンモックを手早く片付けると、簡易テーブルの上に温かいお茶を置いた。
茶ピンクさんは当然のように椅子に座ってそのお茶を飲み、ラクアート様はその斜め後ろに静かにたたずんでいる。まるで、従僕のように。
私たちはあきれてその様子を見ていた。平然としている茶ピンクさんの心臓には毛が生えているのかもしれない。
アルファント殿下は冒険者の二人に目配せをすると、
「では、真ん中の扉が当たりのようだからサッサと移動する」
そう言って先頭に立って歩きだした。
もう既に私達は片付け終わって動けるようになっていた。
「あっ、待って。アル殿下~、まだ、お茶、飲み終わってなぁい~」
後ろから茶ピンクさんの声が聞こえるが殿下は構わずにドンドンと先に進んだ。冒険者の二人が茶ピンクさんの対処はしてくれるらしい。
茶ピンクさんの声が遠くなってホッとした。
「しかし、転生者は意外といるものだな」
「ええ、ビックリしました。でも、お味噌汁の匂いが引き金になっていたみたいですね」
「これからは人の居る所ではなるべく日本食は食べない事にしよう。彼らは食べ物の記憶しか思いだしていないようだが、転生者はあまり出現してこないほうがいいと思う」
「そうですね。でも、もう既に稲作は始めてますけど」
「そうなんだよ。この政策を進めているのは俺だし、米の輸入を始めたのも俺だし。こうなると、転生者の囲い込みを考えないといけないか。食べ物で釣るのが一番かもしれないな」
という話をしながら危なげなく兵隊蟻を駆逐して階層ボスのいる部屋までたどり着いた。その前の広間で待っていると、しばらくして茶ピンクさんの煩い声が聞こえてきた。
「もう、なんでそんなに早く歩くのよ~」
茶ピンクさん達一行が到着したので、直ぐにボス部屋の扉を開けた。
そして、ランディ様とトーリスト様がボスに切りかかり、アッという間に瞬殺。
女王蟻が倒れて後には人数分の蟻蜜が残された。
ランディ様とトーリスト様がササッと回収し、女王蟻の倒れた場所に残っていた魔法陣に魔力を注いだ。
すると、そこに新たな扉が現れた。赤い扉と青い扉である。赤い扉が地下階層に続く扉、青い扉が帰還のための扉で、青い扉をくぐると洞窟の前までワープで移動する事ができる。
これ迄の魔王のダンジョンと今のところは変わりがないようで、そのまま2階層、3階層と危なげなく踏破し、そして3階層のボス、足の生えた女王蜘蛛を討伐した後、突然ピンクさんがボス部屋の端に駆け寄った。
そして、そこで何やらゴソゴソとしたかと思うとそこに透明なパネルが立ち上がった。
「アル殿下、赤い宝玉を頂戴!」
「な、何だ!?」
「もう、パズルが始まったら止められないの! 直ぐに正しく解かないとドラゴンが狂化しちゃうのよ!」
「何を勝手な事を!」
「ドラゴンが暴れたら困るでしょ! 早く赤い宝玉を渡して!」
ドラゴン召喚は不確定要素が多すぎるのでパズルを解くのは阻止する事になったのに、何、勝手な事をしてくれるんでしょう。
もう、どうしよう!
「うん。美味かった。でも、俺、前は日本人だったんだけど、何だか、日本の食べ物ばかり思い浮かぶし、前は日本人だったってのは思いだせるんだけど、俺の名前、なんだったけ?」
「お前はグリーンだろ。グリーン・ルビー。俺はブラック・ブルー。いかにもな偽名だな」
「確かに。でも、食いものや飲み物、料理の名前が高速で頭の中を駆け巡っているんだが、他の事が思いだせねえ」
「ははっ、俺も。いずれ、この食べ物グルグルが落ち着いたら段々記憶が蘇ってくるかもしれない。俺、誰だったんだろ?」
「誰でもいいじゃないか。今がよければ。に、しても米だけは此れからも欲しいな」
「味噌汁も、な」
どうやら、ブラックさんとグリーンさんは転生者である事を今、自覚したらしい。
お味噌汁の匂いとお握りが切っ掛けかもしれない。でも、食べ物の記憶だけが蘇るなんてこれからの食事に不満が出てくるかも。何だか、かえって悪い事をしたかもしれない。
「ところで、アルファント殿下。この米と味噌はどこから手に入れたのですか」
「是非、譲っていただきたいのですが」
「あーっ、今食べた物は他の大陸から輸入しているモノだが、こちらの大陸でも今後は稲作をする予定になっている」
「栽培予定! ではこれからは米が食べられるという事ですか?」
「ああ、もう既に土地の選定は済んでいるし、一部ではあるが試験的に栽培を始めている」
「始めている、つまり今年の新米が食べられる!」
「いや、まだ試験段階だから流通するほどの量はないぞ」
「アルファント殿下、今回の報酬ですが」
「ああ、わかった。わかった。米と味噌と醤油も報酬に加えよう」
「おお、有難い」
「ついでに餅と海苔も添えてやろう」
「おお、そんなものまで。というか、梅干しもありましたし、海苔とか餅もこの国にはなかったですよね」
「他の大陸から米とかもち米とか取り寄せた時に海苔も付いてきたんだ。まだ、ごく一部でしか食べられていないが徐々に広がりつつある」
「おお、その別の大陸とは?」
「大型船で2週間はかかるな。交易が始まったのは最近だ。かなり文化も人種も言葉も違うぞ」
ブラックさんとグリーンさんは、その大陸に行くか、お米が手に入るなら言葉の壁もあるしどうしようかとコソコソ話し合いを始めた。
転生者のせいかもしれないけど、こんなに日本食を欲しがるなんて、あっ、茶ピンクさんが起きる前にこのお味噌の匂い、消しとかなくちゃ、と思ったら殿下が急いで消臭の魔法を使っていた。
そして、冒険者の二人にこの食べ物についての口止めをしている。
ラクアート様もいるのだけれど、この小さな騒動にも無関心でひたすら左右を見渡していた。言われた事しかしないし自我も薄くなっているような気がする。大丈夫かしら。
「う、うーん」
茶ピンクさんのうめき声がする。
「ふふん。私に勝てると思うなよ」
ドスの効いた捨て台詞が怖い。どんな夢を見ているんだか。と思ったら飛び起きてキョロキョロしている。
「なんだ、皆、いるんじゃない。もう、ラクアート、皆が帰ってきたら起こしてって言ったでしょ!」
「寝てる邪魔をするな、と言った」
「寝てる邪魔はしないで、だけどアル殿下が帰ってきたら起こしてって意味だったのよ。もう、使えないんだから」
茶ピンクさん、そのセリフはどうかと思う。ラクアート様、貴女より高位の貴族なのに、まるで使用人に対するみたいな態度で。
ラクアート様は茶ピンクさんが起き上がったハンモックを手早く片付けると、簡易テーブルの上に温かいお茶を置いた。
茶ピンクさんは当然のように椅子に座ってそのお茶を飲み、ラクアート様はその斜め後ろに静かにたたずんでいる。まるで、従僕のように。
私たちはあきれてその様子を見ていた。平然としている茶ピンクさんの心臓には毛が生えているのかもしれない。
アルファント殿下は冒険者の二人に目配せをすると、
「では、真ん中の扉が当たりのようだからサッサと移動する」
そう言って先頭に立って歩きだした。
もう既に私達は片付け終わって動けるようになっていた。
「あっ、待って。アル殿下~、まだ、お茶、飲み終わってなぁい~」
後ろから茶ピンクさんの声が聞こえるが殿下は構わずにドンドンと先に進んだ。冒険者の二人が茶ピンクさんの対処はしてくれるらしい。
茶ピンクさんの声が遠くなってホッとした。
「しかし、転生者は意外といるものだな」
「ええ、ビックリしました。でも、お味噌汁の匂いが引き金になっていたみたいですね」
「これからは人の居る所ではなるべく日本食は食べない事にしよう。彼らは食べ物の記憶しか思いだしていないようだが、転生者はあまり出現してこないほうがいいと思う」
「そうですね。でも、もう既に稲作は始めてますけど」
「そうなんだよ。この政策を進めているのは俺だし、米の輸入を始めたのも俺だし。こうなると、転生者の囲い込みを考えないといけないか。食べ物で釣るのが一番かもしれないな」
という話をしながら危なげなく兵隊蟻を駆逐して階層ボスのいる部屋までたどり着いた。その前の広間で待っていると、しばらくして茶ピンクさんの煩い声が聞こえてきた。
「もう、なんでそんなに早く歩くのよ~」
茶ピンクさん達一行が到着したので、直ぐにボス部屋の扉を開けた。
そして、ランディ様とトーリスト様がボスに切りかかり、アッという間に瞬殺。
女王蟻が倒れて後には人数分の蟻蜜が残された。
ランディ様とトーリスト様がササッと回収し、女王蟻の倒れた場所に残っていた魔法陣に魔力を注いだ。
すると、そこに新たな扉が現れた。赤い扉と青い扉である。赤い扉が地下階層に続く扉、青い扉が帰還のための扉で、青い扉をくぐると洞窟の前までワープで移動する事ができる。
これ迄の魔王のダンジョンと今のところは変わりがないようで、そのまま2階層、3階層と危なげなく踏破し、そして3階層のボス、足の生えた女王蜘蛛を討伐した後、突然ピンクさんがボス部屋の端に駆け寄った。
そして、そこで何やらゴソゴソとしたかと思うとそこに透明なパネルが立ち上がった。
「アル殿下、赤い宝玉を頂戴!」
「な、何だ!?」
「もう、パズルが始まったら止められないの! 直ぐに正しく解かないとドラゴンが狂化しちゃうのよ!」
「何を勝手な事を!」
「ドラゴンが暴れたら困るでしょ! 早く赤い宝玉を渡して!」
ドラゴン召喚は不確定要素が多すぎるのでパズルを解くのは阻止する事になったのに、何、勝手な事をしてくれるんでしょう。
もう、どうしよう!
1
お気に入りに追加
715
あなたにおすすめの小説
最強幼女のお助け道中〜聖女ですが、自己強化の秘法の副作用で幼女化してしまいました。神器破城槌を振り回しながら、もふもふと一緒に旅を続けます〜
黄舞
ファンタジー
勇者パーティの支援職だった私は、自己を超々強化する秘法と言われた魔法を使い、幼女になってしまった。
そんな私の姿を見て、パーティメンバーが決めたのは……
「アリシアちゃん。いい子だからお留守番しててね」
見た目は幼女でも、最強の肉体を手に入れた私は、付いてくるなと言われた手前、こっそりひっそりと陰から元仲間を支援することに決めた。
戦神の愛用していたという神器破城槌を振り回し、神の乗り物だと言うもふもふ神獣と旅を続ける珍道中!
主人公は元は立派な大人ですが、心も体も知能も子供です
基本的にコメディ色が強いです
聖女が降臨した日が、運命の分かれ目でした
猫乃真鶴
ファンタジー
女神に供物と祈りを捧げ、豊穣を願う祭事の最中、聖女が降臨した。
聖女とは女神の力が顕現した存在。居るだけで豊穣が約束されるのだとそう言われている。
思ってもみない奇跡に一同が驚愕する中、第一王子のロイドだけはただ一人、皆とは違った視線を聖女に向けていた。
彼の婚約者であるレイアだけがそれに気付いた。
それが良いことなのかどうなのか、レイアには分からない。
けれども、なにかが胸の内に燻っている。
聖女が降臨したその日、それが大きくなったのだった。
※このお話は、小説家になろう様にも掲載しています
聖女業に飽きて喫茶店開いたんだけど、追放を言い渡されたので辺境に移り住みます!【完結】
青緑
ファンタジー
聖女が喫茶店を開くけど、追放されて辺境に移り住んだ物語と、聖女のいない王都。
———————————————
物語内のノーラとデイジーは同一人物です。
王都の小話は追記予定。
修正を入れることがあるかもしれませんが、作品・物語自体は完結です。
聖女だと名乗り出たら、偽者呼ばわりをされて国外に追放されました。もうすぐ国が滅びますが、もう知りません
柚木ゆず
ファンタジー
厄災が訪れる直前に誕生するとされている、悲劇から国や民を守る存在・聖女。この国の守り神であるホズラティア様に選ばれ、わたしシュゼットが聖女に覚醒しました。
厄災を防ぐにはこの体に宿った聖なる力を、王城にあるホズラティア様の像に注がないといけません。
そのためわたしは、お父様とお母様と共にお城に向かったのですが――そこでわたし達家族を待っていたのは、王家の方々による『偽者呼ばわり』と『聖女の名を騙った罪での国外追放』でした。
陛下や王太子殿下達は、男爵家の娘如きが偉大なる聖女に選ばれるはずがない、と思われているようでして……。何を言っても、意味はありませんでした……。
わたし達家族は罵声を浴びながら国外へと追放されてしまい、まもなく訪れる厄災を防げなくなってしまったのでした。
――ホズラティア様、お願いがございます――。
――陛下達とは違い、他の方々には何の罪もありません――。
――どうか、国民の皆様をお救いください――。
親友に裏切られ聖女の立場を乗っ取られたけど、私はただの聖女じゃないらしい
咲貴
ファンタジー
孤児院で暮らすニーナは、聖女が触れると光る、という聖女判定の石を光らせてしまった。
新しい聖女を捜しに来ていた捜索隊に報告しようとするが、同じ孤児院で姉妹同然に育った、親友イルザに聖女の立場を乗っ取られてしまう。
「私こそが聖女なの。惨めな孤児院生活とはおさらばして、私はお城で良い生活を送るのよ」
イルザは悪びれず私に言い放った。
でも私、どうやらただの聖女じゃないらしいよ?
※こちらの作品は『小説家になろう』にも投稿しています
「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。
「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」
そう言われて、ミュゼは城を追い出された。
しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。
そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……
【完結】どうやら魔森に捨てられていた忌子は聖女だったようです
山葵
ファンタジー
昔、双子は不吉と言われ後に産まれた者は捨てられたり、殺されたり、こっそりと里子に出されていた。
今は、その考えも消えつつある。
けれど貴族の中には昔の迷信に捕らわれ、未だに双子は家系を滅ぼす忌子と信じる者もいる。
今年、ダーウィン侯爵家に双子が産まれた。
ダーウィン侯爵家は迷信を信じ、後から産まれたばかりの子を馭者に指示し魔森へと捨てた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる